第24回UBEビエンナーレの表彰式が昨日行われ、今日、開会式が行われ参加しました。
各賞の結果を、私が今日、撮影した映像とともに紹介したいと思います。
大賞は、イタリアのジュージ・ダン・イストラーテさんの「UNITY OF OPPOSITES」が選ばれました。
宇部興産株式会社賞は、中出武彦さんの「深夜バス」が選ばれました。
毎日新聞社賞は、ベラルーシのコンスタンティン・セリカノフさんの「THE MAN」が選ばれました。
山口県知事賞は、上條文穂さんの「土の城」が選ばれました。
宇部マテリアルズ賞は、北沢務さんの「森に棲む2010-5」が選ばれました。
山口銀行賞は、和田的さんの「ふわふわ5!」が選ばれました。
島根県立石見美術館賞は、韓国のリー・ユンソクさんの「Poom-SPACE」が選ばれました。
下関市立美術館賞は、タイのアリヤ キャチャロエンウィワットさんの「THE MATURE IN MY MIND」が選ばれました。
UBEビエンナーレは、1961年から開催され続け、今年で50周年を迎えます。
国内最大級の野外彫刻国際コンクールとなったUBEビエンナーレが今後も市民に愛され継続されることを願います。
今度、常盤公園をランした時に、じっくり観覧したいと思います。
9月25日付赤旗日曜版に作家東直己さんのインタビューが掲載されていました。
東さんは「日常生活は妥協していても、本当はこんなことは嫌だとか、あいつは嫌だとか、みんな思っているのではないでしょうか。自分の気にくわないことは書く。最近では、政治家や警察を批判すると拒絶反応を示す人が増え、妙におとなしくなっている感じかしますけれど」と語ります。
映画の中の探偵の俺は、「たとえ傷だらけになっても依頼人を最後まで守りぬこうと」(映画のパンフレットより)します。大泉洋演じる俺の正義感と独特の美学にひきこまれていきます。
プロデューサーの須藤さんは、「人気作品はシリーズ化され、日本映画界を支えました。ところがそういったシリーズモノが姿を消した今、劇場では大宣伝でメディアが煽った作品ばかりが目立つようになり・・・これではいささか寂しくないか?それより、ワクワクしながら映画館に通ったあの頃の、あの気分をもう一度取り戻したい」(映画のパンフレットより)。そんな思いから、この映画が生まれたとあります。
須藤プロデューサーの予言通り、この映画はヒットし、映画のエンドロールの後、「第二弾、製作決定、乞うご期待」の文字がスクリーンに踊っていました。
シリーズ化した本作の、第一作を見逃したということではいけません。
今日は、歴史的一日になったのかも知れません。
原作である東直己さんの「バーにかかってきた電話」を読みながら、12巻まで発行されシリーズ化している「ススキノ探偵シリーズ」読み、次回の原作を予想しながら、映画の次回作を待ちたいと思います。
原作の「バーにかかってきた電話」の解説に、「警察小説/映画が全盛のエンターテイメント界の潮流を、大きく変化させる可能性さえ感じています。
私たちの少年・青年時代は、「太陽にほえろ」などの刑事ものと同時に探偵ものも多くありました。例えば、テレビドラマでヒットした「探偵物語」。この映画は、「探偵物語」の息吹を感じます。
「探偵物語」の主役は松田優作。今度の映画で、準主役の高田を演じるのは、松田優作の長男である松田龍平さんです。奇遇とは言え、映画製作者の気合いを感じます。
この秋は、「ススキノ探偵」シリーズを読むことになりそうです。
映画「探偵はBARにいる」をご覧になった皆さん。また「ススキノ探偵」シリーズのファンの皆さん感想をお聞かせ下さい。
空手教室の師範から、「藤本さん1級の審査会に参加して下さい」とお誘いを受けました。
審査会は、来月の9日。余り日にちがありませんが、思い切って審査会に申し込むことにしました。
可能な限り、毎週木曜日の教室に参加するようにしていまして、先週は、久しぶりに入門直後の娘と練習に参加しました。
娘は数日前から喘息の発作がひどくなり、今日も学校を休みました。
今日は、一人で教室に参加します。
来春に壮年部中心のセミナーが行われるそうです。順調に行けば、その中で、念願の黒帯を戴けるとのことです。
入門して10年以上が経過してました。ただただ長いだけで、実力は極めて不十分な私が、昇級する、黒帯をいただくなど本当にお恥ずかしい限りですが、与えられたチャンスを精一杯生かしたいと思います。
とりあえず、来月の昇級審査会まで、あと半月と迫ってきましたが、可能な練習を積んでいきたいと思います。
今日、日本共産党県議団は、柳居俊学議長に対して、「議長職を辞任し、道義的責任を果たすよう求める要請」を行いました。
要請書を提出し、要請の趣旨を説明する私(右)
要請書は私が、弘中議会事務局長に手渡しました。弘中局長は、「要請書は、議長に渡す」と答えました。
要請書の全文は下記の通りです。
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議長職を辞任し、道義的責任を果たすよう求める要請
山口県警察は9月13日、政務調査費で作製した顔写真入りカレンダーを選挙区の有権者に配布していた問題で、柳居俊学議長を公職選挙法違反と詐欺などの容疑で山口地方検察庁に書類送検しました。
今年2月、全国市民オンブズマン連絡会議の中光弘治弁護士が提出した告発状によると、柳居議長が、2008年から2010年のいずれも11月頃、選挙区の周防大島町の約1万世帯にカレンダーを寄付した行為は公選法違反であり、同カレンダーの印刷費を「県政報告印刷料」と偽って08、09年分の政務調査費として147万8400円を不正に得た行為は詐欺罪にあたるとされています。
政務調査費については、使途基準に反する支出が全国的に問題化し、山口県議会議員においても不透明な事案が明らかになり、県民から強い不信感と厳しい批判が寄せられています。
今年3月には、自民党を除く5会派が連名で、再発防止のため、柳居氏(当時、副議長)に対し、十分な説明をする等、県議会議員として責任を果たすよう強く要請しましたが、これまでに何の対応もとられませんでした。
柳居氏は、5月の議長選において、議長という県議会を代表する要職につかれています。その議長が公職選挙法違反容疑などで書類送検されたという事実は、県民の政治不信に拍車をかけています。よって日本共産党県議会議員団は、柳居俊学議長に対して、道義的責任をとって、議長職を自ら辞するよう要請するものです。
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国体も開催中で、山口県が全国から注目されている時でもあります。県民の負託に応える県議会にしていくために、適切な対応が求められる時です。
皆さんのご意見をお寄せ下さい。
本日、日本共産党山口県常任委員会の学習会で、私がチューターとなり、前衛10月号に掲載された桜美林大学藤田実教授の「東日本大震災後の日本経済の再建の課題―政府・財政のグローバル企業主導政策では被災地域の産業は衰退する」を学びました。
藤田教授は、「2000年代の日本経済の成長システムの延長線上で、被災後の日本経済の再建を考えてはならないということだ」「グローバル企業主導の成長の限界と原発事故による人類の生存への不可逆的大打撃を受けた現在、新たな経済モデルを構築する必要がある」と述べ、東日本大震災後の日本経済の再建の課題を明らかにしました。
藤田教授は、「大震災後の日本経済の再建はどうあるべきか」として、低炭素・国民生活重視型経済産業システムによる日本経済の再構築が重要だとして「震災後の日本経済は、国際競争力を重視した通商国家への途ではなく、何より低炭素経済と福祉経済を軸とした経済循環の確立をめざすべきである」「過剰な労働力の投入(長時間労働)、過剰な資源投入による成長至上主義的な経済ではなく、例えば1%前後の成長率を政策目標として、所得分配を重視した経済への転換が必要である」「低炭素経済と国民生活重視を結合した経済システムの構築こそ、震災後の日本経済の追求すべき姿である」と述べました。
次に、低炭素・国民生活重視型の経済産業システムへの展望について環境関連産業の組み替えが必要だと述べました。具体的には、「低炭素・福祉国家型経済産業システムでは資源多投入型の産業構造から、自然への負荷を少なくする持続可能な産業構造への組み替えは必須となる」「日本の保有する技術を生かして、産業を組み替えるという点では、環境関連産業は有力な産業となる」と述べました。
また、ローカリーゼーションの重視が必要として「ローカリーゼーションは、人と自然の間の距離を短くして、人間的な規模の経済にしようとするもので、農業や水産業などの地域の資源を基盤とする小規模ビジネスを地域の経済循環の担い手として重視していくという考え方である」と述べました。更に、ディーセントワークの重視が必要とし「震災後の日本に求められている低炭素型社会を実現するためにはディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の実現が不可欠となる」と述べました。
藤田教授の「日本の社会・経済・産業システムの低炭素・国民生活重視型の移行こそ、震災後の日本経済を再建する最良の途なのである」との結論に納得しました。
藤田教授の震災後の日本経済のビジョンを更に学び、野田政権の政策としっかり対峙していきたいと思いました。
全世界6000万部!という宣伝に圧倒されて「ミレニアム」を読んでいます。
単行本としては数年前から書店に積んであったのを知っていましたが手が出ませんでした。
今回は、文庫化されたとのことで書店で手にして読み始めしました。
私が読む本のほとんどは、日本人作家によるものです。登場人物も文化も理解できるからです。
翻訳本は、名前や文化が馴染めず遠ざかっていたのですが、やはり面白いものは自然と頭に入ってくるものですね。
「ミレニアム」は3部作。第一部が「ドラゴン・タトゥーの女」。第二部が「火と戯れる女」。第三部が「眠れる女と狂卓の騎士」。
長大な物語ですが、秋の夜長の楽しみが出来ました。
今読んでいる第一部では、女性調査員のリスベットが主役です。
月刊誌「ミレニアム」の発行責任者ミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレムの違法行為を暴露しますが、名誉棄損で有罪になりました。
その事件の真相を追うリスベット。ミカエルは、別の大物実業家ヘンリックから失踪した身内の娘の事件の調査の依頼を受けます。
今日までに読んだのはここまでですが、リスベットとミカエルがどう絡んでいくのか興味津津です。また、失踪事件とはいったいどんなものなのか、大きな謎です。
世界6000万人の人がワクワクしたミステリー。私もその仲間に入りたいと思います。
また、この作品を執筆したスティーグ・ラーソンは、人道主義的な政治雑誌「EXPO」の編集長を務めた後、ミレニアムシリーズの執筆を始めたとあります。
作品が完成した直後、心筋梗塞で死去したとあります。彼の人生そのものについても興味が湧きます。
「ミレニアム」シリーズのファンの皆さん。感想をお聞かせ下さい。