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品川正治著「手記 反戦への道」を読了しました。

 品川正治さんの「手記 反戦への道」を読了しました。

 この本は、私の座右の書のひとつなることでしょう。

 この本の後半部分では、「憲法9条を復員船上で知る」の項が圧巻でした。

 品川さんは、志願して中国戦線へ。まさに死線を越えて、命からがら復員船で帰国出来ました。

 復員船が接岸したのは、山口県の仙崎港。

 接岸後、船内で手続きを待っていた時に、全国紙を読むことができました。

 この中に、公表されたばかりの日本国憲法の日本政府草案全文がありました。

 品川さんは、日本国憲法草案を皆の前で朗読する役となりました。

 こからは、原文を引用します。

 「読み進め、九条の部分を読み終わると、全員が泣き出していた。戦争放棄をうたい、陸海空軍は持たない、国の交戦権は認めない。

 こんなことを憲法に書けるだろうか、よく書いてくれた。これだったら亡くなった戦友も浮かばれる-私は、読みながら突き上げるような感動に震えた。(中略)

 この九条こそが、私の一生の原点中の原点になったのである。」

 当時の一人ひとりの国民の命をかけたたたかいが憲法九条となって実を結んだことをこの本を読んで学びました。

 憲法九条の深さと重さをしっかり理解した上で、今日、議論されている「集団的自衛権」の問題に立ち向かいたいと思いました。

 本書での品川さんの手記は、終戦直後で終わっています。

 品川さんの戦後の歴史を綴ったのが「戦後歴程-平和憲法を持つ国の経済人として」(岩波書店)です。 

 書店に注文したいと思います。

 これからも品川さんの著作から生きる指針をしっかり学んでいこうと思います。

  皆さんの感想をお聞かせ下さい。

 

映画「神様のカルテ2」

 実家の田植えに向けて田を鋤こうと構えていましたが、生憎、数日来の雨で叶いません。

 子どもたちは、妻の実家である大阪府箕面市に行っており、今日帰ってきます。

 忙中閑あり。前から観たかった映画「神様のカルテ2」を観てきました。

 夏川草介さんの原作は、シリーズの一巻から全て読んでいます。

 映画「神様のカルテ」も観ました。

 映画「神様のカルテ」のパンフレットでライターの相田冬二さんが「同じ監督なのに、フォームもヴィジョンもまるで違う。そうして、あたかも前作が『序章』にすぎなかったと思わせるような強靭な続編が映画史には存在する」と述べていますが、まさに、本作は、前作を凌駕する秀作だと思いました。

 藤原竜也演じる進藤医師が、この映画をリードします。

 進藤医師は、櫻井翔演じる栗原医師と信濃大学の同級生。

 進藤は、「医学部の良心」と呼ばれた秀才。東京の大病院から、栗原が勤務する本庄病院に転勤してきます。

 着任後の進藤には、「定時で帰り、患者を顧みない」などの批判が。

 「よき医師」とは何かが本作の大きなテーマです。

 江本明演じる副院長の発病も本作を深めています。

 患者の命も医療スタッフの命も守られる環境が少しづつでも確立していくことを願います。

 本作のパンフレットで深川監督が「神様のカルテ3」が製作されるとしたらとの質問に、「できるなら、また新しい挑戦ができるならやってみたいですね。」と語っています。

 原作の「神様のカルテ3」も映像化が期待される良作。

 映画「神様のカルテ3」を今から期待しています。

 そして、原作の「神様のカルテ4」も心待ちにしています。

 「医師の話ではない。人間の話をしているのだ。」

 この言葉が、「神様のカルテ」を貫くテーマだと思います。

 栗原一止医師とともに、私も「神様のカルテ」シリーズで成長できたらと思います。

 「神様のカルテ」シリーズをこれからも応援していきたいと思います。

 「神様のカルテ」ファンの皆さん感想をお聞かせ下さい。

 

萩市議選勝利目指す街頭演説会

 本日、萩市のアトラス萩駐車場において、日本共産党街頭演説会が行われました。

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 左から、私、石村さん、五十嵐さん、仁比さん、宮内さん

 宮内萩市議は、名誉棄損を一部認める判決が出され控訴する意向を述べた上で「萩市政がさらに風通しの良い民主的な市政へと前進するために、これらも勇気をもって行動します。」と決意を語りました。

 五十嵐市議候補は、「ゴミ袋が県下で一番高いなど、萩市の市政は市民に冷たい。市民本位の暖かい市政を実現したい。」と語りました。

 仁比参議院議員は、「消費税増税後、国民の暮らしは確実に苦しくなっている。安倍政権の暴走と対決している日本共産党を今度の市議会議員選挙で伸ばしてほしい。」と訴えました。

 私も、宣伝カーの上から、宮内・五十嵐候補への支持を市民にアピールしました。

 引き続き、皆さんのお声をお聞かせ下さい。

品川正治著「手記 反戦への道」

 東京に出張している時、山口大学出身で、現在、しんぶん赤旗日刊紙の、経済部長をされている金子豊弘さんと食事をする機会がありました。

 金子さんから品川正治さんについて様々なお話をお聞きしました。

 品川さんは、元日本火災海上保険(現日本興亜損害保険)会長で、経済同友会終身幹事をされた方です。

 全国革新懇の代表世話人を務められていましたが、昨年8月に89歳で亡くなられました。

 山口県で講演会が行われたのですが、所用で参加できませんでした。

 生前、品川さんから直接お話しをお聞きする機会はありませんでしたが、金子さんのお話もお聞きし、「手記 反戦への道」を読み始め、一気に半分読みました。

 この本は、品川さんの戦前の歴史が書かれたものです。

 これまで読んだ中で圧巻だったのは、品川さんが三高時代に経験した「軍人勅語読み替え事件」です。

 三高に京都師団長の査閲が行われました。

 ある生徒が、「我が国の軍隊は世々天皇の統率し給う所にぞある」を「我が国の天皇は世々軍隊の統率し給う所にぞある」と読んだのです。

 この事に対して学校は、読み替えた生徒を退学させ、校長と教頭が辞職することを決めました。

 生徒総代だった品川さんは、退学し、陸軍への志願を決意します。

 この本の「はじめに」で、「『憲法9条を持つ日本』として、世界平和の中心として尊敬される日を一日でも早く実現したい」と語っています。

 その上で、「何が私をそこまで駆り立てるのか。それは、私の思想形成期、戦争体験、憲法に初めて接した時の思い出を、虚心に語ることによって、ご理解を得たく、『手記』の形でまとめてみた」と書いています。

 引用した例からも、品川さんが、憲法9条を守ることに駆り立てられる理由がよく分かりました。

 この本を読み進め、品川さんの平和を求める想いをしっかり学びたいと思います。

 そして、品川さんの他の書作にも触れ、私の指針にしたいと思います。

 品川さんを敬愛する多くの皆さん、感想やお勧めの本をお教え下さい。

豪雨災害の復旧・復興に係る省庁交渉行う

 昨日、日本共産党島根・山口県委員会は、昨年夏の豪雨災害の復旧・復興に係る要望書を各所管大臣に提出し、担当者と交渉を行いました。

 それに先立ち、日本共産党山口県議団として、県内の諸課題について、各省庁の担当者からレクチャーを受けました。

 第一は、米軍岩国基地に関する諸問題です。

 その第一は、普天間基地のKC-130の岩国移駐についてです。

 普天間基地のKC-130の岩国移駐の時期が、今年6月からになったことについて、担当者は、「施設整備の状況と米軍の運用上の観点から日米で協議してこのような時期となった」と説明しました。

 次に、厚木基地の空母艦載機部隊の岩国移駐についてです。

 担当者は、2015年にも交代予定の原子力空母ロナルド・レーガンについて「艦載機部隊等の編成に変更はないと米側から説明を受けている」と説明しました。

 次に、オスプレイについてです。

 本土への配備の可能性について担当者は「仲井真沖縄県知事からオスプレイの本土への分散配置をとの要望が出されている。国は、出来ることは全て行うとの姿勢で対応していく」と答えました。

 オスプレイの本土への配備の可能性があることが明らかになりました。

 県内の二つ目の課題は、原発問題です。

 第一は、「エネルギー基本計画」における原発の新増設の位置づけについてです。

 担当者は、個人的な意見としながら「閣議決定に、『新増設』云々との表現は含まれないのではないか」と述べました。

 第二は、重要電源開発地点指定についてです。

 担当者は、「重要電源開発地点は、発電を開始する必須要件ではない」と述べました。

 中電が仮に上関原発を推進しようとした場合、規制庁の新基準をクリアできるかどうかが最大の課題であり、電源開発地点であるかどうかが、重要な問題ではないことが分かりました。

 県内の課題の3つ目は、下関北九州道路についてです。

 国交省の担当者は、「海峡横断プロジェクトとしての下関北九州道路の調査は行っていない」との見解を繰り返しました。

 県内の課題の4つ目は、公有水面埋立免許に関する問題です。

 国交省の担当者は、「延長申請への対応は、公有水面埋立法13条の2に基づき知事が判断するもの。知事に与えられた法定受託事務である。」との見解を繰り返しました。

 午後からは、豪雨災害の復興に係る要望書を提出し、各省庁と交渉を行いました。

 交渉には、島根県・山口県の地方議員と仁比参議院議員、石村中国ブロック国民運動委員長が参加しました。

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 中央が仁比議員。その右が私、左が石村さん

 山口県関係で明らかなになったいくつかの点について報告します。

 まず、早急に農地の作付が出来るようにするために、山口県と関係市が(仮称)連絡協議会を設置して取組を強化していることが明らかになりました。

 須佐保育園の移転改築に対する国の財政支援については、通常の災害復旧として、国の2分の1補助が実施される方向で、財務省と厚労省で調整がつく見通しであることが明らかになりました。

 本日は、午前中、日本共産党県議団として神奈川県を行政視察しました。

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 外国人学校生徒等への学費補助の説明受ける

 視察内容の第一は、外国人学校への支援制度についてです。

 神奈川県は、朝鮮学校について、平成25年度の経常費補助の予算計上を見送りました。

 しかし、26年度予算に、「外国人学校生等支援事業」を創設しました。

 神奈川県は、「国際情勢・政治情勢の不安定さが、母国・民族との関連を想起させ、子ども達の教育機会に影響を与えかねない。外国人学校に通う子ども達であっても、こうした不安定さの影響を受けることなく、安定的に教育を受ける機会を確保する必要がある」として外国人学校の生徒等の学費を補助する制度を創設させたのです。

 朝鮮学校を含めた外国人学校に通う低所得層の子どもたちの学費を補助するもので、新年度1億7千万円の予算を計上しました。

 次に、基地対策について調査しました。

 まず、空母艦載機部隊についてです。

 所属部隊について、神奈川県の調査で、FA18が4部隊、E2-Cが1部隊、EA-8Gが1部隊、ヘリコプターが2部隊、C2Aが1部隊、合計9部隊で、第5空母航空団が構成されているとの説明がありました。

 次に、空母艦載機部隊が岩国に移駐した後の厚木基地は、現在の米軍と自衛隊の合計5900人が5000人になるとの説明が国から過去行われたと説明しました。

 次に、原子力空母がドナルド・レーガンに交代することについて、これまで国や米側から詳細の説明がないとし、「現時点では、評価していない」と説明しました。

 午後からは、神奈川県平和委員会の方の案内で、横須賀海軍施設を高台から見学しました。

 あいにくの雨の中でしたが、原子力空母・ジョージ・ワシントンが寄港している様子を見ることができました。

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 海上自衛隊の艦船の奥に原子力空母の先端が

 二日間、濃密な交渉や調査を行うことが出来ました。

 二日間学んだことを今後の県政に生かしていきたいと思います。

 引き続き県政全般に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

厚東川通信No370(2014年4月1日)

3月13日、藤本県議が3月議会の一般質問で登壇

 

第二関門橋は不必要

 

既存の橋、トンネルは安全

 

 藤本県議は、「やまぐち産業戦略計画」にもとづき、新年度予算二四三億円が投じられる「瀬戸内産業再生戦略」の中に「地域高規格道路下関北九州道路」(第二関門橋)調査費用として五〇〇万円(今年度二〇〇万円)が計上されている問題を取り上げ、ムダな大型事業の中止を求めました。
 これまで、県は、同道路を「災害時にも機能するネットワークを構築する道路として不可欠」と説明。しかし、今年2月の日本共産党の穀田恵二衆議院議員の質問に対し、大田国土交通大臣は、現在の関門橋や関門国道トンネルについて「災害時も含めて、安全にご利用できると考えている」と答弁しました。
 藤本県議が、県の必要論は破たんしたと追及したのに対し、藤部副知事は「補修工事や災害、事故等による通行制限が行われたら、社会経済活動に大きな影響がある。同道路は必要不可欠だ」と強弁しました。

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  3月県議会で一般質問を行う私
 

日本共産党中国ブロック事務所

 

豪雨災害の被災地・萩を訪ねる

 

 三月一九日、日本共産党中国ブロック事務所の石村智子さんと日本共産党山口県議団は、昨年七月に発生した豪雨災害の被災地・萩市を訪ねました。
 まず、宮内きんじ市議と五十嵐ひとみ市議候補が参加し、松浦生活再建支援事業部長らから、現状報告を受けました。
 萩市では、被災した二二〇㌶の農地の内、九〇㌶が今年の植え付けが出来ません。宮内萩市議は、「受益者が一戸でも補助できる制度にする必要がある。」と話ました。
 続いて、川からの濁流が施設に入り込み、入所者と職員が救助された特別養護老人ホーム阿北苑を訪ねました。小河施設長は、「国が2分の1補助するところを3分の2にかさ上げする激甚災害に指定されるよう要望している」と話ました。
 日本共産党中国ブロック事務所では、四月二日に、島根県・山口県合同で豪雨災害問題での省庁交渉を計画しています。

 

第41回公募全日展山口県知事賞は作家実在せず 

 

 県議会総務・企画委員会で、藤本県議は、第四一回公募全日展の山口県知事賞を三月十一日に取り消したことを主催者に通知した問題を質しました。
 第四一回公募全日展の山口県知事賞は、作者が実在しないということが発覚し、このような対応を取ることを山口県が判断しました。
 今後、公募全日展が行われ、山口県知事賞を交付してほしいとの要請があった場合の対応について、嘉村文化振興課長は、「他県の動向などを見て慎重に対応したい」と答えました。
 

一気 

 
小三の長女と、日本共産党厚東川後援会お楽しみツアーに参加しました▼宇部市厚南を出発して、まず、向かったのは、宇部市来見の旧陸軍機墜落の碑です。私が、生まれた近くにある碑ですが、実際に見学したのは初めてでした。母も日本軍機が墜落したことを知っていました。当時、詳細は、地域住民には知らされていなかったようです▼昼食は、美祢市別府の弁天池で鱒定食を食べました。鱒尽くしの料理に舌鼓を打ちました。その後、秋吉台の長者が森を見学しました。秋吉台も実家の近くなのですが、長者が森の中に入ったのは初めてで、雪が少し残っていました。その後、長登の銅山を見学しました。長登は、「奈良登」が語源であることを学びました。長登周辺は初めて散策しました。とても勉強になりました▼生家の近所でしたが、新たな発見ばかりのツアーでした。