議員日誌

2016年度予算要望行う

 昨日、日本共産党山口県委員会と同県議団は、村岡知事に対して「2016年度山口県の施策並びに予算編成に関する申し入れ」(以下予算要望)を行いました。

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    正面奥が村岡知事、左から三番目が私

 私も、久しぶりに県庁に出向き、予算要望提出に同席しました。

 予算要望は、448項目あり、新規が59項目、一部新規が28項目あります。

 緊急重点要望は、4点、12項目あり、これらの問題で村岡知事と懇談しました。

 重点要望項目の第一は、安保法制(戦争法)廃止を求め、立憲主義を取り戻す問題です。

 具体的には、日本が「海外で戦争する」危険を現実のものとしている安保法制(戦争法)廃止を国に求めることです。

 村岡知事は、「国の動向を見守りたい」などと述べました。

 第二は、上関原発計画の白紙撤回をもとめ、「原発ゼロ」の日本を実現する問題です。

 具体的には、現行の国のエネルギー政策に位置づけられていない上関原発建設のための公有水面埋立免許延長申請は、直ちに不許可とし、上関原発計画に終止符を打つことです。

 村岡知事は、「法律に基づき、埋立延長申請に対して審査している」などと述べました。

 第三は、米軍岩国基地の拡大強化に反対し、基地のない山口県を展望する問題です。

 具体的には、空母艦載機部隊については、「普天間基地移設の見通しが立たないうちに、空母艦載機の移駐のみを切り離して進めることは認められない」との立場を厳守することです。

 村岡知事は、「空母艦載機部隊の先行移駐は認められないことは堅持している」などと答えました。

 第四は、「まち・ひと・しごと総合戦略」に県民のニーズの高い施策を勧める問題です。

 具体的には、乳幼児医療費助成制度について①対象年齢を中学校卒業まで広げること②当面、子どもが3人以上いる多子世帯については、先行して、中学校卒業まで対象を拡大することなどです。

 村岡知事は、「子育て支援は、重要な施策だと考えている」と前向きな発言を行いました。

 新年度の山口県の予算編成において、県民の福祉と平和が維持発展するよう引き続き、私も見守っていきたいと思います。

 山口県政に関する皆さんの要望をお聞かせ下さい。

 

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