光市での山口民報創刊45周年記念講演会に700人
上関原発やめさせ原発ゼロへ
笠井亮議員が原発ゼロへの展望語る
八月二十八日、光市民ホールで山口民報創刊四十五周年記念講演会が行われ、県下各地から七〇〇名の県民が参集しました。記念講演を行った笠井亮議員は、九電のやらせメール問題を国会で取り上げた本人です。この問題は、玄海原発の再稼働をめぐる国主催の番組に向けて発生しました。番組の中で、賛成意見が多く出るよう、九電の幹部が指示し、関連会社社員などにメールが配信されていた問題です。この事実は、関係者が日本共産党福岡県委員会に内部告発したことに端を発しました。
北海道電力の泊原発三号機の建設について、一九九九年、北海道が行った同原発に関する意見募集で、「賛成」意見を出すよう、北電が社員を通じて働きかける『やらせ』を行っていたことを「しんぶん赤旗」が報道しました。笠井議員によると、「この事実は、日本共産党に匿名で寄せられた」ものだということです。上関原発を巡って、「やらせ」などの事実はなかったのか調査が必要だと痛感する講演会でした。
演説を終え、参加者に手を振る笠井亮衆院議員
藤曲交差点付近の浸水対策を要望
八月二十一・二十三日、一九〇号線の藤曲交差点南側が冠水して通行止めになっていました。
二十三日、藤本県議と大野元市議は、浸水対策を宇部市下水道部に要望しました。利重部長らは、「玉川ポンプ場の建設が必要」と述べました。
8月21日に冠水した国道190号藤曲交差点
藤本県議が2日午後1時から登壇予定
8月県議会が、24日から始まりました。藤本県議は、2日、午後1時に一般質問で登壇する予定です。傍聴希望者は、藤本一規生活相談所(℡45-0145)にご連絡ください。
藤本県議の質問項目は、下記の通りです。
1、低炭素社会をめざす取組みについて
2、安全・安心の県づくりに関する問題について
3、土木事業について
4、中小企業振興について
5、障がい者問題について
6、教育問題について
7、警察行政について
8、その他
一気
第五十九回日本PTA全国研究大会に参加しました。記念講演は、「五体不満足」がベストセラーになった乙武洋匡さん。感銘を受けました▼
乙武さんは、〇四年に長崎で十二才の子どもが四才の子どもをショッピングセンターの屋上から突き落とす事件に衝撃を受けます。この事件は、犯罪を犯した子どもに問題があることは当然だが、大人として、子どもを支える仕事をしたいと乙武さんは、教員になります▼ 教員になった乙武さんは、子どもに対して、①その子の一番をみつける②その良さを褒める③その子の良さをクラスの他の子に伝えることに努めたそうです。このような考えを社会や世界に繋げていくならば、平和が構築できるという壮大な話へと発展しました。みんなの違いを認め、良さを認めることの大切さを痛感しました。私の人生観と通じる話しに納得しました。
今日で、県議会8月定例会が閉幕しました。
本日は、まず、議案の採択が行われました。
日本共産党県議団を代表して木佐木議員が反対討論を行いました。
反対した議案の第一は、平成23年度の建設事業に要する経費に関し市町が負担すべき金額、すなわち県事業負担金の金額を定めるものです。
全国では、新潟、和歌山、福岡の3県で県事業負担金が原則廃止されています。山口県でも早急に廃止すべきです。
第二は、県税賦課徴収条例の一部を改正する条例です。
今回の改定は、大資産家に対する証券優遇税制を温存しています。また、納税者に対する罰則の強化が盛り込まれています。
第三は、徳山下松港廃棄物埋立護岸築造工事の請負契約の締結に関するものです。
この廃棄物埋立護岸は、新南陽地区で行われる泊地浚渫によって生じる土砂の受け入れ先を確保することが主な目的とされ、浚渫に115億円、埋立護岸に280億円、合計395億円の巨費が投じられる大型事業です。年間入港隻数が数%にすぎない大型船舶の利便性を向上させるために、海底を掘り下げ、その土砂の捨て場をつくるために護岸をつくる、こんなやり方はやめる時です。
その後、決算特別委員会と企業会計決算特別委員会の正副委員長の互選が行われました。
その結果、決算特別委員長に自民党の二木議員、副委員長に自民党の吉田議員が選ばれました。
そして、企業会計決算特別委員長に私、副委員長に自民党の星出議員が選ばれました。
私は、過去、人口減少問題対策特別委員会委員長を務めたことがあり、委員長は二回目です。
病院が独立行政法人化された関係で、実は、企業会計決算特別委員会は今回が最後になるようです。
有終の美を飾るべく、活発な委員会になるように委員長としての役割をしっかり果たしていきたいと思います。
私も両会計についてしっかり学び、準備をして委員会の運営にあたりたいと思います。
引き続き県政全般に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
今日、宇部市吉部船津の住民の方から、県道美祢小郡線の環境整備をとの要望を受けました。
早速、県宇部土木建築事務所に出向いて要望を伝えました。
第一は、草刈りについてです。
厚東川の西側、吉部側は、今日、草刈りが行われていました。
小野側は、来週から草刈りが行われる予定だという事でした。
草がガードレールを超えて生えてきています。
草が道路脇の白線を超えて生えてきています。
第二は、法面が崩れかかっているところが放置されている問題です。
担当者は、認識しているとのことでした。
工事が行われた法面の脇が崩れかかっています。
中山間地域の環境改善に向けて引き続きがんばっていきます。
皆さんの要望をお寄せ下さい。
今日、三男を常盤公園スポーツ広場でのサッカー教室に送り、私は、ときわ公園周遊園路を走りました。
常盤湖北側のスポーツ広場を出発し、1周が5.7キロです。ジョギングを再開して、1ヶ月半。久しぶりに本気で走りました。
今日は熱い一日でしたが、湖の西側を夕方走れば、ほぼ日陰の中を走ることが出来ます。白鳥大橋までは、木のチップを敷き詰めた道が心地よかったです。
北側から望む常盤湖。鳥の姿がないのが残念ですが。
圧巻は、野外彫刻美術館の周辺です。有名な彫刻の間を走る気持ちは格別です。
宇部市を代表する「蟻の城」の下を走りました。
橋を渡り、湖東岸です。湖水ホールの下を過ぎ、東岸も林の中を走れるので快適です。
ゴールのスポーツ広場が近づいてきました。
三男が皆と一緒にサッカーをしています。
一周回ってみると、三男は走りまわっていました。
この湖水周遊の道は、美しい位本の歩きたくなるみち500選に選ばれた道でした。
常盤公園周遊の道を初めて走った感想は爽快でした。
この道は、歩きたくなるみち500選に選ばれました。
毎週水曜日が楽しみになりました。大雨の時以外は、ジョギングをしながらサッカー教室に通う子どもを待とうと思います。
今日は、いい汗を流しました。
今日、県議会地域商工委員会の二日目の審議が終わりました。
今日も原発問題の質疑を行いました。
第一は、経済産業大臣の発言です。昨日、新しく就任した鉢呂経済産業大臣がインタビューで、上関原子力発電所について「計画段階のものを新たに建設するのは困難だ」と述べ、事業中止を含め検討する方針を示したと報道された問題について質疑しました。
私は、経済産業大臣の発言について国に真意を確認するのかと質しました。
末永商政課長は、「タイミングを見極めながら国に真意は確認したい」と答えました。
第二は、昨日、上関町議会で、「原発財源なしの街づくりも視野に入れた町づくりを協議する会議を秋以降設置する」ことが明らかになった問題です。
私は、会議の立ち上げに向けて上関町から何らかの要請を県は受けたのか質しました。
末永商政課長は、「要請は受けていない」と答えました。
私は、上関町が原発財源に頼らない街づくりの検討を開始したことを受け、県として、この方向で、上関町をどのように支えることができるのかの検討を開始すべきだと質しました。
末永商政課長は、「上関町で検討が始められたばかりである。現時点では、その動向を見守っていきたい」と答えました。
次に私は、岩国錦帯橋空港について質問しました。
先日、地域商工委員会の県内視察で、岩国錦帯橋空港の建設現場を視察しました。
旅客ターミナルビルの建設は着手されていませんでした。私は、ターミナルビルの事業着手の見通しを質しました。
松田民間空港再開推進室次長は、「10月に入札が行われ、その後、工事が開始されると聞いている」と答えました。
また、工期については、約1年だと聞いていると答えました。
松田室次長は、「ターミナルビルの完成を待って開港することになる」との認識を示しました。
その上で、私は、「県は、開港を来年度の早い時期と言っているが、今まで聞いた状況を総合すると、早くて秋以降になる状況ではないか」と質しました。
工藤室長は「空港を許可する国土交通省は、現時点で開港時期を明らかにしていない。県としては、来年度のできるだけ早い時期の開港をお願いしているところだ」と答えました。
最後に、離島振興の問題を取り上げました。
私は、高齢化率100%の島が県内に黒島、櫃島の2島ある事実などを指摘し、来年度で最終年を迎える県離島振興計画を更新する作業の進捗状況を質しました。
中村中山間地域づくり推進室次長は、「10年ごとに計画を更新している。次期更新に向けて国から現時点で具体的な指示は受けていない。国の指示が出次第、25年度から10年間の離島振興計画を策定する作業に入りたい」と答えました。
今回の委員会においても様々な問題を取り上げました。二日間の委員会での審議を終えて少しほっとしています。
閉会するまでが議会です。 引き続いて、県政に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
地域商工委員会の一日目の審議が終わりました。
私は、上関原発問題について質疑を行いました。
質疑を行った第一は、2日の記者会見での野田総理の発言についてです。
野田総理は、記者会見で、原発の新設について「建設予定は14基あるが、新たにつくるのは現実的に困難だ」と述べました。
このコメントについて、二井知事は、マスコミの取材に「今回の発言によって、上関原発がどうなるのか(国に)確かめたい」と答えたとの報道がありました。
これに清水理事などは、タイミングは見極めながら「国に確認していく」と答えました。
また、国のエネルギー基本計画の見直し作業をしっかり見守っていくことを強調しました。
次に、「やらせメール問題」を発端にした問題に対する国への要請についてです。
我が党の木佐木議員の一般質問に、二井知事は、「九州電力のいわゆる『やらせメール問題』を発端に、県民の間には、国や事業者に対する不信感が生じており、国は、その解決に向けて責任ある対応をすべきと考えているので、その旨を国に要請してまいりたい」と答えました。
私は、いつ国に要請するのか質しました。県商政課長は、「議会終了後速やかに国に要請したい」と答えました。
1987年の上関町長選挙をめぐり、中国電力が関与し発生した架空転入事件についても質疑しました。
二井知事は、木佐木議員の一般質問に対し、「詳細な経過や判決の内容を承知しておりませんので、答弁は差し控えさせていただく」と答えました。
私は、1988年2月県議会で、この問題をめぐって質問が行われ、当時の総務部長らが「まことに遺憾」などと答弁していた事実を示し、知事の答弁は不誠実なものと批判しました。
清水理事は、「1988年の議会でのやり取りは、書類送検を受けてのもの。当時の参与員と同じ認識は持っている」と答えました。
私は、原発をめぐる意見書が県に寄せられている問題で、意見書の要請に基づいて国に要望をどうしたか質問しました。
商政課長は、全国知事会を通じて国に要請したと答えました。
私は、全国知事会の要請文に照らし、原子力への監視体制の強化を求める要望は不十分だと指摘しました。
この点は、県の意見書でも指摘している問題であり、今からでも国に要望を行うべきだと指摘しました。
商政課長は、「国が(仮称)原子力安全庁の設置を閣議決定」したことなどから新たに要請する考えがないと答えました。
今日は、原発をめぐる質疑を集中的に行いました。明日は、幅広い問題を様々議論していきたいと思っています。
県政に関わる様々なご意見を引き続きお聞かせ下さい。