今日は、終日、来年度当初予算案について、各部から説明を受けました。
しっかり勉強して来週からの質問戦に生かしたいと思います。
今朝からのどが痛く、夕方、宇部協立病院を受診し、風邪薬をいただきました。
明日は、自宅でゆっくり過ごしたいと思います。
一般質問の原稿書きも始めましたが、この作業も進めたいと思います。
明日、熱が上がらないことを願いつつ、今日は早く休みたいと思います。
子どもたちが通う西宇部小学校は、低学年を中心に、3学級が学級閉鎖となっています。
娘を迎えに行った学童保育もガラガラでした。
季節の変わり目です。皆さんはいかがお過ごしですか。
昨日は、ブログのシステムのバージョンアップのため、お休みしました。
今日から、バージョンアップされたシステムで更新していきます。
読みにくい箇所などありましたらご指摘ください。
さて、本日、県議会が開会しました。村岡知事が議案説明を行いました。
来週から質問戦です。しっかり準備をして大いに発言したいと思います。
午後から、山口市にある山口ふるさと伝承総合センターで伝統的工芸品である「大内塗」の振興について視察しました。
まず、伝統工芸士である富田潤二さんより大内塗の現状をお聞きしました。
まず、作家さんの人数は、6人で、一番若い方は、40代だということです。
大内塗は、600年以上の歴史がありますが、これから数十年が伝統工芸の継承にとって重要な時期であることが分かりました。
山口市からは、振興組合に20万円の助成を受けています。
新年度から、全国の伝統工芸品が集積している「青山スクエア」に山口市の援助を受け当面1年限りで、大内塗のブースが設けられるということです。
富田さんは、「県内の伝統工芸品を展示販売するアンテナショップが首都圏などに継続設置されればいい」と語られました。
この日、伝承総合センターで、山口市立二島小学校6年生が、富田さんの指導で、大内塗体験をしていました。
山口市立二島小学校6年生が体験学習をしています
私は、飛び入り参加させていただきました。
箸に漆を塗り、金箔をはる作業なのですが、とても大変でした。
漆の上に金箔を貼り付ける作業が大変でした。
作家さんのご苦労を実感することが出来ました。
所長さんの案内で、伝承センターの見学も行いました。
たくみ館では、様々な教室でにぎわっていました。
大内塗体験は、年間3000人の参加があるそうです。
その他、野村酒場を残したまなび館、旧美祢邸を移設したみやび館があります。
全体として年間3万人の利用があるそうです。
知事選挙後、県内の伝統的工芸品である「赤間硯」と「大内塗」の現場を視察しました。
視察した内容を始まった議会で取り上げる予定です。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
本日、第82回山口県党会議が行われました。
次期県役員が選出されました。委員長に佐藤文明さん。
私は、引き続き常任委員に選出されました。
私は、一斉地方選挙と中間選挙をたたかう候補者を代表して決意表明を行いました。
一斉地方選挙と中間選挙に全て勝利しようと訴えました。
私の発言の要旨は以下の通りです。
・・・
来年の一斉地方選挙とそれまでに行われる中間地方選挙をたたかう候補者を代表して決意表明を行います。 26回大会決議は、来年の一斉地方選挙は、3つの意義があると述べています。第一は、それぞれの地方自治体の今後を左右する選挙だということ。第二は、安倍政権の反動的暴走に国民的審判をくだす選挙であること。第三は、第三の躍進を本格的な流れにするうえで重大な関門となる選挙であることです。 3つの意義をもった歴史的戦いを前に、私は、まさに武者震いをする思いです。緊張感をもって、一斉地方選挙とそれまでに行われる全ての地方選挙に必ず勝利しようではございませんか。 県党会議の総合計画に、県議選挙は、「いずれも議席確保のためには容易ならざる奮闘が必要」とあります。まさに宇部市選挙区がその通りです。 補欠選挙で、自民党が議席を増やし3つにしました。公明・社民の現職も立候補し、民主も立候補予定です。私を入れて、定数5を有力7陣営が争う大激戦が予測されます。 総合計画には、「勝利にふさわしいだけの強く大きな『実力ある党』を作りたたかうなかでこそ勝利への展望があきらかになります」とあります。 私は、昨日、宇部工業高校の卒業式に参加しました。ある担任の先生が、卒業生に次の言葉を送っておられました。「準備の出来が成功の鍵となる」。 まさに、一つ一つの選挙勝利の鍵は、準備の出来にかかっている。選挙の準備とは、勝利にふさわしい党を作ることができたかどうかです。 「準備の出来が成功の鍵となる」。一斉地方選挙とそれまでの中間選挙一つ一つでしっかり準備して、一つ一つの選挙、必ず勝利いたしましょう。そのために全力を尽くすことをお誓いして私の決意表明といたします。
・・・
県議会も始まります。引き続き皆さんのご要望をお聞かせ下さい。
本日、山口県立宇部工業高校卒業証書授与式に参加しました。
第89回卒業証書授与式が行われた宇部工業高校
私は、柳居議長の祝辞を代読しました。
県議になって以来、15回目の卒業式への参加だと思いますが、一番涙を流した卒業式といっていいと思います。
卒業生が、私の子ども世代になっていることが最大の理由だと思います。
卒業生みんながわが子のように思えるのです。
卒業生の答辞を読んだ生徒は、サッカー部に在籍中に、病気を患い練習に参加できなかったけれど、その分、仲間の大切さを感じたと語りました。
一番泣いたのは、卒業生が退場する際に、保護者席に向かってお礼の言葉を述べるところです。
「反抗したこともあったけど、自分を産んでくれてありがとう。」などの言葉には涙しかありません。
お父さんが亡くなったが、これからは、父親の分、頑張るとの母親に語る生徒もいました。これにも涙。
宇部工業では、全ての生徒の進路が決まっているとのことです。
182人の宇部工業高校の卒業生と、山口県内で今日卒業を迎えた全ての子どもたちの未来が開かれることを願います。
そのためにも、若者にやさしい県政にしていきたいと決意を新たにしました。
卒業を迎えられた皆さん、保護者の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
本日は、議会運営委員会が行われ、来月4日から3月県議会が行われることが決まりました。
同時に、本日、新年度予算の概要が発表されました。
概要では、最初に「編成の基本的考え方」が明らかにされています。
考え方には、「一般会計については、通年予算ではありますが、経常的経費や継続事業を中心とした、いわゆる『骨格予算』として編成しました。」「新規事業や政策的な判断を要する経費は、今後、いわゆる『肉付け予算』として、追加の補正予算措置を講じる予定としています。」とあります。
このため、一般会計予算規模は、6533億4百万円で、対前年度比、-399億5千500万円となりました。
歳入予算の特徴の第一は、消費税引き上げで、50億7600万円が増加したことです。
歳出予算の特徴の第一は、公共事業関係費が対前年度比-425億2千500万円で、-50%となっていることです。
第二は、考え方にもあるように、国が制度を創設した給付型奨学金など以外の暮らしにかかわる予算は、継続事業が中心であり、30人学級化や私学助成なども前年度並みの対応となっています。
村岡知事は、「6月県議会で『肉付け予算』を組む」考えを今日の記者会見で示したようです。
国の地方財政の伸びが1.8%ですので、6月県議会で肉付け補正予算を組む財源は、約500億円と予測されます。
しかし、公共事業関連費が少なくとも425億円組まれることが予測されますので、肉付け予算の中で、暮らしにかかわる「新規事業や政策的な判断を要する経費」にさける予算額は、数十億円に限られる可能性が明らかになってきました。
本日、学校法人山口朝鮮学園などから「私立外国人学校特別補助金」の新年度予算計上を求める要望書が提出されました。
私は、この補助金の復活を始め、30人学級の拡大など、県民要求に答える積極的な対応が求められていると思います。
3月議会では、6月議会での肉付け予算編成に向けて、村岡知事へ県民要求を積極的に届けたいと思っています。
皆さんの切実な要望をお聞かせください。可能な限り3月議会に反映していきたいと思います。
本日は、まず、宇部市万倉岩滝の日枝さんの赤間硯工房を見学しました。
日枝さんの工房です。親子二代で製作されています。
赤色頁岩を加工して硯を作成する歴史は、約800年の鎌倉時代までさかのぼります。
赤間硯は、昭和51年に、経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定されました。
色々な形の赤間硯が陳列されいます。伝統が光ります。
赤間硯は年間約600名を超える見学者がいますが、日枝さんの工房が全て受け入れています。
楠町が宇部市と合併する前に、近くに駐車場などは整備されたものの、見学者用の工房がないため、苦労されているようです。
同じく県内で、伝統的工芸品に指定されている大内塗は、伝承センターをもっていますが、赤間硯も同じような施設があったらとの要望をお聞きしました。
日枝陽一さんは、41歳。一番若い赤間硯の製作者です。
後継者対策は急務だといわれます。赤間硯の場合は、岩滝地域に居住している人しか石を利用できないルールとなっています。
伝承センターと同時に、後継者が住める施設があればとの要望もお聞きしました。
山口県内の伝統的工芸品が今後とも継承されていくような対策が求められていると感じました。
今日、お聞きした点については、今後の議会で取り上げていきたいと思います。
次に、徳地町の和紙の材料を取り扱っておられる山内農場を見学しました。
山内農場は、こうぞやみつまたなど和紙の原料を加工して出荷されているところです。
中心は、紙幣の原料として、国立印刷局に、みつまたを加工した原料を出荷されています。
国立印刷局が取り扱う国内原料の約2割を山内農場が取り扱っているとのことでした。
県内農家が育てたみつまたを蒸し煮して、黒皮はぎ、乾燥させて、白皮に加工して出荷する作業が行われていました。
一番目は、原料のみつまた。二番目は、蒸し窯
三番目は、黒皮をはぐ工程。最後は、黒皮の乾燥
山内さんは、「紙幣の原料のみつまたは不足している状況だ。みつまたの育成農家が増えるといいのだが」と話されました。
実際に、工作放棄地にみつまたが植えられている畑を見学しました。
耕作放棄地にみつまたが植えてあり、春に収穫です。
水はけのよい場所で、日当たりが十分なくても育てられるとのことでした。
苗を植えて3年経過すれば出荷することができる枝が育つとのことでした。
中山間地域の耕作放棄地で、みつまた栽培が広がることを願います。
今後、宇部市楠地域で耕作放棄地へみつまたを植えることが出来ないかの協議が始まるとのことです。
わが実家の耕作放棄地を含めて、みつまた栽培の協議に参加していくことにしています。
行政としての支援の在り方について今後、調査し、必要な発言を行っていきたいと思います。
伝統的工芸品の振興や、みつまた栽培を始めとした中山間地域の振興の在り方について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。