藤本かずのりサポーターズ はじめました

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商店街は今

 この数日間、山口市や宇部市の商店街の役員さんの所へ「消費税率10%への大増税に反対する請願」署名を持って周りました。

 「消費税を上げないで財源はどうなるのか」などの疑問も数多く出されましたが、消費税増税への怒りの大きさは確実に伝わってきました。

 具体的な反応をいくつか紹介します。

 「還付するというが、その実務は膨大なものになる」

 「消費税が価格に転嫁できない中小企業の売上は確実に落ちる」

 などなどです。

 また、商店街の組織そのものが解散しているところも数か所ありました。とても残念なことです。

 「残った商店を何とかしてほしい」という叫びのような訴えも多数お聞きしました。

 更に、「国民健康保険料が高すぎる」など、暮らしの深刻さについても多く語られました。

 国民の購買力を奪い、業者の営業を疎外する消費税増税は、今行うべきではありません。

 そして、国民健康保険料の値下げなど、国民の命と中小企業の営業を守る対策の強化が急務であることを痛感しました。

 県議として大変勉強になりました。様々いただいた声を引き続き市政・県政・国政に届けていこうと思いました。

 消費税問題を始め、暮らしに関わる皆さんのご意見を引き続きお寄せください。

海堂ワールド

 海堂尊著「ジーン・ワルツ」を読了し、姉妹小説「マドンナ・ヴェルデ」を読んでいます。

 一つの物語がコインの裏表のように表現されています。

 結末は、「ジーン・ワルツ」で分かっているのですが、その結末に至るもう一つの物語を知ることで、この世界を深く理解できます。

 これまでの読書であまり体験したことがないような不思議な深みを感じながら読み進めています。

 さて、同時に、「ジェネラル・ルージュの伝説」を副読本として読んでいます。

 この本は、前半は、「ジェネラル・ルージュの凱旋」の主人公「速水晃一」の3つの物語です。

 後半は、海堂さんの歩みとこれまで発表した作品の自作解説などです。

 海堂さんは、文壇デビューしてまだ5年。しかし、数多くの作品を発表されています。

 その作品の一つ一つが関連しあっています。各登場人物や小説の中の架空の都市「桜宮市年表」の付録でついていました。

 この本を導きとしながら、この夏は、海堂ワールドにはまりそうな予感です。

ジーン・ワルツ

 海堂尊さんの小説「ジーン・ワルツ」を読んでいます。

 海堂さんの小説は、映画にもなった「チームバチスタの栄光」や「ジェネラルルージュの凱旋」などを読んできました。

 これらの作品は、エンターテイメントが全面という感じでしたが、「ジーン・ワルツ」は社会派小説と言った内容です。

 生命倫理をテーマとした直球の現代医療を問う小説です。

 「大学病院の勤務医の薄給では生活がままならないので、外部病院でのアルバイトは黙認されていた。だが、大学が独立行政法人化した時、こうした不文律はあっさり破壊された。(中略)それは、医師の個人的な経済状況を悪化させるだけに留まらず、地域医療の崩壊にも寄与することにもなった」

 「医療崩壊のきっかけは、新医師臨床研修制度の導入だった。良質な臨床研修医を育成するという大義名分の下には、医局の力を削ぐという腥い目的が隠されていた」

 などなど、海堂さんの現在医療の現状への怒りが迸るくだりが随所に見られます。

 海堂さんは、医師として現場に立ち続けながら執筆をつづけています。ですから文章はリアリティーと迫力に満ちています。

 この小説は、生命の尊さにも気づかされるものです。

 「皆さんは、お母さんの中から五百分の一、お父さんからは五億分の一の狭き門を突破してきた遺伝子のエリートたち、なんです」

 「そうした理解の積み重ねこそが、授かったいのちを大切にするということにつながっていくのだから」

 このくだりも海堂さんが最もこの小説を訴えたいことだと思いました。

 小説は、いよいよ後半に入ります。海堂さんの小説ですから、社会派だけでは終わらないエンターテイメントを読者に与えることでしょう。

 これからが楽しみです。

 私がなぜこの小説を選んだのか。そうです。この小説は、来春公開で映画化が決まっているからです。主人公の曽根崎理恵を菅野美穂が演じます。

 映画化が待ちきれません。また、この小説には、「マドンナ・ヴェルデ」というもう一つの物語が準備されているのです。これも楽しみです。

 海堂作品は、確実に進化していることを実感しながら読んでいます。久々にズシンとくる小説に満足しています。

 全国の海堂ファンの皆さん、感想をお聞かせください。

長女が6才、妻が43才。

 6月28日で長女が6才になりました。7月2日で妻が43才です。

 合同の誕生日会を今日行いました。

 次男が、手作りのケーキの上に、缶詰のみかんで「おめでとう」を描きました。

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 私が誕生日を迎えた二人にインタビューしました。

 妻がまず、「一日だらだら寝て過ごしたい」と言いました。

 長女は「保育園を休みたい」と続けて、一堂大笑いでした。

 皆元気でよかったよかったと思う一日でした。

 最後におまけで、次男のイラストをどうぞ。イナズマイレブンです。今回は、色付きです。

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宇部市PTA連合会役員研修会

 本日、宇部市PTA連合会役員研修会が川上小学校を主要会場として開かれました。

 私は、連合会の役員を務めていますので、朝8時から駐車場係として配置に着きました。

 数百人の大きな大会ですので、準備される方々のご苦労を大変なものだったと思います。

 分科会は、総務分科会に出席しました。地域との連携がテーマで、私は、宇部市環境衛生連合会西宇部支部の方々とPTAが一緒になって取り組む「クリーンアップ作戦」について報告しました。

 厚東小学校は、自らをコミュニティースクールと位置付け様々な活動を地域の方と一緒に取り組んでおり、教訓的でした。

 後半のテーマは、今年度から始まった学校支援ボランティアについて協議されました。

 現在、170名の方が登録され、様々な学校活動に協力されています。

 私たちの学校でも読み聞かせなど、様々学校活動に地域の方が協力しています。

 その方々もりっぱな学校支援ボランティアです。

 今後、「登録」だけが目的で、学校の業務の増やすことがないようにと思います。

 また、市がすすめる学校支援ボランティア制度を今後、継続させようとするのなら、市が財政負担を行い、ボランティアの方に謝金を出すなど、一定のメリットが必要だと思いました。

 いずれにしても、様々な学校の様子が聞けていい研修になりました。分科会の司会や助言者の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。

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   PTA連合会役員研修会全体会の様子

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    PTA役員研修会総務分科会の様子

6月25日からの大雨による被害

 6月25日からの大雨による厚東川水系の浸水被害の状況の調査結果がまとまりました。

 これは、私が県土木建築部に調査を依頼していたものです。

 7月2日現在で、床下浸水被害が6戸ありました。全て宇部市内です。

 内訳は、厚東川(東吉部1戸、沖の旦1戸)大田川(小野地域で4戸)でした。

 厚東川の制限水位は、6月15日~7月15日までは、37mで、7月16日から38mという規定になっていました。

 昨年、7月21日の豪雨の時に、制限水位が38mだったことを私は、昨年9月県議会で指摘しました。

 私は、「制限水位を38mに上げる時期を7月16日と定めず、梅雨明けとすべきではないか」と質しました。

 これに、柳橋土木建築部長は「現行の期間に応じた制限水位について、今後、関係市、関係機関と協議をしてまいりたい」と答えました。

 この答弁に基づき、今年度の制限水位37mの期間は、7月16日以降梅雨明けまでの期間とする方向で、現在、利水関係者と調整中であると、県土木建築部から説明を受けました。

 6月25日の出水前の水位はどうだったのかとの問い合わせを県民の方から受けましたが、制限水位37mの期間であり、その水位をやや下回る水位だったと同部から説明を受けました。

 この事に関し、ご不明な点がありましたら私にお問い合わせください。

 今日、宇部市吉部大棚、厚東川の支流である、藤ヶ瀬川の災害現場を視察しました。

 6月25日からの大雨の際、川の水が溢れ、田を越え、民家まで流れてきたそうです。

 被害を受けたMさんは、堤防をかさ上げと、川の浚渫を要望されました。

 私はその要望を宇部市役所に伝え、夕方、市役所の方と現場を視察しました。

 その結果、堤防のかさ上げとして、土嚢を積んでいただけることになりました。

 川の浚渫が出来るかどうかについては後日回答をいただくことになりました。

 梅雨シーズンとなりました。皆さんの要望を藤本にお伝えください。

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  宇部市役所の職員の方と現場を視察しました。