藤本かずのりサポーターズ はじめました

新着情報

鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」

 連休が始まりましたが、台風が心配されます。

 さて、昨日のラグビーワールドカップ「日本対ロシア」戦は大興奮で観戦しました。

 ラグビー観戦しながら、この夏からぼちぼち続けている「鎌田式『スクワット』と『かかと落とし』」を行いました。

 鎌田實さんはNHKラジオ番組で知り、書作は何冊か読み、「忖度バカ」などは、本ブログでも紹介しました。

 ですから、鎌田實さんは、敬愛する作家の一人です。

 鎌田さんが、出された健康づくりの本が「鎌田式『スクワット』と『かかと落とし』」です。

 まずは、鎌田式「スクワット」。足は肩幅に立ち、手を胸の前で組んでおしりをゆっくり下げます。ゆっくり上げます。

 スクワットで腹筋と太ももの筋肉が鍛えられます。

 次に、鎌田式「かかと落とし」。足は肩幅に立ち、かかとをつけたままつまさきをゆっくり上げます。つまさきを下すと同時に、かかとをゆっくり上げます。ゆっくりかかとを下げます。

 かかと落としは、骨密度を上げる効果があります。

 私のブログを見ていただいておられる方は、「藤本がまた別の体操を始めた」と思われるでしょう。

 そうなのです。しかし、健康についてブログに書くときは効果を実感した時です。

 その効果の一つは体重です。

 私の身長は165センチ。体重は、60キロ程度にしたいと思いつつ、65オーバーの日が続いていました。

 8月末から9月上旬まで出張続きでした。そうなると、体重が70キロに近づきます。

 今朝は、65キロに。

 この秋、ラグビーワールドカップを観戦しながら、鎌田式スクワットとかかと落としを続け、体重を60キロ前半でキープしたいと思います。

 体調を整え、復帰後2回目の議会である9月議会を元気に乗り切りたいと思います。

 この連休は、最大限、自宅に籠り、一般質問の原稿書きです。今朝までに約3分の2の原稿を書き上げました。

 明日あたりには完成できそうです。続く環境福祉委員会の準備にも取り掛かりたいと思っています。

 体力・気力を充実させて、議員活動を続けていきたいと思います。

 その相棒として、鎌田式スクワットとかかと落としを続けていきたいと思います。

 皆さんの健康法をお教え下さい。

 

県内の特別支援学校体育館等の冷房設置は0%。

 文部科学省は、昨日、今年9月1日現在の「公立学校施設の空調(冷房)施設の設置状況」を公表しました。

 小中学校の普通教室は、全国平均が77.1%に対し、山口県は、57.9%。特別教室は、全国平均が48.5%に対し、山口県は、27.2%。合計は、全国平均が、62.8%に対し、山口県は、41.1%でした。

 幼稚園の保育室は、全国平均が、89.2%に対し、山口県は、100%。保育室以外の諸室は、全国平均が72.4%に対し、山口県は、44.0%。合計は、全国平均が83.3%に対し、山口県は、75.8%でした。

 高等学校の普通教室は、全国平均が、83.5%に対し、山口県は、99.7%。特別教室は、全国平均が、43.7%に対し、山口県は、22.3%。合計は、全国平均が、57.6%に対し、山口県は、43.6%でした。

 特別支援学校の普通教室は、全国平均が、89.7%に対し、山口県は、100%。特別教室は、全国平均が75.2%に対し、山口県は、93.4%。合計は、全国平均が、83.6%に対し、山口県は、97.4%でした。

 体育館等の小中学校は、全国平均が、2.6%に対し、山口県は、1.0%。高等学校は、全国平均が1.5%に対し、山口県は、0.7%。特別支援学校は、全国平均が、22.4%に対し、山口県は、0%でした。

 全国平均と比較して、山口県の状況をみてみます。

 まず、小中学校では、普通教室、特別教室とも全国平均を下回っています。

 幼稚園では、保育室以外の諸室が全国平均を下回っています。

 高等学校では、特別教室が全国平均を下回っています。

 体育館では、小中学校、高等学校、特別支援学校全てで全国平均を下回っています。

 山口県内では、小中学校の普通教室と特別支援学校の体育館への冷房設置が急がれる状況です。

 

安保法制成立4年

 安倍政権が2015年9月19日、集団的自衛権の行使などを認めた安保法制=戦争法の成立を強行してから今日で4年になります。

 4年前、宇部市でも安保法制=戦争法の強行に抗議する集会を、渡辺翁記念会館前の広場で行ったことを昨日のように思い出します。 

 私は、これまで約四半世紀、宇部市を中心に、様々な集会やデモに参加してきましたが、その時の集会では、これまでにない幅広い、200名を超える多くの市民の方が、雨の降る中、集い抗議の声をあげました。

 安保法制=戦争法をなくすために結成された「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動うべ実行委員会」は、今日、48回目の「戦争させない・9条壊すな!戦争法の廃止を求める行動」を宇部市役所前で行います。

 48回目ですから、4年前の10月から毎月欠かさず19日前後に集会を継続してきたことになります。

 私は、実行委員会の事務局長として、48回の集会を準備してきました。

 国政候補となった時期など、2回ばかり参加できなかったことがあったと思いますが、45回以上は参加していると思います。

 今日、宇部市役所前で午後6時から行う「戦争法の廃止を求める行動」に一人でも多くのご参加をお願いいたします。

 今朝のしんぶん赤旗「日刊紙」の主張は、「安保法制成立4年」と題して次のように書いています。

 「安倍政権は安保法制により、トランプ米政権の要求に応えて導入を進めるミサイル迎撃システム『イージス・アショア』でハワイやグアムの防衛が可能になるとしています。空母化される自衛隊艦船『いずも』から米軍のF35B戦闘機が他国への爆撃に出撃できるようになることも認めています。安倍首相のごまかしは今や明らかです。米国の戦争に日本が参戦し、自衛隊の海外での武力行使に道を開く違憲の安保法制は一刻も早く廃することが必要です。」

 空母艦載機部隊が移駐した岩国基地と萩市に配備が計画されている「イージス・アショア」、山陽小野田市に建設が始まった「宇宙監視レーダー」など安保法制化での日米同盟の拠点施設が山口県内に次々設置されようとしています。

 9月の県議会では、違憲の安保法制の一刻も早い廃止と県民の平和な暮らしを願い、一般質問を行う予定です。

 いよいよ今日から本格的に原稿書きに入ります。私は、20日に通告を提出し、27日に登壇する予定です。

 安保法制に関する問題を始め、県政全般のご意見を藤本までお寄せ下さい。

 

歴史戦と思想戦

 15日のしんぶん赤旗「日刊紙」の「本と話題」で、子どもと教科書全国ネットワークの俵義文さんが「歴史修正主義の『手法』を読み解く」と出して2冊の本を紹介していました。

 その一冊が、山崎雅弘著「歴史戦と思想戦-歴史問題の読み解き方」です。この本は、私がこの夏読んだ1冊です。

 俵さんは、この本について次のように書いています。

 「書店の店頭には『歴史戦』をタイトルに入れた本がたくさん並んでいるが、この言葉を最初に使い始めたのは産経新聞である。2014年4月1日から『歴史戦』というシリーズ記事をスタートさせ、それをまとめて14年10月に『歴史戦』を発刊した。中国・韓国が歴史問題で日本を攻撃するのは、日本の国際的地位をおとしめるもので、『歴史戦』の主敵は、中国・韓国であり、日本はこれに勝利して日本の名誉と誇りを守らなければならない-と主張する。本書は、彼らの言う『日本』とは、日本国憲法下の日本ではなく大日本帝国のことで、『自虐史観』とは『大日本帝国を批判的に捉える歴史認識』だと喝破する。日本人が自虐史観にとらわれているのは、GHQ(連合国軍最高司令部)とコミンテルンの洗脳・宣伝のためだというのが歴史戦の論客たちである。歴史戦の言説は、日中戦争・アジア太平洋戦争中に大日本帝国が行った『思想戦・宣伝戦』と共通し、歴史戦は思想戦の手法や論理を引き継いでいることが詳しく解明されている。」

 「歴史戦と思想戦」で山﨑さんは、「歴史戦」でよく使われるトリックを解き明かしています。

 「日本」と「大日本帝国」と「日本国」という意味の違う言葉がトリックに使われていると山崎さんは次のように指摘しています。

 「中国や韓国の政府や国民が、『大日本帝国』時代の侵略や植民地支配を厳しく批判する態度をとった時、『大日本帝国』を擁護する意図で、これを『中国と韓国が(日本)を不当に攻撃している』と単純化してアピールすればどうなるか。大日本帝国は『日本』という概念の一部なので、嘘をついていることにはなりません。けれども、それを聞いた人は、現在の自国が攻撃されていると感じ、不安や危機感を覚えます。自分が生きている『日本国』と昔の『大日本帝国』は同じ国ではないと認識していなければ、両方とも同じ『日本』だという思考に、それと気付かないまま誘導されます。そして、歴史問題をめぐる議論を『中国対日本』あるいは『韓国対日本』という単純な図式の『戦い』のように捉えて、日本人であれば『日本=大日本帝国』の側に味方するのが当然だという『結論』を示されれば、それに抗うことは難しくなります。なぜなら、日本人なのにそうしない人間がいれば、その者は『日本の利益に反する者=反日あるいは売国奴』ということになるからです。」

 この理論展開に真っ向から抗うのが山﨑雅弘さんの「歴史戦と思想戦」です。

 山崎さん曰く「言葉の銃弾が飛び交う戦場」の最前線からの山崎さんの気迫の文章が続いています。

 この夏、「主戦場」という映画を観ましたが、この映画を観て、この本を読むと、「歴史戦」の実相とそれを乗り越える術が理解できます。

 好むと好まざるとに関わらず私たちは「歴史戦」の最前線に立たされています。

 事実の本質を見抜く目を養うために、「歴史戦と思想戦」は国民必読の書だと私は感じました。

 山崎さんがこの本を書いた勇気に感服しています。

 山崎雅弘さんの「歴史戦と思想戦-歴史問題の読み解き方」を読まれた皆さん、感想をお聞かせ下さい。

映画「記憶にございません!」

 昨日、封切りされたばかりの三谷幸喜監督の映画「記憶にございません!」を観ました。

 今朝のしんぶん赤旗「日刊紙」の「潮流」にこの映画の事が書かれていました。

 「すさまじく国民から嫌われ、史上最悪と呼ばれるダメ総理。ある日、投げつけられた石が頭に当たり記憶喪失に。すると、金と権力に目がなかった悪徳政治家が善良で純朴な人物に変わる-」

 三谷幸喜監督は映画のパンフレットでこう述べています。

 「僕が作るコメディって、パロディの要素はほとんどないし、風刺喜劇でもないんすね。特に風刺は苦手。主義主張のために、自分の作品を使いたくないんです。だから今回も現実の政界を批判する気は最初からなかった。」

 しかしながら、しんぶん「赤旗」今朝の「潮流」はこう書いています。

 「国民に暴言をはき、消費税を挙げ、強行採決をくり返してきた首相がそれを反省して謝る場面も。」「一から政治を学び直して夢や理想をとりもどし、国民のための政策を実行する。それに逆行する政治が横行する世にあって、笑いに流されながらも政治とは本来こうあるべきなんだという思いがわいてきます」

 黒田総理の恩師・柳友一郎先生が憲法について講義をします。

 映画のパンフレットでこう解説しています。

 三権分立については次のように解説しています。

 「法律を作る力と行使する力、そして法律で誰かを裁く力-この3つの権力をあらかじめ分散させておくことで、致命的な暴走を防ごう。これはなかなかの知恵だと思いませんか?逆にいえば、権力がその3つを独り占めにできた状態、これ即ち『独裁』というわけです。」

 憲法については次のように解説しています。

 「法律をその手で使える内閣=国家は大きな力を持ち、その権力は濫用される危険性があります。そこで多くの近代民主主義国家では、すべての法律を越えたところから自国の政治のあり方を示し、同時に『国家権力を厳しく制限して国民の権利を守る』ために最高法規として〈憲法〉が置かれています。この、憲法で国の権力を縛るという考え方を〈立憲主義〉と呼びます。例えば、わが国の憲法第99条には『天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う』とありますが、ここに『国民』が入っていないことが〈立憲主義〉のあり方を明確にしているといえるでしょう。」

 「潮流」はこう書いています。

 「『二度と政治に失望させない。』。映画のなかで主人公が発した国民との約束。」

 安倍政権が国民を失望させた最大の問題は、集団的自衛権行使容認の戦争法=安保法制を強行したことでしょう。

 憲法を守るべき政権が憲法違反の法律を強行したことは立憲主義をないがしろにする行為にほかなりません。

 「政治に失望させない」ために、先の参議院選挙で野党と「市民連合」が交わした「13項目」の共通政策の第一は、「安保法制の廃止」です。

 三谷監督は、この映画は「風刺喜劇」ではないと言われます。

 この映画は、憲法の原則にそった国民のための政治を取り戻そうという壮大なテーマがバックボーンにある素晴らしい作品でした。

 大いに笑い、最後には大きな勇気が湧いてくる映画でした。

 映画「記憶にございません!」。大いに笑いながら政治を一緒に考えてまいりましょう。

 三谷幸喜監督すばらしい作品をありがとうございました。

県内3町の保育園副食費が無償に

 昨日のしんぶん赤旗「日刊紙」に保育園副食費を無償にする自治体が広がっている状況が次のように報じられました。

 「10月からの保育・幼児教育の無償化にともない、保育料に含まれていた給食のおかずやおやつ代にあたる副食費が、実費徴収になります。保護者や保育関係者から悲鳴があがるなか、秋田県では半数以上、徳島県では4割以上、東京都では4割近くなど、全国で少なくとも100を超える自治体が無償にすることが明らかに。保護者負担軽減の動きも進んでいます。」

 14日時点で、「赤旗」として副食いを無償化する方針の自治体の内、山口県内は、「和木町、周防大島町、阿武町」となっています。

 保育料を国の基準より引き下げていた自治体でも、低所得世帯で副食費がこれまでの保育料を上回る「逆転現象」が起きるケースがあります。

 「赤旗」は東京都を除く主要82市(県庁所在地、政令市、中核市)の調査を行いました。

 山口市は、「保育料と副食費の逆転現象が起きないよう補助する」と「赤旗」の聞き取り調査に答えています。

 秋田県など都道府県として市町と連携して副食費の助成を実施したとろが生まれています。

 また、都道府県として10月の無料化に合わせ副食費の助成を検討している自治体も広がっているようです。

 是非、山口県としても、市町と連携して、10月の無償化に合わせ副食費の助成を行うべきです。

 この問題は、9月県議会で取り上げたいと考えているテーマの一つです。

 保育園副食費助成について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。