議会だより

かえる通信No47(2019年3月1日)

炭火発中止求める

 

党宇部市議団と藤本前県議が要請

 

 日本共産党宇部市議団(荒川憲幸団長)と藤本かずのり前県議は、20日、山口宇部パワー株式会社が市内に建設する石炭火力発電所計画の中止を求め、村岡嗣政知事と久保田后子市長あてに申し入れました。
 同社は、出力60万キロワットの石炭火力発電所2基の2025年までの運転開始を予定し、環境影響評価の手続きを進めています。
 同社は「環境影響評価準備書」を国に提出し、宇部市環境審議会が近く答申をまとめ宇部市長に提出する見込みです。
 国連気候変動枠組条約第21回締約国会議は、(COP21)2015年12月に、工業化前(1850年ごろ)と比べて気温上昇を、今世紀末に2度を大きく下回るようにし、1・5度に抑える努力をするという新たな協定(パリ協定)を採択しました。
 申し入れ書は、石炭火力発電所建設は温室効果ガス削減をめざす世界的な流れに逆行すると批判。同社の「計画段階環境配慮書」に対し、15年6月に環境大臣が国の二酸化炭素削減の目標・計画との整合性から「是認しがたい」と意見したことを挙げ、知事、市長とも同様の意見を述べるよう求めています。 宇部市長への申し入れ書は、藤崎宇部市生活環境部長に手渡しました。藤崎部長は、「申し入れ書の内容は、市長に伝える」と答えました。
 山口県知事への申し入れ書は、県宇部環境保健所永山保健環境部副部長に手渡しました。永山副部長は、「申し入れ書の内容は、環境アセスの担当課に伝える」と答えました。

石炭火力宇部市長へ

左から藤崎部長、藤本前県議、浅田市議予定候補

 

くすのきの集いに90名

 

 日本共産党 藤本かずのり事務所が主催し、宇部市吉部ふれあいセンターで「春を呼ぶくすのきの集い」が開かれ90名が参加しました。藤本光昭荒滝自治会長とえんぴつ画家の岡本正和さんの挨拶に続き、藤本かずのり前県議が「不要不急の事業をやめ、暮らしと福祉優先の県政を実現したい」と訴えました。記念講演を行った仁比そうへい参議院議員は、安倍首相は農山村をいっそう疲弊させると指摘し「所得と価格補償で、食べていける農業、後継者が暮らしていけるふるさとにしよう」と農業・農村の展望を訴えました。

くすのき集い写真

 

日本共産党 前山口県議会議員

藤本かずのりさんを囲む集い

日時   3月10日(日)午前10時~

場所   大森自治会館
      宇部鴻城高校南・厚南中学校北西
      ※大平前衆院議員が応援に!!

主催 日本共産党 藤本かずのり事務所

   宇部市大小路3-1-46 ℡0836-39-6918

   藤本かずのり携帯 090-3747-2855

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藤本かずのり前県議会議員

 

一気

 

1943年の暮れに、国から船木鉄道に対し、吉部万倉間のレールを撤去して供出せよとの命令が下されました。吉部村民は直ちに「船木鉄道存置擁護期成同盟会」を結成し、一戸当たり3円の運動資金を集めました。陳情団が上京し国会議員に陳情しました▼「船鉄五十年史」に、陳情団は、2度上京していることが分かりました。第二陣についてこう書かれていました。「第二陣には由利庸夫の外に藤本一人、重枝弥三郎、田中康人、隣村の雄弁家藤村勝一が特別参加した一行五名に、会社から国吉省三取締役が同行した。」▼この文にある藤本一人は私の祖父です。当時、吉部村役場に勤めていました。私の「一規」の「一」は祖父の名前から取ったと父から聞いていました▼命令を拒否することは国賊と呼ばれた戦時中に、国の命令に対し、村民の声を政府に届けた村民の中に祖父の姿があったのです。祖父が住民と泣き笑いした姿が浮かびます。祖先と故郷に深い誇りを感じました。

かえる通信No46(2019年2月1日)

県政を暮らしまもる「防波堤」に

 

知事に「日本共産党の提言」を渡す

 

 1月18日、日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と日本共産党山口県議団(木佐木大助団長)は、村岡山口県知事に対し「2019年度山口県の施策並びに予算編成に対する『日本共産党の提言」を提出しました。 提言は、10分野82項目です。その中から次の5つの点を重点要望としました。
 ①子どもの医療費助成制度の対象年齢を中学校卒業まで広げるとともに、所得制限をなくし、市町の取り組みを支援する②国民健康保険会計に一般会計から繰り入れし、保険料を軽減する③防災予算を抜本的に増やし、土砂災害危険個所における土砂災害防止施設の整備を積極的にすすめる④若者の県内定住を支援するため、奨学金の返済制度を持つ中小企業に助成金(一人最大20万円、企業、県が折半)を支援する制度を創設する(広島、岡山両県が実施済み)⑤すべての公立小中学校で30人以下学級を実現する。
 村岡知事は、子どもの医療費助成制度の拡充については「遜色ない水準」との見解を繰り返し、災害に対する予算の確保について村岡知事は「着実に予算確保を行う」考えを示しました。
 藤本前県議は、30人以下学級の拡充について「山口県は、小学校1年生の一部で、30人以下学級を実現している。『小一プロブレム』と同様『中一ギャップ』への対応が重要。」と要望しました。30人以下学級の拡充に関して村岡知事は、「拡充すればいいことは理解できる」との考えを示しました。提言の中で、宇部市関連では山口宇部パワー(石炭火力発電所)計画の撤回を要望しています。

知事交渉

 左端が村岡知事。右から二人目が藤本前県議

 

新春のつどいに200人

 

 1月27日本共産党宇部市後援会主催の「宇部市新春のつどい」が宇部市総合福祉会館で行われ、約200名が参加しました。
 宇部市長のメッセージ紹介に続き、宇部地域労連、医療生協健文会、全建総連建設山口宇部支部の方からの挨拶のありました。
 社会民主党、立憲民主党からメッセージが紹介され、上関原発を建てさせない山口県民集会実行委員会と9条の会うべから連帯あいさつがありました。
 その後、宇部市議候補と県議候補の私が決意表明を行いました。
 二部では、長州南蛮連のよさこいや各後援会からの出し物が行われました。

宇部市新春のつどい

左から浅田、藤井、藤本、荒川、時田の各候補

 

春をよぶくすのきの集い

日時 2月24日(日)午後2時~
場所 吉部ふれあいセンター多目的ホール
記念講演 仁比そうへい参議院議員 
◇藤本かずのり前県議もお話します。
◇藤井たけし宇部市議が司会を務めます。

主催 日本共産党 藤本かずのり事務所

 宇部市大小路3-1-46 0836-39-6918

 藤本携帯 090-3747-2855

 

一気

 

韓国の映画「1987、ある闘いの真実」を観ました▼チョン・ドゥファン大統領による軍事政権の時代、国民の自由と平和は脅かされました。1987年、ソウル大学の学生が、取り調べ中に命を落としたのだ。警察は心臓麻痺だと発表しますが、裏情報をつかんだ新聞が『拷問中に死亡』とスクープし、大騒動へと発展していきます▼映画のパンフレットの中で、ジャーナリストの金平茂紀さんは、「現代史に向き合う国がある。その一方で、現代史から目を逸らす、あるいは、現代史を見て見ぬふりをする、さらにはウソの歴史をでっちあげ改ざんする国がある。」と書いています▼70年前に日本でも権力による拷問で戦争に反対した青年が殺される出来事が起きました。安倍首相によるファシズムへの国家改造の野望を許してはなりません。日本の命運のかかった今年の連続選挙を闘う候補者として決意を高めた映画でした。

かえる通信No44(2018年12月1日)

来春の県議選・市議選候補者を発表

 

県議議席奪還・宇部市議現有議席確保

 

 日本共産党は、来年4月の県議会議員選挙、市議会議員の予定候補者を発表しました。各予定候補の経歴を紹介します。
 県議会議員予定候補
 藤本かずのり(前)
 1964年生まれ53歳◆日本福祉大学卒、宇部協立病院勤務◆1991年宇部市議会議員(2期)、1999年山口県議会議員(4期)◆現在、北南地区副委員長、宇部市PTA連合会顧問
 宇部市議会議員予定候補
 荒川のりゆき(現)
 1954年生まれ64歳◆県立宇部工業高校卒、宇部興産勤務◆1995年宇部市議会議員(6期)◆現在、北南地区委員、宇部市議団長、東岐波花園自治会長◆担当地域:東岐波、西岐波、常盤の各小学校区、恩田校区(国道190号線の北側)
 時田ようすけ(現)
 1977年41歳◆九州工業大学大学院後期課程単位取得、早稲田大学嘱託研究員◆2007年宇部市議会議員(3期)◆現在、北南地区委員長◆担当地域:上宇部、琴芝、神原、川上、見初、小野、二俣瀬の各小学校区
 藤井たけし(現)
 1986年生まれ、32歳◆福岡大学商学部2部卒◆2015年宇部市議会議員(1期)◆現在、北南地区常任委員◆担当地域:新川、鵜の島、藤山、小羽山、岬、船木、万倉、吉部の各小学校区
 浅田とおる(新)
 1978年40歳◆県立小野田高校卒、北九州大学法学部卒◆現在、党北南地区宇部市若者雇用対策室チーフ◆担当地域:厚南、原、黒石、西宇部、厚東の各小学校区、恩田校区(国道190号線の南側)

県議市議記者会見

  左から浅田・藤井・時田・藤本の各氏

 

「檻の中のライオン」学習会

 

 安倍9条改憲NO!全国市民アクションうべは、11月23日、楾大樹(はんどうたいき)弁護士を講師に「檻の中のライオン~憲法ってなんだろう?~」と題する学習会を開き、約60名の市民が参加しました。
 楾弁護士は、権力者をライオンに例え、憲法を檻に例えます。楾弁護士は、「檻を作るのは権力者ではなく国民であり、ライオンを檻の中へ入れることが立憲主義だ」と解説しました。
 楾弁護士は、「憲法が国家機関に権力を授けるのであり、国家権力が、憲法を作り直すのではない。」と指摘しました。

楾学習会

 檻は憲法、ライオンは権力者と話す楾弁護士

 

日本共産党前山口県議会議員

 

藤本かずのりさんを囲む集い

 

日時 12月16日(日)午前10時~
場所 東割集会所(妻崎神社内)
     宇部市妻崎開作1番地妻崎神社
     (宇部東割郵便局北西・新地バス停西)

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 藤本かずのり前県議会議員

 

一気

 

映画「マルクス・エンゲルス」の宇部市上映会に参加しました。映画のチラシで、ラウル・ベック監督は、「マルクスとエンゲルスの思想は過去のものではなく、社会をよりよくするという思いが不滅である限り永遠である」と語っています▼映画の中で、ある資本家とマルクス・エンゲルスが討論する場面が出てきます。エンゲルスが「あなたの工場では、なぜ、子どもたちを昼夜問わず働かせているのか」と問います。資本家は「そうしないといまのままの安い価格で商品を販売することができなくなる」と返します▼この場面を見て、外国人受け入れを拡大する出入国管理法改定案を審議する国会を想起しました。安倍政権が外国人労働者受け入れ拡大へ踏み出す契機になったのは、経団連がまとめた受け入れ促進の提言です。財界に号令をかけられ、法案を強行することは許されません。この問題はまさにマルクスとエンゲルスの思想が過去のものではないことを如実に示しています。

かえる通信No43(2018年11月1日)

統一地方選・参院選の勝利誓う

 

山口県赤旗まつりに1000人集う

 

 10月28日、第42回山口県赤旗まつりが、山口市亀山公園で行われました。県下各地から約1000人が参加しました。
 大平よしのぶ前衆議院議員が議席奪還への決意を表明しました。
 渡辺純忠山口市長、坂井芳浩山口市議会議長、西嶋裕作国民民主党県議会議員、佐々木明美社会民主党山口県連合代表、田中健次新社会党山口県本部委員長から寄せられたメッセージが紹介されました。
 来年の統一地方選までの地方選挙をたたかう候補者が紹介されました。藤本前県議は、議席倍加の4議席を目指す来春の県議選挙の候補者の一人として檀上で参加者に手を振りました。県議候補を含む来年までの地方選挙の候補者14人が紹介されました。
 記念講演は、森友・加計問題のエキスパートである宮本岳志衆議院議員が行いました。
 宮本議員は、国会質問などの内幕などユーモアたっぷりに講演。宮本議員は、沖縄県知事選挙や森友問題、教育勅語をめぐる国会追求、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」配備計画などから安倍政治の破綻を明らかにした上で「ボロボロでも自ら辞めない安倍首相を、国民の力で一刻も早く辞めさせよう。参議院選1人区で市民と野党の共闘を実現するとともに日本共産党の議席を増やし、安倍自公政権を過半数割れさせ、総選挙へと追い込めば新しい政治を切り開ける」と訴え、大きな拍手が沸きました。
 来年の統一地方選・参議院選勝利と安倍政権退陣への決意を固め、参加者の交流を深めた山口県赤旗まつりとなりました。

県議候補

左から松田・藤本・かわい・木佐木の各県議候補

 

新人・浅田とおる氏を発表

 

 第42回山口県赤旗まつりでは、来春行われる宇部市議会議員選挙の候補者4名が発表されました。
 発表された候補者は、荒川憲幸市議会議員・時田洋輔市議会議員・藤井岳志市議会議員に加えて40歳の新人・浅田とおるさんの4名です。
 浅田とおる(徹)さんは、1978年、山口県生まれの40歳。県立小野田高校と北九州市立大学法学部をそれぞれ卒業しました。真鍋恭子市議会議員の後継として、厚南地域を担当地域として初議席を目指します。日本共産党北南地区委員会は、近く宇部市会議員選挙方針を示す予定です。

宇部統一候補者

左から浅田・藤井・藤本・荒川・時田の各候補

 

日本共産党 前山口県議会議員

 

藤本かずのりさんを囲む集い

 

日時 11月25日(日)午前10時~
場所 吉部・大棚集会所
     宇部市東吉部大棚
     (県道小野田美東線・吉部大岩郷入口)

主催 日本共産党藤本かずのり事務所

   宇部市大小路3-1-46

   ℡0836-39-6918

 

一気

小松泰信岡山大学大学院教授著「隠れ共産党宣言」を読んでいます▼農村を「基層領域」として捉える見方に感銘しました。「『基層領域』は、そこに暮らす人々が第一次産業に従事することで、地域も社会も保たれる。農地があり、川、水、里山などを保全しながら、人間関係や神事やお祭りなどをふくめて伝統文化も育むし、消防団活動など防災にも努める、というものです。」▼農村を「基層領域」と捉えた上で、グローバル社会と見る視点に納得しました。「『基層領域』とはまったく無縁なところに位置するのがグローバル企業です。グローバル企業は、農業や農村などの『基層領域』には何の配慮もせずに、もうけ第一で世界を『浮遊』して、餌場をさがすハゲタカのごとく、もうけるだけもうけて、あとはどうなろうとかまわない、あとは野となれ山となれです。」▼農家の倅として、3反の米作を続けている私にとって納得がいく言葉です。

かえる通信No42(2018年10月1日)

ミサイル基地はいらん

 

県民大集会に280名が参加

 

 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」配備計画の候補地とされる陸上自衛隊むつみ演習場がある萩市に隣接する阿武町で、9月30日、「ミサイル基地をつくらせない県民大集会」が開かれ、280名が県下各地から参加しました。
 主催者を代表して、事務局の広兼さんは、阿武町長がミサイル基地の配備反対を表明したことについて「阿武町民の皆さんの民主主義を国に届けよう」と挨拶しました。
 記念講演を行った増山山大名誉教授は「佐世保基地では5月に市民の車の電子機器が一斉に止まるという出来事が起きた。イージス艦のレーダーの電波が影響していることは明らか。防衛省は、レーダーの電波の影響はないと説明しているが、影響はある。」と話しました。
 白菜農家の白松さんは、「高校2年生の孫娘が『お爺ちゃん、イージス・アショアなんか絶対に作らせちゃいけんよ。』と言われたと語りました。
 集会参加者一同で、「いらん!」と書かれた紙をかざし、ミサイル基地ストップの意思を示しました。
 最後に、「私たちは、戦争をせず、戦力を持たず、平和外交によってふる里を守りたいのです。」「本日、ここに結集した私たちは、巨大ミサイル基地であるイージス・アショアの配備計画撤回に向けて、さらにこれから力を合わせ歩んでいくことを宣言します。」とする集会宣言を参加者一同で確認しました。

ミサイル基地いらない集会

ミサイル基地をつくらせない県民大集会参加者

 

宇部駅にエレベーター設置

 

 2015年2月26日、日本共産党宇部市議団と藤本前県議は、JR西日本宇部支社に宇部駅のバリアフリー化を要望しました。
 JR西日本の担当者は「宇部駅にエレベーターの設置を予定しており、宇部市と協議している」と答えました。
 JR西日本は、宇部駅の西側に、エレベーターを設置した新しい跨線橋を架けることを決め、この程、跨線橋新設工事がスタートしました。
 エレベーター付きの新しい跨線橋の現時点での総事業費は約7億円です。国、JR、宇部市が3分の1づつ負担します。新しい跨線橋は、来年度中には完成する予定です。

宇部駅バリアフリー工事

エレベーター付き跨線橋の新設工事がスタート

 

日本共産党 前山口県議会議員

藤本かずのりさんを囲む集い

日時 10月27日(土)午前10時~

場所 西宇部町自治会館
     宇部市西宇部南
     (宇部駅開札口から厚東方面線路沿すぐ)

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 藤本かずのり前県議会議員

主催 日本共産党 藤本かずのり事務所

   宇部市大小路3-1-46 ℡0836-39-6918

   藤本かずのり 携帯 090-3747-2855

 

一気

 

9月30日、ミサイル基地をつくらせない県民大集会で私は、「今日は、9月30日、沖縄県知事選の投票日です。沖縄でデニー知事を誕生させ、山口からミサイル基地はいらないの声を安倍政権に届け、今日、9月30日を安倍政権の『終わりの始まり』の日にしようではありませんか。」と発言しました▼沖縄県県知事選挙で玉城デニー氏が勝利しました。志位和夫委員長は、「玉城デニー候補の勝利は、首相官邸が主導し、国家権力を総動員して沖縄県の民意を押しつぶそうとした安倍政権に対する痛烈な審判ともなりました。」との談話を発表しました▼県民大集会の「集会宣言」に「私達は、戦争せず、戦力を持たず、平和外交によるふる里を守りたいのです。殺し殺される事態ではなく、福祉・教育・医療の充実によって『平和のうちに生存する権利』を充たしたいのです。」とあります▼安倍政権は、強権政治をやめて、国民の「平和のうちに生存する権利」を尊重する政治を行う時です。

かえる通信No41(2018年9月1日)

陸上イージスの調査強行は許さない

 

9月12日、適地調査の開札は行うと表明

 

 8月26日、安倍政権が萩市に配備しようとしている地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(以下陸上イージス)について防衛省が行う第三回目の説明会が萩市市民館で行われました。説明会には、130名の市民が集まりました。防衛省の戦略企画の五味課長が、陸上イージスのレーダーが人体や環境にどのような影響を与えるかについて説明しました。
 五味課長は、「陸上イージスは、わが国を守るための重要な装備品である。皆さんへの健康に重大な影響を与えるものではない」などと答えました。
 防衛省は、現在、自衛隊のむつみ演習場を配備候補地として、地質・測量調査を行う入札を行っています。業者を決定する=開札を当初は8月2日に行う予定でしたが、9月12日に延期しています。
 住民からは、開札の再延期はあるのかとの質問が出されましたが、五味課長は、「住民に丁寧な説明をするためにも、調査はしっかり行いたい。」と述べ、開札の再延期はせずに、9月12日には、調査を行う業者を決め、調査に入りたい意向を表明しました。
  防衛省は「住民に丁寧に説明する」と言いながら、陸上イージス配備ありきで行程を強引に進めようとしています。
 米朝首脳会談で、朝鮮戦争の終結と朝鮮半島の非核化が議題となった今、陸上イージス配備の根拠が消滅しています。陸上イージスに対する住民の理解は不十分です。防衛省は、陸上自衛隊むつみ演習場での適地調査を強行すべきではありません。

イージス第三回説明会

陸上イージスに係る防衛省による第三回説明会

 

保育園のブロック改修に補助

 

 大阪北部地震で、ブロック塀が倒壊し、小学生が亡くなる事故が発生しました。
 7月12日、日本共産党宇部市議団と藤本前県議は久保田宇部市長に「ブロック塀等の安全対策について」の要請文を提出しました。保育園の危険なブロック塀の撤去・改修の促進などを求めました。
 7月24日、日本共産党山口県委員会は、厚労省に保育園における危険なブロック塀の撤去等の費用を助成するよう求めました。担当者は、保育園等整備交付金の「防犯対策強化」の中で、対応すると答えました。

政府交渉2

 政府交渉に臨む藤本かずのり前県議(右端)

 

日本共産党 前山口県議会議員

 

藤本かずのりさんを囲む集い

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藤本かずのり前山口県議会議員

① 日時 9月22日(土) 午後2時~
  場所 西宇部北・西ケ丘自治会館
② 日時 9月29日(土) 午前10時~
  場所 宇部市見初ふれあいセンター3階
③ 日時 9月30日(日) 午前10時~
  場所 宇部市総合福祉会館2階
  主催 日本共産党宇部市労働者後援会

主催 日本共産党北南地区委員会

   宇部市南浜町2-4-2 ℡0836-33-5577

   藤本かずのり携帯 090-3747-2855

 

一気

 

船木鉄道は、終戦間際まで、宇部駅からわが故郷・吉部まで走っていました。しかし、1943年末に、吉部~万倉間のレールを撤収して軍に供出するように国から指示が下りました▼この事態に対し、当時の吉部村は村民大会を開き「船木鉄道存置期成同盟会」を結成しました。村民は、挙村一致して鉄道撤去に反対する決議を採択し、運動資金一戸当たり3円を拠出し、二度、村長らが上京し、運輸大臣らにレール撤去反対を訴えました▼その結果、撤去は2か月延期させました。その後、線路は撤収されましたが、「船木鉄道50年史」には、剥がされたレールは、海南島に荷揚げされたが、内地まで運ぶことができず、島に集積されたままであったと書かれています▼国策に反対したら「国賊」と言われた時代に、吉部村挙げて船木鉄道のレールを守るために頑張った先輩たちの努力に、頭が下がる思いです。私の中には、この運動に参加した先輩たちのパワーが入っているのだと思いました。