陸上イージスの調査強行は許さない
9月12日、適地調査の開札は行うと表明
8月26日、安倍政権が萩市に配備しようとしている地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(以下陸上イージス)について防衛省が行う第三回目の説明会が萩市市民館で行われました。説明会には、130名の市民が集まりました。防衛省の戦略企画の五味課長が、陸上イージスのレーダーが人体や環境にどのような影響を与えるかについて説明しました。
五味課長は、「陸上イージスは、わが国を守るための重要な装備品である。皆さんへの健康に重大な影響を与えるものではない」などと答えました。
防衛省は、現在、自衛隊のむつみ演習場を配備候補地として、地質・測量調査を行う入札を行っています。業者を決定する=開札を当初は8月2日に行う予定でしたが、9月12日に延期しています。
住民からは、開札の再延期はあるのかとの質問が出されましたが、五味課長は、「住民に丁寧な説明をするためにも、調査はしっかり行いたい。」と述べ、開札の再延期はせずに、9月12日には、調査を行う業者を決め、調査に入りたい意向を表明しました。
防衛省は「住民に丁寧に説明する」と言いながら、陸上イージス配備ありきで行程を強引に進めようとしています。
米朝首脳会談で、朝鮮戦争の終結と朝鮮半島の非核化が議題となった今、陸上イージス配備の根拠が消滅しています。陸上イージスに対する住民の理解は不十分です。防衛省は、陸上自衛隊むつみ演習場での適地調査を強行すべきではありません。
陸上イージスに係る防衛省による第三回説明会
保育園のブロック改修に補助
大阪北部地震で、ブロック塀が倒壊し、小学生が亡くなる事故が発生しました。
7月12日、日本共産党宇部市議団と藤本前県議は久保田宇部市長に「ブロック塀等の安全対策について」の要請文を提出しました。保育園の危険なブロック塀の撤去・改修の促進などを求めました。
7月24日、日本共産党山口県委員会は、厚労省に保育園における危険なブロック塀の撤去等の費用を助成するよう求めました。担当者は、保育園等整備交付金の「防犯対策強化」の中で、対応すると答えました。
政府交渉に臨む藤本かずのり前県議(右端)
日本共産党 前山口県議会議員
藤本かずのりさんを囲む集い
藤本かずのり前山口県議会議員
① 日時 9月22日(土) 午後2時~
場所 西宇部北・西ケ丘自治会館
② 日時 9月29日(土) 午前10時~
場所 宇部市見初ふれあいセンター3階
③ 日時 9月30日(日) 午前10時~
場所 宇部市総合福祉会館2階
主催 日本共産党宇部市労働者後援会
主催 日本共産党北南地区委員会
宇部市南浜町2-4-2 ℡0836-33-5577
藤本かずのり携帯 090-3747-2855
一気
船木鉄道は、終戦間際まで、宇部駅からわが故郷・吉部まで走っていました。しかし、1943年末に、吉部~万倉間のレールを撤収して軍に供出するように国から指示が下りました▼この事態に対し、当時の吉部村は村民大会を開き「船木鉄道存置期成同盟会」を結成しました。村民は、挙村一致して鉄道撤去に反対する決議を採択し、運動資金一戸当たり3円を拠出し、二度、村長らが上京し、運輸大臣らにレール撤去反対を訴えました▼その結果、撤去は2か月延期させました。その後、線路は撤収されましたが、「船木鉄道50年史」には、剥がされたレールは、海南島に荷揚げされたが、内地まで運ぶことができず、島に集積されたままであったと書かれています▼国策に反対したら「国賊」と言われた時代に、吉部村挙げて船木鉄道のレールを守るために頑張った先輩たちの努力に、頭が下がる思いです。私の中には、この運動に参加した先輩たちのパワーが入っているのだと思いました。
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