藤本かずのりサポーターズ はじめました

新着情報

かえる通信No17(2016年9月1日)

村岡知事が上関原発埋立延長許可する

 

知事は許可を撤回すべき

 

 8月3日、中国電力が上関原発を建設するため山口県に申請した公有水面埋め立て免許の延長で、県が延長を許可しました。
 福島第一原発事故を受けて、中国電力は、11年10月、15年5月、今年6月の計3度にわたって延長を申請していました。県は、11年10月と15年5月の延長申請は、可否判断を先送りしてきました。
 村岡知事の延長申請を許可した判断は、仁井知事(当時)が12年6月「延長申請があっても認められない」とした県の方針を根本から転換させるものです。
 村岡知事は、これまで可否の判断を先送りする理由を「国のエネルギー政策における位置づけが変わらないと言えるだけの説明が尽くされていない。」からだとしていました。
 上関原発が重要電源開発地点になったのは2001年6月です。その後、国において上関原発に対する審査は全く行われいません。
 上関原発が重要電源開発地点であることを理由に国のエネルギー政策における位置づけが明確になったとし許可するとの根拠は極めて脆弱と言わなければなりません。
 村岡知事は、中国電力に発電所本体工事の見通しがつくまで埋立を行わないよう要請し、中国電力もそうすると回答したようですが、村岡知事は、そもそも免許延長を許可すべきではありません。 

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 今年3月の上関原発反対県民大集会の様子

 

市道松橋線に歩道と縁石設置工事始まる

 

 市道松橋線の歩道と縁石を設置する工事が7月下旬から始まりました。歩道設置工事は、10月末までの予定で行われます。
 本市道は、西宇部小学校の通学路になっており、当該地の前後は歩道と縁石の設置が完了しています。
 藤本前県議か、県議時代に、当該地区への歩道設置を要望していました。

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歩道と縁石設置工事が行われる市道松橋線

 

9・19安保法制強行「採決」1周年 忘れない行動

 

自民党改憲草案を考える

 

こうけつ厚さんがお話しします

 

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 こうけつ厚山口大学名誉教授

9月10日(土)午後2時~
宇部市総合福祉会館4階大ホール
宇部市琴芝町2丁目4番20号
℡0836-33-3156
資料代 500円

主 催  戦争させない・9条壊すな!総がかり行動うべ実行委員会
      憲法9条の会うべ
連絡先 宇部市常盤町1-1-9 緑橋教会内 ℡0836-21-8003
     事務局 藤本携帯 070-5673-0833

 

一気

 

米軍岩国基地へF35Bステルス戦闘機を配備する計画について、武井俊輔外務政務官と宮澤博行防衛政務官は岩国市役所と山口県庁を訪れ、2017年1月から16機を配備すると伝えました▼武井、宮澤両政務官は、岩国基地に配備しているFA18ホーネットの後継機として、3部隊のうち1部隊(12機)が来年1月にF35B10機に、さらに同年8月にAV8ハリアー部隊(8機)がF35B6機にそれぞれ更新されると伝達しました▼FA18と比べたF35Bの騒音については、離陸するときに約2デシベルほど大きくなるが、着陸時には約11デシベル低くなると説明し、今回の配備は、機能強化にあたる米軍再編ではなく、「機種変更」だと強調しました▼F35Bステルス戦闘機の配備に反対する集会で「住民投票を力にする会」の松田一志代表は「F35Bステルス戦闘機の配備は、明らかに戦闘能力が高まる。騒音、飛行事故などの問題も起きてくる。絶対に容認すべきではありません」と語りました。

共謀罪の強行は許さない

 自民党政権が過去3度にわたり国会に提出しながら世論の強い批判をあびて廃案となった共謀罪。

 安倍政権は、名称を変えて秋の臨時国会に提出しようとしています。「テロ対策」のための法案と強調していますが、実態は最悪の市民弾圧法です。

 28日のしんぶん赤旗日刊紙に、関東学院大学名誉教授の足立昌勝さんが次のコメントを寄せています。

 「『テロ等組織犯罪準備罪』という名称だが、どうみてもテロ対策ではない。『テロ等』とつけることによって、最近の情勢でテロは危険だと感じている国民にウソをつきながらやろうとしている。法案の条文をみると罪に当たるのは、『4年以上の懲役』などとなっており、『テロ対策』に関係なくどんな犯罪も対象になる。共謀罪が国会に出されたときに反対運動が盛り上がって政府は断念した。今回はそうしたくないから『テロ』を前面に押し出そうとしているのではないか。共謀罪は、これまでの刑法とは別ものだ。刑法は行為原理、つまり既遂でないと処罰できない。ところが共謀罪は共謀があれば処罰できる。今回の政府案には『準備行為』が要件として加えられた。しかし、以前の国会でも単に共謀ではなく具体性を示す『顕示行為』がないと処罰できないという議論がされた。それを『準備行為』に変えたにすぎず、危険性は全然変わっていない。そういう問題点をつかみ、『テロ』対策を口実にした、まやかしを支給に国民に知らせる必要がある。」

 7月の参議院選で、自民党も公明党も共謀罪導入を公約していません。選挙が終わった途端、悪法を持ち出すやり方は、昨年の戦争法やかつての秘密保護法の強行と同じで大義も道理もありません。安倍政権の「だまし討ち」を許さず、共謀罪の国会提出を断念させるたたかいが急がれます。

 安倍政権が秋の臨時国会に共謀罪法案を提出しようとしています。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

アニメーション映画「君の名は。」

 夏休み最後の日曜日だった昨日、新海誠監督のアニメーション映画「君の名は。」を小学校6年生の長女と一緒に観ました。

 この映画、次男も三男も友人と一緒に観に行っていますので、大阪に居る長男以外で言うと我が家では、妻だけが観ていないということになります。

 夏休み最後の日曜日、映画館はごった返しており、「君の名は。」は大きなホールに満員状態でした。

 「君の名は。」大ヒット間違いないのではないでしょうか。

 山深い田舎町で暮らす女子高生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。

 一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。

 やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気付く。

 映画のパンフレットで、アニメ研究家の氷川竜介さんが、この映画を評して「日本アニメに求められる大林宜彦監督的な純粋さ」と書いています。

 「大林監督の大要作には、男女入れ替わりを描いた『転校生』(82)、本来存在しない恋愛感情がタイムリープにより芽生える『時をかける少女』(83)がある。大林監督自身の故郷である尾道の古風な美しい和の風景に『うつろう青春、一瞬だけの純な切なさ』を託している。だから本作『君の名は。」を最短で語るならば、『時をかける転校生』とすることもできるだろう。」と語っています。

 キャラクターデザインを担当した田中将賀さんは、「新海作品の魅力はいろいろありますが、僕が圧倒されるのは色彩豊かな美術背景、それを巧みに魅せる撮影技術。美しいのにリアルなんですよね。すごく心に刺さって迫ってくる感じがあって、それだけに新海さんの作品は簡単に見直せないんです。一度見て、しばらく時間を置いて半年後くらいに見直すということもあったりして。あとは繊細な言葉選び。新海さんならではの言葉と映像で語られると、日頃見ているありふれた日常や景色もかけがえのない美しいものに見えてきますね。」と語っています。

 新海監督が自ら筆を執った小説「君の名は。」も全部読みました。

 物語が小説で表現できる監督だからこその言葉と映像なんだと私も感じました。

 我が家では、アニメを勉強している次男を中心に、新海作品のDVDを観ています。

 今日までに、「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」を観ました。

 「秒速5センチメートル」「星を追う子ども」をこれから観ます。

 小説は、「君の名は。」を読了し、今、「言の葉の庭」を読んでいます。

 「秒速5センチメートル」も読みたいと思っています。

 我が家の今年の夏は、新海誠ワールドの中で終わろうとしています。

 とにもかくにも映画「君の名は。」は、最高です。大人も子どもも是非観ていただきたい映画です。

 映画「君の名は。」をご覧になった皆さん、感想をお聞かせ下さい。

 

世のなか安穏なれ

 先日の「本願寺新報」に小池秀章龍谷大学非常勤講師の「いのちの栞」というエッセーが掲載されていました。

 この中に、吉野弘さんの「祝婚歌」という詩が引用されていました。

・・・ 

 「祝婚歌」 吉野弘

 二人が睦まじくいるためには

 愚かでいるほうがいい

 立派すぎないほうがいい

 立派すぎることは 

 長続きしないことだと

 気付いているほうがいい

 (中略)

 正しいことを言うときは

 少しひかえめにするほうがいい

 正しいことを言うときは

 相手を傷つけやすいものだと

 気付いているほうがいい

 (以下略)

・・・

 筆者の小池講師は、「けんかや争いが起こるのは、お互いが『自分が立派で正しく、相手が愚かで間違っている』と思っている時です。」とし、「『二人が睦まじくいるためには愚かでいるほうがいい』という言葉は、自らの愚かさに気付くことが大切だということを教えてくれます。」と書いています。

 「親鸞聖人御消息」に「世の中安穏なれ 仏法ひろまれ」という言葉があります。

 小池講師は、この言葉は、決して「世のなかが安穏になるよう、みんなが善人になりましょう」という意味ではないと戒め、「本当の意味での善人になれない私。煩悩だらけの愚かな人間でしかない私。けれど、そのことに気付いた時、ただの凡夫ではなくなるのです。人間だから仕方がないと開き直るのではなく、自己中心のあり方を申し訳ないこと、悲しいことだと受け止めた時、そこに、新しい世界が開けてくるのです。」と書いています。

 昨日、山口県PTA連合会家庭教育委員会の研修会に参加しました。

 「あなたはわが子を理解していますか」と題し、山大大学院教育研究科の松岡准教授のお話しをお聞きしました。

 5歳の太郎君が、3歳になる花子が乗っている「ブランコ」つかんで「俺に貸せ」と無理やり乗ってしまった時、親はどんな声かけをするかなどの事例が出され、わが子をイメージして考えました。

 他者理解は当然ですが、自己理解を深める人格を形成することの大切さを離され、そのためには、子どもに対して肯定的理解をしていくことの大切さが話されました。

 その中で、高畠さんという元プロ野球選手の言葉が紹介されました。

 「大きな耳 小さな口 優しい目」

 心に残る言葉でした。

 親鸞の「世の中安穏なれ」に通じる言葉だと感じました。

 自己理解を深める中でこそ、他者理解が深まるのかも知れません。

 そんなことを考えながら、まずは家族に接したいと思いました。

 松岡先生、貴重な話をありがとうございました。

 

原発問題での鹿児島県知事と山口県知事との姿勢を比較する

 鹿児島県の三反園訓知事は、26日、九州電力川内原発1・2号機のいったん停止と施設の点検や周辺の活断層調査などを求める要請書を、県庁で九電の瓜生道明社長に手渡しました。

 三反園知事は「私は原発事故を二度と起こしてはならないと思っている。熊本地震によって、原発は本当に大丈夫なのかという不安の声が多くある。こうした国民の不安の声に応えるためにも、いったん原発を止めて、再点検、再検証していただきたい」「県民の不安感を払拭するためにも、何かあった時に的確な情報をタイムリーに出していただきたい。県民の声に真摯に耳を傾けて、私の要請に対して誠意ある対応を取ってほしい」と訴えました。

 毎日新聞は、今朝の朝刊の社説で「知事に原発を停止する法的な権限はない。九電は、一時停止には応じない方針だとみられる。しかし、要請は4月の熊本地震を重視した三反園知事の選挙公約で、多くの有権者の支持を得た。知事は、原発事故に備えた現行の避難計画に問題があると指摘し、見直す意向も示している。九電と政府は、要請を重く受け止めるべきだ。」と書きました。

 九電は、鹿児島県知事の要請を真摯に受け止め、川内原発の一時停止を行うべきです。

 一方、山口県の村岡知事は、8月3日、知事に許可権限のある上関原発に係る公有水面埋立免許の延長申請に対し、許可を出しました。

 その上で村岡知事は中電に、「発電所本体の着工時期の見通しがつくまでは埋立工事は施工しない」よう要請しました。

 24日の毎日新聞は、「中国電力が、上関原発建設計画で本体工事着工の見通しが立つまで埋立工事を再開しない方針を明らかにした23日、村岡嗣政知事は『(埋立工事を再開しないでほしいという)要請を真摯に受け止めていただいた』と淡々と語った」と報じました。

 当面埋立工事の見通しが立たないような公有水面埋立は、知事の権限によって不許可にすべきであったのだと私は、この記事を読んで改めて感じました。

 昨日の鹿児島県知事の九電に対する要請と、8月3日の山口県知事の中電への要請には雲泥の差があります。

 その差は、原発の危険性に対する認識の差であり、県民の命の重みを感じる力の差のような気がしてなりません。

 鹿児島県知事が川内原発の一時停止を要請しました。皆さんは、このことをどうお考えですか。

 

かえる通信No16(2016年8月1日)

山口から政治を変える一歩

 

こうけつ厚さん会見で語る

 

参議院選挙をたたかって

  日本共産党山口県委員会委員長 佐藤文明

 

 今度の参議院選挙は、安倍暴走政治のもとで自公とその補完勢力との対決のために、選挙での野党共闘の勝利と、比例での躍進を目標にたたかった選挙でした。全国の三十二の一人区で野党共闘が成立し、初めて野党四党と市民が連合して候補者をたてるという歴史的な選挙戦となりました。山口県では残念ながら勝利することはできませんしたが、全国十一の選挙区で野党共闘候補が当選し、大きな一歩を踏み出すことができました。
 纐纈厚さんは投票後の記者会見で、「3党が共同して推す選挙の候補者としてたたかえたことは大変光栄であり、これが山口から政治を変える大きな一歩になると思う。自公連立与党の悪政を倒すには野党の共同しかない」と新たな決意を述べました。
 今度の選挙戦で生まれた野党共闘と市民の共同のたたかいは、日本の政治を大きく変えていく展望を持ったたたかいとなりました。纐纈さんには山口県での「野党は一緒に!」のたたかいのシンボルとしてこれから存分に力を発揮してほしいと心からお願いするものです。
 論戦は自民、公明が争点そらしに終始し、安倍首相の本音である改憲についてはいっさい口を閉ざしました。全面に出したアベノミクスについても「道半ば」を繰り返し、最後は反共と「野合」批判でしめくくり、まともな論戦をしようとはしませんでした。そのなかで私たちは、安保法制の廃止と立憲主義の回復、アベノミクスからの3つのチェンジをかかげ全国的には比例区五議席、東京選挙区での当選で六議席を獲得し、改選議席を倍増しました。山口県でも党と後援会の奮闘で最後に追い上げましたが、残念ながら比例代表の得票を前回から四八四票後退させました。党の自力の後退などこれから議論を重ね、次の政治戦に力をつけていく決意です。
 安倍政権のもとで、憲法九条が危機にさらされます。戦後七〇年余の平和が安倍首相の野望で壊される危険をはらみ、格差と貧困がいっそう広がる政治が続きます。
 今度の選挙で体験した野党共闘と市民との共同の力強いたたかいとともに、日本共産党そのものの力をさらに強く大きくすることで、日本の政治のあり方を大きく変えるためにみなさんとともに奮闘する決意です。

 

9・19安保法制強行成立

 

から1周年市民学習会開催

 

日時 9月10日(土)午後2時~
場所 宇部市総合福祉会館4階大ホール
講師 こうけつ厚山口大学名誉教授
演題 憲法「改正」問題を考える
会費 500円
主催 戦争させない・9条壊すな!
   総がかり行動うべ実行委員会
   宇部市常盤町1-1-9 
   緑橋教会内 電話33-0255
   藤本携帯070-5673-083

 

 一気

 

山口県PTA連合会主催のキャンプ「ドリームチャレンジャー2016IN徳地」が二十九日から二泊三日で国立山口徳地青少年自然の家で行われました。県内の小学校四年生から六年生を対象に約七〇名が参加し、山口大学・山口学芸大学の学生や県PTA役員などのスタッフなど、総勢約百二十名が集いキャンプを行いました▼山口県PTA連合会では、半年前に、ドリームチャレンジャー実行委員会を結成。私は、実行委員長として準備にあたってきました。今年のドリームチャレンジャーが県内各地から集まった子どもたちの交流が深まる場になったことを喜んでいます。教師の卵である学生たちが子どもたちに真剣に向き合う姿にも感動しました▼我が家の小学校六年生の娘も参加しましたが、多くの事を学んだようです。親子の絆も深まるドリームチャレンジャーでした。