今こそ 守ろう!平和憲法
安倍9条改憲No!全国市民アクションうべ主催
5月3日、安倍9条改憲NO!全国市民アクションうべ主催の5・3市民憲法集会が行われました。約70名の市民が集い、山本直弁護士から「守ろう!平和憲法」と題する講演を聞きました。
山本弁護士は、憲法13条「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」が憲法の目標だと指摘しました。
その上で、山本弁護士は、憲法の存在意義は3つあると話ました。
①人は、人である以上、当然に、個人として尊重され、平等に扱われ、幸せに起きることができる(幸福を追求する権利をはじめとした基本的人権を享受できる)ということを確認
②基本的人権が脅かされないよう、国家権力の発動を制限
③究極の人権侵害たる戦争を、徹底的に放棄
山本弁護士は、自民党の9条「加憲」について、「現行憲法の9条は、軍事の制限規範であるが、集団的自衛権を行使する自衛隊を明記すれば、9条は軍事の根拠規範になる」と述べました。
その上で、山本弁護士は、「9条が軍事の制限規範から根拠規範になるということは、憲法体系全体へ影響を及ぼす」と述べました。
最後に、山本弁護士は、憲法12条「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」を引用し、「国家の暴走を制限し、国民の権利を守る、平和憲法を不断の努力で守っていこう」と訴えました。
憲法記念日に宇部市内で講演を行う山本弁護士
藤本さんを囲む集いに25名
4月28日、荒滝自治会館で「藤本かずのりさんを囲むつどい」集いを行いました。参加者は25名でした。
藤井たけし市議が司会をつとめ、藤本光昭荒滝自治会長にご挨拶いただき、藤本前県議が約30分県政の問題などを話しました。参加者から「有害鳥獣であるイノシシの防護柵を大規模に作ったが、その中で耕作放棄地が広がっており、イノシシの家族が巣を作っている。内側に新しい防護柵を作りたいという」要望が出されました。
5月10日、要望を、宇部市の担当者に伝えました。
荒滝自治会館には、25名が集いました。
日本共産党 前山口県議会議員
藤本かずのりさんを囲む集い
どなたでもご参加できます。
お近くの会場に参加下さい。
① 日時 6月23日(土)
午後2時~
場所 万倉・今富公民館
② 日時 6月30日(土)
午後1時30分~
場所 宇部市恩田ふれあいセンター大会議室
お話をする 藤本かずのり前県議
主催 日本共産党北南地区委員会
宇部市南浜町2-4-2 ℡0836-33-5577
藤本かずのり 携帯 090-3747-2855
一気
「宇部市立地適正化計画策定に向けた意見交換会」に参加しました。原案は、宇部市を「まちなかエリア(都市拠点)」「暮らしの重点エリア(地域拠点)」「暮らしのおすすめエリア」「暮らしのエリア」「自然と暮らしの共生エリア」に分けています▼宇部市の北部や楠地域は、ほとんどが「自然と暮らしの共生エリア」です▼私は「計画における自然と暮らしの共生エリア区域におけるメリットはなにか」と質問しました。担当者は、「計画を策定することにおける補助メニューのうち、現時点で北部・楠地域を振興するものはない」「自然と暮らしの共生エリアにおける振興策も計画づくりの中で検討していかなければならない」と答えました。私は、「農業を基幹産業に位置づけた北部・楠地域の振興策を盛り込むべきだ」との意見を発表しました▼利便性・効率性、最優先で都市機能を集約するための計画ではなく、北部・楠地域の振興を本気で進める計画が必要だと感じます。
5月29日のしんぶん赤旗日刊紙「潮流」を転載します。
・・・
朝ごはんは食べなかったんですか?」「ご飯は食べませんでした(パンは食べましたが、それは黙っておきます)」「何も食べなかったんですね?」「何も、と聞かれましても、どこまでを食事の範囲に入れるかは、必ずしも明確ではありませんので・・・
論点のすり替えや、はぐらかし。不誠実な政府答弁の手法を例えた『ご飯論法』が話題です。『では、何か食べたんですか?」「お尋ねの趣旨が必ずしもわかりませんが、一般論で申し上げますと、朝食をとるというのは健康のために大切であります」
労働問題に詳しい法政大の上西充子教授がツイッターに投稿しました。野党の追及をかわすまやかしの答弁にうんざりさせられると。共感が広がっているのも同じ思いを抱く人が多いから
きのうの集中審議もそうでした。モリカケ疑惑で首相の関与を裏付ける文書が出てきても口先だけで否定する。証拠を突き付けられてもごまかす。これでは議論にならず、関係者を喚問するしかありません
直近の世論調査では、首相の説明は「信用できない」と回答した人が7割にも。自民の支持層でも「信用できる」を上回り、無党派層では8割を超えています(「毎日」)
上西教授の投稿は「働き方改革」法案をめぐる加藤厚労相の答弁を問題にしたもの。「人をだますことを得意とする大臣に、働く人の命と健康にかかわる法案の質疑の答弁に立つ資格はない」。それは国民と国会を欺き続ける、この内閣のすべての人たちにいえることです。
・・・
党首討論でも安倍首相は、『ご飯論法』でいいのがれを行いました。
志位委員長が、政府も否定できない5つの悪質行為を示し、なぜそれが引き起こされたのか、と答弁を求める質問に、安倍首相は、公文書管理の問題にすりかえるなどの発言に終始しました。
昨日は、安倍内閣が「働き方改革」一括法を衆議院本会議で強行採決しました。
「人をだます政権に、国民の命を護る資格はない」
このことを国会終盤に示しましょう。
安倍内閣の退陣を市民と野党の力で実現していきましょう。
今、ナルニア国物語を「光文社古典新訳文庫」で読み始めました。
同時に、映画「ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女」を観はじめました。
C・S?ルイスが刊行した順番は以下の通りです。
「ライオンと魔女」
「カスピアン王子のつのぶえ」
「朝びらき丸 東の海へ」
「銀のいす」
「馬と少年」
「魔術師のおい」
「さいごの戦い」
ナルニア国物語の誕生から終焉という時系列で順番付ると以下の通りです。
「魔術師のおい」
「ライオンと魔女と衣装だんす」
「馬と少年」
「カスピアン王子」
「ドーン・トレッダー号の航海」
「銀の椅子」
「最後の戦い」
光文社古典新訳文庫では、時系列順で刊行されています。
今、「魔術師のおい」を読んでいます。
「魔術師のおい」の解説で上智大学文学部の松本朗教授は、「ルイスの作品には、イギリス社会にたいする批判性が実は含まれており、その観点から、『ナルニア国物語』の素晴らしさは再評価される必要があるのではないだろうか。」と書いています。
松本教授は、20世紀前半のイギリス社会は新しい社会像の模索が進んでいたとして次のように書いています。
「二度にわたる政界対戦があった上に、1926年には280万人もの労働者が参加するゼネラル・ストライキが行われるなど、イギリス社会の既存のシステムや価値観が大きく揺さぶられる事態が立て続けに生じていたからである。『行き過ぎた帝国主義と自由奔放主義的資本主義が世界戦争を導いたのではないか』、『国家は、上流階級や上層中流階級に適切な遺産税を課し、貧困層に富の再配分を行う必要があるのではないか』との新しい議論がでてくる。そして、第二次世界大戦後、総選挙で歴史的勝利を収めた労働党政権の下で、疫病、失業、老齢年金などを国家が包括的に面倒をみる社会福祉制度、および。国民なら誰でも無料で医療サービスが受けられる国民保健サービス制度が整備される。まさに『ゆりかごから墓場まで』を標語とする社会主義寄りの福祉国家、新しいイギリスの誕生であった。」
「もちろん、こうした共通点を取り上げて、ルイスが福祉国家を支持する政治的な意図をもってナルニアを書いたなどというのではない。現実社会とフィクションの関係はもっと複雑である。だが、ここで興味深いのは、暗ではあるが、中世の有機体論的な共同体像や労働観を喚起するかたちでナルニアが創世されたことである。」
「彼らは、ナルニアという新しい世界における文化的な農村生活で、それまで断ち切られていた大地との繋がりや、共同体の成員との上下関係ではない緩やかな関係を、回復するのである。その世界は、生命力と喜びに満ちている。こんなふうに過去のイギリスのありように学びながらも、新しく、より良い世界を想像/創造していく力の重要性を、『ナルニア国物語』は示唆しているのではないだろうか。」
ジェイディス女王が、敵軍を近づくのを待って自らの国を滅ぼしたこと事実に対し、ディーゴリーは「だけど?国民は?」と女王に質問します。
女王は、「ようか、小童、そちやそちのような平民どもにおいて悪行とされることであっても、わらわのような偉大なる女王においては悪行とはならぬのじゃ。わらわの肩には世界の重責がかかっておる。わらわはいかなる掟にも縛られるものではない。わらわのような人間は、孤高なる運命をさずけられておるのじゃ。」
女王の理論は、今日の核保有国の理論のように感じられてなりません。
米朝会談が成功し、朝鮮半島と世界で非核化の流れが広がることを願います。
このことをこの文章から感じました。
「新しく、より良い世界を創造」するために、「ナルニア国物語」から学んでいきたいと思います。
皆さん、「ナルニア国物語」の感想をお聞かせ下さい。
昨日、日本共産党宇部協立病院後援会が「藤本かずのりさんを囲む集い」を開催しました。
私は、岩国基地をめぐる問題についてお話しました。
私が昨日お話した趣旨は以下の通りです。
・・・
県議候補の藤本一規です。
今日は、山口県内での大きな問題である米軍岩国基地をめぐる問題についてお話ししたいと思います。
今年の3月までに、米軍岩国基地に神奈川県の米軍厚木基地から空母艦載機部隊の移駐が完了しました。
資料1にあるように、現在の所属機が約60機です。空母艦載機部隊として、61機が移駐しましたので、合計121機となりました。
移駐した戦闘機は、資料2にあるように、最新鋭の戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットなども含まれます。
資料3は、岩国日米協議会での確認事項です。飛行については、盆・正月は飛ばない、運用時間は、6:30~23:00までだとしています。また、着艦訓練については、資料9にあるとおり、岩国基地での実施は原則認めないとのスタンスを県は堅持しているとしています。
これまで、まがりなりにも守られてきた、岩国日米協議会での確認事項などが空母艦載機部隊の移駐によって簡単に壊されてきているのが現状です。
資料4は、防衛省中国四国防衛局が、空母艦載機部隊の移駐を受けて、岩国市に説明に来た時の山口新聞の報道です。
空母艦載機部隊の戦闘機に乗るパイロットは、空母が出港する前に、空母着艦資格取得訓練(CQ)を行うことになっています。具体的には、艦載機のパイロットが洋上の空母に実際に着艦する試験、硫黄島での陸上着艦訓練(FCLP)後10日以内に開始する決まりです
防衛省の担当者は、岩国基地への最終着陸時刻について「午後11時ごろまでと計画しているが、越えて帰投する場合もあり、滑走路の時間外運用の可能性がある」と述べました。
県議会だよりの木佐木県議の報告を見ていただければと思います。
岩国基地の運用マニュアルには、正月3が日とお盆の間について飛行を前提にした記述となっているということです。
実際に、昨年の盆と正月に戦闘機が飛行を行っている実態があります。
資料3で示した「岩国日米協議会」の同意のうち、盆正月に飛ばない約束は実行されず、夜11時以降は飛行しないという約束が壊されようとしていることが明らかになりました。
資料5は、実際に、空母艦載機部隊の移駐が完了して、この間の騒音の状況を示したものです。
5月8日、この日だけで176件もの騒音に対する苦情が岩国市に寄せられました。過去20年で最多となりました。
2017年の苦情件数は、3077件で、滑走路沖合移設後最高となりました。沖合移設の効果は空母艦載機部隊には全く通用しないことが明らかです。
4月上旬だけで、苦情件数は、702件、一日平均では、108回となり、すでに、苦情が多かった昨年の66回を超えています。
資料6は、中国地方知事会が、今月23日に政府に行うためにまとめた、「住民の平穏な生活を乱す米軍機の飛行訓練への対策について」という文書です。文書には「米空母艦載機等の岩国移駐が完了し、騒音被害の増大や航空機事故の発生が懸念される」としています。騒音については、懸念ではなく実際に増大していることが明らかになりました。
資料7は、仁比参議院議員が、指摘をした岩国基地「航空運用マニュアル」に関する質問内容です。
米軍のマニュアルには、空母離着陸訓練は「同時に3機まで」「600フィート(地上約180メートル)で周回」しながらタッチアンドゴーを行うことや「昼間」「夜間」も行うなどが書かれてあります。
先ほどから指摘をしているように、空母離着陸訓練は岩国基地では原則行わない、深夜は飛行しないことなどが確認されてきましたが、米軍のマニュアルではそのようなことは全く無視したものであることが明らかになりました。
神奈川県の横須賀基地に配備されているのが原子力空母「ロナウド・レーガン」です。いよいよ今日出港したことが明らかになりました。
空母はが、九州沖に停泊し、実際の空母を使っての着艦訓練が行われることが明らかになっています。
これから、岩国基地の空母艦載機部隊は、九州沖に停泊している原子力空母に向けて飛び立ち、訓練を行い、岩国基地に帰ってくることが繰り返されることが想定されます。
資料8は、横須賀基地から空母がどの程度出港しているかを示した資料です。平成7年には、11回。ほぼ毎月出港しています。つまり、空母艦載機が空母の出港前に、陸上の着艦訓練場のある硫黄島での訓練を行い、空母が出港して九州沖に停泊した実際の空母の上で訓練を行うことは、1年に一度ではないということです。平均して3~4ヶ月に1回は行われる可能性があるということです。
厚木基地では爆音訴訟が行われ、原告が勝利するなどの状況があり、空母艦載機部隊が岩国基地に移駐したわけですが、厚木の苦しみが岩国で本格化することになったということです。
資料9は、空母艦載機部隊の移駐に対して、県がどのようなスタンツを取ってきたかということが書かれてあります。
県は、今以上の機能強化は容認できないと空母艦載機部隊の移駐を拒否してきたのです。しかし、国から「生活環境全体として現状より悪化するとはいえない。」との説明をうのみにし、「機能強化ではない」として、空母艦載機部隊の移駐を容認しました。
実際に、空母艦載機部隊が移駐して、今まで以上の生活環境の悪化は明らかなわけですから、県や岩国市は、空母艦載機部隊の撤退を国に求めなければならないことは明白です。
そして、今まで見てきたように着艦訓練を岩国基地で行わないとは言えない状況であるという点でも、県や岩国市は、空母艦載機部隊の撤退を国に求めるべきです。
更に、普天間基地の移設の見通しは全く立っていません。空母艦載機部隊の先行移駐の実態は明らかです。
山口県と岩国市は、沖縄県と連帯して、国による辺野古新基地建設強行と空母艦載機部隊移駐強行に抗議すべきです。
現状では山口県が、艦載機部隊の先行移駐を容認したことで、政府の背中を押して、更に辺野古新基地建設強行の背中を押している状況です。
一斉地方選挙と参議院選挙勝利で、岩国基地の拡大を止めましょう。
・・・・・
今朝の毎日新聞は「米軍厚木基地(神奈川県)から岩国基地(岩国市)へ空母艦載機部隊が移転した後、初の空母艦載機資格取得訓練(CQ)が30日にも始まる。硫黄島(東京都)での陸上空母離着陸訓練(FCLP)が完了したことに伴う訓練で、今回から九州沖で実施されるが、拠点となる岩国基地周辺で深夜に騒音被害が発生する可能性もある。」と報じました。
住民の命と暮らしを最優先にした対応が行われることを強く望みます。
日本共産党国会議員団中国ブロック事務所は、6月2日(土)午後1時~ 岩国市福祉会館で、「中国地方の基地問題を考えるシンポジウム」を開催します。比嘉沖縄県議会議員や仁比参議院議員が報告を行います。
どなたでも参加できます。多くの皆さんのご参加をお願いいたします。
岩国基地に移転した空母艦載機部隊が本格的な訓練を実施しています。
皆さんはこのことをどのようにお考えですか、ご意見をお聞かせ下さい。
28日の毎日新聞は「自民党の萩生田光一幹事長代行は27日、宮崎市での講演で、0~2歳の乳幼児の養育に関し「言葉の上で『男女共同参画だ』『男も育児だ』とか格好いいことを言っても、子供にとっては迷惑な話だ。子供がお母さんと一緒にいられるような環境が必要だ』と持論を展開しました。同時に『はっきりとした結果は統計を取ることができないが、どう考えてもママがいいに決まっている。0歳からパパがいいというのはちょっと変わっていると思う』と指摘した。」と報じました。
今朝の毎日新聞は、「全国父子家庭支援ネットワーク」の村上吉宣代表にインタビューしています。
村上さんは萩生田氏の発言について「件名に一人で子育てする父親は『やっぱり母親がいなければだめか』と思ってしまう。」「母親に限らず、父親も祖父母も里親も子供と愛着形成できる。これも精神医療の中で証明されている」と語っています。
この記事には、東日本大震災の津波で妻を亡くし、18、16、14歳だった3人の子を一人で育ててきた阿部英敏さんのインタビューも掲載されています。
阿部さんは、震災直後は「子の暮らしを考えれば、妻じゃなく俺が死ねばよかったと、うんと思った」と語っています。
阿部さんは、萩生田氏の発言について「そう言われても、いないものはどうしようもない」と語っています。
遺族基礎年金は「男が家計を支える」という前提で、、父を亡くした母子家庭に受給対象を限ってきましたが、2014年4月、父子家庭にも広げましたが、それ以前に妻をなくした家庭は対象外です。
村上さんらは、阿部さんら対象外の父子家庭への支援を求める署名を4万筆集めたと毎日新聞は報じています。
今こそ「児童憲章」を生かす政治を実現しなければなります。
児童憲章を引用します。
「われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。
児童は、人として尊ばれる。
児童は、社会の一員として重んぜられる。
児童は、よい環境の中で育てられる。
一 すべての児童は、心身ともに健やかにうまれ、育てられ、その生活を保障される。
二 すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもつて育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる環境が与えられる。
三 すべての児童は、適当な栄養と住居と被服が与えられ、また、疾病と災害からまもられる。
四 すべての児童は、個性と能力に応じて教育され、社会の一員としての責任を自主的に果たすように、みちびかれる。
五 すべての児童は、自然を愛し、科学と芸術を尊ぶように、みちびかれ、また、道徳的心情がつちかわれる。
六 すべての児童は、就学のみちを確保され、また、十分に整つた教育の施設を用意される。
七 すべての児童は、職業指導を受ける機会が与えられる。
八 すべての児童は、その労働において、心身の発育が阻害されず、教育を受ける機会が失われず、また、児童としての生活がさまたげられないように、十分に保護される。
九 すべての児童は、よい遊び場と文化財を用意され、悪い環境からまもられる。
十 すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。あやまちをおかした児童は、適切に保護指導される。
十一 すべての児童は、身体が不自由な場合、または精神の機能が不充分な場合に、適切な治療と教育と保護が与えられる。
十二 すべての児童は、愛とまことによつて結ばれ、よい国民として人類の平和と文化に貢献するように、みちびかれる。 」
村上さんが今朝の毎日新聞で述べているように、「母親に限らず、父親も祖父母も里親も子供と愛着形成は」できます。
どの保護者に育てられている子どもも人とて尊ばれ、良い環境で育てられるべきです。
そのために、遺族基礎年金の対象外の父子家庭への支援は児童憲章の立場から政府が取り組むべき重要な課題だと思います。
自民党の萩生田幹事長代理が「男も育児 子供に迷惑」という趣旨の発言を行ったことを皆さんはどうお考えですか。
お教え下さい。
24日の毎日新聞は、「米軍厚木基地(神奈川県)から岩国基地への空母艦載機部隊移転などに伴う騒音増加を巡り、中国地方知事会は23日、米軍機の飛行訓練空域下の自治体を対象に『実態に応じた必要な措置』を国に求める共同アピール文を採択した。」「アピール文は、中国地方での米軍機の飛行訓練について『地元住民に多大な不安を与えている』と指摘。速やかな実態把握や、地元自治体への説明と意見交換などを求めた。」と報じました。
中国地方知事会による「住民の平穏な生活を乱す米軍機の飛行訓練への対策について」とする共同アピールは、まず、「住民の平穏な生活を乱す飛行訓練の実態把握と訓練内容の改善」として、①住民が生活する地域で、日米合同委員会の合意等に反する低空飛行訓練や危険を及ぼすような飛行訓練が行われないように措置を講じること。など6点を要望しています。
次に「航空機の安全対策措置の実施」として、「米軍機の事故に関する徹底した原因究明とその早期公表に努めるとともに、航空機の整備点検、住民の安全を最優先したパイロット等の安全教育など、航空機の安全対策の措置を講じ、事故の防止に努めること。」を要望しています。
次に、「飛行訓練の事前の情報提供等」として「住民の不安を軽減するため、住民生活に影響が大きい訓練については、その訓練予定日や飛行ルートなどの訓練内容を、国の責任において、関係自治体や住民に事前に情報提供を行うこと。また、オスプレイについても、事前に飛行訓練に関する十分な情報提供を行うとともに、必要に応じ、自治体や住民に対して、安全対策等に関する説明を行うなど、地域毎の実態に配慮した対応をすること。さらに、今後、横田基地に配備される予定のオスプレイについても、仮に中国地方へ影響が及ぶ場合には、適切に情報提供を行うこと。」を要望しています。
最後に、「日米合意の厳密な遵守」として、「日米合同委員会合意を遵守し、住民に危険を及ぼし不安を与え、住民の平穏な生活を乱すような飛行訓練が行われないよう措置すること。」を要望しています。
20日付山口民報は、「ゴー、バリバリ、ギューン・・・連休明けの8日、空母艦載機の離着陸で、岩国は昼も夜も耐え難い騒音に襲われました。『どうなっているんだ』『もうガマンできん』。この日だけで一七六件もの苦情が市役所に寄せられ、過去20年で最多となりました。」「沖合移設後、艦載機移駐を含むこの十年の状況を見ても、米軍機の機種変更の名目での強化に加え、昨年8月9日から今年3月24日にかけての艦載機移駐による米軍機倍化(約120機、自衛隊機を含め総計160機)で、『沖合移設による騒音軽減効果』はふっ飛び、かつてない危険吉に変貌しました。とくに、移設開始の翌月・昨年9月には苦情が2・2倍702件に増加。防衛省データが公表されている4月15日までの騒音発生回数(1日平均)はすでに昨年度の66回を上回っており、今後が心配されます。」と報じています。
山口県は、空母艦載機の移転に関して「今以上の機能強化は容認できない」としてきました。
山口県は、艦載機が移転しても「生活環境は全体として現状より悪化するとはいえない。よって機能強化ではない。」などとして容認しました。
しかし、空母艦載機移転後早々に、中国知事会が「空母艦載機等の岩国移設が完了し、騒音被害の増大や航空機事故の発生が懸念される。」として国に要望をしなければならないのが実態です。
空母艦載機部隊の岩国移駐完了に伴う、騒音被害の増大は「懸念」ではなく実際に発生しています。
空母艦載機部隊移駐後騒音が増大している最大の原因は、艦載機部隊が、資格取得訓練(CQ)を行うために、硫黄島でNLP訓練を行うための往復飛行や岩国基地での独自訓練が行われているからです。
岩国基地移転後、初めての原子力空母ドナルドレーガンが横須賀基地を離れ洋上での訓練を開始されるようです。
航空母艦は、年に何度も横須賀基地への入港・出港を繰り返します。
その度に、艦載機部隊は、CQ訓練を繰り返します。その度に、早朝から深夜まで騒音を岩国市周辺に轟かせることになります。
これを「機能強化」と言わず何と表現すればいいのでしょうか。
空母艦載機部隊移駐に伴い岩国基地が機能強化されたことは明白です。
山口県は、騒音激増の現状に鑑み、艦載機部隊の撤退を国に求めるべきです。
空母艦載機部隊の移駐に伴い、騒音が激増しています。
皆さんはこのことをどうお考えですか。ご意見をお寄せ下さい。