藤本かずのりサポーターズ はじめました

新着情報

中山間地域の山裾で格闘した盆でした。

 今年は、選挙後、様々な取り組みに追われ、7月まで、全く実家の草刈りが出来ませんでした。

 明日、議会運営委員会というように、今年は、盆過ぎから議会が待っています。

 ですから、8月上旬で集中した草刈りとなりました。結局、8月6日、11日、14日、15日に草刈りを行いました。

 殆どが猛暑の中でしたが、6日と15日はにわか雨の中での作業となりました。

 母が手を付けていない、困難な所ばかりが残っており、苦労しました。

 しかし、「まあいいか」と1年2年と草刈りをしないままにするとそこは、数年で藪になってしまいます。

 中山間地域の風景は、そこに生きる人たちの草刈り作業の努力で形成されていることを思い知らされます。

 不十分ではありましたが、この盆は、中山間地域の山裾で格闘する盆となりました。

 春に植えた稲は、実を付け始めています。収穫の秋が目前です。

 大震災や原発事故があった今年は、当たり前のように収穫できる喜びはひとしおです。

 しかし、安心は出来ません。これからの豪雨や台風がまだまだ心配です。

11.8.16 003.JPG

  大阪から帰省した次男が撮影してくれました。

「ジェノサイド」を読んでいます。

 数日前から高野和明さんの「ジェノサイド」を読んでいます。

 エンターテーメント小説という分野がありますが、エンターテーメントと呼ぶに相応しい作品に久しぶりに出会いました。

 この作品は、フィクションですが、アフリカ情勢や猛威をふるう病原菌など、世界が直面している脅威が生々しく語られ、魂を揺さぶられます。

 明日の夕方は、子どもたちが大阪から帰ってきて、友人も囲んで我が実家でバーベキューをしますが、それまでは、実家の草刈りをする程度です。

 合間の時間は、「ジェノサイド」の後半を読み進めたいと思います。

 父の遺志を継ぐ大学院生と一人息子のために戦い続ける傭兵がどのように交錯していくのか。クライマックスはこれからです。

 明日は、ブログを休もうと思っていますが、明後日再開した時にでも、「ジェノサイド」の感想をお伝えしたいと思います。

 ボクシングやフルコンタクト空手で言うなら、重いボデ―ブローを受けた久しぶりの作品です。

 高野和明ファン、ジェノサイドファンの皆さん、感想をお教え下さい。

私のランニングによるホップ・ステップ・ジャンプ

 兼子式「伸びラン」に出会った7月26日以降19日間毎日走っています。

 一日2キロ程度ですので、38キロ走ったことになります。

 最初は、歩くこともありましたが、最近では、2キロしっかり走れるようになりました。これからは、少し距離を伸ばした練習もしたいと思っています。

 選挙の頃は、ふくらはぎがパンパンだったのですが、最近は、むしろほっそりなったようです。

 この走り方だと疲れにくいし、怪我も少ないのではないかと思います。

 この走り方だと長い距離が走れそうな気持ちがします。

 そこで、当面のランニング計画を立てました。

 まず、10月16日「萩・石見空港マラソン」のハーフに出場する予定です。エントリーは済ませました。

 これが、ホップです。

 そして、年末か年始当りのフルマラソンに出場する。これが、ステップです。

 ジャンプは、来年のゴールデンウイークに行われる第24回山口100萩往還マラニック大会70キロの部に出場することです。

 これまでの最長は、萩往還の35キロだったと思いますが、一気に距離を伸ばしてみたいと思います。

 夢は、2013年の萩往還140キロに出場し、2014年の萩往還250キロに出場することです。

 アースマラソンを完走した間寛平さんの「魂のゆくえ」という本を今読んでいます。

 人生でこのような時間を持てた間さんに憧れます。

 私も世界一周はできなくても、四国一周とか九州一周位はしたいなあと思います。

 千里の道も一歩から、日々練習あるのみです。

 

1987年上関町長選挙前の架空転入事件について

 本日、日本共産党光市議団の皆さんと一緒に、笠井衆議院議員を弁士に今月28日に行われる原発学習会の案内で、光市内各所を回りました。

 その帰りに、四浦市議から、1987年上関町長選挙前の架空転入事件に関する資料をいただきました。

 今日、九州電力をはじめ各電力会社の「やらせ」が大問題になっていますが、上関原発に関しても露骨な「やらせ」が過去あったのです。

 四浦議員からいただいた当時の「山口民報」「朝日新聞」を基に、事件の概要を報告します。

 1987年4月に、上関町長選挙が行われました。上関町では、この選挙前に減少傾向だった人口が突如増えるという事件が起きました。

 1986年12月に37人、87年1月に118人人口が増えていたことが判明しました。

 「原発に反対し上関町の安全と発展を考える会」は、87年6月に、「転入した124人に公選法違反(詐欺登録)の疑いがある」と山口地検に告発しました。

 この告発を受け、98年2月までに県警と平生署が公選法違反などの疑いで中電社員6人を含む152人を山口地検に書類送検しました。

 内訳は、町内への架空転入102人と架空転入手続きを助けたもの50人。この中で27人は県外者でした。

 89年5月には、架空転入問題で山口地裁の判決公判で、公正証書原本不実記載、同行使、公職選挙法違反の罪に問われていた二人に有罪判決が言い渡されました。

 同じ罪に問われた人物が他にもおり、どのような判決が下ったかは、今日の時点では不明です。また、これら判決がどのように確定してかも不明です。

 この事件に関連して、片山町長(当時)と中国電力の社会的、道義的責任を追及する署名が89年5月までに4万5000人集まったとの報道もありました。

 この事件の全容をご承知の皆さんお教え下さい。

 この事件に対する中国電力の責任を電力会社のやらせ体質に国民の批判が集中している中、今日的に明らかにしていかなければなりません。

 皆さんのご意見と情報を私にお寄せいただきますようお願いいたします。

 

実家の草刈りと通での釣り

 今日、午前中は、実家周辺の草刈りを行いました。

 実家正面の山。墓の下の栗を植えている回りです。数日前に1回刈り、今日はその続きです。

 約1時間。順調に作業を終えることが出来ました。

 刈っても刈っても次の草が伸びてくるのがこの季節。親孝行できるのもこの季節です。

 盆の間に、もう一度、草刈りをしようと思っています。

11.8.11 001.JPG

 木の回りの草は、枯れ木などもあり刈りにくいのです。

11.8.11 003.JPG

 悪戦苦闘の結果、山裾がきれいになりました。

 午後は、高校時代からの友人である能見君と長門市通で釣りをしました。

 彼は、投げ。私は、いつものさびき釣り。私は、小アジが50匹程度釣れました。

11.8.11 016.JPG

 さびきの本領発揮。釣果は、小アジ50匹以上

 能見君は、今、兵庫県で働いていますが、休みに帰る山口県の居場所がほしいと言い、私の通の親戚である新宅さんに借家を紹介していただき、そこを借りています。

 釣り道具はそこに片づけ、新宅さんにあいさつをして帰ろうとしたところ、サザエを持っていきなさいと言われました。

 そのサザエの大きいこと。直径が10センチあるものもいました。

 11.8.11 017.JPG

  こんなに大きなサザエは見たことがありません。

 能見君とサザエを半分づつにしました。

 今、子どもたちは、妻の実家である大阪の祖父母の所にホームステイ中。

 我が家は、妻と私だけ。大きなサザエと格闘し、刺身で食べることにしました。

 今日は、山と海に恵まれた山口県を満喫した一日でした。

 今度は、能見君が借りた通の家に、高校時代の友人みんなで泊まりたいと思います。

 その時を楽しみに、今日は、妻と二人の食事を楽しみたいと思います。

 今日は、能見君と新宅さんに感謝の一日です。

「この世界の片隅に」「夕凪の街 桜の国」

 この夏、こうの史代原作の映像を観ています。

 一つは、テレビドラマ化された「この世界の片隅に」です。

 リアルタイムで観れなかったので、DVDで観ました。しかし、大失敗で、後半部分は録画されていませんでした。

 そこは、原作を読んで納得しました。

 主演の北川景子は好演でした。原作のすずさんは、本当にほんわかした人物でした。

 戦争は、すずの平穏な日常を奪います。

 絵の好きだったすずの手首から先を奪い取りました。

 戦争は平和を奪うものだということをこうの史代さんの作品で思い知らされました。

 こうの史代原作の映像化作品は、2007年に映画化された「夕凪の街 桜の国」有名です。

 リアルタイムで映画館で観ることが出来なかったので、DVDを借りてきて観ました。

 「夕凪の街」では、主役の皆実は、恋する年頃、原爆投下から13年後に、命を奪われます。

 「桜の国」では、皆実の弟で、水戸に疎開していた旭の戦後の物語。

 旭は、被爆した京香と結婚します。娘の七海と息子の凪生が誕生します。七海が小学生の時、京香は亡くなります。

 凪生は喘息です。それを、被爆二世だということと結びつけられ、苦しみます。

 原爆投下は、広島で戦後を今も生きる一人一人を苦しめ続けているということを思い知らされました。

 原作者のこうの史代さんは、しんぶん「赤旗」日刊紙のインタビューで「アンドレ・ジッドの『私はいつも真の栄誉を隠し持つ人間を書きたいと思っている』という言葉が好きです。『普通の人』を描きたいと思うのは、そんな気持ちからです。」と述べています。

 こうのさんの視線で、戦争を震災を今後とも大いに描いていただきたいと思います。これからも、こうの作品を応援していきたいと思います。

 それにしても、「この世界の片隅に」のすずさんは私の憧れの女性となりました。

 こうの史代ファンの皆さん。感想をお聞かせ下さい。