本日、下松市の「ほしらんどサルビアホール」で、下松市議選に向けて日本共産党演説会を行いました。
現職の渡辺敏之市議と新人の田上茂好さんが力いっぱい訴えました。
左から渡辺市議と新人の田上さん
私は、応援演説を行いました。
私が訴えた要旨は以下の通りです。
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日本共産党演説会にお集まりの皆さん、紹介を受けました県議会議員の藤本一規です。日本共産党市議団の要、渡辺敏之さんと新人の田上茂好さんの現有2議席を皆さんの力で守って下さい。最初にお訴えいたします。
さて、現在、県議会の真っ最中です。今議会は、村岡知事就任最初の議会でした。知事は若くなりましたが、中身は、山本前県政のままです。
最大の問題は、中国電力が上関原発建設のために申請した公有水面埋立免許の延長申請に関わる村岡知事の態度です。
二井元知事は、3.11直後の2011年6月県議会で、「埋立の前提となる土地利用計画についても、依然として不透明。したがって、延長申請があってもそれを認めることは出来ない」としました。
その後、山本知事は、中国電力の申請に、補足説明を求め続け、現在、4月11日を期限として補足説明を求めています。
村岡知事は、中電から補足説明を聞き続けるとの答弁に終始しました。
3月8日、「上関原発は建てさせない」と7000人の県民が山口市に集まりました。集会では「村岡知事には、子どもたちの未来のためにも原発のないふるさとを守る働きを、県民と共に担っていただきたい」との宣言を採択しました。村岡知事は、子どもたちの未来のために、中電への埋め立て免許をきっぱり不許可にすべきだということを強く訴えるものです。
特に下松市は、上関原発予定地から30キロ圏内です。下松市議会は、2011年6月9日、「上関原発の凍結」を求める意見書を採択しています。
また、14日金曜日の午前2時過ぎに、愛媛県伊予灘を震源とするマグニチュード6.2の地震が発生しました。下松市では、震度5弱のゆれが起こりました。
上関原発予定地の直下には、マグニチュード6.3から7.1の大地震を起こす活断層が5本あることが明かです。F3とF4断層が連動しているとの指摘もあります。活断層が長ければ、地震の規模も大きくなります。
金曜日の地震は、まさに上関原発予定地周辺の活断層が原因と思われます。活断層の上に原発を作ってはいけない。
上関原発つくらせない下松市民の願いを、渡辺・田上候補にお願いいたします。
次に、暮らしの問題についてお話をしたいと思います。今年度から県内で30人以下学級を県下10校のモデル校で実施しました。新年度も同じ10校を30人以下学級にしています。下松市では、花岡小学校の1年生が30人以下学級になっています。花岡小学校の1年生は、131人。普通なら4クラス33人学級になるところですが、5クラスになり26人学級になっています。宇部市で30人以下学級になっている厚南小学校に訪問し、成果をお聞きしました。時計の見方など学習の定着度が上がった、夏休み明けなどの子どもの休みが減ったなど、成果ばかりでした。
私、山口県中の小学校1年生の子どものクラスを30人以下にすると何人の先生が必要か質問しました。花岡小学校を入れて54人の先生を増やせば山口県中の小学校1年生が30人以下にすることができます。人件費は、約800万円ですから、4億3200万円あれば、30人学級を実現することができます。日本共産党とご一緒に子どもたちによりよい環境を届けてまいりましょう。
子どもたちの教育環境という点では、学校給食の民間委託という話が、下松市で出ています。私は、宇部市PTA連合会の副会長を務めています。今年度は、宇部市学校給食運営委員会の委員に任命されました。その会議の中で、宇部市の学校給食を民間委託にする提案がされました。調理と食器類の洗浄・清掃業務を民間委託にするものです。
発注者が、請負業務の作業行程に関して仕事の順序、方法などの指示を行ったり、あるいは労働者の配置、労働者一人ひとりへの仕事の割り付けを行えば、偽装請負となります。
埼玉県鳩ケ谷市では、2009年、労働省告示第37条に違反するとして、学校給食業務が埼玉県労働局から是正指導を受けました。
法を犯してまで、学校給食を民間委託にしてはなりません。宇部市で最初に給食センターの民間委託で受託したのは、東京に本社があるグリーンハウスという会社で、横浜市の学校給食の民間委託を受け、求人情報をみると時給868円。横浜市の最低賃金そのままの額です。
民間委託の学校給食は、子どもたちにとっても労働者にも「安かろう悪かろう」の害悪を広げるものであることを訴えたいと思います。
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明日からは、県議会の総務企画委員会の審議です。
しっかり準備をして臨みたいと思います。
引き続き、県政全般に対するご意見をお聞かせ下さい。
今、山本繁太郎前知事逝去の報を受けました。
ご遺族の方へ心からお悔やみを申し上げます。
藤部副知事が就任される直前に、知事室で山本前知事と直接お話ししたことが、一番に思い起こされます。
その時に山本前知事は、江戸時代の江戸の街が、いかに環境に配慮した都市構造であったのかを熱く話をされました。
山本前知事から山口県を地産地消を中心として発展させたいとの想いをじっくりお聞きしました。
都市づくりのプロとしての山本元知事の話に魅了されたことを想い起こします。
山本前知事は、議会で様々なやり取りをした後であっても、必ず、議会の私たちの控室に笑顔であいさつに来られていました。
山本前知事の、人間の大きさにも敬服していました。
山本前知事、大変お世話になりました。
安らかにお休みください。山本前知事、ありがとうございました。
今朝午前2時6分ころ、中四国地方西部と九州東部を中心とした西日本の広い範囲で地震が発生し、私が住む宇部市では震度4の揺れを観測しました。
気象庁によると、震源は伊予灘で震源の深さは、約78キロ。地震の規模は6.2でした。
県内では、柳井市、平生町、防府市、下松市で震度5弱を記録しました。
負傷者は、防府市で2名。出光興産徳山工場で火災が発生しましたが、鎮火しました。
山口県は、この地震を受け、災害対策本部を設置しましたが、その後解散しています。
私は、寝ていたのですが、地震を受け、目を覚ましました。子どもたちもそれぞれ目を覚ましたようです。
さて、今朝発生した地震の震源地は、上関原発予定地周辺です。
また、付近に伊方原発があることも心配されます。
上関原発予定地の直下には、マグネチュード6.3から7.1の大地震を起こす活断層が5本あることが明かです。F3とF4断層が連動しているとの指摘もあります。活断層が長ければ、地震の規模も大きくなります。
気象庁は、引き続きこの地域で余震が続く可能性があると警告しています。
福島原発を経験した日本で、活断層の上に原発を作ってはいけないことが当然だと思います。
今回の地震と上関原発建設との関連を引き続き調査していきたいと思います。
また、伊方原発の再稼働の議論をしていく上でも今回の地震の影響を加味すべきだと思います。
今回の地震に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
一般質問が終わりました。
今議会は、村岡新知事への最初の質問となりましたが、多くの提案が出来たことに満足しています。
まず、財政の中期見通しを示すことです。
二井知事時代は、「新・県政集中改革プラン」の中で、「財政改革」の方向が示され、県債残高の抑制方針や大規模プロジェクトの適切な進行管理の指針などが示されていました。
更に、二井知事時代、「平成20年度当初予算(案)の概要」に向う4年間を展望した「中期財政見通し」と「試算期間中における県営建設事業等一覧表」が示されていました。
村岡県政の元で財政見通しを示すべきとの質問に、池内総務部長は「中期ビジョンを作成する作業の中で、財政見通しを示すべきかどうかも検討したい」と答えました。
次に平瀬ダムの入札に関して、私は、今回、共同企業体の代表者とそれに準じたもの以外の総合評価値を900点以上にしたことと、4者が参加したJVにした理由を質す質問として、直近の県内で建設された3つのダムの共同企業体の構成数と共同企業体の代表者以外の総合評価値は何点以上にしたのか尋ねしまた。
藤部副知事は、「過去県内で建設されたダムの共同企業体の構成数は2であり、代表者以外の総合評価値は1000点以下だった」と答えました。
その上で、平瀬ダムの入札参加JVを4社とし総合評価値を900点以上にした理由について「ふるさと産業振興条例に基づいて、地元企業に参加する機会を増やしたいとの考えからだ」と答えました。
児童相談所の問題では、山口中央児相相談所に併設されている一時保護所を拡充する方針であることが渡辺健康福祉部長から語られました。
30人学級化に関して、私は、今年度小学校1年生を30人学級に全てした場合、何人の教員の増員が必要だったか質しました。
田辺教育長は、54人だと答えました。
私は、一人の人件費を年間800万円とした場合、4億3200万円の予算でできることを示し、田辺教育長に小学校1年生の30人学級を本格実施すべきだと訴えました。
伝統的工芸品の振興の問題についても取り上げました。
特に後継者が一桁となっている「大内塗」と「赤間硯」の後継者対策を強化するよう求めました。
最後に、私は、県警本部長に、長門署管内で発生した「誤認逮捕」の再発防止に向けた取り組みをただしました。
冒頭県警本部長は「誤認逮捕」の事案は「決してあってはならないこと」だとの認識を示しました。
そのために、再発防止を徹底する文書を本部から各所轄に発出すると同時に、必要な会議などを開き徹底する意向を明らかにしました。
その他、私学助成の拡充や乳幼児医療費助成制度の拡充、中央児相宇部駐在を児童相談所へ格上げする問題などの質問を行いました。
今回質問した問題が6月議会の肉付け予算に反映されることを強く望んでいます。
来週から総務・企画委員会の審議に参加します。しっかり準備したいと思います。
引き続き、皆さんの要望をお聞かせ下さい。
今朝の山口新聞の朝刊に、岩手県宮古市田老地区の防潮堤で、地震発生時刻に合わせて手をつなぎ黙とうする人たちが大きく映し出されていました。
日本共産党県議団は、発災2ケ月後の6月。岩手県宮古市に災害ボランティアに行きました。
宮古市に到着した夕方に田老地区を訪ねた時の驚きを今も忘れることが出来ません。
海岸から山裾まで、全ての建物がなぎ倒されていました。
その中央に大きな日本の防潮堤がそびえていました。
防潮堤の上からも災害の様子を見ました。
防潮堤の内も外も建物は粉々でした。
田老地区は、全国最大規模の防潮堤がありましたが、それを大きく越える津波が地域を襲いました。
この地区の津波の高さは30メートルを越え、東日本大震災被災地でも屈指の高さでした。
残った建物も解体を待つ赤いスプレーの文字が目立っていました。
田老地区を始め、私たちが訪れた宮古市はどのように復興しているのでしょうか。
機会があれば、もう一度訪ねてみたいと思います。
志位委員長は、「東日本大震災・福島原発事故から3年を迎えるにあたって」との文書を昨日発表しました。
「東日本大震災からの復興、被災者の生活と生業の再建は、国政上の最優先課題であるとともに、日本の政治のゆがみをただす事業です。日本共産党は、被災者のみなさんの切実な要求の実現をはじめ、復興に向けた力強い歩みを、被災者、国民のみなさんとともにすすめていきます。」と志位委員長は文書を締めくくりました。
山口県内にも被災地からの避難者の方々が148名おられます。福島からの避難者の方々は、昨年より増えています。
山口県として県内の避難者の方々に必要な支援が出来ているのかなど、私も可能な被災者支援を続けていこうと思います。
被災者・避難者の皆さんのご要望をお聞かせ下さい。
上関原発を建てさせない山口県民大集会
7000人が集う
藤本県議は脱原発川柳事務局務める
三月八日、山口市維新百年記念公園ちょるる広場で、「上関原発を建てさせない山口県民大集会」が行われ、県内外から、七〇〇〇人が参加しました。
参加者は、原発なくせを意味する「NON」と大きく書かれた紙を全員でかざしました。
そして、「この度の選挙で当選した村岡嗣政県知事は、山本繁太郎前知事の方針を受け継ぐことを表明していますが、上関原発の建設が予定されている田ノ浦の埋め立て免許延長を許可すべきではありません。」などとする集会宣言を参加者一同で採択しました。
藤本県議は、脱原発川柳事務局を務めました。
上位三賞と自句を檀上で発表しました。
○銅賞
山口の美しい街残したい宇部市 田村順子さん
○銀賞
原発は未来のために即中止
山陽小野田市 石井安子さん
○金賞
原発ですべての夢が灰となり
山口市 山﨑真理さん
○自句
福島の涙三年乾かない 一兎
上関原発建てさせないと7000人が集う
藤本県議が、13日(木)午後1時から登壇
藤本県議は、13日(木)午後1時から一般質問で登壇する予定です。
質問項目は、以下の通りです。
①山口県の諸計画について
・産業戦略計画・中期ビジョンなど
②大型公共事業について
・第二関門橋・平瀬ダムなど
③子どもを取り巻く諸問題への対応について
・乳幼児医療費助成制度・児童相談活動など
④教育問題について
・30人学級・私学助成の充実など
⑤地場産業の振興について
・建設産業の育成・伝統的工芸品の振興など
⑥その他
厚東川工水事務所下に雨水路新設
企業局厚東川工業用水道事務所からの雨水が周辺の民家に流れ込む被害が続いており、藤本県議は、改善を事務所に求めていました。雨水排水路の新設工事が今月から始まることになりました。
写真下の水路がから斜め上に水路が新設
一気
県議になって十五回目の参加となる高等学校の卒業式。三月一日宇部工業高等学校卒業式に出席しました。過去参加した中で、一番涙を流した卒業式といっていいと思います▼涙の訳は、卒業生が、私の子ども世代になっていることが最大の理由だと思います。卒業生みんながわが子のように思えるのです。卒業生の答辞を読んだ生徒は、サッカー部に在籍中に、病気を患い練習に参加できなかったけれど、その分、仲間の大切さを感じたと語りました。一番泣いたのは、卒業生が退場する際に、保護者席に向かってお礼の言葉を述べるところです。「反抗したこともあったけど、自分を産んでくれてありがとう。」などの言葉には涙しかありません▼卒業を迎えた全ての子どもたちの未来が開かれることを願います。若者にやさしい県政にしていきたいと決意を新たにしました。