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後期高齢者医療で県内の1000世帯に短期保険者証が交付

 本日、山口県後期高齢者医療広域連合を訪ね、県内の後期高齢者医療の現状をお聞きしました。

 まず、県内の後期高齢者医療の滞納者の状況です。今年6月時点で3668人となっています。

 20年度決算での滞納者数が3267人でしたので、約400人滞納者が増えている状況です。

 次に短期保険者証の発行状況です。今年8月1日現在で、1002件となっています。

 昨年10月1日時点では、340件でしたので、約3倍となっています。

 尚、資格証明書の発行世帯は、県内では皆無ということでした。

 これは、昨年10月厚生労働省保健局長の通知で、資格証明書の発行について「原則として交付しないこととすることを基本的な方針としています」との見解が示され、これに順じた対応を県広域連合が行っているということです。

 県内の後期高齢者の方々に資格証明書が発行されていないことは幸いですが、1000世帯に短期保険証が交付されていることは重大です。

 滞納世帯が増え、不安定な短期証世帯が今後増えることが心配されます。

 一日も早く後期高齢者医療制度を廃止し、お金の心配なく、高齢者が安心して医療を受ける環境を一日も早く構築すべきだと痛感しました。

 後期高齢者医療制度についての皆さんのご意見をお聞かせください。

県議会総務政策委員会の県外視察から帰ってきました。

 本日、県議会総務政策委員会の県外視察から帰ってきました。

 まず、24日には、標津町の北方領土館を視察しました。

 標津町は、国後島まで根室海峡をはさんで12キロしか離れていません。

 北方4島だけで、1万7000人の日本人が、戦後、強制的に土地を奪われて日本の領土に移ってきたそうです。

 元島民の1世の方は、100名程度、家族の方を含めても400人程度になったそうです。

 この問題を後世に継承していく困難さを感じました。

 現地に立って驚いたのは、国後島の面積です。沖縄本島より広い面積を国後島は有しているとのことでした。

 元島民の方々の願いと同時に、北海道の振興や日本の産業の発展にとって日露領土交渉に進展と千島列島の返還が急務であることを実感しました。

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 標津町の北方領土館。12キロ沖に国後島が。

 25日の午前中は、釧路市民防災センターを見学しました。

 釧路市は、H5年釧路沖地震、平成6年北海道東方沖地震、平成15年十勝沖地震と災害が頻発しており、市民の防災力を高める場として市民防災センターが設置されました。

 このセンターは、年間1万人の方が利用しているそうです。このセンターを活用しながら、小学校では、防災について学ぶ「ファイヤー・ティチャヤー授業」が行われているそうです。

 この取り組みは山口県でも参考にすべきと感じました。

 センターで、まず、地震体験室で、関東大震災の振動を体験しました。この振動は、横だけで縦揺れは、除外されているそうです。

 それに縦揺れがあれば、立っていることはとても出来ないと感じました。

 また、消火器による初期消火を体験しました。3人で大型スクリーンに映し出された火を消す体験をしましたが、消すことができませんでした。

 山口県には、このような防災体験施設が周防大島町にありますが、県西部にも体験施設を設置する必要性を感じました。

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   応急救護学習体験室も設置してあります。

 午後には、釧路アイスアリーナを見学しました。

 この施設は、H8年に完成しました。昨年は、国体冬季大会アイスホッケーの会場となりました。

 この施設は、釧路市スポーツ振興財団が指定管理者として運営しています。

 年間のランニングコストが約5400万円かかるということでした。利用料収入は、1000万円だということでした。

 振興財団が2度目の指定管理をこの施設で受けましたが、市からの管理料は減額されたそうです。

 公共施設を運営する手法として指定管理者制度が主流になっていますが、指定管理料が毎回減らされることも全国的な傾向のようです。

 このような傾向で、安全な施設管理とそこで働く労働者の雇用環境を守ることが出来るのでしょうか。

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   国体の会場にもなった釧路市アイスアリーナ

 26日には、北海道庁を訪ね。道北方領土対策本部の職員から説明を受けました。

 北方領土対策として、道は、①広報・啓発活動②ビザなし交流事業③元島民への援護④北方4島住民支援⑤北方領土隣接地域の振興対策等を行っているということでした。

 ビザなし交流では、H4年から昨年までの累計として、16383人が参加し、381回行われたとの説明でした。

 元島民の墓参事業としては、S39年から昨年までに194回の墓参が行われたということでした。

 根本的なロシアとの領土交渉が近年ほとんど進展していない状況で、対策そのものに大きな壁があるという状況でした。

 4島だけではなく、北千島を含め、千島列島が一日でも早く返還されることを念願しました。

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      赤レンガの北海道旧庁舎

 北海道の気温は、23度。山口県よりも10度低い状況です。

 猛暑の山口に帰ってきて、少々面食らっていますが、北海道で学んだことを県政に生かしたいと思う視察でした。

 

第22回全日本年金者組合山口県本部定期大会であいさつ

 昨日、山口市で行われた年金者組合山口県本部定期大会で日本共産党を代表してあいさつを行いました。

 医療の問題について触れた部分の要旨を紹介しましす。

 

 厚生労働省は、今月20日、『高齢者医療制度改革会議』の中間報告をまとめました。これによりますと、高齢者の約8割を現役世代と別勘定の国民健康保険に加入させる「新制度」を作る計画です。

 高齢者だけで別建ての医療制度を作ることは、高齢者を年齢で差別して負担増と医療抑制を強いる後期高齢者医療制度の根幹を残すものに他なりません。

 今後、後期高齢者医療制度を即時廃止する世論と運動を大いに強めてまいりましょう。

 高齢者の約8割を、国民健康保険の別勘定にする。運営は、都道府県で行う案も中間報告で触れられています。

 高齢者医療を国保で、そして県単位で行うことと符合して、今、市町村国保を県単位で行う動きが顕著です。

 今年5月に成立した改正国保法に、国保を都道府県単位にする「広域化等支援方針」が盛り込まれました。

 今年12月までに方針を策定すれば、国の普通調整交付金減額(ペナルティー)の運用を除外されるということで、競い合って、国保を広域化する動きが出てきそうです。

 後期高齢者医療制度の改変も国保制度の広域化も国が国民生活を守る役割を放棄して地方に押し付けるものです。

 この流れを乗り越えて、高齢者、国民・県民の命が守れられる政治の実現にともに頑張っていきましょう。

 

 国保の「広域化等支援方針」の山口県での取り扱いについて、県健康福祉部の担当課の方にお話しを聞きました。

 担当者は「山口県では、現在、方針を12月に策定するかどうか検討中である。市町の意見を聞いているが、今のところ反対意見はないようだ。」と話しました。

 私があいさつで述べたように、この動きが、国が国民生活を守る役割を放棄して地方へ転嫁するものなら、県民の医療は更に後退する危険があります。

 12月までに拙速に結論を出すのではなく、市町と国保のあるべき姿を慎重に検討すべきです。

 現在、市町国保での最大の苦情は、保険料が高すぎるということです。

 今年度から更に値上げした市町も目白押しです。

 国保料値下げの県民の要求にしっかり応える政策を最優先にこの問題を考えるべきだと思います。

 後期高齢者医療制度改変の動き、国保広域化の動きに対して、皆さんのご意見をお聞かせください。

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    冒頭のあいさつを行う富田執行委員長

 さて、私は、今日から県議会総務政策委員会の県外視察で北海道に向います。

 26日には帰ってきます。

 明日のブログはお休みすることになります。ご了承ください。

 

我が実家で鳥獣被害発生

 盆過ぎに、母から「田が猪にやられた」との電話がありました。

 そして、数日前には、「別の田も猪にやられた」とのことです。

 今の所、被害は軽微でしたが、収穫前の農産物が被害を受ける辛さを実感しました。

 近所に住む親せきの方の力をお借りして、電気柵を設置しました。

 この数年、被害がなかったので、電気柵をしなかったのが裏目に出ました。

 来年からは、私が時間の取れる盆前に電気柵を設置しようと母と話しあいました。

 県農林水産部から県が作成した「イノシシ対策の手引き」をいただきました。

 手引きの最後に鳥獣被害防止対策に活用できる補助事業の一覧がありました。

 イノシシの場合、小規模の場合は、農林水産部のものとして「被害防止施設緊急整備事業」という制度があります。補助率は、県が4分1以内、市町村は、県補助金に2倍以上となっています。 

 また、大規模なものは、「中山間地域総合整備事業」などがあります。

 県内の農家の方々で、イノシシをはじめ鳥獣被害で苦しんでいる皆さん、お声をお聞かせください。

 様々な制度がありますが、活用状況はいかがですか。どのような問題をお感じですか。皆さんの声をお聞かせください。

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  田の中央の穴が、イノシシが稲を食べた跡です

 

 

草刈りな日々

 昨日は、小学校で、本日は、中学校でPTA主催の清掃作業が行われました。

 私は両日とも草刈り機を使っての作業を行いました。

 昨日は、主催者代表ですので、少々緊張しました。

 昨日は、PTAの校内清掃の前に、校区の環境衛生連合会の方々と一緒に通学路の清掃活動を始めて行いました。

 様々な不安もあったのですが、各自治会の役員の方々のご協力もあって、無事に終えることができました。

 関係者の方々に感謝いたします。

 さて、二日連続の草刈り機を使っての作業についてです。

 日ごろの農作業で慣れているとはいえ、この猛暑です。昨日も今日も1時間程度の作業ですが、クタクタになりました。

 作業が終わると、不思議と草刈り機を使うお父さん同士で連帯感が生まれてくるのが分かります。

 そして、作業が終わってから飲む冷えたお茶は最高です。

 長男が中学校に入ったので、これから数年は、二日連続、清掃作業とい年が6年間続くことになります。

 子どもたちがお世話になっている学校へのせめてもの恩返しです。これからも精一杯、作業を続けていきたいと思います。

 皆さんの子どもさんが通っておられる学校の清掃作業は、終わりましたか。

 夏休みもあと10日。子どもたちの宿題が大詰めですね。

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  地域の方々と一緒に通学路のゴミ拾いをしました

我が家の猫のちょろが入院

 数日前から我が家の猫のちょろが行方不明になっていました。

 今朝、ちょろの元気のない声が聞こえてきました。

 我が家の西側と北側がアパートですが、西側のアパートと我が家の境界のフェンスの所で、うずくまったちょろを発見。

 普段なら、このフェンスも簡単に越えることが出来るですが、抱きかかえてみると下肢が全く動かない状況でした。

 今日は、小学校の環境整備の日で、子どもも私も出席しなければなりませんので、ちょろを1匹残し作業へ。

 10時過ぎに息子と一緒に帰って、すぐに動物病院に直行しました。

 レントゲンも撮影していただいて、骨には異常がないとのことでした。

 しかし、顎に傷があり、交通事故で頭を打った可能性があると先生が話されました。

 脳にダメージを受けたことによって、下肢に異常が出てきているのかも知れません。

 我が家に帰ってきてから、食事も一切取っていないこともあって、入院ということになりました。

 先程、妻と6才の長女と一緒にちょろのお見舞いに行ってきました。

 座位が取れる状況まで改善されていることに安心しました。

 しかし、目はまだうつろで脳のダメージがいかばかりか心配です。

 とりあえず、自分で食事が出来るようになるまで入院継続とのことです。

 再び歩けるようになれますようにと祈りながら、病院を後にしました。

 ちょろが我が家に来て3年目です。ちょろは我が家の家族の一員となっているのだということを今度の入院で痛感しました。

 皆さんのペットの思い出をお聞かせください。

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  入院中のちょろ(左手は、点滴中のための包帯)