議員日誌

2015年度県予算編成への申し入れ行う

 日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と日本共産党県議団(藤本一規団長)は、今日、村岡知事に、「2015年度山口県の施策並びに予算編成に関する申し入れ」(以下予算要望)を行いました。

 予算要望は、11分野、全399項目です。うち新規は30項目、一部新規は29項目です。

 緊急重点項目は、5点。この5点に関して村岡知事と意見交換を行いました。

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 左から河合さん、松田さん、藤本、村岡知事

 第一は、「庶民増税と社会保障制度の改悪に反対し、県民のいのちと健康をまもる」諸問題です。

 具体的には、①中学校卒業までの医療費無料化②保育料軽減自治体への財政支援③育児休業企業奨励金や条件付き給付型奨学金の創設④小中学校での30人以下学級の本格実施など子育て支援の施策を抜本的に強めるよう求めました。

 村岡知事は「子育て支援は、チャレンジプランの重点にもしている。予算編成の中でしっかり考えたい」と答えました。

 第二は、災害に強い県土づくりを公共事業の最重点にすることです。

 第三は、米軍岩国基地の拡大強化に反対し、県民の平和と安全をまもることです。

 具体的には、「国に対し、空母艦載機部隊の岩国移駐を含めた『米軍再編計画』の白紙撤回を求める」ことや「米軍岩国基地の新たな機能強化は容認しない」よう求めました。

 村岡知事は、「今後とも基本スタンスを堅持して対応していきたい」と答えました。

 第四は、上関原発計画は許さず、原発ゼロを実現することです。

 第五は、鳥インフルエンザ被害の補償と再発防止についてです。

 具体的には、「養鶏業者が被った損害は全額補償するとともに、再発防止に必要なハード、ソフト対策への支援制度を設ける」ことを要望しました。

 村岡知事は、「しっかり取り組んでいきたい」と答えました。

 約30分間、直接、私たちの要望を知事に届けることが出来ました。

 新年度予算に、県民の願いが少しでも多く反映できるように引き続き頑張ります。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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