議員日誌

長生炭鉱水没事故75周年犠牲者追悼集会

 1942年2月3日早朝、宇部市西岐波にあった長生炭鉱で水没事故が発生し、183人もの人々が坑道に閉じ込められ亡くなりました、犠牲者の内、137名は、強制連行された朝鮮人の方々でした。

 「長生炭鉱水非常を歴史に刻む会」は、毎年、韓国の遺族の方々を招いて犠牲者追悼集会を開いてきました。2月18日に、75周年の長生炭鉱水没事故犠牲者追悼集会が長生炭鉱追悼ひろばで行われました。

 追悼集会の中で、犠牲者遺族会のキム ヒョンス会長は、「75年間実行できなかった遺骨の引き上げが今年は必ず実現できることを願ってやみません。」と挨拶しました。

 徐張恩駐広島大韓民国総領事は「総領事館は、昨年の慰霊祭以後、日本政府厚生労働大臣に会ってこの心痛む話を十分にお伝えしています。」と挨拶しました。

 今年の追悼式には、大韓仏教観音宗、日韓仏教交流協会、韓国仏教宗団協議会などの代表も出席し、追悼の言葉を述べました。

 特に、観音宗の関係者が200人以上が韓国から追悼集会にかけつけました。

 日本共産党からは、大平喜信衆議院議員、木佐木山口県議、時田宇部市議らが参加し、犠牲者に献花しました。

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右から2人目から徐領事、大平議員、遺族会会長

 私は、長生炭鉱水非常を歴史に刻む会の運営委員の一人として、追悼集会の運営に関わりました。

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