石炭火発中止求める
党宇部市議団と藤本前県議が要請
日本共産党宇部市議団(荒川憲幸団長)と藤本かずのり前県議は、20日、山口宇部パワー株式会社が市内に建設する石炭火力発電所計画の中止を求め、村岡嗣政知事と久保田后子市長あてに申し入れました。
同社は、出力60万キロワットの石炭火力発電所2基の2025年までの運転開始を予定し、環境影響評価の手続きを進めています。
同社は「環境影響評価準備書」を国に提出し、宇部市環境審議会が近く答申をまとめ宇部市長に提出する見込みです。
国連気候変動枠組条約第21回締約国会議は、(COP21)2015年12月に、工業化前(1850年ごろ)と比べて気温上昇を、今世紀末に2度を大きく下回るようにし、1・5度に抑える努力をするという新たな協定(パリ協定)を採択しました。
申し入れ書は、石炭火力発電所建設は温室効果ガス削減をめざす世界的な流れに逆行すると批判。同社の「計画段階環境配慮書」に対し、15年6月に環境大臣が国の二酸化炭素削減の目標・計画との整合性から「是認しがたい」と意見したことを挙げ、知事、市長とも同様の意見を述べるよう求めています。 宇部市長への申し入れ書は、藤崎宇部市生活環境部長に手渡しました。藤崎部長は、「申し入れ書の内容は、市長に伝える」と答えました。
山口県知事への申し入れ書は、県宇部環境保健所永山保健環境部副部長に手渡しました。永山副部長は、「申し入れ書の内容は、環境アセスの担当課に伝える」と答えました。
左から藤崎部長、藤本前県議、浅田市議予定候補
くすのきの集いに90名
日本共産党 藤本かずのり事務所が主催し、宇部市吉部ふれあいセンターで「春を呼ぶくすのきの集い」が開かれ90名が参加しました。藤本光昭荒滝自治会長とえんぴつ画家の岡本正和さんの挨拶に続き、藤本かずのり前県議が「不要不急の事業をやめ、暮らしと福祉優先の県政を実現したい」と訴えました。記念講演を行った仁比そうへい参議院議員は、安倍首相は農山村をいっそう疲弊させると指摘し「所得と価格補償で、食べていける農業、後継者が暮らしていけるふるさとにしよう」と農業・農村の展望を訴えました。
日本共産党 前山口県議会議員
藤本かずのりさんを囲む集い
日時 3月10日(日)午前10時~
場所 大森自治会館
宇部鴻城高校南・厚南中学校北西
※大平前衆院議員が応援に!!
主催 日本共産党 藤本かずのり事務所
宇部市大小路3-1-46 ℡0836-39-6918
藤本かずのり携帯 090-3747-2855
藤本かずのり前県議会議員
一気
1943年の暮れに、国から船木鉄道に対し、吉部万倉間のレールを撤去して供出せよとの命令が下されました。吉部村民は直ちに「船木鉄道存置擁護期成同盟会」を結成し、一戸当たり3円の運動資金を集めました。陳情団が上京し国会議員に陳情しました▼「船鉄五十年史」に、陳情団は、2度上京していることが分かりました。第二陣についてこう書かれていました。「第二陣には由利庸夫の外に藤本一人、重枝弥三郎、田中康人、隣村の雄弁家藤村勝一が特別参加した一行五名に、会社から国吉省三取締役が同行した。」▼この文にある藤本一人は私の祖父です。当時、吉部村役場に勤めていました。私の「一規」の「一」は祖父の名前から取ったと父から聞いていました▼命令を拒否することは国賊と呼ばれた戦時中に、国の命令に対し、村民の声を政府に届けた村民の中に祖父の姿があったのです。祖父が住民と泣き笑いした姿が浮かびます。祖先と故郷に深い誇りを感じました。
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