8月24日付のしんぶん赤旗日曜版のひとのコーナーに、作家の米澤穂信さんが取り上げられていました。
書店では、ちらちらと名前を拝見しながら本は読んだことがありませんでした。
デビュー作の「氷菓」から読んでみようと思って、一気に読破しました。
舞台は、神山高等学校古典部。折木、千反田、福部、伊原の四部員が様々な謎を解く物語です。
古典部シリーズは、テレビアニメ「氷菓」として放映されました。
そのDVDを読書と並行しながら観ています。
アニメは原作とほぼ同じ内容で、作品を理解していく上で大変助かります。
「氷菓」の中では、千反田の叔父の関谷に関わる物語が胸に迫りました。
そして、古典部の文集がなぜ「氷菓」になったのかのエピソードも忘れることが出来ません。
今、シリーズ第二弾「愚者のエンドロール」を読み始めました。
アニメシリーズは、全22話。DVD11枚。ゆっくり鑑賞していこうと思います。
米澤さんは、35歳の若さで、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞を受賞するなど確実にキャリアを積んだ作家です。
また、数多くの作品が発表されていますが、まずは、古典部シリーズから読破していきたいと思います。
「氷菓」ですっかり米澤さんのファンになりました。これからも応援していきたいと思います。
日本PTA全国研究大会全体会で記念講演をされた高野優さんの近著「思春期ブギ」を読みました。
高野さんの子どもさんとのエピソードが漫画で描かれてあり、楽しく読みました。
同時に、高野さんと様々な方々との対談が参考になりました。
ラジオDJ山本シュウさんは、「1歳の子だって人権があって、気持ちや理由があるのに、それを無視して、『やめなさい、そんなこと!』って容赦なく叱る。これをぼくは『昭和チップ』と呼んでいます。」と高野さんとのインタビューに答えています。
私が子どもの頃、昭和世代の親から決めつけられて叱られ、憤慨したことを思い出しました。
私も、「ああしろ、こうしろ」と子どもの意向を無視して、押し付けようとすることが多々あります。
それは、私の体の中に「昭和チップ」があるからだと気づきました。
思春期の子どもに「昭和チップ」の発揮は、百害あって一利なしだと思います。
自分の弱点は「昭和チップ」によるものと認識できた事で気持ちが軽くなりました。
そして、「昭和チップ」を抑制しながら、子どもと向き合っていこうと思えるようになりました。
4人の子どもがそれぞれの表し方をしながら思春期を生きています。
大人になる関門に立ち向かう子どもたちをしっかり支えていこうと思いました。
思春期の子どもを持つ保護者の皆さん、高野優さんの「思春期ブギ」おすすめです。
本日、日本共産党山口県委員会主催の「安倍『農業改革』を考える懇談会」が山口市内で開かれ80名の県民が県下各地から集まりました。
私が主催者を代表してあいさつを行い、有坂日本共産党中央委員会農林・漁民局次長が問題提起を行いました。
安倍「農業改革」を説明する有坂農林・漁民局次長
有坂さんは、「岩盤規制といって攻撃する制度は、国民、農民のために作られた制度が対象だ」として、農業委員会や農協の解体は、国民や農民のためにならない改革だと訴えました。
その上で、有坂さんは「今日の安倍『農業改革』は、国民への攻撃だと受けとめ、農業関係者を始め、国民的な運動によって跳ね返していこう」と訴えました。
参加者からは「農業法人を設立したが、後継者不足で苦戦している」「圃場整備した農地が荒廃してきている」などの切実な意見が出されました。
農業委員を務める参加者からは「中間管理機構が設立されたが、中山間地域を再生させるものになるか疑問だ」と語りました。
有坂さんは、「企業に農業を丸投げする方向ではなく、続けたい人が農業生産を続けていくことができる農政への転換が必要だ」とまとめました。
今日学んだことは、更に調査を重ね、9月県議会で取り上げていきたいと考えています。
日本農業の再生に向けてどのような取り組みが必要だと感じておられますか、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
第62回日本PTA全国研究大会長崎大会から帰ってきました。
昨日は、広報活動分科会に参加しました。
広報活動分科会で高田明さんの講演を聞きました
基調講演は、株式会社ジャパネットたかた代表取締役 高田明さんが行われました。演題は、「感動を伝えたい『夢を持ち続け 日々精進』」。
テレビでお馴染みのジャパネットの高田さんは、テレビでのハイテンションな話し方ではありませんでしたが、じっくり「伝える」ことの難しさ、大切さを熱く語りました。
ラジオやテレビでショッピング番組を長く続けて来られた高田さん。最近では、ショッピング番組が終わった瞬間に、売上の勢いが分かるといいます。
楽しく、元気に、ポジティブに、商品を伝えることが出来たら必ず結果はついてくると高田さんは語ります。
高田さんが、マイクやカメラの前で格闘してきた中で、実感した言葉から、広報活動の可能性を感じることが出来ました。
それにしても65歳には見えない若々しい高田さん。社員に、「今が一番いいと思える仕事をしなさい」と言っているとのことです。その事を高田さんの語りと姿で実践されていることを実感しました。
50目前の私ですが、こんな大人になりたいと憧れる高田明さんでした。
高田さんは講演の中で「自己更新」という言葉を使われました。
一人の人間として大切な言葉だと感銘しました。大いに刺激を受けた基調講演でした。
早速、長崎の書店で、荻島央江著「ジャパネットからなぜ買いたくなるのか?一番売れた生放送の秘密」を買い読み始めました。
今日は、全体会が行われ参加しました。
記念講演は、育児漫画家の高野優さん。演題は「子は育ち、親も育つ。楽しまなくちゃもったいない」でした。
宇部市PTA連合会から参加された皆さんです。
(左端が私です。)
漫画を描きながらの講演というスタイルは斬新でした。
思春期に順々の入る3人の娘さんの様子を涙と笑いを誘いながら話されました。
自分が小学校時代、運動会の時に、いつも一人だった高野さん。毎年、高野さんに、ある先生が必ず弁当を届けて下さったという話に、もらい泣きしました。
帰りの電車の中で、高野優著「思春期ブキ くもり どしゃ降り、ごくたまに晴れ」をほぼ読了しました。
我が家も子どもたちが順々に思春期に入っていますので、頷きながらこの本を読みました。
この本に、示唆と勇気をもらいました。
思春期の子育てを楽しもうという気になりました。
PTA活動を通し勉強する度に、「子どもたちのおかげだ」と感謝の気持ちを抱きます。
今回も高田明さん、高野優さんという素敵な出会いがありました。
とても刺激を受け、リフレッシュすることが出来た大会でした。
子どもたちありがとう。この気持ちでいっぱいです。
異常な大雨に見舞われた広島市内で土砂災害が相次ぎ、死者と行方不明者が40人以上にのぼる、甚大な被害を出しました。
亡くなった方とご家族、被害を受けたすべての方々に、心からお見舞いを申し上げます。
今回の広島土砂災害を山口県の防災対策に生かしていかなければなりません。
一つは、土砂災害警戒区域への対応です。
広島市では、土砂災害警戒区域で災害が発生しました。
8月6日の大雨で、岩国市でも土砂崩れで死亡者が出ました。
県内では、土砂災害警戒区域が2万4679ケ所あります。
改めて、これら区域で、土砂崩れや土石流から住宅を守る擁壁や堤防、水路などは十分なのか、点検し、必要な整備をする必要があると思いました。
そして、これら地域には、土砂災害ハザードマップが作成されています。改めて住民への周知を徹底し、避難体制を整備していくことが急がれていると感じました。
もう一つは、深夜に住民への避難をどう徹底するかも課題だと感じました。
昨日の広島市の豪雨は深夜から早朝の間に発生しました。
岩国での豪雨も深夜から早朝にかけてでした。
この時間帯の豪雨などに対して、住民への避難勧告等をどう徹底するのかが課題だと感じました。
伝達すべき情報は、前夜の段階で可能な限り住民に伝えていくことが必要でしょう。
避難勧告などの判断は、早急に行い、それら情報を住民に伝達する手段を再点検し、必要な対策を強化していくことが必要だと感じました。
昨日の朝は、私が住む宇部市でも大変な豪雨が降りました。
どこで災害が起こるか分かりません。地元市町や県の災害情報をチェックしたり、ハザードマップをチェックしたり、住民一人ひとりが日頃の備えを行っていくことも大切だと感じました。
来る9月議会では、岩国地域の災害対策を始め、昨日の広島土砂災害の教訓を県の防災対策に生かす問題を取り上げたいと思っています。
防災対策について、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
・・・
さて、明日から行われる第62回日本PTA全国研究大会長崎大会に参加するために、今日から、長崎市に向けて出発します。
明日と明後日は、ブログを休みます。
23日の土曜日に全国大会の報告をしたいと思います。しっかり勉強してきたいと思います。
本日、人口減少・地域活力維持対策特別委員会が行われました。午前中は、特定非営利活動法人「あっと」理事の杉山美羽さん、ボランティアスタッフの眞柳麻奈さんから山口市から地域子育て支援拠点事業を受託して実施している「ほっとさろん西門前てとてと」の取組みなどについて意見聴取しました。
午後からは、①生産年齢人口の流出防止対策②安心して暮らせる出産・子育て支援③女性や高齢者など県づくりを牽引する多様な人材育成をテーマに執行部から説明を受け質疑などを行いました。
私は、②安心して暮らせる出産・子育て支援の問題についていくつか質疑を行いました。
まず、不妊対策についてです。山口県は、一般不妊治療、人工授精、特定不妊治療に対して助成を行っています。
山口県の特定不妊治療の助成上限は1回15万円です。三重県は、今年度から男性不妊治療に対して、最大30万円の助成を行っています。
私は、「県としても、不妊治療への助成を拡大すべき」と質しました。
國光健康増進課長は「三重県の動向などは、研究したい」と答えました。
次に、私は、一昨日、県知事に提出された山口県小児科医会の要望書の内容について質問しました。
一つは、乳幼児に対するおたふくかぜ・B型肝炎・ロタウイルスワクチンへの公費助成についてです。
県内では、宇部市がロタウイルスワクチン、岩国市がおたふくかぜワクチンに対して公費助成を行っています。
東京都や富山県では、任意接種に対して公費助成を行うことができる制度を持っています。
私は、「県としても、任意接種に対して公費補助を行うべき」と質しました。
國光健康増進課長は「東京都や富山県の状況などは研究したい」と答えました。
次に私は、小児救急医療電話相談について質問しました。
6月補正予算で、23時から翌朝8時までの小児救急医療電話相談を延長する予算が計上されました。
私は、「10月1日から実施だが、入札は終わったのか」とただしました。
宮村地域医療推進室次長は「入札は3社が参加し終わった。来週中には結果を明らかにする」と答えました。
私は、「19時からの医師会に委託している時間帯と同様の相談体制が確保できるのか」と質しました。
宮村室次長は「委託仕様書で、相談体制の確立を明確にしている。事業スタート後もしっかり相談体制をチェックしたい」と答えました。
次に私は、子育て応援優待制度の問題について質問しました。
私は、「近県では、鳥取・島根・岡山・福岡・鹿児島・高知の各県で、共通カードを作成して、子育て応援優待制度を実施している。山口県でも共通カードを作成すべき」と質しました。
原田子ども未来課長は「他県の状況を引き続き調査し、共通カードを導入するかどうか研究したい」と答えました。
最後に、乳幼児医療費助成制度に関して質問しました。
県市長会から県に対して、乳幼児医療費助成制度について①一部負担金の撤回②所得制限の撤廃③対象年齢の拡大の要望が4月25日に出されています。
私は、「県市長会の要望にそって、県の乳幼児医療費助成制度を拡充すべき」と質しました。
中野厚政課長は、「制度の安定的かつ持続可能な実施のため、現行の助成基準を維持することが基本であると考えている」と答えました。
今回も様々な問題で質疑を行いました。
これらの問題を始め、県政全般に対する皆さんのご意見を引き続きお寄せ下さい。