本日、西宇部校区子ども会球技大会が行われました。
妻は、朝からかき氷の担当で、出て行きました。長男と二男を起こし食べさせ、必要な物を準備させ送りだしました。
そう、三男は、昨晩から38度台の熱が続いています。今朝も37度8分でとても大会に出場できません。
私は、開会式に来賓として参加するために少し家を空け、すくに帰り、三男を休日診療所で診てもらいました。
小児科の先生から、「ただの風邪でしょう」と言われ一安心ですが、午後になっても熱が下がりません。
明日、かかりつけの先生に診ていただくことにします。
先ほど、閉会式に参加してきました。
長男・二男が参加したソフトボールは、4位。なんと二男はホームランを打ったそうです。
三男が出場する予定のドッジボールは成績が振るわず、コーチの方から「稜太君が出ていれば」と励ましていただきました。
関係者の方々が、朝よりも日焼けされいるのに驚きました。天候に恵まれて大会が無事終わったことにほっとしています。
妻は、子ども会の役員ですので、打ち上げに参加します。
私は、長女と三男と夕食の準備です。
三男の熱が少々心配です。長男と二男は疲れが出ずに明日から元気に学校に行けるといいのですが。
西ヶ丘フットベースボールは3位に入賞しました
昨日のある会合で、地域のある団体の長を務めれおられる方から、「サンデー毎日の不破さんと中曽根さんの討論を読みましたよ。とても興味深かった」と声を掛けていただきました。
私も直接、サンデー毎日(7月19日号)を見ておかなければと思い、今日購入しました。
二つ興味深いところがありました。一つは、中曽根さんがマルクスの思想をどう見ているかです。
「マルクス主義の根底には『平等の思想』というような考え方がありますね。資本主義の中の『不平等的な要素』や『弊害』に対する指摘は非常に鋭いし、現実においても力があった」と中曽根さんは述べています。
中曽根さんは、更に旧制高校時代にマルクスを学んだことを語り「戦後の一時期、共産党が暴力革命に傾斜した印象が強く『おっかないものだ』と思いました。ところが、不破さんのような市民的で教養主義を備えた幹部が出てきて、その言論や行動で共産党のイメージを修正した。不破さんの活躍でソフト路線が確立され、共産党の支持率も上がった。『これは強敵が現れたな』と思いましたね」とも語りました。
もう一つ興味深かったのは、「核持ち込み」の密約文書についての中曽根さんの発言です。
中曽根さんは、密約そのものは「見たことがない」と発言しました。しかし、「『核を持たず、作らず、持ち込ませず』という政府の非核三原則については、その実態と形式的な表現や国会における答弁が、ある時代において乖離しているのは意識していましたね。安保条約の下、領海通過や一時寄港もあり得ると考えるのが常識でしょう。81年にライシャワー元駐日米大使『核武装した艦船が入港したり、領海を通過することはあり得る』と発言した時は『正直なこと言ったな』と思いました。米国の艦船が日本に入る時だけ核を外すなど考えられない」と核持ち込みを事実上認める発言を行いました。
マスコミでは、密約文書が大きな論争となっていますが、首相経験者のこの発言は、重みのあるものです。
ぜひ、皆さんもサンデー毎日をご覧下さい。
本日、6月県議会が閉幕しました。
とても悔しかったのは、福祉医療費助成制度の継続を求める3つの請願が不採択となったことです。
不採択との委員長報告に賛成したのが、自民、公明、県政クラブの3会派です。採択すべきとしたのは、共産、民主、社民、新政、無所属クラブでした。
環境福祉委員会の委員長は、この請願を「制度見直しに対する不安解消やセーフティネットなど、きめ細かな配慮が必要であることから、継続審議としていたものであるが、現物給付方式の維持、重度医療の通院に係る1月当たりの支払い上限額の設定など、請願の内容にもある程度応えることができたとの意見があり」不採択としたと報告しました。
これは、事実に反する内容です。現物給付方式の維持などは、2月県議会の当初に示されたものです。12月議会当初の提案を譲歩したにも関わらず、県民の怒りと不安は収まらないから6月議会に継続としたのです。また、請願の主旨は、あくまでも一部負担金導入反対ですから、「(譲歩策によって)請願の内容にもある程度応えることができた」というのは、事実に反するものだと思います。
結局、3万人を超えるかつてない県民の声を無視し、不採択とした議員の方は、きちんとなぜそうしたのか、県民に説明すべきだと思います。
日本共産党県議団を代表して討論を行った水野県議は、「県民の願いに応え、一刻も早く制度改悪を撤回させるため、全力をあげる決意を述べ討論とします」と討論を締めくくりました。
私もこの決意に立って、奮闘することをお約束したいと思います。
福祉医療費助成制度改悪問題と請願への議会の対応に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
議会は、明日閉会します。一般質問の準備をして、委員会の質疑を終えるころまで、かなり精力を集中します。
委員会が終わったら何をしようかとつらつら考えながら精力を絞り出します。
映画に行こうかとも考えましたが、前回観た「愛を読むひと」があまりにも良かったので、かえって触手が伸びる作品が見当たりません。
その頃、今期の直木賞候補の発表があり、その一人に彼の名前を発見しました。その名は「万城目学」。書店通いが趣味の私は、彼の名前はよく目にしていました。
彼の作品が映画化やドラマ化されていることも知っていましたが、それこそ触手が伸びなかったのですが。
しかし、本の題名からして何やら面白い作品だろうと思い、委員会二日目の審議を終えて帰りに書店に立ち寄り「鴨川ホルモー」を購入しました。
奇想天外なストーリーではありますが、とても真面目な青春小説でした。
私もホルモーをやってみたいと思いました。映画「鴨川ホルモー」も観たいと思いました。
今でも上映しているところはありませんかね。小説を読んで、これが映像でどうなっているのかとても興味深々です。
DVDレンタル開始を待つことにしましょう。
そして、今、彼の初のエッセイ集「ザ・万歩計」を読み終えました。
彼は、1976年生まれ、私より12歳年下ですが、とても誠実で真摯な人柄が溢れたエッセーでした。
彼の作品に貫かれている「やさしさ」の訳が少しわかったような気がします。
それにしても彼の作品の特徴は、「ユニークさ」でしょう。
彼は、エッセーの最後に、中学校の時のエビソードを引用しています。突然、掃除当番を押し付けられた班のメンバーが不平を言った時、ある生徒がこう叫んだそうです。
「お前ら、先生の言うことにハムかうんやったら肉屋に行けッ」
彼は、この時に、「ユーモアがもたらす絶大な効果に心を打たれた」と語ります。
そして、「阿呆な話を重ねていくことが、果たして役に立つのかどうかはわからない。だが、これまでの出来事同様、きっと無駄にはならないだろうと思ってまたぞろ阿呆な話を紡ぎ出す」とエッセイを締めくくっています。
私も、日々、人と接するときに「ユーモア」を大切にしているつもりです。
その一環として、一般質問に入る前に一言入れてしまうのが、常になりました。
今回は、「議会はチェック機能です。そのために私は、チェックのシャツとネクタイをしてきました」と冒頭切りだしました。
「掴み」になったかどうかは別ですが、自分をリラックスさせるためにも冒頭に小噺を入れています。
私は、子どもの頃から冗談好きでそれが抜けないだけなのですが、万城目作品を学ぶことでその質を高める努力をしたいと思います。
彼の作品は他にもあります。鴨川ホルモーの続編「鴨川六景」。ドラマ化された「鹿男あをによし」。最新作の「プリンセス・トヨトミ」。どれも楽しみです。
万城目ワールドに浸ることが、この夏の私の最大の喜びとなりそうです。 そして、万城目学氏の直木賞受賞をも期待しています。
読書はやっぱり面白いですね。議会論戦の疲れが一気に癒されました。
本日、宇部市立西宇部小学校の第一回学校評議員会が開催され、私は、評議員の一人として参加しました。
最初に宇部市教育委員会からの委嘱状を校長先生からいただきました。
これまでは、委嘱状はなかったと思いますが、教頭先生から、「学校教育法で学校評価の位置づけが明確化された」と説明されましたが、その辺りで、委嘱という形式も明確になったのでしょう。
さて、評議員会の内容を詳しく報告することは出来ませんが、普通学級で学ぶPDD(広汎性発達障がい)やADHD(注意欠陥多動性障がい)などの軽度発達障がいを抱えた子どもさんへの対応について、学校から現状が語られました。
山口県では、これら発達障がいを抱えた子どもさんを学校でサポートする「特別教育支援員」を配置する制度があります。
「学校としてもこの制度を活用して、子どもたちの発達を保障する教育をすすめたい」と校長先生が話されました。
西宇部小学校は、子どもたちへの緊急連絡網は、子ども会の連絡網を活用しています。先日、宇部市PTA連合会の研修会に参加した際にこの事が議題になりましたが、小規模校以外で、子ども会の連絡網を学校が使用している例はごく少数でした。理由は、子ども会の組織率が低下しているからでした。西宇部小学校は、95%以上の子ども会加入率を維持しています。
また、民生委員さんや老人クラブや自治会の役員さんによる見守り活動も活発です。ですからとても子どもたちの教育環境は充実していると思います。
更に、子どもたちにより良い学校になるように、私もPTA役員として、学校評議委員として地域の皆さんと一緒にしっかり学校を支えていきたいと思いました。
本日、県議会総務政策委員会の二日目の審議が行われました。
私は、今日は、基地問題を中心に質疑しました。
最初に、空母艦載機部隊が、岩国基地に帰還した場合の騒音問題について質しました。久米議員が本会議で質問を行った際に、藤部総務部理事は、着艦訓練後の岩国基地への帰還問題は、「『岩国基地に関する協議会』の中で、今後検討し、国と協議していきたい」と答えました。
私は、次回の協議会の開催時期について質しました。これに小松基地対策室次長は「7月中に開催できるように協議している」と答えました。
更に、私は、艦載機部隊の訓練後の帰還に伴う騒音問題をこの協議会に提案する考えかと質しました。
これに藤部総務部理事は、「訓練場所や時間など運用の問題は分からないことは多々あるが、着艦訓練後の岩国基地への帰還にあたって騒音が心配される問題はあるので、この問題を含めた基地の騒音問題を次回の協議会の議題として提案したい」と答えました。
その他、私は、岩国基地の水光熱費の額について質しました。これに小松室次長は、「平成20年度岩国基地で21億3千万円の熱光熱費が支出された」と答えました。
私は、「米軍基地で使われた水光熱費の内、全国平均で71.7%は、国の思いやり予算で賄われている状況である。仮に岩国基地で使われた水光熱費の内、全国平均並みに思いやり予算が支出されたらいくらになるか」と質しました。
これに小松室次長は、「15億3千万円になる」と答えました。
私は、「これだけの財政が、思いやり予算として支出されることをどう考えるか」と更に質問しました。
これに小松室次長は、「米軍基地への負担の在り方については国政の場で十分議論してもらいたい」と答えました。
その他、職員のメンタルヘルス問題や国体に関して質疑を行いました。
久しぶりの総務政策委員会でしたが、充実した議論が出来たと自負しています。
議会も残すところわずかとなりました。閉会まで気を抜かずに務めていきたいと思います。