藤本かずのりサポーターズ はじめました

新着情報

第71回厚南中学校卒業証書授与式

 本日、宇部市内の市立中学校で卒業証書授与式が行われました。

 私は、厚南中学校の第71回卒業証書授与式に出席し、PTA会長挨拶を行いました。

 私の挨拶の要旨は以下の通りです。

・・・

卒業生の皆さんご卒業おめでとうございます。
 宇部市教育委員会の方を始め多くのご来賓の方々のご出席をいただきましたことに感謝申し上げます。
 保護者の皆さまに置かれましては、子どもさんの成長を目の当たりにされ、感慨もひとしおのことと存じます。
 先生方に置かれましては、卒業生を今日まで指導していただきましたことに感謝を申し上げます。
 卒業生の皆さんに、星野道夫著「旅をする木」を紹介します。星野道夫さんは、アラスカに住み、アラスカの自然を写真と文章で発表した方です。
 「旅をする木」から「ルース氷河」というエッセイを紹介します。
 ルース氷河は、アラスカ山脈南面に延びる氷の河です。ルース氷河にある岩小屋に、星野さんの日本の友人とともに子どもたちがやってきます。岩小屋の周り一面にオーロラが広がります。反抗期の高校生I子は、「どうしていいのかわからないのか、空を見上げながらしきりに雪の上を歩き回って」います。進学校に通う中学生のTは「一人で雪の上に腰をおろし、じっと光を見つめて」います。ガキ大将のKは「オーロラをしっかり見たのか、山小屋の中でせっせとストーブにマキをくべて」います。
星野さんは、子どもたちを見つめながらこう書いています。
 「ルース氷河は、岩、氷、雪、星だけの、無機質な高山の世界である。あらゆる情報の海の中で暮らす日本の子どもたちにとって、それは全く逆の世界。しかし何もないかわりに、そこにはシーンとした宇宙の気配があった。氷河の上で過ごす夜の静けさ、風の冷たさ、星の輝き、情報が少ないということはある力を秘めている。それは人間に何かを想像する機会を与えてくれる。」
 この文章が書かれたのは1993年です。今から約25年前です。卒業生の皆さんは、この当時よりも更に「情報の海の中に暮らす」日々です。   
オーロラを観ることは難しいけれど、スマホを置いて、「想像する機会」を意識して作ってほしいと思います。
卒業の皆さん、あなたの人生の主人公はあなたです。輝かしい未来を切り開いて行ってください。卒業生の未来に幸あれと願い私の挨拶とします。

・・・

 宇部市内で中学校を卒業した皆さんおめでとうございます。

 卒業生の未来に幸多かれと願います。

 

南北首脳会談合意を歓迎

 日本共産党の志位和夫委員長は7日、談話「南北首脳会談開催合意を歓迎し、米朝対話の開始を求める」を発表しました。

 志位委員長の談話は以下の通りです。

・・・

南北首脳会談開催合意を歓迎し、米朝対話の開始を求める
――日本政府は「対話による平和的解決」を促進する立場にたて
         2018年3月7日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫

一、文在寅・韓国大統領の特使と北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の会談の結果、南北首脳会談を4月末に開催することで合意した。ホットライン開設などその他の合意された措置とあわせ、朝鮮半島の緊張緩和に向けた重要な動きとして歓迎する。
一、韓国側の発表によれば、北朝鮮側は、「朝鮮半島非核化の意思を明確」にし、「北朝鮮に対する軍事的脅威が解消され、北朝鮮の体制の安全が保証されれば、核を保有する理由がない」とのべた。さらに、「非核化は先代(金日成国家主席と金正日国防委員長)の遺訓」と述べ、「非核化問題の協議および米朝関係正常化のために、米国と虚心坦懐な対話を行う用意」があることを表明した。
これに対して、米国のトランプ大統領は、南北の合意について、「非常に前向きだ。それは世界にとって良いことだ」と肯定的に評価した。同時に、米朝対話については、「平和的な道を行きたい」としつつ、「事態を見たい」としている。
 日本共産党は、北朝鮮をめぐる危機を打開し、核・ミサイル問題の解決をはかるために、米朝が直接対話に踏み出すことを繰り返し求めてきた。今回の南北の合意を契機に、米国が北朝鮮との直接対話に踏み出すことを強く求めたい。
一、日本政府は、これまでの対話否定・軍事一辺倒の頑なな態度をあらため、いま生まれている北朝鮮問題の「対話による平和的解決」をめざす動きを促進し、それを実らせる立場にたち、あらゆる外交努力をはかるべきである。

・・・

 憲法9条を持つ国として、日本政府は、北朝鮮問題の平和解決の先頭に立つべきです。

 北朝鮮問題の平和解決は、東アジアの平和構築につながります。

 南北首脳会談開催が合意されました。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

山口大病院 残業巡り労基法違反ほぼ毎年勧告

 妻の職場のツアーで長崎ランタン祭りに行ってきました。

 長崎新聞社に勤務する大学時代の友人から2月24日付の長崎新聞を受け取りました。

 24日付長崎新聞には、共同通信の調査結果が次のように掲載されていました。

 「大規模病院で違法残業が残業代未払いが相次ぎ発覚している問題で、高度医療を担う全国85の特定機能病院のうち、7割超の64病院で労働基準法違反があったとして労働基準監督署が是正勧告し、少なくとも28病院で複数回の勧告をしていたことが23日、明らかになった。」

 「共同通信が2013年~17年の関係資料を入手した。藤田保健衛生大病院(愛知県)など5病院に関しては勧告が4回繰り返され、労使協定(三六協定)の未締結や労基署への無届けを指摘された病院も6病院あった。勤務医らの長時間労働の根深さが裏付けられ、医師の働き方改革の議論に影響がありまそうだ。」

 「4回勧告があったのは藤田保健衛生大、奈良県立医大、山口大、愛媛大、長崎大の各病院。長崎大学病院は、時間外労働に関する労使協定の上限時間(月80時間)を超える月95時間の残業をさせたなどとして13年3月に是正勧告を受け、17年6月までほぼ毎年、違法残業か割り増し賃金の未払い勧告を受けた。未払い分は既に支払った。」

 山口大学が、どのような違反をして勧告されたのかは分かりませんが、少なくとも4年連続で、労総基準監督署から残業を巡り労基法違反の勧告を受けていることは事実のようです。

 医療現場では、過密労働は医療事故に直結する重大問題です。

 山口大学では勧告内容が是正され、労働者の働く環境が改善されるように望みます。

 同時に、医療従事者の働き方を改善させる国による施策の充実が求められます。

 しかし、2月20日に衆議院予算委員会で日本共産党の高橋千鶴子衆議院議員が指摘しているように、安倍政権が今国会に提出しようとしている「働き方改革」関連法案に盛り込まれている時間外労働の上限規制が、医師に5年間が猶予される内容だということは大問題です。

 高橋議員は、労働時間が過労死ラインに達する65時間以上の割合が、医師は全職種に比べて際立って高い水準にありことや、医療機関の「36協定」で救急医療対応などを理由に、過労死ラインを超える月200時間、年2000時間などの特別条項が結ばれ、それでも守られていない例を紹介しました。

 高橋議員は、「猶予ということは5年以上月200時間や年2000時間の労働がいいことになる。それで許されるのか」と質しました。

 高橋議員は、地方に定着しはじめた医師の増員枠を現場よう要望に応えて増員することも必要だと指摘しました。

 時間外労働の上限規制を過労死ラインを超える状況であること議案内容を見直し、過労死ライン以下にし、定めた上限規制は医師にも、直ちに適用する。そして、地方の医師を更に増やす対策を強め、全国の病院で働く医師の労働条件を改善していくことが必要です。

 医師が劣悪な労働条件で働かされている現状をどうお考えですか。 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

かえる通信No35(2018年3月1日)

陸上配備型迎撃ミサイルシステム

 

イージス・アショアの配備は許さない

 

配備させないためにも市議選で二議席実現を

 

 日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員は20日、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備候補地に挙げられている萩市の陸上自衛隊むつみ演習場を視察し、地元の党の集いで住民と懇談しました。視察と集いには藤本前県議も参加しました。
 宮内欣二萩市議の案内で、演習場から2~3キロ内に集落や小学校があることなどを確認しました。
 集いには、党内外から13人が参加。大平前議員は「演習場近くに集落などがあることにぞっとした」とのべ、1基約1000億円とされるイージスアショアは安倍政権が米国の兵器購入の要求に伴う象徴だと指摘。「財政の面だけでも全国民の暮らしを脅かす。憲法9条改悪も、イージス・アショア配備も許さないたたかいを広げよう」と呼びかけ、4月15日告示、22日投票で行われる萩市議選で現有2議席確保を訴えました。
 宮内議員はイージス・アショアが発する電磁波の人体などへの影響や、地元の自民党が誘致運動を進めていることなどを報告。「住民を無視して勝手に配備を決めようとする流れを止めよう」と強調しました。
 参加者は、「この辺りで、特産の大根やトマトを選果する機械に電磁波が影響しないか心配だ」などと不安や疑問が出されました。
 4月の萩市議選に日本共産党は、現職の宮内欣二議員と五十嵐仁美議員が立候補を予定しています。藤本前県議は、「イージス・アショアを配備させないためにも、萩市で現有二議席を実現しよう」と訴えました。
 萩市のお知り合いに日本共産党の二議席実現を訴えて下さい。

むつみ大平視察

陸上自衛隊むつみ演習場を視察する大平前議員(左)

 

市政・県政・国政報告会

 

 2月10日、宇部市内で、日本共産党北南地区委員会主催の「市政・県政・国政報告会」が行われ70名の市民が集いました。
 市政報告は、荒川・真鍋・時田・藤井市議が行い、県政報告は、藤本前県議が行いました。
 藤本前県議は、上関原発問題と萩市へのイージス・アショア配備問題を報告しました。
 国政報告を行った大平よしのぶ前衆院議員は「憲法9条改悪を許すのかどうか重大な局面。3000万署名を成功させ、改憲発議を阻止しよう」と訴えました。

市政・県政・国政報告会

会場一杯の参加者が集った市政・県政・国政報告会

 

第7回うべ憲法共同センター市民公開講座

 

演題 何故、菅官房長官の会見に臨むのか

 

    ~安倍政権とメディア~

 

講師 望月衣塑子さん(東京新聞社会部記者)

望月衣塑子さん写真

望月衣塑子記者(東京新聞)

日時 4月8日(日)
 

     14:00~16:00

会場 宇部市多世代ふれあいセンター

    ふれあいホール

    宇部市琴芝町2丁目4番25号

会費 500円

 

主催 うべ憲法共同センター

 

    山口民医連内 ℡ 0836-35-9355

 

    事務局 藤本一規 携帯 090-3747-2855

 

一気

黒澤明監督の映画「赤ひげ」は、小石川養生所に見習いとして赴任した保本登の成長を描いた物語です▼極貧の患者に真正面から向き合う所長の新出去定(赤ひげ)。その姿を見て登は心を入れ替えていきます。前半部分で、赤ひげが医者の役割についてこのように述べるシーンがあります。「現在、われわれに出来ることは、貧困と無知に対するたたかいだ」「これまで政治が貧困と無知に対してなにかしたことがあるか、人間を貧困と無知のままにして置いてはならぬ、と云う法令が一度でも出たことがあるか」「貧困と無知さえなんとかできれば、病気の大半は起らずにすむんだ、いや、病気のかげには、何時も人間のおそろしい不幸がかくれている」▼当時と違うのは「人間を貧困と無知のままにして置いてはならぬ、と云う法令」憲法25条があるということです。安倍政権は、社会保障への国の責任を放棄し、貧困が拡大しています。

検察側の罪人

 雫井脩介さんの「検察側の罪人」を読んでいます。

 雫井さんは「クローズド・ノート」「犯人に告ぐ」などが映画になった有名作家の一人です。

 この程、原田眞人監督が雫井さん原作の「検察側の罪人」を映画化されると聞き、今、原作を読んでいます。

 原田眞人監督作品では「クライマーズ・ハイ」を映画館で観ました。

 日航機事故を追う新聞記者の物語。重厚な映画に感服しました。

 「検察側の罪人」の文庫本の裏表紙からあらすじを紹介します。

 「蒲田の老夫妻刺殺事件の容疑者の中に時効事件の重要参考人・松倉の名を見つけた最上検事は、今度こそ法の裁きを受けさせるべく松倉を追い込んでいく。最上に心酔する若手検事の沖野は厳しい尋問で松倉を締め上げるが、最上の強引なやり方に疑問を抱くようになる。正義の在り方を根本から問う雫井ミステリー最高傑作!」

 原作者の雫井さんは、あるインタビューで、「謎を作ってどんでん返しのような、意外性を狙うというよりは、どうしてもこの道を進まざるを得ないという人間のドラマをしっかり作りたいという思いでした。ミステリーとしての謎にはなっていないことでも、登場人物が真相を知ったときの衝撃や葛藤は、読者にも感じてもらえるように書いたつもりです。」と答えています。

 なぜ、重要参考人の松倉に拘る最上検事のその訳は何か、取り調べの過程で、最上のやり方に疑問を持つ後輩の沖野検事の葛藤とは、など読み応えのある小説です。

 最近は、「どんでん返し」が中心のミステリーが増えているように思います。

 じっくりと人間のドラマを描いている本作に好感と愛着を感じています。

 今読んでいるのは、上巻の中ほどです。これから、二つの事件の真相が明らかになってきます。

 原作をしっかり読んで、今夏の映画上映に備えたいと思います。

 映画では最上検事を木村拓哉さんが、沖野検事を二宮和也さんが演じます。

 二人の初共演も楽しみです。

 監督の原田眞人さんにも注目したいと思います。

 最近の作品で、DVDでの視聴もしていないものが、「関ケ原」「駆込み女と駆出し男」などこれから視聴したいと思います。

 心に沁みる人間ドラマを描く雫井作品にも注目していきたいと思います。

 興味深い小説を読む喜びを感じる日々です。

 雫井ファンの皆さん、原田監督ファンの皆さん、お勧めの作品をお教え下さい。

米軍岩国基地の「航空運用マニュアル」とは。

 2月21日の中国新聞は、米軍岩国基地のホームページに掲載されている2016年6月に改訂された「航空運用マニュアル」について次のように報じています。

 「マニュアルによると、滑走路の運用時間は、曜日を問わず午前6時半~午後11時。平日午後9時以降や日米の祝日などは騒音低減に取り組む時間帯とする。離着陸は可能とする一方、『タッチ・アンド・ゴー』など大きな騒音を伴う訓練を制限している。ただ、三が日と盆期間中で祝日と定めるのは1月1日と8月13日~15日、1月2、3の両日と8月16日は平日と同じ訓練ができる。一方、きちと岩国市などでつくる岩国日米協議会の確認事項では、飛行に関する事項の中に『三が日は訓練を行わない』『盆の13日から16日は飛ばないようにする』とある。マニュアルの内容は、協議会の確認事項とは異なっている。実際、米軍機は三が日や盆期間中に離着陸訓練を繰り返している。市によると、昨年8月13~16日に基地周辺の測定地点2カ所で70デシベル以上の騒音を計79回測定。1月2日、3日の両日には計34回記録し、三が日に富んだのは少なくとも6年連続となった。同基地は、中国新聞の取材に『保安上の理由で運用の詳細は話していない』と回答。マニュアルと確認事項の食い違いについて具体的な回答はなかった。岩国市の高田昭彦・基地政策担当部長は『マニュアルの存在は把握していたが内容を斉射していない。だが米軍は確認事項を尊重すると言っている。信頼関係の中で順守を求めていく』と説明。確認事項との食い違いについて基地側に説明を求める予定はないとする。」

 岩国日米協議会での確認事項に違反する運用マニュアルが米軍内に存在することは極めて重大な問題です。

 岩国市の基地担当部長が米軍は「確認事項を尊重する」と言っていると言いますが、中国新聞の調査では、6年連続三が日に戦闘機が飛んでいるのです。

 岩国市の基地担当部長は、確認事項との食い違いについて基地側に説明を求める予定はないとしていますが、直ちに、食い違いを是正し、岩国日米協議会の確認事項が順守されるよう米軍岩国基地、岩国市として強く求めることが重要だと思います。

 現状では、岩国日米協議会の確認事項はなにものとされています。順守されるよう山口県の基地対策担当理事も岩国市を支援すべきだと思います。

 日本共産党はこの岩国基地の「航空運用マニュアル」の存在を重視、仁比参議院議員を先頭に、防衛省や国交省に対してヒヤリングなどを行っているところです。

 「運用マニュアル」には、三が日や盆の飛行が前提にされている問題だけではなく、岩国基地では原則しないとされているFCLP訓練を可能とする内容が含まれているなど、重大な様々な問題点があることが明らかになってきました。

 日本共産党は、「航空運用マニュアル」全文の翻訳を進めながら、住民生活に与えるどのような影響や問題があるのか、全容解明をすすめているところです。

 岩国基地の「航空運行マニュアル」の存在が大きな問題になっています。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。