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「おくりびと」の快挙

 第81回アカデミー賞で滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞に選ばれました。同賞を日本映画が受賞するのは初めてだそうです。

 アメリカのアカデミー賞の前に行われた日本アカデミー賞の最優秀作品賞も「おくりびと」が選ばれました。実は、日本アカデミー賞の優秀作品賞の候補作品を私は全部観ていました。

 ちなみに、日本アカデミー賞の優秀作品賞は、「おくりびと」「ザ・マジックアワー」「母べえ」「クライマーズ・ハイ」「容疑者Xの献身」でした。

 この作品の中で、私が最優秀作品を選べと言われても「おくりびと」を選んでいたでしょう。

 アメリカのアカデミー賞の受賞作品は、近年、巨額をかけた暴力や殺戮を描いた作品が多かったようですが、今年の受賞作品は、人間愛を描いた作品が多かったとNHKラジオでも分析していました。

 この傾向に私は賛成です。この点で、第81回アカデミー賞の作品賞を受賞した「スラムドック$ミリオネア」を観たいと思いました。インド・ムンバイのスラム街を舞台にしたダニー・ボイル監督の作品です。

 4月に日本での公開が始まるようです。楽しみです。

 それに、滝田洋二郎監督作品にも注目していきたいと思います。「壬生義士伝」や「バッテリー」などDVDでじっくり観てみたいですね。

 最新作は、「釣りキチ三平」です。そうですあの矢口高雄の大ヒット漫画の実写版を滝田監督が描くのです。子どもたちと是非、観に行きたいと思います。

 「おくりびと」は、もう一度、映画館で観たいですね。心に響くいい作品です。このような日本映画が世界で評価されることは本当に嬉しい限りです。

いよいよ原稿書きに入ります。

 いよいよ2月県議会がはじまります。今朝から、これまで集めた資料を整理したり、一般質問を書くための準備を始めました。

 今回の一般質問は、日本共産党県議団のトップバッターで、3月4日の10時から登壇する予定です。

 夕方までにようやく書くまでの段どりが終わりました。いよいよ明日の早朝から原稿書きのスタートです。

 福祉医療制度の問題では、24日に、福祉団体の皆さん方が、改めて福祉医療制度事業の継続を求める要望を議長に行うとのことです。

 また、山口市議会では、予算発表後に、一部負担金なしでこれまでの制度を堅持せよとの要望を二井知事に行っています。

 私は、この県民の願いを一般質問の最初に行いたいと思います。

 今議会も微力ながら全力を尽くして県民の付託に応えていく所存です。

電子工作

 長男が、「発明クラブ」に通いだして、我が家では、電子工作が流行りです。今日は、お年玉で、電子工作のキットを注文したいというので、インターネットで、宇部市内での取扱店を見つけ出し行ってみました。そこは、新川駅前の老舗店です。店に入ってみると、子ども向けの電子工作キットのコーナーがあり、なんと子どもたちが注文しよとしていた商品がありました。

 早速、長男と二男は工作キットを購入して、昼過ぎから熱心に作り出しました。私は、用事で出ていましたが、夕方帰ってみると二人とも見事に完成させていました。

 長男が作ったのは、ピンポン玉を空気の力で吸引したり、勢いよく押し出したりする車です。

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      長男が作った「エアシューター」

 次男が作ったのは、太陽光エネルギーで動く舟です。光がソーラーパネルに当たると、自動的にオールが動きます。

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    二男が作った「ソーラーバイキング」

 私は、理科が苦手の方だったのですが、子どもたちは、「発明クラブ」のおかげで理科好きに育っています。

 「発明クラブ」に通っているのは、今は、長男だけですが、次男も興味津々のようです。

 

 

厚狭高の北公舎と南公舎の統合について

 平成22年4月統合を目指して、厚狭高の北校舎と南校舎の統合が行われようとしています。それに向け今年度から特別教室棟の新築及び部室の解体がおこなれています。

 私は厚狭高同窓生ですが、地元に住んでいないものですから、住民の声を十分聞くこともないまま、状況をただ見守るだけでした。

 しかし、地元の党支部が北公舎と南公舎の統合の話を住民にしてみると、「知らなかった。」「駅から東に伸びる商店街がすたれるのが心配。」「南校舎の歴史の灯を消さないで。」など意見が相次ぎました。

 ついに、山陽小野田市議会でもこの問題が話題になろうとしています。

 厚狭高は、特異な歴史を持っています。南校舎の歴史は、明治6年にまで遡ります。毛利氏の末裔である毛利勅子さんが、船木に「船木女児小学」を興したのが厚狭高の南校舎の始まりです。明治41年に、現在の南校舎の場所に、改組された「県立徳基高等女学校」が移転され設置されました。大正12年には、更に改組され、県立厚狭高等女学校となりました。ですから南校舎は、136年を数える歴史があるのです。統合前に南校舎で学んだ卒業生は、4354人に及びます。

 ちなみに北校舎は、昭和16年に県立厚狭中学校が創立してからの歴史です。そして、昭和24年に、南校舎と北校舎が統合して県立厚狭高になりました。

 地元住民の方々が、「南校舎の歴史を守ってほしい。」と言われるのも頷けます。

 今日、私は、山田山陽小野田市議と下瀬元山陽町議とともに、北校舎で建設中の特別教室棟の建設現場を見学に行きました。

 現場は、下の写真のように幸い更地の状況でした。

 私は、現地に立って以下の対応が緊急に必要だと思いました。

 1、県教委は、長門地域で行ったような、地域住民を対象にした「意見を聴く会」を厚狭地区でも開催すべきではないか。

 2、地元住民の合意が出来るまで、当面、北校舎への特別教室棟の建設工事は、延期するべきではないか。

 県教委は、地元住民の方々の意見や山陽小野田市議会の意見を十二分に聞いて、厚狭高の北校舎と南校舎の統合を再検討すべきだと、私は、今日現地に立って感じました。

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左の建物が武道場、右が教室棟。その間の部室が

解体されて、その後に、特別教室棟が建設されようと

しています。現在は、更地の状況でした。

 

茶帯への道

 先程、次男を空手教室に連れていきましたら、師範から、「藤本さん昇級試験を受けませんか。」と言われました。現在、私は、3級の緑帯の1本線です。選挙もあり、この2年位昇級試験は受けていません。

 今年に入って最近少し練習に続けて参加できましたが、今日から、議会の準備もあり、私は休み、息子だけを送って行ったのでした。昇級試験は、4月5日の日曜日。議会が終わってから参加したら残り1ヶ月弱になります。

 今でも昇級試験を受けようかどうか悩んでいます。と言うのは、型を覚えることと合わせて茶帯の試験から5人組手になるからです。

 それでも、空手を続ける以上、避けてばかりもおられません。仕事は、いつでも忙しい訳ですから、思いきって試験を受けてみようかとも思っています。

 茶帯への道が成就しますやら。今後のブログに注目下さい。

公用車の前倒し購入と公用車の売り払いについて

 山口県は、平成20年度の第2次補正予算で、公用車を50台前倒しして購入する予定です。この50台は、「販売不振に陥っている(株)マツダから」購入する予定になっています。県の説明では、入札は行うが車種はマツダにするということでした。予算額は、8403万円の予定です。

 一方、県は、財源確保対策として、公用車の売り払いをする予定です。本庁12台、出先機関71台、合計83台の公用車を1300万円で売却する計画です。

 この二つの行動は、矛盾しているのではないでしょうか。私は、売れるような公用車が83台あって、50台もの公用車を新規購入する予定なら、売却予定の公用車を購入予定の部署に回せばいいのではないかと考えます。

 財政的な観点からも、売却によって1300万円の歳入を増やすことより、8403万円の新車購入のための歳出を抑制した方が効果があることは明白です。

 県は、地域経済活性化のために、マツダから公用車を前倒しして購入すると説明します。マツダ防府工場の労働者の雇い止めは、昨年までで500人、年度末までに340人、合計840人行われようとしています。当然、山口県の雇用確保のために、マツダの役割は重要です。私は、県が、地域活性化のため、雇用確保のためにすべきことは、車を50台買うことよりも、12月議会の追加補正予算の審議の中で求めたように、「労働者のこれ以上の雇い止めをやめよ」とマツダに再度、要請することではないかと思います。

 また、今、マツダが行うべきことは、私も12月議会の追加予算の審議で指摘をしましたし、志位委員長が、2月の衆議院予算委員会で指摘しましたように、違法性が疑われる「クーリング」で派遣労働者を3年以上働かせて、正規雇用せずに、解雇している状況を改めることです。県は、この事をマツダに求め、国にマツダへの強力な指導を求めたることこそ必要ではないでしょうか。

 県民の皆さんはこの問題をどのようにお考えでしょうか。ご意見をお聞かせください。