今年7月に鳥獣被害防止のために設置された電気柵に起因する死傷事案が静岡県で発生しました。
これを受けて、農林水産省が都道府県を通じて電気作の安全対策に係る点検を行いました。
その結果、全国で7090か所の不適切事例があることが明らかになりました。
県内では、13市町、354か所の不適切事例があることが判明しました。
不適切事例の内訳は、危険表示関係が320か所、漏電遮断機関係が26か所、開閉器関係が11か所でした。
毎日新聞の報道によると、13市町は、和木町、柳井市、周防大島町、田布施町、平生町、上関町、周南市、防府市、美祢市、宇部市、下関市、萩市、阿武町となっています。
農林水産省では、8月19日に「鳥獣による農作物等の被害の防止に係る電気柵施設における安全確保について(再度の周知徹底)」とする課長通知を発出し、不適切な安全柵の市道改善を行うことを関係機関に求めています。
県としても、ホームページに、「鳥獣被害対策用の電気さくについて」を掲載し、「危険である旨の表示」などを行うよう設置者への中期歓喜を行っています。
国の制度として「鳥獣被害防止総合対策交付金」があり、侵入防止策等の被害防止施設を地域協議会等が設置する場合に2分の1の補助を行っています。
私の3反の水田を耕作しています。
死亡事案を受け、電気柵を設置する場合は安全対策が徹底されるべきだと思います。
その際、国の補助制度を活用することが大切です。
また、農家への電気柵を設置の補助対象を拡大すべきとも思います。
農家が電気柵を設置する場合の関係機関による安全対策の周知を強化すべきだと思います。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
うべ憲法共同センターの月曜早朝宣伝行動に参加してきました。
今日も10人以上で宣伝行動を行いました。
今日私が訴えた要旨は、以下の通りです。
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市民の皆さんこちらは、うべ憲法共同センターです。戦争法案の廃案をめざし、毎週月曜日の早朝宣伝を続けています。
さて、戦争法案の参議院審議の中で、自衛隊が戦争法案の成立を前提に部隊運用計画などの内部文書を作成していたことが明らかになりました。
安倍晋三総理は、「法案の必要な研究や分析を行うことは当然」と開き直っています。しかし、事は、単なる一省庁の、単なる一法律の準備の問題ではありません。自衛隊という実力組織が、国民多数の反対にもかかわらず、憲法解釈を大転換する重大法案の成立を先取りして準備していたという問題です。しかも文書には国民や国会に一度も説明されていない内容が多数含まれています。実力組織である自衛隊の暴走を許し、国民と国会を欺いて平然としている首相の態度は絶対に許されません。
陸海空3自衛隊を束ねる統合幕僚監部が作成した内部文書は、衆議院で戦争法案が審議入りした5月26日に、統合幕僚監部が、陸海空自衛隊の主要部隊の指揮官ら約300人を集めたテレビ会議で使用した資料であることが明らかになっています。
日米両政府が4月に改定した「日米軍事協力の指針」(新ガイドライン)と、戦争法案の成立を前提にして、部隊の運用が今後どのように変わるのかについて、自衛隊全体に徹底するために作成されたことは明らかです。
文書には、「平時から米軍艦船や米軍機などを守るため、自衛隊の武器使用手続きを具体化する『ROE』(交戦規則)を策定する」「日米間で軍事政策などの調整を行う常設の『同盟調整メカニズム』(ACM)の中に『軍事間の調整所』を設置し、日米共同作戦計画を策定する」とあります。これらは国会でただの一度も説明されたことのない大問題です。自衛隊の暴走は明らかであり、それを正当化する首相や防衛相の責任は重大です。
内部文書は、新ガイドラインと戦争法案によって自衛隊が「米軍と肩を並べて海外で戦争する」集団に変貌する現実の危険性をまざまざと示しています。憲法違反の戦争法案は廃案しかありません。
8月29日土曜日に、県内の党派をこえた団体や市民グループが集まって県内9ケ所で、午後4時からいっせいに戦争法案の廃案を求める集会を行います。宇部市は、4時から宇部市役所前で集会を行います。
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8月29日の集会に多くの皆さんのご参加をお願いいたします。
昨日、第63回日本PTA全国研究大会札幌大会の記念講演で、脚本家の倉本聰さんのお話をお聞きしました。
会場で倉本さんの最新著を購入して宇部に着くまでの飛行機の中で「富良野風話 日本人として」を読了しました。
この本は、「財界」という雑誌の倉本さんのこらむをまとめたものです。
ちょうど、2011年3月11日以降の4月19日号から、2015年2月24日号までがまとめられています。
2011年11月1日号のコラムで倉本さんは、こう語ります。
「そもそもこのコラムを書き始めた時、富良野風話と銘打つ以上、もう少しやわらかく心安らかになる、そういう連載にするつもりだった。ところが3・11の事件以来、思い切り頭がそっちに向いてしまい、社会や政治やマスコミへの不満ばかり駄々っ子のように書き続けている。」
2012年7月17日号のコラムで倉本さんは、こう語ります。
「原発がなかったら社会は崩壊する。偉いサンたちの言うこの暴論は、こうした需要の無制限な増加を全て放置し、無視した上での上での一方的な放言に思える。現代社会での需要仕分け。政治まで今このことにこそ本気で真面目に取り組んで欲しい。」
2014年9月9日号のコラムで倉本さんは、こう語ります。
「人に殴られたら殴り返したいのが悲しいながら人の性である。身内がやられたら仇を討つのが悲しいながら人の性である。人一倍その気質の強い日本人が69年間戦争にまきこまれなかったというこの奇蹟は、憲法第9条という自律の掟が自らの短慮を抑えてきたからである。」
原発再稼働や戦争に向かう日本に対して、倉本さんの直言は、私の心に響きます。
私の本棚には、1987年に発刊された倉本さんの「ニングル」があります。
この本を昨夜から読み始めています。
倉本さんが、富良野に住み始め、富良野塾を創られた当時のことが生々しく書かれています。
倉本さんの文明や資本主義社会への警鐘の筆は、30年前から冴えわたっていることが分かります。
倉本聰さんの「ニングル」の感想は後日に譲ります。
倉本さんは、私の父世代の方です。
鬼籍に入った父とは話が出来ません。
倉本さんのお話を直接お聞きし、倉本さんを父のように慕いたいと思うようになりました。
倉本さんの著作や作品をもっと学びたいと「日本人として」を読んで深く思う今日この頃です。
第63回日本PTA全国研究大会札幌大会から帰ってきました。
今回も大変勉強になる3日間でした。
山口県のPTA役員の皆さんとも交流が深まりました。
金甌日は、「子どものための情報モラル」分科会に参加しました。
兵庫県立大学の竹内和雄先生の基調講演は大変参考になりました。
子どもたちは、ケイタイネイティブ世代になっている。
禁止するのではなく、ケイタイとの付き合い方を子どもたち自らに考えさせることが大切だと話されました。
子どもたちにとってケイタイを他律する時代から自律する時代に変わりつつあることが話されました。
宇部市PTA連合会が「スマホやゲームの約束」に取り組んでいる重要性を再認識しました。
同時に、子どもとケイタイとの関係が複雑化している現状も知ることが出来ました。
犯罪との関わりも身近になっていることも分かりました。
大人の私たちも、子どもから学びながらケイタイと社会について考え続けていくことが大切だということが分かりました。
今日の全体会の最初は、よさこいソーランの演舞でした。
よさこいソーランは迫力満点でした。
脚本家の倉本聰さんの記念講演は心にしみいる大変いい話でした。
物があふれた中で子どもたちは育っていますが、「生きる」ということを原点から問い直しながら教育していく大切さを学びました。
山に例えるなら、子どもたちは、いつも5合目から物事を見ている。
全ての事象をゼロから考えて、物の是非を判断する力をつけなければならないことを学びました。
とても普遍的な話でしたが、目から鱗が取れるような本質をついたお話でした。
会場で、倉本聰さんの最新の著作「日本人として」を購入し、帰りの飛行機の中で、全部読みました。
今日の講演の内容をより深く学ぶことができました。
倉本さんの著作についての感想は明日のブログで書くことにします。
1年に1回の全国大会参加は、私へのご褒美のように感じています。
今回は、倉本聰さんのお話を直接聞くことができたことが最高でした。
私の今後の人生にとっての師を得たような気持ちです。
少しづつ、倉本さんの著作や倉本さん脚本の作品を鑑賞したいと思いました。
まずは、「北の国から」を最初からじっくり観たいと思います。
PTA活動は人生を豊かにしてくれます。
全国大会の関係者の皆さんに感謝いたします。
平成27年度学校基本統計結果速報(山口県分)が明らかになりました。
特徴の第一は、児童生徒が減少し続けていることです。
小学生は、33年連続、中学生は29年連続、高校生は26年連続で減少しています。
特徴の第二は、小学生の不登校が前年度より増えているということです。
小学生の不登校が238人で、前年度より27人増えています。朝日新聞の報道によると3年連続増加しているということです。
特徴の第三は、高卒者の進学率の低さです。
高卒者の進学率は、43.6%でした。全国平均は54.6%なので全国より11ポイントも低い結果でした。
この基本統計結果を元に山口県教育の更なる充実が必要だと思いました。
このような中、私は、山口県PTA連合会理事として、宇部市PTA連合会会長として明日から行われる第62回日本PTA全国研究大会札幌大会に参加のため、今日、宇部を出発します。
明日は、「研究課題『子どものための情報モラル』~子どもたちの現状とネット炎上~」の分科会に出席します。
宇部市PTAは「スマホやゲームの約束」を実践中なので、この分科会で大いに学びたいと思っています。
明後日の全体会の記念講演は、脚本家の倉本聰さんです。
演題は「あなたの子どもの想像力を育てていますか」です。
私たちの世代は、「北の国から」をはじめ倉本さんのドラマを観て育ちました。
今からとても楽しみです。
じっくり札幌で子どもたちの教育について学んでこようと思います。
明日のブログはお休みします。
東野圭吾さんが20年前に上梓した「天空の蜂」が、映画化されます。
堤幸彦監督がメガホンを握り、江口洋介や木本雅弘など日本を代表する俳優が出演します。
今、「天空の蜂」を読んでいます。
軍用巨大ヘリコプターがテロリストに奪取されます。
巨大ヘリコプターは、福井県の高速増殖炉「新陽」の上空に。
テロリストは、稼働中と建設中の原発の全停止を求めます。
政府は、原子炉は飛行機が突入しても安全と宣伝している手前、住民にどう伝え、避難勧告を出すのかどうか逡巡します。
今読んだのは、ここまでです。
この小説は、9.11より3.11より前に書かれた作品ですが、まさに、これら事件を「予見」しているものです。
日本を代表するベストセラー作家である東野圭吾さんの骨太の社会派ミステリーを堪能しています。
映画化不可能と言われた本作品の映画化を心待ちにしています。
安倍政権は、3.11後の福島原発事故の原因解明も行われていない中、川内原発の再稼働を強行しました。
先日の中国新聞が「川内原発再稼働1週間、桜島警戒新たな不安」と報道しました。
大規模噴火を九州電力が「数十年前に予知できる」と強弁し政府もこれに追随したことは重大です。
日本中の原発が呈した『原発稼働ゼロ』の機関は700日になろうとしています。
原発がなくても電力が足りていることは明らかです。
福島原発が起きた日本で原発の再稼働が必要かどうかを考える一つの材料としてもこの小説や映画は意義あるものだと考えます。
明日から、第63回日本PTA全国研究大会札幌大会に参加の為、札幌目指して出発します。
移動中の飛行機の中で、この本をしっかり読んでみたいと思います。