平成27年度学校基本統計結果速報(山口県分)が明らかになりました。
特徴の第一は、児童生徒が減少し続けていることです。
小学生は、33年連続、中学生は29年連続、高校生は26年連続で減少しています。
特徴の第二は、小学生の不登校が前年度より増えているということです。
小学生の不登校が238人で、前年度より27人増えています。朝日新聞の報道によると3年連続増加しているということです。
特徴の第三は、高卒者の進学率の低さです。
高卒者の進学率は、43.6%でした。全国平均は54.6%なので全国より11ポイントも低い結果でした。
この基本統計結果を元に山口県教育の更なる充実が必要だと思いました。
このような中、私は、山口県PTA連合会理事として、宇部市PTA連合会会長として明日から行われる第62回日本PTA全国研究大会札幌大会に参加のため、今日、宇部を出発します。
明日は、「研究課題『子どものための情報モラル』~子どもたちの現状とネット炎上~」の分科会に出席します。
宇部市PTAは「スマホやゲームの約束」を実践中なので、この分科会で大いに学びたいと思っています。
明後日の全体会の記念講演は、脚本家の倉本聰さんです。
演題は「あなたの子どもの想像力を育てていますか」です。
私たちの世代は、「北の国から」をはじめ倉本さんのドラマを観て育ちました。
今からとても楽しみです。
じっくり札幌で子どもたちの教育について学んでこようと思います。
明日のブログはお休みします。
東野圭吾さんが20年前に上梓した「天空の蜂」が、映画化されます。
堤幸彦監督がメガホンを握り、江口洋介や木本雅弘など日本を代表する俳優が出演します。
今、「天空の蜂」を読んでいます。
軍用巨大ヘリコプターがテロリストに奪取されます。
巨大ヘリコプターは、福井県の高速増殖炉「新陽」の上空に。
テロリストは、稼働中と建設中の原発の全停止を求めます。
政府は、原子炉は飛行機が突入しても安全と宣伝している手前、住民にどう伝え、避難勧告を出すのかどうか逡巡します。
今読んだのは、ここまでです。
この小説は、9.11より3.11より前に書かれた作品ですが、まさに、これら事件を「予見」しているものです。
日本を代表するベストセラー作家である東野圭吾さんの骨太の社会派ミステリーを堪能しています。
映画化不可能と言われた本作品の映画化を心待ちにしています。
安倍政権は、3.11後の福島原発事故の原因解明も行われていない中、川内原発の再稼働を強行しました。
先日の中国新聞が「川内原発再稼働1週間、桜島警戒新たな不安」と報道しました。
大規模噴火を九州電力が「数十年前に予知できる」と強弁し政府もこれに追随したことは重大です。
日本中の原発が呈した『原発稼働ゼロ』の機関は700日になろうとしています。
原発がなくても電力が足りていることは明らかです。
福島原発が起きた日本で原発の再稼働が必要かどうかを考える一つの材料としてもこの小説や映画は意義あるものだと考えます。
明日から、第63回日本PTA全国研究大会札幌大会に参加の為、札幌目指して出発します。
移動中の飛行機の中で、この本をしっかり読んでみたいと思います。
現時点の私のブログアクセス数は1002693です。遂に100万アクセスを突破しました。
多くの皆さんに本ブログをアクセスしていただきましたことに心から感謝申し上げます。
本ブログをスタートさせたのが、2006年12月ですから、8年半以上ブログを継続してきたことになります。
活動日誌の更新回数が一昨日で3000回を超えています。
出張に行って更新できない時以外は、殆ど毎日更新してきました。1年で360回程度更新してきたのではないかと思います。
この春、県議選挙で落選した時などパソコンのキーが重い時もありました。
今は、4年後の県議選挙に向け、快調に更新を続けられています。
今では、ブログの更新が日々の活動の活力源になっています。
議員ではなくなり、県政の話題が少なくなってきていますが、県政に対する問題点の指摘もどんどん行っていきたいと思います。
皆さんからの情報提供をお寄せいただきますよう引き続きよろしくお願いいたします。
何よりも元気で活動を続けられていることにも感謝しなければなりません。
これからも健康に留意し、10年15年とブログを継続していきたいと思います。
アクセス数でいけば、次の200万アクセスの峰を目指して、更新を継続していきたいと思います。
今後とも本ブログへの皆さんのご愛顧をお願いいたします。
今後とも皆さんのご意見を藤本までお寄せ下さい。
うべ憲法共同センターでは、戦争法案廃案目指す月曜宣伝行動に取り組んでいます。
今日も恩田交差点で元気に宣伝を行いました。
今朝行った戦争法案廃案目指す宣伝行動
今日、私が訴えた要旨は以下の通りです。
・・・
私たちは、宇部市内の労働組合や民主団体で構成するうべ憲法共同センターです。
今、国会で審議されている戦争法案は、衆議院で強行可決され、参議院で審議されていますが、審議すればするほど、戦争法案はが海外での武力行使に道を開くのもということが明らかになり、反対世論が高まっています。私たちは、戦争法案廃止に向けて毎週月曜宣伝に取り組んでいます。
戦争法案が国会で審議されているさなかにもかかわらず、自衛隊が法案の成立を前提に、今後の海外派兵や日米共同訓練などの計画を詳細に検討していることが、参議院の国会審議で明らかになりました。
国民多数の反対世論や国会での審議をないがしろにし、法案の施行をあらかじめ周到に準備しておこうとする、許しがたい暴走に他なりません。
「国民の意見に耳を傾け、法案審議でも丁寧な説明を心がける」などと繰り返す安倍晋三首相の言明が国民と国会を欺くものであることを浮き彫りにしています。
中谷防衛大臣も「国会の審議中に法案の内容を先取りするようなことは控えなければならない」と述べざるを得ませんでした。自衛隊に「戦前の軍部の独走」と同じような行為を許してきた責任は、中谷防衛大臣はじめ安倍政権にあります。
「戦争する国」づくりを加速する安倍政権下での自衛隊の暴走は、戦争法案の恐ろしさを改めて示すものです。戦争法案は廃案以外にありません。
14日、発表された「安倍談話」は「侵略」「植民地支配」「反省」「お詫び」などの文書がちりばめられていますが、日本が「国策を誤り」「植民地支配と侵略」を行ったという「村山談話」に示された歴史認識はまったく語られず、「反省」と「お詫び」も過去の歴代政権が表明したという事実に言及しただけで、首相自らの言葉としては語られないという欺瞞に満ちたものとなりました。
いま、安倍政権は、戦後の70年の平和の歩みを断ち切り、歴代内閣の憲法解釈を根底から覆して、戦争法案を強行し、日本をアメリカとともに「海外で戦争をする国」につくりかえようとしています。「戦争法案を許さない」という一点で、共同を広げ、廃案に追い込みましょう。
・・・
戦争法案に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
今日も読売新聞の「戦後70年あの夏」シリーズから引用します。
15日に登場したのは哲学者の梅原猛さん。
梅原さんの親鸞の本などを読み、梅原さんの著作を勉強中です。
「人間、ホモサピエンスは、知能が発達して、現代の輝かしい、夢のような、豊かで便利な文明をこしらえた。しかし、ほかの生物がしない同類の大量殺害、戦争をしてきた。人間の二面性、恐ろしさ、浅ましさを考えなければならない。」
「今、昭和10年ころと似た、一種、戦争を肯定するような空気を感じる。自衛に徹することが日本の守るべき伝統だ。日本は平安時代に300年、江戸時代に250年、戦争のない時代が続いた世界でも珍しい平和な国。この平和がわずか70年ではなく、もっともっと長く続いてほしい。」
戦後70年の夏に、国民の一人として梅原さんの言葉を噛みしめたいと思います。
読売新聞の「戦後70周年あの夏」シリーズを毎回興味深く読んでいます。
14日は、「日本のいちばん長い日 決定版」著者の半藤一利さんです。
「日本のいちばん長い日」は映画化され、今全国で上映されています。
「『宮城事件』と呼ばれる14日深夜から15日未明の出来事は、当時、玉音放送の録音盤の奪取未遂事件として知られていました。当事者たちは、『あれはクーデターではない。天皇の放送を阻止し、もう一度御前会議をやってもらう計画だった』と言っていた。ところが調べていくと、実はクーデターでした。皇居を占拠し、鈴木貫太郎首相以下を監禁して内閣をひっくり返し、軍事政権を立てて徹底抗戦する計画だった。うまくいかず、それなら録音盤を奪おうと方針が変わったんです。実はまだ裏がありそうなんです。68年、この御が新国劇で芝居になり、招待されて見物に行った帰り道のこと。終戦当時の肩書で言うと、荒尾興功・陸軍省軍事課長、井田正孝中佐ら事件の当事者たちも招待されていて、私が後ろにいるのに気づかず、『今度も出ませんでしたね。これは永遠に出ませんね』と話して話していた。食い下がったが聞き出せなかった。残念です。」
戦後70年を迎える今日、国民の一人として、日本がどう負けたか知る必要があると思います。
まずは、半藤さんの「日本のいちばん長い日」で学びたいと思います。
半藤さんは、このインタビューで最後にこう訴えます。
「陸海軍併せて240万人の戦死者のうち、7割が餓死か栄養失調か、それに伴う病死でした。そんな無残な死に方をする戦争なんてありえません。国全体が集団催眠にかかり、勢いで突き進んだ結果でした。」
この歴史を繰り返してはならない。再び戦争をしてはならない。
このことを誓う8月15日です。
皆さんの戦後70年の想いをお聞かせください。