藤本かずのりサポーターズ はじめました

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地元の敬老会に参加しました

 明日は、敬老の日、今日は、私が住む西ヶ丘自治会の敬老会が行われ、来賓として参加しました。

 私が行ったあいさつの概要は下記の通りです。

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 西ヶ丘の敬老会にお招きいただきましてまことにありがとうございます。県議に4度目の当選を果たしました。県議会では、企業会計決算特別委員会の委員長に就任しました。益々、皆さんのお役に立てるように頑張ってまいります。
 さて、厚生労働省が100歳以上の高齢者数を発表しました。全国で4万7000人。過去最高です。87%が女性です。人口10万人あたり100歳以上の人数を比較しますと、第一位が島根県で、山口県は4位です。やはり、山口県は住みやすい所なのだということが良く分かります。
 総務省の発表ですと、65歳以上の高齢者人口は、総人口の23.3%とこれも過去最高となりました。人口の4人に一人は、高齢者の時代です。
 私は、大学で福祉を学びました。何度も教えられたのは、憲法25条の生存権を争った朝日訴訟です。裁判官は、最低限の生活保障は国の義務で、予算も「指導支配」して優先的に配分すべきと判決で述べました。
 これは、高齢者に対しても一緒だと思います。高齢者の方々が増えたことは喜ばしいことで、国の予算もしっかり確保されることが当然ですし、長寿が喜べる社会にしていきたいと私は思います。
 さて、昨日、実家では、台風が来るかもしれないと、急きょ稲刈りをしました。父が5年前に亡くなり、私がコンバインを運転しました。段取りを指示するのは、昭和12年生まれ74歳になった母が行います。
 先日、芥川賞作家で僧侶の玄侑宗久さんの「龍の棲む家」という本を読みましたが、物忘れがひどくなったお父さんに、ヘルパーの方が、世話をする関係だけではなく、お父さんが若い時得意だった習字を教えていただこうとなり、お父さんの症状も安定したという話を読みました。
 都会でも田舎でも高齢者の皆さんはお世話されるという一方的な関係ではなく、皆さんの役割が地域でしっかり発揮できるような社会にしていかなくてはいけないと思います。
 その意味では、西ヶ丘は、行事がたくさんあって、本当に住みやすい地域だと思います。今日は、私も一日、皆さんと行事を楽しみたいと思います。今日はありがとうございました。

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 敬老会では、子どもたちの出し物がありました。

 三男は、同級生と一緒に剣玉を披露しました。

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 三男を含む4年生が剣玉を披露しました

 次男は、仮装して混成メンバーで踊りを披露しました。

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 6年生を中心に皆が変装して踊りを披露しました

 圧巻だったのは、空手で全国チャンピオンになった塩崎君の演武と試し割でした。

 私も道場の仲間の一人として試し割の手伝いをしました。

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 新極真会の小学生型の部チャンピオンの塩崎君

 参加者も笑顔いっぱいの敬老会となりました。

 西ヶ丘自治会は年齢ごとの行事が充実しています。

 今日は、これから壮年会が行われます。太陽光発電の学習会が行われ、その後は懇親会だという事です。

 明日予定していた稲刈りは前倒ししましたので、今日は、自治会行事に参加する一日となりそうです。

 高齢者の皆さんの長寿が喜べる社会を実現するために力を尽くしたいと思います。

 高齢者の皆さん、ご意見をお聞かせ下さい。

 

台風襲来前に稲刈り終了

 今朝、母から「台風が来そうなので、月曜日に予定していた稲刈りを今日しよう」という電話がありました。

 クラブ活動の予定があった長男以外の家族5名で、吉部の実家へ、10時過ぎに到着しました。

 しかし、稲は露なのか、朝雨が降ったせいか、若干濡れています。

 稲が濡れていると、コンバインの脱穀機がすぐに詰まってしまうのです。

 少し稲が乾くのを待って、11時頃に、家の前の田から稲刈りを始めました。

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機械の操作を思い出しながらの作業(三男撮影)

 昼前に、次姉と22才の甥が長門から合流しました。

 昼過ぎに、その田の作業を無事終えることが出来ました。

 昼食を家族みんなんで取っていると、雨が降り始めました。

 午前中に収穫した籾をライスセンターに持っていくことと、少しでも稲刈りを進めるために、作業を再開させました。

 その後は、しばらく雨もなく、順調に作業をすすめることが出来ました。

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 甥と交替でコンバインを運転しました(次男撮影)

 午後3時を過ぎた頃、一番大きな田の稲刈りが3分の1終わりました。

 いつもお世話になっている、近所の親戚でもあるきよしさんに手伝っていただくことにしました。

 私が、最後の一番小さな田の稲刈りを行い、一番大きな田の続きは、きよしさんの最新のコンバインで刈っていただくことになりました。

 午後5時。突然雨が降り出しました。我が家のコンバインは、案の定、湿った稲が詰まり止まってしまいました。

 稲の詰まりを取り除き、我が家のコンバインは脇にやり、小雨の中、きよしさんのコンバインで作業を最後まで終えることが出来ました。

 次姉と妻が最後の籾をライスセンターに運び、今年の稲刈りを無事終えることが出来ました。

 秋は毎年天候不順で、稲刈り作業には苦心します。台風襲来の前に作業を終えることが出来て家族一同安堵しています。

 子どもたちもそれぞれよく手伝いをしてくれました。

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   稲刈りの手伝いをする次男と三男

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 午後6時に今年の稲刈り作業を無事終えました

 自分たちで植えて、自分たちが収穫した新米が今から楽しみです。

 子どもたちと一緒にいただきたいと思います。

 収穫の秋、皆さんのご家庭で稲刈りは終わりましたか。様子をお教え下さい。

 

中山の猪被害現場を視察

 今朝、宇部市中山の水田を猪が荒らした現場を視察しました。

 収穫前の水田のあちこちで猪が荒らした跡がありました。

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 収穫前の水田に猪が入り、稲をなぎ倒しています

 主に耕作されている80歳の方にお話をお聞きすると、「この地域で猪の被害が出るのは初めてだ」とのことです。

 猪侵入防止のためには、電気柵が有効ですが、見積もりを取ると8万円になったそうです。この方の場合、水田による収益は、10万円程度と言われます。

 「10万円のために8万円の投資をするのは難しい」と嘆いておられました。

 私は、H22年9月議会の一般質問で、受益戸数一戸から電気柵などの助成を行う制度を県で創設すべきだと質問しました。

 山口県は、H20年度までは、受益戸数一戸からの制度も設けていました。

 現在では、国の制度改変もあり、受益戸数三戸以上でなければ補助を受けることが出来ません。

 質問当時の調査で、西日本16県で、県単独の制度を持っていないのは、山口を含めて3県でした。

 中国地方を詳しく調査すると、鳥取・島根は受益戸数一戸からの県単独の制度を持っていました。

 我が家では、来週の月曜日に稲刈りを行う予定です。幸い今年、今日までの時点で、我が家では猪等の被害はありませんでした。

 しかし、昨年は、一部、収穫前に猪に荒らされました。私は、母を手伝う関係から、中小農家の喜びや苦しみを少しは理解できる立場にあります。

 山口県は、昨年度、鳥獣被害が8年ぶりに8億円を突破しました。県は、狩猟免許取得費を補助するなど、鳥獣被害対策防止に力を入れていることは理解しています。

 その上で、今日、現場を見た農家の実情や私の過去の経験から、山口県で、受益戸数一戸から利用できる鳥獣被害に対する単独の制度を創設すべきだということを痛感しました。

 収穫の秋です。皆さんの周りはどうですか。鳥獣被害対策に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

災害対策の拡充と原発からの撤退を求める要望書提出

 本日、みんなの県政をつくる会(福江俊喜代表世話人)は、二井知事に対し「災害対策の拡充と原発からの撤退を求める要望書」を提出しました。

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福江代表世話人から坂本課長に要望書が渡される

 災害につよい山口県にという項目では、①地域防災計画の見直しは、地震・津波の最新の知見にもとづいたものにすること②学校耐震化を2015年までに完了させるため、市町への財政支援を行うこと③避難所への備蓄倉庫、貯水槽、トイレ、自家発電装置などを整備すること④治水、治山など防災関連予算を大幅に増やし、安全な県土づくりをすすめることを要望しました。

 ①の地域防災計画の見直しでは、担当者が、「年明けに県の防災会議を開催し、地域防災計画の見直す中身を具体的に明らかにしていきたい」と答えました。

 ②の学校耐震化の問題について担当者は、「現在、市町に無利子融資を行っている。新たな補助制度は考えていない。」と答えました。

 ③について担当者は、「基本的に市町が判断するものと考えている」と答えました。

 ④について担当者は、「8月23日、局地的な集中豪雨に対応した治水対策検討委員会から提言をいただいた。これに基づき新年度へ向けての予算化を急ぎたい」と答えました。

 原発から撤退し、自然エネルギーの本格的導入をという項目では、①福島原発事故を踏まえ、上関原発計画への同意は撤回すること②原発建設中止後の上関町の振興策については、国とともに、特別の支援を検討すること③上関原発計画に関し、県内で開催された公聴会、シンポジウムで「やらせ」など不適切な対応がなかったかを徹底調査すること④小規模水力、太陽光、風力、潮力など自然エネルギーの本格的導入をすすめることなどを要望しました。

 ①について担当者は、「国の動向を注視し地元上関町の意向を尊重して対応する」と答えました。

 ②について担当者は、「今後、町から要請があれば、どのような対応が県として出来るのか検討したい」と答えました。

 ③について担当者は、「9月中には、国に要請を行っていきたい」と答えました。

 ④について担当者は、「今後は再生可能エネ法の動向を注視して対応したい」と答えました。

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  災害問題と原発問題で懇談が行われました

 

第5回錦川川づくり検討委員会を傍聴

 本日、岩国シンフォニアホールで、第5回錦川川づくり検討委員会が行われ、傍聴してきました。

 傍聴席が20しか準備されていないと聞き、朝早く自宅を出発し、現地に10時前に到着しました。

 11時30分に予約傍聴券が配布され、私は3番目でした。

 傍聴が正式に受付られた午後1時には、「美しい錦川を未来に手渡す会」の方々など30名以上が会場周辺に集いました。

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美しい錦川を未来に手渡す会の皆さんのアピール

 錦川川づくり検討委員会は、今後30年間の河川整備の目標や整備メニューについて、平成18年に計3回の審議が行われていました。

 国は、平成22年9月に、「ダム事業の検証に係る検討に関する再評価実施要領細目」を発し、都道府県に対し、「ダム事業の検証に係る検討」を実施するように要請しました。

 これに基づいて、山口県は、「錦川川づくり検討委員会」を再設置し、委員の意見を聞くこととし、7月に第4回、そして今日第5回が行われました。

 県は、8月にパブリックコメントを行い、県民の意見を募集し、今後、ダム事業の対応方針の原案を作成する計画です。

 その後、その原案について、県公共事業再評価委員会の意見を聴いたうえで、県の対応方針決定し、国土交通大臣に検討結果を報告するとしています。

 第5回の川づくり検討委員会は、第4回検討委員会で委員から出された意見とパブリックコメントで出された県民からの意見に対する県の回答が明らかにされました。

 パブリックコメントは、8月3日から9月2日に行われてました。県外の方を含めて112名の方から意見が寄せられました。

 平瀬ダムについて91%の人が反対を表明する意見であったことが報告されました。

 特に多かったのは森林の保全を優先させ、ダムを建設する必要はない、いわゆる緑のダムが必要との意見で、25件あったと報告されました。

 この意見に県の回答は、「森林の保水機能には限界がある」との日本学術会議の答申(平成13年11月)を根拠とし、ダムの必要性を強調するものでした。

 総じて、様々な意見に対して県の回答は、「平瀬ダム+河川改修案」が最良とする内容でした。

 川づくり検討委員会は、パブリックコメントに対する県の回答説明の途中で、時間切れとなり、次回に続きを行うことを確認して閉幕しました。

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 第5回錦川川づくり検討委員会の休憩の様子

 次回は、今後の対応方針案や今後の予定なども協議される予定です。

 私としても次回も是非傍聴したいと思っています。

 平瀬ダムについては、パブリックコメントの結果からも県内外から多くの批判的な意見が出されています。

 このまま、「検討の結果、平瀬ダム再開」という結論ありきの議論に終始させてはならないと痛感しました。

 平瀬ダムが再開されるかどうかこの秋が大きな山場を迎えます。大いに県民的な議論を行う時だと思います。

 平瀬ダムについて皆さんの意見をお聞かせ下さい。

宇部港東見初地区港湾整備事業などを視察

 本日、土木建築委員会の県内視察が行われました。

 宇部市内の視察に地元議員として参加しました。

 まず、一般国道490号交通安全施設整備を視察しました。

 現地では、国道490号神原交差点付近500mの車線を増やす工事が行われています。

 13億円の事業費で4車線を6車線にし、歩道部分を2mから6mに拡大する工事が行われていました。

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神原交差点南側では歩道の整備が完了しました。

 次に、東見初地区港湾整備事業を視察しました。

 この地域の港湾整備事業は、当初79.2haを埋め立てる計画でした。現在、63.9haの1期工事が行われています。

 当初、東見初地区港湾開発の事業費は194億円でしたが、約400億円と言われていました。現在、15.3haも埋立を縮小する計画であるのに事業費は406億円となっています。

 63haを埋める用材は690万・要ですが、最大は413万・のしゅんせつ土です。約6割にもなります。主には、本航路のしゅんせつ土が主なものです。

 つまり、63haの埋立地を作らなけらばならない主な理由として、しゅんせつ土の埋立場としての意味合いが濃いことは明らかです。

 また、土地利用計画として一番ウエイトを占めているのが、緑地19.5ha、スポーツレク施設用地15.9ha。合計で、35.4haです。

 宇部市の海岸部分に、巨額を投じて、緑地とスポーツレク施設が必要でしょうか。

 これらで開発面積の2分の1以上を占めます。このことによっても、この埋立の目的がしゅんせつ土の捨て場ありきであることがよく分かります。

 この事業は、1997年に事業着手されていますが、今年で14年目です。担当者は、ふ頭用地の供用開始を平成20年代後半だと説明しました。

 合せて、埋立第五区画の一般廃棄物の埋立などは、平成35年位まで行われるということです。竣工は、あと12年。着工後、竣工するまで30年近くかかります。

 事業が長引くことで更に事業費が増額することが予想されます。

 30年後は、埋立てた土地の上をどう開発していくのか、これにも巨額のお金がかかります。

 私は、今日、東見初港湾開発の現場に立って、改めて、この開発は、63haに留め、2期事業に着手すべきではない、ましてや、新沖の山地区の開発は中止すべきだと痛感しました。

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東見初地区第5区画(廃棄物が埋立られています)

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 東見初第4区画(しゅんせつ土が埋立られます)

 同時に、現在、宇部港が国際バルク戦略港湾に指定されたことが重大です。

 現在、県が指定された港の育成プログラムを策定して国に提出したと担当者は説明しました。

 今後は、国の予算確保がどの程度になるのか、県の負担がどの程度になるのかが注目されます。

 国は、十二分な財政を国際バルク戦略港湾に確保すべきです。

 県は、国の財源が不十分で、県に多大な財源が必要となった場合は、改めて「国際バルク戦略港湾」計画を進めるべきかどうか県民の意見を聞く機会を設けるべきだと思います。

 とにかく、厳しい財政難、数百億円のお金が港で使われています。県民的な議論を大いに行う必要を痛感した視察でした。

 山口県の港湾開発について、皆さんはどのようにお考えですか、ご意見をお聞かせ下さい。