今日は、厚狭高同窓会総会に行ってきました。県議になって以来来賓として案内があり、今年で10回目の参加となります。
当番幹事が、同窓会の準備から当日に運営までにあたります。今年の当番幹事は、昭和54年卒の方々でした。私は、昭和58年卒ですから、4年後に幹事が回ってきます。幹事の当番が回ってくる前年には、アトラクションの最後に幹事の紹介がある関係から、同窓会への参加が急に増えます。しかし、それより前は、あまり参加がありません。ですから、ここ数年は、昭和58年卒の同級生は、私と厚狭高の教員をしている方の二人だけでした。しかし、今日は、O君の姿が見えました。O君は、今、下関市で小学校の先生をしています。O君のお姉さんが今年の幹事で、「そろそろ総会の様子を見ておいたほうがいいよ。」とアドバイスされ、参加したとのことです。来年以降は、同級生の参加がだんだん増えてくるでしょう。楽しみです。同級生3人で、4年後の打ち合わせとなりました。「幹事長は○○君がいい。」「司会は、藤本君と司会業している○○さん。」などと話が盛り上がりました。
毎年お会いするサッカー部の先輩方や恩師の先生方に今年もお会いでき、とても穏やかな気持ちになる総会でした。
吹奏楽部が校歌を演奏し、みんなで合唱しました
今日から、吉部の実家に帰省します。妻と子どもたちは、今週から妻の実家である大阪に帰省中ですので、私一人で吉部に帰省します。
帰省中は、草刈りが待っています。残りは、「THE有頂天ホテル」を観て、「20世紀少年」を読んで、北京オリンピックをチェックしながら過ごします。明日の夕方からは、実家で、同級生と農業シンポジウムの反省会を焼肉をつつきながら行います。
明後日は、母校厚狭高の同窓会のため西ヶ丘に戻ります。実は、明々後日は、吉部地区ソフトボール大会に参加のため、再び吉部に戻ります。
それでは、当面、今日と明日は実家に戻ります。ですから、明日のブログはお休みしますのでご了承ください。
皆さんにとっても楽しいお盆となりますように。
私の故郷、宇部市吉部で自宅に隣接する河川が崩れかかっているので何とかしてほしいという相談を受け、今朝、現地に時田市議と一緒に出向きました。相談者は、重岡さん。重岡さんの次女の由美子さんと私は小学校時代同級生でした。重岡さん宅では、相談が半分で、思い出話が半分となりました。重岡由美子さんは、小学校4年生時に、吉部小学校に転校してこられました。中学校は、香川学園付属中学校に行かれたので、机を並べたのは3年間だけでしたが、小学校6年の時は、私が児童会長、重岡さんが副会長でした。重岡さんと一緒に様々な学校行事を準備したり、運営したりした思い出があります。
その重岡由美子さんが、大学を卒業後、フジテレビに入社されたのは風の便りで聞いていたのですが、何と今は、映画のプロデューサーをされているのです。
重岡さんのお宅で、三谷幸喜さんを特集した「ブルータス」という雑誌(6月15日号)を見せていただきました。その中に重岡由美子さんへのインタビュー記事がありました。その冒頭に「Q三谷に最も近い人物だと聞くが?Aどうでしょうかね?『ラヂオの時間』から12年間ご一緒させていただいてますが、近いかどうかは分からないです。」というやり取りがあります。
三谷幸喜さん脚本・監督の映画は、これまでに4本。重岡由美子さんは、全てプロデューサーとして関わっているのです。前から三谷映画は観たいと思っていたのですが、同級生が映画のプロデューサーとあらば観ないわけにはいきません。早速、重岡さん宅の帰りにビデオレンタル屋に行って「THE有頂天ホテル」を借りてきました。家に帰って調べてみると最新作の「ザ・マジックアワー」は何と市内の映画館でまだ上映しているではありませんか。先ほど、「ザ・マジックアワー」を観てきました。映画のエンディングでしっかり「プロデューサー重岡由美子」の文字も観てきました。
映画はとてもよかったです。喜劇映画として貫徹してあり、ハラハラの中にも笑いが、笑いの中にも涙が。見終わって気持ちがスッキリする映画でした。映画のタイトルがいいですね。「マジックアワー」とは、「太陽が消えてから、周囲が暗くなるまでのほんの僅かな時間」のことを言うそうです。明日も元気出していこうという気持ちにさせてくれる映画です。宇部市では、8月29日までの上映のようなので、皆さんも急いで映画館に足を運んでください。
明日は、「THE有頂天ホテル」のDVDを観ることにします。今月中に「ラヂオの時間」「みんなのいえ」も観ることにしましょう。
重岡さんと、三谷幸喜さんは通じるところがあるような気がします。小学校時代の重岡さんは、面白真面目な人だったように記憶しています。
今日こそが、私にとっての「マジックアワー」だったような気がします。人生の出会いはかけがえのないものですね。
同級生の重岡さんを通じて、三谷映画に出会うことが出来たことを喜びたいと思います。
重岡さんありがとう。これからもいい映画をプロデュースしてください。応援します。
忙しいと思うけど、今度、同級会する時には来てくれると嬉しいです。せめて、メッセージだけでもいただければ最高です。同級会万年幹事の一規より。
本日、私の家に、県議会事務局を通じて、「林芳正先生防衛大臣就任祝賀会」なる案内がファックスで届きました。8月30日に山口市で開催されると書かれてあります。この行事の主催者は、地方六団体と自由民主党山口県支部連合会です。主催者世話人として以下の6氏が名前を連ねていました。「山口県知事 二井関成、山口県議会議長 島田明、山口県市長会会長 末岡泰義、山口県市議会議長会会長 行重延昭、山口県町村会会長 古木哲夫、山口県町議会議長会会長 向井恒夫、自由民主党山口県支部連合会会長 河野博行」
私は、今年2月県議会で、昨年12月に行われた「安倍晋三前内閣総理大臣を囲む会」と、今年1月に行われた「外務大臣就任祝賀会」の主催者として知事が名前を連ねた問題を取り上げました。
中国新聞は今年1月22日に、入閣祝賀行事に対して、中国地方の他の4県は、「県が主催になることはない」と答えたと報じました。私は、直接、各県に電話で確認しました。その結果、知事が主催者になることはないという事実と、祝賀会の会場で県職員が対応することはないことが明らかになりました。
私は、この事実を元に質問したところ、岡田総合政策部長は、「中国地方には、現時点では祝賀会に関与している県はないと聞いている」と答えました。また、山口県職員の祝賀会への関与に関しては、「安倍前総理を囲む会では、県スタッフ9名、高村外務大臣就任祝賀会には、15名という対応を」したと答えました。
そして、今後の対応については、「その都度、他の団体や関係政党と協議してまいりたい」と答えました。
知事は、他の団体や関係政党と協議した結果、「防衛大臣就任祝賀会」の主催者として名前を連ねたのでしょう。私は2月議会で「山口県の特異性は明々白々」と指摘しましたが、今回の対応で、山口県の特異性は極まったとの感想を抱きます。
山口県の特異性とは、知事が、自由民主党とともに、地方政治を私物化する行為だと考えます。
知事は、今からでも今回の祝賀会に名前を連ねることを撤回すべきです。そして、私は、祝賀会当日、県職員をスタッフとして派遣することは、他県に習って山口県は、行うべきではないと考えます。
北京オリンピック、男子100メートル平泳ぎで北島康介選手が、先ほど、世界新記録で、金ダルを連覇しました。北島選手は、インタビューの中で、涙で声をつまらせていました。2連覇のプレッシャーは相当なものだったのでしょう。しかし、北島選手の涙を見て、人間性に触れた思いでした。
男子柔道66キロ級では、内柴選手が、金メダルを連覇しました。今朝の山口新聞には、内柴選手の奥さんのインタビュー記事が載っていました。昨年までの内柴選手を奥さんは、「とりあえず、柔道を続けているという感じだった。練習もちゃんとしてないし、気持ちも入っていなかった。」と評していました。しかし、内柴選手のやる気が復活した背景として、「2年前から柔道整復師の専門学校に通い始め、家事と育児の合間に必死に勉強する妻の後ろ姿も、やる気に火を付けた。」とありました。内柴選手は、家族のために、やる気を取り戻し、昨日の金メダルへとつながったのです。
議員という仕事も4年に一度の勝負という点で、オリンピック選手と共通するものがあるのかも知れません。しかし、議員よりも勝負が一瞬で決まるという点で、その一瞬に対するプレッシャーは議員とは比較にならないのでしょう。そして、舞台は世界ですから。
私も、第一義的には、世のため、人のために議員活動をしているのですが、家族のためという点があることは否めません。また、家族の支えや頑張りに日々、励まされています。内柴選手の奥さんの話を聞いて、私の妻の10年前の様子を思い出しました。私の妻は、一人目の子どもを産んだ後、精神保健福祉士の資格を取るために遅くまで勉強していました。みごと資格を取り、私はその姿に大いに励まされました。また、保育園や学童保育に子どもをギリギリに迎えに行った時には「この子たちも頑張っているんだ。」と胸が熱くなることがあります。子どもたちにはいつも励まされ続けています。
オリンピック選手の頑張りは、今与えられている自身の仕事の大切さを再認識させられます。そして、自身の仕事を丁寧に頑張っていこうという思いにさせられます。
北京オリンピックのドラマはまだまだ続きます。目が離せません。
本日、吉部ふれあいセンターで、農業の再生を考えるシンポジウムが開催されました。地元吉部をはじめ、周辺地域から60名の参加者があり成功しました。
宇部市楠北土地改良区理事長の田中貞夫さんは、「現代の農業はガンの末期」を切り出し農家所得の安定の必要性を訴えました。また、「農業に携わる役人に思いやりがない」とし、「やまぐち棚田保全モデル実証事業」を例に「何らか農業の発展のために施策に生かされているのか疑問」と語りました。
宇部市楠総合支所経済課長の森部実喜さんは、「中山間地域の7割を占める山口県にとって、農業の再生を図ることは、地場産業の振興と同時に、集落維持を図る上で重要」と話しました。また、「行政として、担い手対策と経営対策に取り組んでいるが、決め手に欠けている点があることは否めない」と話しました。
元宇部市議で農業青年の山村通弘さんは、「自らが作っている野菜の販売価格が年々値下がりしている状況で、いつ農業を辞めることになるのかわからない状況だ」と語りました。そして、「市職員にとにかく農家に直接足を運んでもらって実情は把握してほしい」と要望しました。
中林よし子元日本共産党衆議院議員は、ブッシュ大統領が食料時給率の向上は、国家安全保障上重要な問題だと語ったことを紹介しながら、「日本の自給率の低さは異常だ」と強調しました。そして、食料自給率を高めるためどうしたらよいかについて「日本共産党の農業再生プラン」を元に話しました。「価格を補償する不足払い制度の創設が必要」と語りました。
参加者の中から「農業法人に移行しろと政府は言うが、地域の実情に応じた対応が必要。県や市の努力によって、地域の実情にあった制度にしてほしい。」「現在取り組まれている畜産再編事業は、実情とちぐはぐな点が多い。必要なものには予算がつかず、必要ないものに予算がつくしくみ。改善を図るべきだ。」などの意見が相次ぎました。
最後に田中さんは、「消費者にへつらうのではなく、農家がはっきり主張していくことが重要」と話しました。森部さんは、「現状を打開する対策はなかなかないが、中山間地域を再生する工夫・努力を行政の立場で行いたい」と話しました。山村さんは、「農家が農産物価格で主役になれるような対策が必要」と語りました。中林さんは、「価格補償制度を国で創設するために、ぜひ国会に戻りたい」と語りました。
参加者の中には、保守系の現職の市会議員や元市議・町議の姿が多数ありました。党派を超えて、吉部でこのようなシンポジウムが開かれたことは過去なかったのではないかと思います。今後も、テーマを変えて様々な取組みを吉部で行っていこうと思っています。
暑い中、シンポジウムに足を運んでくださった多くの皆さんに感謝いたします。
会場一杯の参加があった農業シンポジウム