10日付中国新聞は、9日の記者会見で知事が、山口きらら博記念公園を機能強化する方針を示したと次のように報じました。
「村岡嗣政知事は9日、山口市阿知須の山口きらら博記念公園を交流拠点施設として機能を強化する方針を示した。官民が連携して多様な施設を整えるため、10日の政府要望で、国土交通省に財政支援や技術的な助言を求める。定例記者会見で村岡知事は、同公園がJR新山口駅から車で約15分、山口宇部空港から約20分の場所で、広い芝生公園があることなどから『ポテンシャルを生かして幅広い世代の県民が集い、活力を創出・発信する拠点にしたい。アフターコロナの県づくりで一つの核と考えられる』と述べた。同公園は共用面積約130㌶で多目的ドームや屋内プール、サッカー・ラグビー場などがある。駐車場も約9千台分と広い。県の新たな総合計画『やまぐち未来維新プラン』(2022~26年度)の素案で、21年度に16万人だった利用者数を26年度に80万人まで増やす目標を掲げている。」
県が10日の政府要望で行う「山口きらら博記念公園の交流拠点施設としての機能強化について」とする資料に、「宿泊(合宿)施設の整備」「BMXパークの整備」が具体例として示されており、9日の記者会見では、「知事として、このイメージにあるようなグランピング場や、BMXパークを作りたいのか」と記者から問われ、知事は「いずれにしても確定しているものではない。ただ、非常に広い広大なスペース、非常にアクセスも良く、心地よい気持ちのいい豊かなスペースがあるので、そのポテンシャルを最大限生かして、県民の皆さまのために活用していきたい。具体的にはこれからだ」と答えています。
「山口きらら博記念公園の交流拠点施設としての機能強化について」の資料に「Perk-PFIなど公園の魅力を高めるための民間活力の積極的な導入に必要となる取組への支援」とあります。
国土交通省の「都市公園の質の向上に向けたPark-PFIガイドライン」によると、Park-PFIとは「飲食店、売店等の公園利用者の利便の向上に資する公募対象公園施設の設置と、当該施設から生ずる収益を活用してその周辺の園路、公園等の一般の公園利用者が利用できる特定公園施設の整備・改修等を一体的に行う者を、公募により選定する制度であり、都市公園に民間の優良な投資を誘導し、公園管理者の財政負担を軽減しつつ、都市公園の質の向上、公園利用者の利便の向上を図る新たな整備・管理手法である。」とされています。
国交省の2019年9月末時点で、全国28自治体、2地方整備局により、35公園で、Park-PFIが導入されています。県では、福岡県と群馬県で実施されているようです。
10日の政府要望の概要から「要望に対する主な回答及び発言」によると、山口きらら博記念公園の官民連携による効果的な施設整備・運営手法の導入について、国交省の担当者は「国としても、しっかり支援してまいりたい」と答えたとされています。
私は、先月行われた2021年度決算特別委員会で指摘した通り、山口きらら博記念公園をはじめとする286㌶のきらら浜全体で、県は、これまでに約450億円の財政を投資しています。現在、93㌶の用地が活用されることなく残されています。
私は、過大な需要予測による過大投資により、巨額の県費がきらら浜に使われ、いまだ未利用地が93㌶残されていることに対する県行政の真摯な反省が必要だと思います。
その上で、Park-PFIによる新たな投資が新たな負債を生むことにならないのかの十分な検討を行い、事業の可否を判断していくことが重要だと思います。
これまで、きらら浜に係る行財政運営についてチェックしてきた議員として、今後のきらら浜の行財政運営についてもしっかりチェックしていきたいと思います。
Paek-PFIなどにより山口きらら博記念公園について、民間活力の導入を検討することが明らかになりました。
きらら浜の管理の在り方に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
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阿知須干拓地は、戦後の食糧不足で米作地として国策干拓したがコメ余りになり、所有者は政府であったが、管理者は県から阿知須町になったと聞いています。広大な荒地に命が吹き込まれたのは、1994年に「ふるさとYリーグ」と名打ってミニサッカー・マウンテンバイク・軽自動車泥んこレースなど当時の若者などが集まって大会が行われました。それを聞きつけた山口県モーターサイクルスポーツ協会が「オフロードバイク耐久レース」を翌年1995年に行いました。大会は選手・役員130名ほど集まり「ふるさとYリーグ」の多数の関係者が驚くほど大盛況で終わり「毎年開催して行こう」そして立地条件が良いので「いずれ全日本モトクロス大会を開催したい」と大会主催者は意気揚々とし希望に満ちた「ふるさとYリーグ」であったと、主催者の役員として参加した私は記憶しています。それを「阿知須で博覧会をする」として「ふるさとYリーグ」をぶち壊したのは、二井県知事を筆頭にした山口県です。多額の公金を投入し、くだらん建物を作り、山本寛斎なる者を祭り上げ、空き地がまだあるからと「公金を投入する事」は断じて許す事はできません。
センチュリー購入で無駄遣い、昨年10月29日に旧議事堂でたかだか2時間あまり、LBGTなる催事で山口放送に150万円プラス15万円の消費税の支出があり、情報公開すれば「企業秘密がばれる」として165万円だけが出て、全て黒塗りで不服があれば「裁判しろ」と文面がありました。くだらんレズの講師・ちょっと話しただけの弁護士に、いくら支払われたか山口県の主権者である、日本国籍を有する県民が情報を入手できない事は「言語道断」である。山口県の若者たち・子供たち、そして婦人会は炊き出し・宇部のテキヤの方々は店を出し、すがすがしい秋晴れの下で「ふるさとYリーグ」に集った方々・私は役員するからわらカメラを三個もぶら下げ、選手や大会を撮った者として怒りがこみ上げ腹が立つ。
by 藤井 守 — 2022年11月29日 12:26 PM