議会だより

かえる通信No9(2015年1月1日)

宗教人と日本共産党との懇談会に70名

 

命を大切にする社会を共に

 

日本共産党から笠井衆議院議員が発言

 

 十二月二日、山口市小郡ふれあいセンターで、県内の宗教人八氏が呼びかけ人となり「宗教人と日本共産党との懇談会」が開かれ、七〇人が参加しました。
 日本基督教団緑橋教会牧師・小畑太作さんは「今までの垣根を越えていくことが大切だと思って呼びかけ人になった。」と語りました。臨済宗建仁寺派瑞陽寺・伊賀奎子さんは「安倍首相の地元でこの会が開かれる意義は大きい。」と話しました。浄土真宗本願寺派布教使・田熊昭覚さんは「『殺すな、殺させるな』という仏教の教えと共産党の方針は相通じる」と語りました。天理教叶美分教会長・下藤正弘さんは「戦争法廃止へ頑張ってほしい。」と話しました。
 日本共産党から笠井亮衆議院議員が、宗教人と日本共産党の共通項として①命と非核・平和を大切にする③個人の尊厳を大切にされる社会づくりを挙げ、「さまざまな宗教・宗派の方と胸襟を開いて共同を広げたい」とのべました。藤本前県議は、呼びかけ人の一人として司会を務めました。

KIMG1834

正面で起立し話してているのが笠井衆議院議員

 

元自衛官の井上圭一共産党土浦市議が

 

憲法違反の戦争法の問題点を論じます

 

日時 2016年2月7日(日)午後2時~4時
場所 宇部市男女共同参画センター 3階軽運動室
演題 「元自衛官の共産党市議が語る戦争法」
講師 井上圭一茨城県土浦市議会議員
入場 無料(カンパ歓迎します。)
井上圭一さんプロフィール 
1962年横浜市生まれ/陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地三等陸曹、運転手、葬祭会社勤務を経て、葬祭会社設立/2014年11月日本共産党候補として衆議院茨城6区から立候補/2015年4月土浦市議会議員に当選/著書に「自衛官が共産党市議になった」(かもがわ出版)
主催 うべ憲法共同センター   
   山口民医連内 ℡ 0836-35-9355 
   藤本 携帯 090-3747-2855

 

総がかり行動うべが9.19忘れない行動行う

 十二月十九日、宇部市役所前で、「戦争させない・九条壊すな!総がかり行動うべ実行委員会(略称 総がかり行動うべ)」が主催する「安保法制執行阻止九・一九強行成立を忘れない行動」が行われました。六十五名の市民が参加しました。
 藤本前県議が事務局長に選ばれました。

 

一気 

 

山田洋次監督の映画「母と暮らせば」を観ました。数多くの山田作品の中でも、一番涙を流し、一番心に残る作品でした▼敗戦から三年目の夏。長崎で助産婦として生きる伸子(吉永小百合)のもとに、息子(二宮和也)が現れます。アメリカの原子爆弾投下で命を奪われた浩二▼山田監督は、しんぶん赤旗へのインタビューで、「戦争は自然災害ではありません。誰がどういう理由で始めたのか。満州で育った僕は、少年時代に中国や朝鮮の人たちに日本人が理不尽な差別をしていたことをよく覚えています。多民族への憎しみをかきたてることから戦争は準備されるのです」と語っています▼本作品は、命の重さと非戦の誓いを私の心に叩き込んだ秀作でした。一人でも多くの方々に観ていただきたい映画です。映画館で大いに涙を流し、自分には何ができるか一緒に考えていきましょう。

かえる通信No.7(2015年11月1日)

宇部市内で大平衆議院議員の国会報告会行われる

 

日本共産党の躍進が国会をリード

 

戦争法廃止の国民連合政府実現訴える 

 

 十月十八日、中国比例日本共産党大平喜信衆議院議員の国会報告会が宇部市西岐波集会所で行われ約40名の市民が集いました。
 大平議員は最初に「日本共産党が衆議院で八議席から二十一議席に躍進した結果、国会で大きな役割を果たすことが出来た」と語りました。その上で、「憲法九条を破壊し、自衛隊員の命を奪う戦争法を必ず廃止しよう」と訴えました。
 大平議員は、日本共産党が提案している戦争法廃止の国民連合政府について、「何よりも、『戦争法は廃止を』という国民の声に応えたものであり、立憲主義が壊されている今の異常事態を一刻も猶予できないという二つの国民的大義がある」と述べました。
 大平議員は、最後に、「新しい国民連合政府を作るためにも日本共産党を大きくしなければならない。参議院選挙に向けて勇躍しよう」と訴えました。

KIMG1486

国会報告をする大平喜信衆議院議員(比例中国) 

 

県道小野田美東線の側溝改修を要望

 

 藤本前県議は、宇部市万倉国近周辺の県道小野田美東線の側溝改修を県宇部土木建築事務所担当者らに要望しました。具体的には、

ミハル美容室下の県道側溝の山側の斜面に擁壁を設置してほしいというものです。
 県担当者は、「来年度以降の予算で検討したい」と答えました。

KIMG1544

 擁壁設置について前向きの回答が行われた斜面

 

STOP!違憲の「安保法制」

 

憲法研究者による宇部出前講座

 

日時 11月22日(日)午後2時~4時
場所 宇部市男女共同参画センター 3階軽運動室
演題 「安保法制のどこが、憲法違反なのか」(仮)
講師 広島修道大学 高橋利安教授
入場 無料(カンパ歓迎します。)
高橋利安(たかはし・としやす)さんプロフィール
1954年、神奈川県川崎市生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士課程前期(公法学)。研究対象:イタリア憲法史。
主催 うべ憲法共同センター   
    山口民医連内 ℡ 0836-35-9355 
   藤本 携帯 090-3747-2855

 

一気

ルネサスリストラ問題で日本共産党川崎市議団と懇談しました▼宇部市万倉の山口工場は、前工程九〇〇名、後工程二五〇名の労働者がいました。前工程は、生産を縮小し、運営を継続していますが、譲渡が検討されています。後工程は、平成二十五年十二月に生産終了となり、大分工場へ設備が移転します。一二一九人いた労働者は、四一二人となり、前工程の工場で働いています。離職者八〇七人名、今年8月末時点の再就職者七〇六名で、未だに一〇一名の労働者の再就職が決まっていません▼柳井工場は、一六〇名が働いていましたが、今年六月末で閉鎖されました。八〇人の離職者のうち就職決定者は四十八名で、三十二人の再就職が決まっていません▼ルネサスをリストラされた一三〇名を超える労働者の再就職が未だに決まっていません。早急な対策が求められます。

かえる通信No6(2015年10月1日)

うべ憲法共同センター主催の講演会に300名が集う

 

澤協二さんが安保法制を斬る

 

安保法制は日本を戦争に巻き込む

 

 9月6日、うべ憲法共同センターが主催した元防衛官僚・澤協二さんの講演会が開催され、300名の市民が集いました。
 柳澤さんは、安保法制は、自衛隊の専守防衛の転換を行うものだとして、①自衛隊の任務を日本周辺から地球規模へと量的拡大させるもの②自衛隊の武器使用が自己保存から任務遂行になり各国軍隊並に質的に拡大させるもの③自衛隊の平時からの米艦船防衛を可能とし時間的拡大させるものだと述べました。
 柳澤さんは、安倍首相は「米艦船を自衛隊が守ることで抑止力が高まり、日本が戦争に巻き込まれないことにつながると説明している」と指摘。その上で「米艦船を自衛隊が守ることで、敵対国から日本が攻撃されることを誘発し、日本が戦争に巻き込まれることが有りうる」と指摘しました。
 最後に柳澤さんは、「専守防衛と災害救援で自衛隊は国民から支持されてきた。自衛隊に『一発』を撃たせないために、安保法制を止めるあらゆる努力を行っていこう」と訴えました。

KIMG1128

 宇部市で講演をする元防衛官僚・柳澤協二さん

 

安保法制廃案を求める集会に250名

 

 8.29やまぐちアクションうべ実行委員会は、9月16日、宇部市渡辺翁記念会館前において、「安保法制廃案求める緊急!宇部市民集会」を行い雨の中250名の市民が集いました。日本共産党、民主党、社会民主党の代表が挨拶を行いました。

KIMG1213 

安保法制の強行に反対する集会に集まった参加者

 

STOP!違憲の「安保法制」

 

憲法研究者による宇部出前講座

 

日時 11月22日(日)午後2時~4時
場所 宇部市男女共同参画センター 3階軽運動室
演題 「安保法制のどこが、憲法違反なのか」(仮)
講師 広島修道大学 高橋利安教授

高橋 写真

入場 無料(カンパ歓迎します。)
高橋利安(たかはし・としやす)さんプロフィール
1954年、神奈川県川崎市生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士課程前期(公法学)。研究対象:イタリア憲法史。
主催 うべ憲法共同センター   
    山口民医連内 ℡ 0836-35-9355 
   藤本 携帯 090-3747-2855

 

一気 

 

安倍総裁再選の記者会見に怒りを覚えます。国民の反対を押し切って戦争法を成立させて最初の記者会見にも関わらず、一言も触れません▼安倍首相は「一億総活躍社会」を目指すとして①希望を生み出す強い経済②夢をつむぐ子育て支援③安心につながる社会保障の新たな「3本の矢」を打ち出しました。目先を経済にそらし、戦争法の強行採決を忘れてもらおうという姿勢です▼経済では、国内総生産600兆円の達成、子育て支援では、現在1.4に落ち込んでいる出生率を1.8まで回復、社会保障では、直近の調査で10万人を超えた介護離職者をゼロにすると説明しました▼安倍政権下で大企業は利益を上げましたが、労働者の実質賃金は上がらず、社会保障を後退させました。アベノミクスの転換がなければ「1億総活躍社会」の実現など望むべきもありません。

かえる通信No5(2015年9月1日)

8.29やまぐちアクション安保法制反対県内一斉デモ

 

宇部会場は250名集う

 

県下9会場に2140名集う

 

 「8.29やまぐちアクション安保法制反対県内一斉デモ」が県内9ケ所で取り組まれ合計で2140名の県民が参加しました。
 宇部会場は、「8.29やまぐちアクション実行委員会」が主催し、様々な団体から250名の市民が参加しました。
 集会では、最初に主催団体として、戦争をさせない山口1000人委員会の麻田茂樹事務局次長が「この法案は、若者を戦争に巻き込む法案だ。廃案に向けて最後まで戦おう」と挨拶。うべ憲法共同センターの坂田勇司代表は「安倍政権は立憲主義を無視して、フリーハンドで戦争への道を進めている。同法案は将来、独裁政治の温床となる」と訴えました。
 日本共産党、民主党、社民党の各代表も挨拶を行いました。
 集会の最後に集会アピールを採択しました。
 集会終了後、参加者は、小雨が降る中、「戦争法案反対」などのシュプレヒコールをあげながら市内をデモ行進しました。

KIMG1040

  8.29やまぐちアクション一斉デモ宇部会場

 

防衛官僚として40年の柳澤協二さんが

 

憲法無視の新安保法制の問題点を論じる

 

日時 9月6日(日)午後2時~4時
場所 宇部市男女共同参画センター 3階軽運動室
柳澤協二(やなぎさわきょうじ)さんプロフィール

20141005-014

1946年、東京都生まれ。防衛庁に入庁。防衛審議官、運用局長、官房長などを歴任し、2002年、防衛研究所所長。04年から09年にかけて、内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)。
主催 うべ憲法共同センター   
   山口民医連内 ℡ 0836-35-9355 
   藤本 携帯 090-3747-2855
共催 憲法9条の会うべ 宇部緑橋教会内
   ℡・fax 0836-21-8003
後援 宇部日報社 朝日新聞社

 

今年度の真締川の浚渫は土田橋北 

 

 時田宇部市議と藤本前県議が宇部県土木建築事務所を訪ね、担当者から今年度の真締川の浚渫箇所の説明を受けました。

 今年度は、土田橋から真締川上流の固定堰までの間を約450万円の予算で行うということです。
近く工事開始予定です。

KIMG0779

 近く浚渫工事が行われる真締川土田橋上流

 

一気

 

山口大学医学部国際医療研究会主催の中村哲医師講演会「アフガニスタンに生命の水を」に参加しました▼アフガニスタンは、9.11以降、アメリが軍による「アフガニスタン報復戦争」が勃発し多くの住民の命が奪われました。中村医師は、「アフガニスタンで必要なのは、水と食料であって爆弾ではない」と力説します。中村医師は、「米軍の進駐により、ケシ栽培が再開され、アフガニスタンが世界の麻薬を提供する農場となり、売春や貧困が広がった」と語りました▼「日本の現状をどう考えるのか」との質問に中村医師は、「日本人ほど権力に従順な国民はいないと思う。私たちは憲法に従う義務はあるが、政権に従う義務はない。」と語りました▼中村医師の一言一言を私の人生を重ねながら話を聞きました。中村医師の話は、私に生きる勇気を与えてくれるものでした。

かえる通信No4(2015年8月1日)

うべ憲法共同センター主催の講演会に350名集う

 

小林節さんが戦争法案を斬る

 

集団的自衛権は憲法違反

 

 七月十九日、うべ憲法共同センター主催の憲法学者・小林節さん講演会が宇部市内で行われ、県内各地から超満員の三百五十名の市民が宇部市男女共同参画センターに集まりました。
 小林節さんは、「戦争法案」の潮目を変えたといわれる衆議院憲法審査会で「戦争法案は憲法違反」と発言した三名の憲法学者の一人です。
 小林さんは、「集団的自衛権の行使は、アメリカが海外で起こした戦争に、日本の自衛隊が支援するもの。憲法九条とは相いれない」と話ました。
 その上で、小林さんは、「新安保法案の違憲性を裁判で争う『違憲訴訟』を展開したい」と決意を語りました。
 更に、小林さんは、「自民党政権に代わる新しい政権を樹立し、新安保法案を廃案に追い込もう」と訴えました。
 講演会の成功は、安倍首相の地元と言われる山口県内で、戦争法案に対する怒り、安倍政権への怒りが広がっていることを示しました。

KIMG0721

  宇部市で講演する小林節慶應大学名誉教授

 

参院山口選挙区に松田氏擁立

 

 日本共産党山口県委員会は、十二日、県庁で記者会見し、来年夏の参議院選挙山口選挙区に党県委員の松田一志氏(五七・新)を立ててたたかうと発表しました。
 松田氏は「戦争法案反対を貫き、県民の平和を守りぬく」と語りました。

KIMG0658

 山口県党会議で発言する松田一志選挙区候補

 

衛官僚として40年の柳沢協二さんが

 

法無視の新安保法制の問題点を論じる

 

日時 9月6日(日)午後2時~4時
場所 宇部市男女共同参画センター 3階軽運動室
柳澤協二(やなぎさわ・きょうじ)さんのプロフィール

20141005-014

   9月6日に宇部市で講演する柳澤協二さん

1946年、東京都生まれ。防衛庁(当時)に入庁。防衛審議官、運用局長、官房長などを歴任し、2002年、防衛研究所所長。04年から09年にかけて、内閣官房副長官補。
主催 うべ憲法共同センター 宇部市五十目山町15-2 
   山口民医連内 ℡ 0836-35-9355 
   藤本 携帯 090-3747-2855
共催 憲法9条の会うべ 宇部緑橋教会内
   ℡・fax 0836-21-8003
後援 宇部日報社

 

一気 

 

念仏者九条の会・山口の学習会で、名古屋大学名誉教授の平川宗信さんのお話を聞きました▼平川先生は「真宗念仏者はいかなる国家と憲法を求めるのか」と題して話をされました。平川先生は、「阿弥陀の第一願『国に地獄・餓鬼・畜生あらば、正覚を取らじ』という『無三悪趣』がある。この考えは、憲法前文に通じる」とのべました▼平川先生は、自民党の憲法草案の9条部分について「国を戦争に向かわせるものであり、地獄を求めるもの」と批判しました。更に、自民党の憲法草案の前文で、経済成長をうたっていることについて「世界は持続的な発展を求めている時代だ。餓鬼を目指すものと言える。」と批判しました。平川先生は、自民党の憲法草案は、「地獄・餓鬼・畜生を目指すものであり、『三悪趣国家』を目指す改憲案だ」と厳しく批判しました。戦争法案廃案を訴えました。

かえる通信No3(2015年7月1日)

うべ憲法共同センターがスタート

 

憲法が活きる宇部市を

 

代表に坂田医師、事務局長に藤本前県議

 

 六月二十日、うべ憲法共同センターの設立総会が約六〇名の市民が参加して行われました。
 総会は、代表に、宇部協立病院の坂田勇司医師を、事務局長に藤本一規前県議を選びました。
 七月十九日に憲法学者である小林節さんを招いた講演会を行うなどの行動計画を確認しました。
 設立総会の後、戦争法案に関する学習会を山口民報の山本編集長を講師に行いました。
 山本さんは、「戦後七〇年間戦争をしなかったのは、国連加盟一九三か国のうち八か国しかなく、アジアでは日本とブータンだけだと日本経済新聞が今年一月二十四日に報道している。日本は、憲法九条に基づく平和外交で国際的な役割を発揮すべきだ。」と訴えました。
 総会と学習会の後、参加者は、「憲法9条を守ろう!」「憲法違反の戦争法案は廃案にしよう!」などを市民に訴えながら市内をパレードしました。 パレードに対して、車や家から手を振る市民の姿が多くみられました。

KIMG0505

 「戦争法案ノー」を市民に訴えるパレードを行う

 

県が、原発の埋め立て来年6月まで判断先延ばし

 

 山口県は、六月二十二日、中国電力が申請した上関原発建設予定地の公有水面埋め立て免許の期間延長について、さらに一年を期限に審議を継続する判断を行いました。
 中国電力に県は、七度目の補足説明を求める文書を送付しました。

 中国電力が埋め立て免許の延長申請を県に提出して、来年六月二十二日まで延長されれば、三年半の先送りとなります。

 

憲法審査会で戦争法案は違憲と発言

 

憲法学者・小林節さんの宇部講演会

 

日時 7月19日(日)午後2時~4時
場所 宇部市男女共同参画センター・フォー・ユー3階軽運動室
演題 「新安保法制は、法的、政治的、経済的に愚策」
講師 憲法学者・小林節さん

小林先生写真 (3)

慶應義塾大学名誉教授の小林節さん

小林 節(こばやし せつ)さんプロフィール
慶応義塾大学名誉教授、弁護士。法学博士。1949年東京都生まれ。1977年慶大大学院法学研究科博士課程修了。2014年より慶大名誉教授。著書に『「憲法」改正と改悪』(時事通信社)、『白熱講義!日本国憲法改正』(KKベストセラーズ)他。
主催 うべ憲法共同センター
   山口民医連内 電話35-9355
   事務局 藤本 携帯090-3747-2855
共催 憲法9条の会うべ 宇部緑橋教会内 電話21-8003 

 

一気 

 

元防衛官僚・柳澤協二さんの「亡国の集団的自衛権」を読んでいます。柳澤さんは「かつて自民党の政治家たちには、さまざまな価値観を持ちながらも、『戦争をしてはいけない』という共通の判断基準があったように思います。しかし、戦争体験を持たない世代が政界の中心を担うにつれ、人を殺すことや人が死ぬことに対する実感がまったくない政治家が、『戦争もありだ』という前提で国の安全保障に関わる問題を議論するという恐ろしい事態になっています。戦争は政治の延長であり、政治の失敗が本来防げるはずの『無駄な戦争』を引き起こすという自覚が、現在の政治にはたしてあるのでしょうか。」と述べています▼結論として「集団的自衛権は、日本の防衛にとってはむしろ有害無益のものです。」と断じています。安倍首相は、今こそ、柳澤さんの意見に耳を傾けるべきです。