本日は、午前中、新極真会山口中央支部主催で宇部市武道館で行われた「2008年秋季山口県下オープン空手道交流大会」に大会会長として参加しました。大会参加者が、133名と山口中央支部主催の大会としては過去最高となりました。東は岡山から西は熊本まで、参加選手の出身地域という点でも大いに広がりました。
私は最初のあいさつで、水の話をしました。これは、新極真会の公認雑誌である「空手ライフ2月号」に掲載された記事によるものです。ある学者が、水に「ありがとう」と「ばかやろう」と紙に書いて貼った。ありがとうと書いて貼った水は、きれいな結晶が出来たが、ばかやろうと書いて貼った水は、結晶が出来なかったというのです。人間の体も7割が水で出来ているので、良い言葉をかけると良い結果が出るのではないか。私はこのエピソードから、選手の皆さんに「今日は、自分に良い言葉を掛けて試合に臨んで下さい。」と話ました。
わが次男も小学校3年の部に参加しました。初戦は、判定で勝ったものの、2回戦は、優勢を2本取られ合計1本で負けてしまいました。次男は、上段蹴りを数回受け、受けの弱さを露呈しました。それでも落ち込むことなく「強かった」とあっさりしたものでした。
大会会長として、大会の盛会を心から喜んでいます。
130人の選手を前に大会会長として挨拶しました。
白のヘッドギアが次男。一回戦は勝ちました。
午後は、山陽小野田市で行われた日本共産党演説会に参加して、カンパの訴えを行いました。
私は、10月15日に後期高齢者医療制度で扶養家族であったため年金天引きが猶予されていた方々が新たに天引きとなることを報告しました。その数は、全国で200万人、山口県で24318名に及びます。山陽小野田市で947人。宇部市で2378人になります。
私は、首相になってからは、「制度をなくせば解決するものではない」と後期高齢者医療制度に固執している麻生内閣に今度に選挙で決着を付けようと訴えました。
吉田貞好中国ブロック比例代表候補とともに、山下芳生参議院議員が講演を行いました。
山下議員は、「毎年2500億円に及ぶ在日アメリカ軍への思いやりよりも、日本に住むお年寄りに思いやりを」「テロ特措法の再延長を容認した民主党は、本気で反対をしていたとは思えない。戦争に手を貸したと思われても仕方ない」「今度の選挙は頑張れば前進できる選挙。日本共産党の躍進で、政治の中身を国民本位に変えよう」と訴えました。
私自身、山下議員の発言に大変励まされました。総選挙に向けて全力で頑張る決意を新たにしました。
「蟹工船」の本を手に党の躍進を訴える山下議員
小野田商工センターには200名の参加者が
長女が通う「こぐま保育園」で運動会が行われ、家族みんなで参加しました。
娘も泣くこともなく、保育園の行事をエンジョイしていました。
子どもたちの笑顔を見ているだけで、心が平和になります。
それにしても、今年は、例年の1.5倍ほどの参加者だったようです。
私は名ばかり役員として、「こぐま会運営委員長」を拝命していますが、保育園の役員として嬉しい限りです。
しかし、わが「こぐま保育園」は無認可で、経営は常に大変です。認可を目指していますが、保育園は山陽小野田市にあるのに、園児は宇部市ばかりという点がネックになり進みません。
認定こども園はどうかと研究しましたが、この道も同じ点がネックとなっていました。しかし、今日園長先生から「最近、厚生労働省が認定こども園の要件を緩和し、二つの自治体をまたがっていても認可できる方向が示された」とある保育雑誌に書いてあったという情報をいただきました。
早速、県の担当者にこのことを来週お聞きする段取りを取りました。また、再来週、宇部市の担当者と園の担当者が懇談をする場を計画していましたので、その場でも、この話を出してみようということになりました。
保育園の運動会が帰って、パソコンを買いに行きました。今使っているパソコンのキーの中で反応が悪いものが数箇所生まれ、打ち直すことが多くなり、妻と相談して買い換えることにしました。
この機械は、ノート型で15万円程度だったと思います。しかし、クラスは中の下でした。今日電気屋に行ってみると、10万以下でかなりの機種が揃っていました。
私は、周辺機器を付けて約10万円のものを選びました。しかし、パソコンを変えるのは中々大変です。ソフトを入れ直したり、周辺機器との接続をやり直したり・・・。詳しい人に援助もしていただきながら、当面は二つのパソコンを併用しながら日々の仕事をこなしていきたいと思います。
3時からは、宇部市内で行われた議会報告会に参加しました。そして、これからは、宇部市西部後援会の月見会です。恒例の句会の選者も努めます。
それでは、月見会に行ってきます。
山本先生が演じたエンマ大王は迫力満点でした。
総踊りです。この踊りで宇部まつりにも参加します。
本日、9月定例議会が閉会しました。日本共産党県議団は、本日採択された18議案のうち、8議案に反対しました。
反対した議案に「維新百年記念公園陸上競技場新築工事の請負契約締結の件がありました。今回の議案は、本格的な事業着工のため、41億7千万円の請負契約を締結するものですが、やはり過大すぎる点から反対しました。
国体の式典会場は観客席が仮設を含み約3万人となっています。既設の陸上競技場の観客席は1万5千人ですから、国体の式典だけ仮設スタンドで対応できます。また照明も仮設で対応できることは以前のブログにも書きました。簡素な国体はどこ吹く風で、施設整備がどんどん華美になっています。
請願では、上関原発計画について公有水面埋立免許願書に対して、免許を与えないよう求める請願が不採択となった問題に日本共産党県議団は反対しました。
反対討論に立った水野県議は、「原発は未完成の技術であり、自然環境に与える影響も看過できません。建設のために上関周辺に残された貴重な環境を壊す埋立ては容認できない」と訴えました。
また、「貧困の連鎖を断ち切り、市民の生活の底上げを求める」の請願も不採択となりました。この請願を不採択にすることに反対して水野議員は「社会保障、労働の分野にいて、貧困を防止し、また貧困から救い出す社会のセーフティネットの構築がいまほど求められている時はありません。憲法25条を規定する生存権の保障は国の責務でもあります。よって国に対し、社会保障の削減を中止し、充実すること、不安定就労者や低賃金労働者の雇用関係の改善を求めることは喫緊の課題であり、ぜひとも採択すべきものです。」と訴えました。
国民・県民の命の重みが問われえている時代です。税金の使い方が問われる議会となりました。
日本共産党県議団は、今後とも「住民こそ主人公」の立場で議案をしっかり検討して対応してまいります。
「イキガミ」の感動が頭の中を占める中、今朝は、宇部市労働者後援会の皆さん方と宇部興産前と宇部市役所前で、宣伝活動を行いました。私は、時田宇部市議と一緒にマイクを握りました。
市役所前では、「私は、昨日、『イキガミ』という映画を観ました。『国家繁栄維持法』の元、20歳前後の青年が国家によって殺される物語です。亡くなる24時間前に公務員の方が死亡通知書を届けます。今、この国は、国家が国民の強制的に殺すところまで行っていませんが、生活保護のカットなどで、それに近い状況が生まれているのではないでしょうか。」などと訴えてしまいました。
さて、「イキガミ」の主題歌がまたいいのです。フィルハーモユニークというバンドが歌っています。
「争いは嫌いだが心の中ではいつも誰かにピストルを向けたりしている 人をつき落としても上がりたい表彰台何かが欲しくて何かを目指して 誰もが現在のみちしるべを探している」
「これから先歩む一歩が死に行く一歩でなく生きゆく一歩であれ これから先歌う言葉が恥ずかしながらも人の心を打つ様にと それが私のみちしるべ」
今の時代が向おうとしている方向への危機感とそれを変えようする気持ちに共感できる詞です。
「五郎川陸快」さんの野太い声もいいですね。
「みちしるべ」と言えば、私はこの文章を思い出します。
久野収、鶴見俊輔両氏の書いた「現代日本の思想」という本の一文です。
「すべての陣営が、体勢に順応して、右に左に移動してあるく中で、日本共産党だけは、創立以来、動かぬ一点を守りつづけてきた。それは北斗七星のように、それを見ることによって、自分がどのていど時勢に流されたか、自分がどれほど駄目な人間になってしまったかを計ることのできる尺度として、一九二六年から一九四五年まで、日本の知識人によって用いられてきた」
久野氏らは、日本共産党の戦前の活動を「北斗七星」に例えましたが、戦前と同質の時代になろうとしている今、日本共産党は、現在の人々に未来を示す「みちしるべ」になる時だと思いました。
私は、その一員として、当面する総選挙で大いに政策を訴えていきたいと思います。
「私が喋る言葉が、恥ずかしながらも、人の心を打つ様にと」願いながら、誠心誠意訴えていきたいと思います。
そして、「フィルハーモユニーク」というバンドにも注目していきたいと思いました。
議会の終わりの頃になると、映画を観たくなります。昨日、委員会の質疑も終わり、今日、「イキガミ」を観にいきました。何故「イキガミ」か?。主人公の名前が藤本だからです。
フジモトと言えば、ポニョのお父さんの名前もフジモトでした。今年の映画にはフジモトがよく出て来ます。
映画は、「国家繁栄維持法」が施行された世界での話しです。この法律によって国は、国民に「死」の恐怖を植え付け、生命の価値に対する国民の意識を高めようといています。国は、そのことによって犯罪を抑止し、社会の生産性を向上させようとしています。実際には、小学生が入学前に「国繁予防接種」を受けます。そのアンプルには、1000人に1人の確率で特殊な「ナノ・カプセル」が仕込まれ、そのカプセルが18歳から24歳までの若者の体内で、あらかじめ設定された日に肺動脈内で自動的に破裂し、その命を奪います。
死亡予定者には、予定日時の24時間前に死亡予告書が厚生保健省から届けられます。その死亡予告書配達人の1人が松田翔太演じる藤本賢吾です。
予告書が届けられた青年は、最後の24時間をどのように生きるのか―これがこの映画のテーマです。私は、盲目の妹のために、角膜を提供した青年の話に涙しました。
国家繁栄維持法は、戦前の国家総動員法や治安維持法を想起します。死亡予告通知書は、戦前の「赤紙」を想起します。戦前のような「美しい国」に還れという、いわゆる「靖国派」の方々の思想に通じるところがあると痛感しました。
そして、「靖国派」と言われる国会議員が中心となって、構造改革路線が進められ、労働市場の自由化や社会保障費の削減で社会の格差は今日かつてなく広がっています。国家によって死亡通知書が届けられ、確実に殺されることはありませんが、社会のセーフティーネットから漏れた多くの国民が命を落としている事実は、この映画の世界と現代はよく似ています。
生活保護が打ち切られて「おにぎりが食べたい」との遺書を残して亡くなった方が北九州市におられました。
私も丁度、昨日の厚生委員会の質疑で、宇部市のある病院の療養病床におられた経官栄養を装着されていた医療区分1のお年寄りが、介護型施設に移られた亡くなられた例を挙げました。療養病床を大幅に削減し、在院日数をこの4年間で平均6日削り、合計240億円の医療費を県内で削ろうとする「山口県医療費適正化計画」を強行すれば、第二・第三の宇部市のお年寄りを生むことになりかねません。このことは、この映画が描いた世界と今日の状況が似通っていると言わなければならないと思いました。
劇団「ひとり」演じる国会公務員の島田は、国繁法の説明会の場で、「法律は間違っている」と訴え、「退廃思想者」のレッテルが貼られ、姿を消します。再び、藤本の前に姿を現した島田は、熱心な国繁法の推進者となります。
この映画は、県庁職員の方をはじめ、多くの公務員の方々にも観ていただきたいですね。
この映画が描いている社会と現代が違うのは、日本共産党の存在ではないでしょうか。戦前は、国家が日本共産党活動を非合法化させて、戦争を遂行しました。しかし、戦前の時代の中でも日本共産党は命をかけて治安維持法に反対し、党の旗を掲げてたたかいました。
今日は、労働者の使い捨てや貧困や格差拡大に反対する日本共産党が公然と存在します。この映画を観て、改めて私たちの活動の重要性を再認識しました。
泣き寝入りは出来ません。どうか、皆さんの命の叫びを私たちに届けてください。
この映画の原作は、間瀬元朗さんの漫画です。映画は完結しましたが、漫画は現在も進行中です。漫画の世界ではあっても、「国家繁栄維持法」がどうなるのか興味津々です。漫画もチェックしていきたいと思います。
漫画が原作の映画と言えば、「20世紀少年」がありましたが、私が勝手に軍配を上げれば、「イキガミ」に挙げてしまう今日この頃です。浦沢直樹と同時に、間瀬元朗という漫画家にも大いに注目したいと思う今日この頃です。
本日は、県議会厚生委員会二日目の審議が行われました。私は、いくつかの問題で質疑を行いました。
一つは、防府健康福祉センターでの「毒物劇物取扱試験願書の紛失」問題についてです。 今月の9月25日、県防府健康福祉センター事務室内で、11名分の上記の願書(以下願書)が紛失していることに気づき捜索したが、今日まで発見されていないという事案が発生しました。願書には、10500円分の証紙が貼り付けられており、戸籍謄本(抄本)が含まれていました。
委員会の冒頭、部長から「今回の事案は、県政の信頼を失墜させたもの。部を挙げて実態調査を行い、再発防止策に努める」との発言がありました。
私は、県の「公文書の整理・保管事務取扱要領」を元に、今回の事案の問題点と今後の改善方向を指摘しました。取扱要領には、「退庁又は不在(出張、休暇等)のときは、必ず未処理公文書を保管庫等の所定の箇所に収納し、担当者以外の者にその所在がわかるようにしておく。」とあります。今回の事案はこのことが守られていなかったことが明らかになりました。
県厚政課は、県内8つの健康福祉センターで問題のあった願書の取扱い実態を調査したところ、鍵のかかるところに保管していたセンターが3つで、鍵のかからない保管場所に管理していていたセンターが4つあったと報告しました。問題のあった防府健康福祉センターでは、個人の机の中に保管していたという状態だったとも報告しました。
次に、厚政課は、再発防止のために、願書などの個人情報の入った重要書類は鍵のかかるところに保管するように各健康福祉センターに指導したと報告しました。
今後について厚政課は、県の取扱要領通りに文書管理が徹底されているか、健康福祉部の各課各出先機関を調査し、その結果を、12月議会の厚生委員会の場で報告するとしました。
この問題は、12月の委員会で、調査結果を聴取し、引き続き審議したいと思います皆さんの情報やご意見を聞かせ下さい。
私は、もう一つ、医療費適正化計画について質問しました。国は、この程、全国医療費適正化計画をまとめましたが、これで、全国の療養病床の削減数、平均日数の短縮数、医療費の抑制額が揃いました。その結果、医療費適正化計画を策定していない、新潟県、奈良県、佐賀県を除いて、山口県の療養病床の削減率は、高知、富山、宮崎に続いて高い方から全国4位。平均在院日数の削減数が、鹿児島、高知、長崎、徳島に続き多い方から全国5位。一人当たりの医療費削減額が、高知、鹿児島、福岡、長崎に続いて多い方から全国5位。全ての指標が高く・多い方から全国ベスト5に入る状況であることが明らかになりました。
私は、「これら指標を達成しようとすれば、強引な患者の追い出しは明らかだ、それぞれの指標を見直し、下方修正すべきだ。」と質しました。
今村部長らは、「下方修正する考えはない」と答えましたが、「指標を医療・介護現場に押し付ける考えはない」ことも強調しました。
山口県は、医療費削減でも国いいなりであることが、今回の全国計画発表で明らかになりました。この計画をまともに実施すると県民の命が削られることは明らかです。県民の実態を掴みながら今後ともこの計画の問題を大いに審議していきたいと思います。
この点でも、皆さん方の情報やご意見をお聞かせください。