本日、私の住む西宇部校区自主防災会結成式に参加しました。市内では、20番目の校区自主防災会の結成となるようです。最近は、校区の行事に、二つの肩書で案内が来ます。一つは、県議、二つは、小学校PTA会長です。今日も二通の案内をいただいて参加しました。
会の最後に、NOP法人 防災ネットワークうべ理事長であり、山口大学工学部長である三浦教授の記念講演がありました。山口県は、この程、地震被害想定を発表しましたが、三浦先生は、この想定をまとめる検討会の代表も務められた方です。
山口県の地震被害想定の死者数は、①東南海+南海が、10名。②芸予地震タイプが、30名。③大竹断層が1250名。④菊川断層が、240名。⑤大原湖断層(山口)が390名。⑥大原湖断層(宇部)が890名。となっています。私たちが住む宇部市では、大原湖断層に対する備えが必要であることが分かりました。そして、県内では、大竹断層に対する備えの重要性もよく分かりました。
先生は、最後に、児童を襲った津波災害の話をされました。1983年秋田県男鹿半島で地震が発生しました。その日、加茂青砂海岸には、県内内陸部のある小学校の児童が、散策にきていました。子どもたちには、地震発生や津波の影響が知らされませんでした。この海岸を津波が襲い、13名の児童・引率者が亡くなったのです。
三浦先生は、この事故から、情報をみんなで共有し、生かすために行動していくことが重要だと話されました。
事故と言えば、私は、すぐに大学1年生の時に遭遇した事故の事を思いだします。福祉大スキーバス転落事故です。私たちの大学で、体育の授業の一環としてバスツアーが行われました。バス3台が長野県のスキー場に向かっていましたが、3台目のバスが、川に転落し、25名の学生・引率者が亡くなりました。私は、2台目のバスに乗っていました。
「事故や災害を無くしたい」という想いは、私自身人一倍大きいものがあると自負しています。
今日の三浦先生の話を県政に反映し、「安心・安全なまちづくり」が山口県で前進するように私も微力を尽くしていきたいと思いました。
校区自主防災会結成式で三浦先生の話を聞きました。
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