昨日から甲子園が開幕しました。
京都府代表の鳥羽高校梅谷主将は、「次の100年を担う者として、8月6日の意味を深く胸に刻み、甲子園で躍動することを誓います」と選手宣誓を行いました。
高校野球が始まって100年ですが、第97回全国高校野球大会です。
以下、今朝のしんぶん赤旗の「鼓動」から甲子園の歴史を紹介したいと思います。
太平洋戦争が迫1941年夏、地方予選が始まったのの、甲子園大会は開かれませんでした。
終戦の8月6日には空襲でグランドに無数の焼夷弾が突き刺さり、一塁側のスタンドの一部が消失していました。
46年1月の「大阪朝日」社告には、「明朗健全なる国家の建設はスポーツいよって培われるフェアプレーの精神・・・にその基礎を置かねばならない」「戦争によってゆがめられた若き心をスポーツによって本来の姿に立ち返らせるとともに、野球を通じて民主主義精神の育成を」と書かれていましす。
梅谷主将の宣誓を私たち全てが胸に刻み、平和を築く一歩を踏み出さなければなりません。
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今日から、日曜日まで、山口県PTA連合会の「ドリームチャレンジ2015」に参加のため周南市の太田原自然の家に宿泊します。
明日のブログはお休みしますのでご理解下さい。
子どもたちに元気をもらうキャンプにしたいと思います。
小5の娘と一緒に参加します。
昨日の山口新聞は、「政府は4日、地元自治体が建設に向け調査の再開を求めている『下関北九州道路(関門海峡道路)』について『調査はしない』とする従来の方針をあらためて示す答弁書を閣議決定した。」と報じました。
私は、県が平成25年度予算の高速道路網調査費の中に、下関北九州道路を入れたことに対し平成25年2月県議会で「関門海峡道路を含めた6大海峡横断プロジェクトの調査について、国交大臣は、2008年3月の参議院予算委員会で『個別的な調査研究は一切、もうやめる』『お金は出さない』と答弁した。」「なぜ、巨額を投じて、下関北九州道路を作らなければならないのか」と質しました。
県は、「都市間連絡道路として、災害時にも機能するネットワークを構築する道路として、その整備は必要不可欠と考えており、新たな国土軸を形成するための『海峡横断プロジェクト』とは明確に性格が違う」などと答え、平成25年度以降、関門海峡道路の調査費を予算に計上し続けてきました。
また、福岡県と山口県の政官財で「関門海峡建設促進協議会」を再開させ、建設促進を国に求めていました。
今、新国立競技場の見直しが検討されるなど、国の財政状況の中で、行き過ぎた投資を見直す動きが顕著です。
関門海峡道路に対する国の今回の閣議決定は賢明なものと考えます。
村岡知事は、山口新聞の取材に「われわれとしては、必要性や効果について調査を行い、整理している。必要性や効果が高いことを国にきちんと説明することが重要。関係団体と力をあわせて必要性を訴えていきたい」と述べたと報道されています。
事業費が1500億円を越えると言われている関門海峡道路が必要でしょうか。
村岡知事は、閣議決定を重く受け止め、関係団体と関門海峡道路を断念する検討を行うべきだです。
関門海峡道路に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
五木寛之さんと梅原猛さんが対談した「仏の発見」を読みました。
五木寛之さんが改めて、法然や親鸞と比較しながら蓮如のすばらしさを語っています。
「蓮如は、大衆性そのものなんです。努力して大衆的になろうとした人ではなく、根っから大衆的な人なんですよ。」
などなどの下りを読みながら、20年前に刊行されて当時、感動しながら読んだ五木寛之著「蓮如-聖俗具有の人間像-」を読み直しました。
法然・親鸞同様、蓮如も国から追われながら、あれだけの巨大教団を作り上げた過程が手を取るように理解できました。
そして、五木寛之著「蓮如物語」を読みました。
この物語は、小学生にも理解できるように書かれた作品です。
6歳の布袋丸が母と別れるシーンは忘れることが出来ません。
「蓮如物語」の解説で、僧侶の太田信隆さんが「五木蓮如」と表現しています。
太田さんは、「五木さんでないと捉えることができなかった蓮如さんの人間像が、美事に、生き生き描かれているとをいっているようです。蓮如さんが、一生を終えて500年たって、やっと気心が通じる書き手と出会い、そこで生まれたのが『五木蓮如』であるといってよいと思います。」と書いています。
「五木蓮如」の三部作目「蓮如-われ深き淵より-」をこれから読みたいと思います。
先日、図書館で岳宏一郎著「蓮如夏の嵐」を借りてきて、今読んでいます。
岳さんの蓮如は、五木蓮如とまた違う趣があります。
複数の作家が描く蓮如を知ることで、深く蓮如を知ることにつながります。
この夏は、蓮如さんと一緒に過ごす夏になりそうです。
宇部市の5つの公立保育園が民営化されようとしています。
「宇部市立保育園の今後のあり方について様々な意見を求めるため」との目的で設置された「宇部市立保育園のあり方検討委員会」。
第二回目の会議で突然、宇部市から「民営化について議論してほしい」との提案が行われました。
5つの公立保育園の利用者に対して行ったアンケートでは、「公立存続」が約75%でした。「民営化」は約3%。「どちらでも良い」が約22%でした。
宇部市の一方的な民意化押し付けは、民主主義に反しています。
市立保育園では、障がい児の受け入れや休日保育に力を入れています。私立、公立それぞれの良さを生かした保育がこれからも宇部市の子どもたちに必要です。
「5つの公立保育園保護者の会」では、宇部市の公立保育園の存続を求める署名活動に取り組んでいます。
私も署名を預かっています。必要な方は、私のブログのトップページから問い合わせをお願いいたします。
詳しくは、下記までご連絡下さい。
「5つの公立保育園保護者の会」〒755-0153 宇部市床波4丁目11番40号 (西岐波保育園)または、原保育園、第二乳児保育園、新川保育園、神原保育園までご連絡下さい。
久保田市政の元で、学校給食の民営化などがに続き公立保育園まで民営化されようとしています。
市民が主人公の立場から一路民営化には様々な問題があります。
公立保育園の民営化に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
昨日の赤旗日刊紙は「米軍は7月31日、開発中の最新鋭ステルス戦闘機F35のうち、海兵隊仕様のB型が初期運用能力を獲得し、実戦配備が可能な状態に達したと認定しました。海兵隊は2017年から海外初の配備先として岩国基地へ16機F35Bを常駐させる方針で、ロイター通信によると、同基地への配備開始は同年1月の見通しです。」と報じました。
この問題は、日本共産党など各派が県議会で繰り返し指摘がさてきました。
「2015アメリカ海兵隊航空計画」の中に、2017年、新型ステルス戦闘機F-35B、16機が岩国に常駐と明記されていました。
このことが明らかになった昨年の11月県議会で県は「F35Bについきましては、昨年(平成25年)10月、2017年に日本国内への配備が開始される旨、日米間で確認されていますが、海兵隊がこのたび2015年度海兵隊航空計画を公表したことを受け、配備先が岩国基地に決定されたのかどうか改めて国に照会したところ、国からは『F35Bの配備先やその詳細については、日米間で引き続き協議していくととなっている』との回答がありました。」「県では、航空機及び部隊の移駐が行われる場合において、それが基地機能強化に当たるかどうかは、騒音、安全性等基地周辺住民の生活環境が現状より悪化するかどうかにより判断してきたところです。」などと答えました。
7月31日のF35Bの米軍の実戦配備可能の認定の判断を受けて、県は、国に、岩国基地への配備が決定されたのかどうか照会すべきです。
国は、アメリカに対し、F35Bの配備先を質すべきです。
そして、事実を確認した上で、県は、F35B配備が基地機能強化に当たるかどうか早急に調査すべきです。
ロイター通信の報道にはF35Bの岩国配備は、17年1月とあります。後1年半後に岩国配備となります。
ならば、早急に、日米は事実関係を精査し、山口県や岩国市に状況を報告すべきです。
ギリギリになって、配備を強行するようなことは行うべきではありません。
2017年は、空母艦載機部隊の岩国基地移駐が計画されている年でもあります。
KC130の移駐も含めて、岩国基地の沖縄化を一気にこのまま進めていいのでしょうか。
単純に配備機数が大幅に増えるのに、防衛省の説明等から騒音が増大しないので基地機能強化ではないと移駐を容認してきた過去の歴史があります。
「基地機能強化」の基準も県民が理解できるものであるべきだと思います。
とにもかくにも、日米政府は、F35Bの配備先を早急に明らかにすべきです。
皆さんはこの問題をどのように受け止めますか。
読売新聞の「戦後70年あの夏」という特集記事に私の敬愛する作家の一人である五木寛之さんが登場しました。
五木さんは、朝鮮半島の平壌で終戦を迎えます。
母が終戦の年の9月に亡くなり、父も茫然自失状態。長男だった五木さんが大黒柱として家族を支えます。
五木さんは、引き揚げまでの詳細を「エッセーでちょっとふれたぐらい」と述べます。
「『善き者は逝く』。だから、僕は、帰って来た自分を『悪人』だと思っている。」と語ります。
五木さんは、最後に語ります。
「子どもの頃から戦意高揚の歌に熱狂し、『神州不滅』を信じていたように、戦前・戦中の教育などで、お上の言い分に盲従する習慣にどっぷりつかっていた。それが『情報難民』を生みました。戦前も戦争も一日にして成らず、それが昭和ヒトケタ派の実感です。」
「いつの時代も情報は隠されるものです。だからこそ自分たちが隠されたものを探り当てる熱気がないと、生きていけない。戦争の教訓はそれにつきます。」
今、戦争法案をめぐって、「平和と安全を守る法律だ」「憲法に合致している」「後方支援だから安全だ」などの情報が政府から流されています。その中で、とりわけ若者が「お上の言い分に盲従しない」と自分たちの頭で事実を確かめ、「戦争法案反対」に立ち上がっています。
今を戦前にしないために、戦後70年の今年、五木さんの言葉を国民みんなで噛みしめようではありませんか。
最近、五木さんの本を読み直しています。今は、「蓮如」を再読しています。
五木さんの言葉が、心に沁みる夏です。
みなさんはいかがお考えでしょうか。