議員日誌

宇部興産前で労働者後援会の皆さんと宣伝行う

  今朝、宇部興産前で日本共産党労働者後援会の皆さん方と宣伝を行いました。

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  宇部興産前で今朝、労働者後援会と宣伝行う

 志位和夫委員長が2月20日に行った雇用問題での質問内容のビラを労働者の皆さんに配布しました。
 私は、2月県議会に県労連から提出された「最低賃金の大幅引き上げと地方格差の是正を求める」請願の状況を報告しました。
 以前のブログでも一部報告したように、私は、本請願に対して、次のような討論を最終本会議で行いました。
 「請願2号『最低賃金の大幅引き上げと地方格差の是正を求めることについて』を不採択とする委員長報告に反対します。
 志位委員長が2月20日の衆議院予算委員会で指摘した通り、日本の最低賃金780円は、欧米諸国の中で最低です。790円だったアメリカはオバマ大統領が1101円への引き上げを表明しています。
 OECDの調査によれば、日本のシングルマザーは先進国のなかで、就労率はもっとも高く85.9%が働いています。ところが、ひとり親世帯の相対的貧困率は、日本は50.8%と最も高い状況です。日本の多くのシングルマザーは、最低賃金ぎりぎりの低賃金でダブルワーク・トリプルワークに追われ、ぎりぎりの生活を強いられています。
 私たちのところにもシングルマザーの方々から生活できないという訴えが数多く届けられています。
 山口県の最低賃金は715円です。山口県の最低賃金の大幅引き上げと地方格差の是正を国に求めることは、『活力みなぎる山口県』を標榜する村岡県政が1丁目1番地に行うべきことです。よって、本請願を不採択にすべきとする委員長報告に反対します。
 しかし、自民党は「本請願が、最低賃金の大幅な引き上げや全国一律の最低賃金制度など、最低賃金制度の枠組みを無視した要望であること。また、最低賃金の引き上げに向けて、国による中小企業の賃金と業務の改善を支援する助成制度の実施とその拡充が図られるなど、現在、中小企業を含めた取り組みが着実に進められている。」として、請願は不採択との立場を取りました。
 採択の結果、自民・公明などの不採択多数で、請願は不採択となりました。
 いよいよ始まる県議会議員選挙は、労働法制改悪を許すのかどうかが大きな争点です。
 自民・公明への一票は、労働法制改悪を進める一票、最低賃金据え置きの一票となるのではないでしょうか。
 私は、異常な長時間労働の規制を県として国に求めるようこれからも発言していきます。また、山口県の最低賃金引き上げを今後とも求めて頑張っていきたいと思います。
 雇用問題での皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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