藤本かずのりサポーターズ はじめました

新着情報

アクセス数200万突破

 今日の午前8時の時点で、本ブログのアクセス数が2003817となりました。

 2006年12月28日から本ブログを始めて、10年弱。出張で自宅にいない時以外は、更新を続けてきました。

 10年弱で200万アクセスですので、1日平均約600アクセスいただいていることになります。

 最近は、一日1000アクセス以上本ブログに訪れていただいています。

 お会いした方から「ブログ読んでいますよ。」と言っていただいた時に続けてよかったと実感します。

 議員時代は、更新する時間を確保することに苦労しましたが、ブログのネタには事欠きませんでした。

 今は、時間は比較的あるのですが、日々のネタに苦労する日もあります。

 最近では、新聞各紙を空いた時間に目を通すように努め、山口県に関連のある話題などをピックアップするようにしています。

 現在、PTAの役員や浄土真宗の門徒総代を務めている関係から教育や仏教の関係の話題が多いのかも知れません。

 仏教では、今、信楽峻麿先生の著作を読み始めており、今後、信楽先生の本からの引用が増えてくるのかも知れません。

 最近、チャップリンのDVDシリーズを視聴しており、チャップリンの生き方と作品に感銘している所です。

 チャップリンの話題も今後増えてくることでしょう。

 今後とも、少しでも多くの本や映画に触れていきたいと考えています。ご覧の通りの乱読ですが、お付き合いいただければ幸いです。

 浅学非才の我が身が、日々ブログを更新する訳ですから、一つ一つの話題が不十分な理解のまま書いていることは重々承知しています。

 その中でも、皆さんの人生に一つでも生きる情報が提供できたらと思っています。

 それでは、ブログ開始10周年の年末に向けて、300万アクセス突破に向けて、つれづれなるままに本ブログを日々更新していきたいと思っています。

 とにもかくにも、約10年間、健康で、ブログを日々更新できたことと、200万という多くの方々アクセスしていただいたことに感謝しつつ、以上、アクセス数200万突破の日のブログとしたいと思います。

 今後とも、本ブログをご愛顧いただければ幸いです。

 本ブログに対する忌憚のないご意見もお聞かせ下さい。

映画「4月は君の嘘」

 小学校6年生の長女と昨日、映画「四月は君の嘘」を観ました。

 新川直司さんの原作コミックは「月刊少年マガジン」に2011年5月号から連載され、第37回講談社漫画賞を受賞。

 2014年10月から放送されたアニメも「SUGOI JAPAN Award2016」でアニメ部門第1位を獲得。

 満を持した「四月は君の嘘」の実写化です。

 ヒロインで自由奔放な個性派ヴァイオリニスト・宮園かをり役の広瀬すずさんの存在そのものに圧倒された映画でした。

 広瀬さんの泣く演技も笑う演技も聴衆を魅了するものでした。

 広瀬すずさんは、日本を代表する女優に成長することでしょう。そのことを実感させる映画でした。

 広瀬すずさんはヴァイオリン、公正役の山崎賢人さんは、ピアノ。 

 それぞれの演奏シーンは、まさに演奏しているようで、大変な練習を積んだ成果だと思いました。

 新城毅彦監督の映画を観るのは初めてでしたが、桜や海や川など風景と人物の描写が巧みな作品だと感じました。

 人生に躓いた時、救ってくれるのは仲間なのだということがストレートに伝わってくる作品でした。

 長女は、原作コミックを読んでいて、どうしても観たい映画だったようです。

 私は、映画館までの運転手を兼ねてこの映画を観ましたが、子どもを通じてこの作品に出会えたことに感謝しています。

 来年度から中学校になる娘とは、後何回、このように一緒に映画に行けるのかなあなどと考えながら、楽しみながら映画を観ました。

 映画の帰りに、アニメ版「四月は君の嘘」のDVDを借りてきて、夕方観ました。

 アニメでは主人公たちは中学生ですが、映画では高校生など、違いを見つけながら観ていくのは楽しいものです。

 そして、娘から原作コミックを借りて、この秋「四月は君の嘘」を制覇したいと思っています。

 新川直司さんは、辻村深月さんの「冷たい校舎の時は止まる」をコミックにした作品デビューされていることを知りました。

 漫画家・新川直司さんの作品にも今後注目していきたいと思います。

 娘ともいい思い出が出来た映画「四月は君の嘘」でした。

 繰り返しになりますが、広瀬すずさんをこれから応援していきたいと思える映画でした。

 映画好きの皆さん、最近ご覧になった映画の感想をお聞かせ下さい。

体幹チューニング

 子どもが通っていた保育園の保護者仲間の方ややっておられる「体幹チューニング教室」に妻と参加してきました。

 体幹チューニングは、元日本キックボクシングのチャンピオンだった須田達史さんが考案されたものです。

 以下、須田達史著「やせる!体幹チューニング」を引用しながら体幹チューニングを紹介します。

 体幹チューニングの「体幹」とは、体の中心部のこと。

 「チューニング」は、調律、つまり本来あるべき姿に戻すことを目的にしています。

 最初に、妻と私が向き合い立った姿勢をチェックすると、それぞれどちらかの方が上がっていたり、横を向くと首が前に出ていたりと体のゆがみが分かります。

 まず行うのが腹圧調整。

 寝た姿勢で、お腹を「の」の字に7か所押さえていきます。

 次は、キラキラ体操。

 寝た姿勢で、両手を内側を向けて合わせ、思いっきり背伸びをします。

 その手を「キラキラ星」のダンスをするように、手を伸ばしたまま、腰まで戻します。

 基本は、この二つの体操です。

 この本に「腹圧が低下すると体が前かがみになり、肩や背中、腰の筋肉に負担がかかります。さらに、内臓は、重力に負けて下垂し、押しつぶされて血液循環も悪化して、その本来の機能を発揮できなくなるのです。その状態が長期化すると、内臓が癒着を起こしたり、体全体の免疫力が低下します。この体のフレームワークの中心を担う体幹がゆがんだ状態(=腹圧の落ちた状態)を、体幹チューニングでは「体幹チューニングでは『体幹がブレる』と呼んでいます。」

 この体幹のブレをただすのが、この二つの体操です。

 体操を続けて今日で3日目です。体が軽くなったことを実感しています。

 妻と二人で、これからも「体幹チューニング」を続けていきたいと思います。

 私には、積年の夢があります。それは、「開脚」です。

 何度も挫折してきましたが、「体幹チューニング」で体を整えながら、Eiko先生の「ベターッと開脚」の本で、開脚ができる体にしていきたいと思います。

 この二つの体操を始めて感じることは、私の膝の裏の筋肉がとにかく固いことです。

 開脚ができない理由の一つはこれだったことが分かってきました。

 来年中には開脚が出来る体になるように、「体幹チューイング」「開脚」体操を続けていきたいと思います。

 「開脚」への過程を本ブログでも報告していきたいと思います。

 先日読んだ「ランナーズ」には、「50歳からは股関節の柔らかさが大切」とありました。

 体の柔らかい50代を目指してアンチエージング目指して体操を続けたい思います。

 皆さんの健康法をお教え下さい。

 

 

 妻と一緒に

この子らを世の光に

 19日に朝日新聞文化欄に「障害者福祉の父」と言われた糸賀一雄さんの特集が組まれていました。

 「今年7月、相模原市の障害者施設『津久井やまゆり園』で入所者19人が命を奪われた事件のあと、『この子らを世の光に』のフレーズがネット上で拡散された。その由来を知る者も知らない者も、この言葉にすがった。加害者の『障害者なんかいなくなればいい』という極端な発想に対抗するよすがとして。糸賀が54歳で早世してから半世紀近くが経つが、この言葉は社会の中で生き続けている。だがそれは、糸賀の理想とした社会がいまだに実現されていないことの裏返しでもあるのだろう。」

 私は、日本福祉大学で3・4年生の時、障害者福祉のゼミナールで学んでいました。

 担当教官の大泉溥先生の著書「障害者の生活と教育」に、糸賀一雄さんのことがこう書かれてあります。

 「障害者の問題を単なる政治告発や体制批判のための手段に利用する態度をさっぱりと否定して、日本の国民と社会の発展を全体的に実践的に推進していく思想へと深化させていく。『この子らに世の光を!』ではなく、『この子らを世の光に!』だと糸賀一雄が言うとき、こられ一連のとりくみを通して彼の生命をかけて体得した『福祉の思想』(1968)が何であったのかを私たちは知るのである。それは、発達の科学的研究にうらうちされた障害者問題の実践的解決が日本の未来をきりひらく指針となるということに他ならない。とすれば、その創造的実践展開のなかで生み出された『発達保障』理論にはとくに注目すべきだろう。」

 大泉先生は、糸賀一雄さんは、「発達保障」理論の父ではないかと指摘しています。

 私が、1987年8月3日に、第21回全国障害者問題研究会に行った時に購入した「発達保障の探求」という本に、埼玉大学教授(当時)の清水寛さんのサインが記されています。「発達保障は、人類の新しい世紀を拓く」。

 糸賀一雄さんは植えた「この子らを世の光に」との理論は、その後の研究者や実践家によって、「発達保障」論に発展し、人類の未来を拓く理論へと発展していることをこの度、実感しました。

 その上で、大泉先生が本の中で取り上げている糸賀一雄さんの「福祉の思想」を見てみます。

 「知恵おくれの低能児のことなどなにひとつ考えてみなかった社会に、呼びかけ働きかけ、この子らの立派な生き方を示すことによって、社会の人々にこの子らのことを考えさせるようにしたとするならば、それは、たいへんな大事業なのである。それは政治的、暴力的な革命ではない。しかし、もっとも理解しにくい精神薄弱の問題を、自分自身の問題として連帯的に真剣に取り上げるような社会が形成されたとすれば、それは社会全体の内面的な変化であり、進歩であり、むしろ教育的革命と呼んでよいのかも知れないほどの大改革である。」

 糸賀さんが「この子らを世の光に」と言うバックボーンに一つとしてアメリカのケネディ大統領の言葉がありました。

 「大統領精神薄弱委員会の席上、ケネディ大統領は次のように演説をした。『身体障害者、精神病者その他の病気にたいする治療や対策は長足の進歩を示したにもかかわらず、われわれは精神薄弱問題のために国家的な集中的調査研究を行うことをあまりにも後まわしにしてきた。この誤りも是正しなければならない。心身障害者に深い関心をもつように、叡智と人間性は命令する。-われわれがこれら薄倖の人びとに関心を寄せるのは、単なる政治の指標のためではないし、また国家に利益や人的資源の保護のためでもない。それはアメリカの未来を拓く鍵だからである。」

 50年以上までにケネディ大統領は、障害者問題への対応は「アメリカの未来を拓く鍵である」と言いました。

 日本では、知的障害者施設を創設した糸賀一雄さんが「この子らを世の光に」と言いました。

 糸賀一雄さんのことを考えながら、私は30年前の学生時代に立ち返ることが出来ました。

 ケネディ大統領や糸賀さんが求めた社会へいまの日本を近づけていくことが私の人生をかけての仕事であることに改めて気づかされました。

 「この子らを世の光に」みなさんはこの言葉をどう受け止められますでしょうか。ご意見をお聞かせ下さい。

F35戦闘機に不具合

 18日、しんぶん赤旗日刊紙は、時事通信の配信として「自衛隊が次期主力戦闘機として導入する予定の機体を含む空軍仕様のF35戦闘機(A型)57機で、燃料タンク内の冷却管の絶縁体が剥離する不具合が見つかったと分かりました。」と報じました。

 しんぶん赤旗は、同記事の解説として「米空軍は14年にフェブサイト上で、F35には燃料温度に限界値があり、『非常に高熱になると、F35は正常に作動しない可能性がある』と明らかにしています。今回の不具合も、燃料の温度調整システムに関わるものだとみられます。F35の開発をめぐっては、これまでもエンジン出火やソフトウエアの不具合など、数々のトラブルに見舞われ、開発費は4000億ドル(約40兆9000億円)まで高騰。米国内で『史上最も高額な兵器』との指摘があり、日本の導入額も1機あたり約99億円(12年度)から約158億円(17年度概算要求)に上昇しています。日米両政府は事実関係を早急に明らかにする必要があります。」と報じています。

 F35B〈海兵隊仕様)が来年から順次岩国基地に配備されようとしています。

 この問題をめぐり「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワークは、15日、F35Bの安全性につて国に報告を求めるよう県に申し入れを行いました。

 16日の毎日新聞は「申し入れは、F35Bの実戦部隊の配備の歴史が浅く『安全性が確認された』とは言えないと指摘。また、同じエンジンを持つF35A(空軍仕様)が2014年6月に米国内で離陸しようとしてエンジンから火を噴いた事故を起こしたとして、『重大な欠陥をもつ可能性がある』とした。対応した県の担当者は『F35Bの安全性や配備後の部隊編成について(国に)文書で事故についても追加で確認している。国からの回答を踏まえて適切に対応する』と話した。」と報じています。

 来年早々から、航空自衛隊三沢基地にF35Aが、米軍岩国基地に、F35Bがそれぞれ配備されようとしています。

 日米両政府は、急いでF35戦闘機の不具合に関する事実関係を青森県や山口県の関係者に丁寧に説明すべきです。

 F35戦闘機に不具合があることが明らかになりました。皆さんはこの問題をどうお考えですか。

 

 

「戦争法」強行1年

 安倍政権が昨年9月19日に戦争法(安保法制)の成立を強行してから1年です。戦争法案の廃案を求め、空前の規模に広がった国民の運動や世論に背を向け、大多数の憲法学者や歴代の内閣法制局長官、元最高裁判所長官など、かつてない広範な識者からの「憲法違反」との批判にも一切耳を貸さなかった安倍政権の独裁的暴挙は、日本の戦後政治史上、最悪の汚点を残しました。安倍政権は今年3月に戦争法の施行を強行し、本格運用に乗り出しています。戦争法の発動を許さず、廃止を求める闘いをさらに発展させていきましょう。

 毎日新聞に浜矩子同志社大学教授が「危機の真相」というコラムを連載しています。

 戦争法が強行された2015年9月19日のコラムを見ていきます。

 第28代アメリカ大統領、ウッドロー・ウィルソンは「革命の種は抑圧によってまかれる」という言葉を遺しています。

 フランスの文豪、ビクトル・ユゴーは「独裁が現実となった時、革命は権利となる」という言葉を遺しています。

 浜さんは、この二つの言葉を紹介した上で、安保法案に反対する市民運動について「彼ら革命に、体制転覆を目指す暴力性はない。彼らの目的は破壊的ではない。まっとうな人々が、まっとうな声を上げている。まともな市民たちの連帯だ。普通の市民たちの意気投合が。」と書いています。

 浜さんは、この市民運動を「グローバル市民主義」と表現しています。

 なぜ、グローバル市民主義なのかについて「ヒト・モノ・カネが国境を越えるグローバル時代において、国家ができることには限界があるからだ。国境なき時代において、国家が存在意義を持ち続けるためには、どうしても市民たちの声を聞かなければいけない。その意味で、グローバル時代こそ、真に民主主義的な時代でなければならない。そういえるだろう。そういえるのだということを、今、日本の国会周辺そして全国津々浦々で、市民たちの声が示している。」と語っています。

 民主主義的な時代を阻む「戦争法」を発動させず、なくす運動を大きく展開していきましょう。

 「戦争法」強行1年。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。