月別アーカイブ:2010年3月

次男がウイルス性胃腸炎に

 今朝から、次男の食欲がありません。むかむかすると言います。

 熱を測れば37度。学校を休ませ、両親ともに朝、病院に連れていくことが出来ないので、とりあえず、楠の母の所にあずけました。

 移動の車中の中で、次男は吐いてしまいました。

 私は、母の所で、次男をあずけ、車の中をざっと清掃し、議会に向かいました。美東から吉敷に抜ける峠が大雪で、議会に間に合うか心配しましたが、山口側は雪が少なく大丈夫でした。

 昼、母に電話をしたら、次男は昼は何も食べていないとのこと。

 議会が終わり、打ち合わせをすませ、急いで、次男の元へ。

 母の家でも2回吐いて顔面蒼白でした。

 急いで病院に向かい、ウイルス性胃腸炎と診断されました。

 受診後は、少し顔色もよくなり安心しました。

 下痢やおう吐が止まるまでは学校を休まなければならないようです。

 子どもの元気が親にも影響します。早く元気になってほしいと願います。

 とにかく脱水症が心配なので、それだけは気を付けてやりたいと思います。

 ウイルス性胃腸炎が流行しているようです。皆さんはいかがでしょうか。

月島慕情

 浅田次郎作「シューシャインボーイ」が入った短編集「月島慕情」の内、表題の「月島慕情」を昨夜読み、涙が止まりませんでした。

 私は、映画ではよく涙を流しますが、小説で、実際に涙が出てくることは稀です。

 涙が出た小説と言えば、重松清作「定年ゴジラ」とあといくつかです。

 底辺を生きる主人公のミノに人生最大のチャンスが訪れます。

 しかし、そのチャンスには、ある真実が隠されていました。

 ミノは真実を知り、チャンスを自ら手放す決断をします。

 底辺から抜け出すチャンスをつかんだミノが「ざまァみやがれ!」と叫びます。

 私は、チャンスを掴んだミノに涙を流しながら拍手を送りました。

 チャンスを手放す決断をした後にミノが「ばっかやろう!」と叫びます。

 私は、こんな理不尽はあるかとミノの決断に涙を流しました。

 涙を流した後に、私は、ミノの決断の崇高さに気づき、胸が熱くなりました。

 さすが浅田次郎さん。この物語を紡いだ浅田さんに心から拍手を送りたい気持ちです。

 ところで先日の日記「おーい竜馬」に愛知の佐藤さんからコメントが届きました。

 昨日の「龍馬伝」の最後に、加尾は実際に存在した人物であり、碑も立っていることが紹介されていました。

 加尾と龍馬との接点を示す資料も残っているとのことでした。

 「龍馬伝」を書いた脚本家の福田靖さんに感服しました。さすが山口県出身者ですね。福田さんは、維新史に造詣が深いのでしょう。

 さて、今日から質問戦が始まりました。原稿の仕上げの段階です。明日には仕上げ、再質問などの準備です。

 「調査なくして発言なし」をモットーにこれまで議会活動を続けてきました。

 今議会も原点を忘れに論戦を行っていきたいと思います。

シューシャインボーイ

 テレビ東京系で3月24日午後9時から浅田次郎原作のドラマ「シューシャインボーイ」が放映されることを知り、原作を読みました。

 戦災孤児として育ち、会社を成した鈴木一郎を西田敏行が演じます。

 父親代わりに一郎を育てた菊治を大滝秀治が演じます。

 菊治は靴磨き。一郎も靴磨きになると言うと、菊治は「地べたに這いつくばっているのは、俺ひとりでたくさんだ」「頼みの綱は、おまえだけなんだ」と一郎に言います。

 小説のこのシーンは胸に染みました。このシーンがどのような映像になるのでしょうか。

 この短編は、「月島慕情」という文庫本に収められています。

 この本の解説は、桜庭一樹。彼女は、「荒れた心と闘いながら書き、それでも残った美しいもののほんとうの価値を知る」から浅田次郎の作品は胸を打つと書いています。

 そうだそうだと思いながら、一郎と菊治の言葉に胸を打たれました。

 「やっぱり、浅田次郎も読まないといけない。」と思いました。

 熟練者の厚い手で、「人生すてたもんじゃない」と言われているような作品に浸るのもいいものです。

 3月24日も楽しみです。

 ドラマ化と言えば、NHKで30日から始まる角田光代原作のドラマ「八日目の蝉」も楽しみです。

 数年前に読んで感動した作品が映像化されるのはとても幸せなことです。

 野々宮希和子役に檀れいというのも最高です。

 とても楽しみです。

 さて、議会準備は、順調に推移し、今朝、第一稿を書き上げました。

 書き出してみると、盛りだくさんになってしまい、どう絞るかがこれらの作業です。

 そうそう、一般質問の後の総務政策委員会の準備も怠らずにこれから行います。

 少しほっとする一瞬ですが、調べに調べて、いい質問にしたいと思っています。

 関係する県職員の皆さんのご協力を切にお願いする次第です。

 

厚東川通信No272(2010年3月1日)

3月県議会で、知事が施政方針演説行う

 

乳幼児医療費助成制度見直し検討と言及

 

党県議団は命守る論戦行う決意

 

 三月議会が二日に開幕しました。冒頭、知事の施政方針演説が行われました。 施政方針にはいくつかの問題があります。
 まず、少子化への対応です。知事は、「少子・高齢化」への対応と言いますが、新年度予算において、この問題での対応は不十分と言わざるを得ません。 特に、知事は、少子化への対応として実施されている「乳幼児医療費助成対策費」及び「多子世帯保育料等軽減事業」について、「給付は国の役割との観点から、制度の見直しを検討した」と述べました。子ども手当が完全実施されれば、これら県制度の存否を含めて検討するとも取れる発言は重大です。
 知事は、県債残高が一兆二千億を新年度末に越える見込みである問題について「県の努力だけでは如何ともし難い要因であり、やむをえないものと考えております」と発言しました。 この発言は、県の独自の財政再建を諦めるとも取れる発言であり看過できません。
 党県議団は、県民の命と暮らしを守る立場で、奮闘する決意です。

 

国道190号藤曲交差点で車線変更

 国道一九〇号線の藤曲交差点で厚南方面から琴芝方面に向かう車線の変更と矢印信号の設置が行われました。また、歩道設置工事が行われています。 藤本県議は、「車線変更に伴い渋滞がひどくなった」との市民の声を県警本部に伝えました。
 県警本部は、「厚南方面からの直進車の青信号時間を延長する」などの改良を現在行っていると説明しました。

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 車線変更が行われた国道190号藤曲交差点

 

藤本県議は、12日午前中に登壇予定

 

 三月県議会の質問戦が、八日から始まります。
 藤本県議は、12日(金)の午前10時以降に登壇する予定です。大まかなテーマは以下の通りです。
 傍聴希望者は、藤本一規生活相談所37-4919までご連絡ください。
 1、知事の政治姿勢について
 2、医療・福祉問題について
 3、中小企業振興について
 4、教育問題について
 5、公社廃止問題について
 
一気

 

八八年卒日本福祉大学ヤジエセツルメント同期会で一泊二日、東京の下町を散策してきました▼名古屋駅でT君と合流し、品川駅で下車。品川アクアミュージアムや江戸東京博物館を見学しました。夜は、屋形船で、食事をしながら歓談しました。 二日目は、あいにくの雨でしたが、浅草寺を参拝しました。その日は、東京マラソンの当日でした。浅草もコースで多くのランナーの姿を見ることができました。次回は、静岡で開催することになりました▼みんな四五歳です。職場では中堅。家庭でも子どもたちを抱えて奮闘中です。離婚や子どもさんの障がいなど様々な問題を抱え乗り越えながら頑張っている仲間もいました。 彼らと同じ時間を過ごすだけで大いに励まされます▼二年後の静岡での同窓会を励みに、今日から頑張っていきます。英気を養い、三月議会に全力投球する決意です。

自治体の私立高校授業料減免予算削減

 本日の赤旗新聞に、全国私教連が調査した「新年度予算での私立高校授業料補助額の状況」が掲載されていました。

 新年度は、私立高校生には国から「就学支援金」が支給されます。その一方で、これまで行ってきた都道府県単独の授業料減免予算が削減される自治体が増えています。

 全国私教連調査で、削減が分かっているのは32道県、前年度予算の50%以上の削減になっているのが、15県です。その中に山口県があります。

 山口県の前年度比削減率は78.8%。全国ワースト5です。

 その一方で、全国9都府県は、前年度より予算を増やしています。

 本ブログでも紹介しましたが、広島県は、前年度より14.7%増やし、国の支援制度に上乗せし、無償化の対象を拡大しています。

 国の施策が前進する一方で、自治体の施策に格差が広がっています。

 二井知事は、子ども手当の完全実施を受けて、「乳幼児医療費助成制度」などの存否を検討する主旨の発言も行っています。

 山口県を、子育てし辛い県にしてはなりません。「住み良さ日本一の元気県」が掛け声だけに終わるかどうか、皆で注視しましょう。

 いよいよ来週から3月県議会の質問戦です。私は、金曜日が質問日です。現在までに第一稿が3分の2完成しました。

 月曜の朝には、第一稿を上げたいと思います。今回も県民の命を守れの論戦を大いに展開していきたいと思います。

 引き続き、皆さんのご意見をお聞かせください。

岩国基地「新滑走路」の安全対策に万全を期すよう求める要望

 本日、日本共産党県委員会(佐藤文明委員長)と日本共産党県議団(水野純次団長)は、二井知事に対し「岩国基地『新滑走路』の安全対策に万全を期すよう求める要望」を提出しました。

 防衛省は先月末、岩国基地沖合移設事業に伴い建設中の新滑走路について「5、6月に運用開始する方向で米側と調整している」ことを明らかにしました。

 日本共産党県議団は、3月3日に行った防衛省との意見交換でこの事を確認しました。

 「地位協定の実施に伴う国有財産の管理に関する法律」では、「合衆国に対し政令で定める国有の財産の使用を許そうとするときは、内閣総理大臣は、あらかじめ、関係行政機関の長、関係ある都道府県及び市町村の長並びに学識経験を有する者の意見を聞かなければならない」と定めています。

 私たちは、この規定に照らしても、新滑走路の運用開始に際し、県及び市並びに学識経験者から意見聴取するよう国に求めるべきだと県に質しました。

 同時に、新滑走路の運用開始にあたっては、安全対策に万全を期すよう国に求めるよう県に質しました。

 対応した藤部総務部理事は、5、6月に新滑走路を運用開始するとの意向は、防衛省側から「2月に入ってから内々には打診されていた」ことを明らかにしました。

 しかし、現在までに県に対して正式な通知が行われていないことを認めました。

 私は、県に正式な通知を行わないままに、防衛省として滑走路の運用開始を発表したことに対し、県として国に遺憾の意を表明すべきではないかと質しました。

 また、県として、安全な運行が図られるかどうか検証するためにも、国から、新滑走路運用開始前に詳細な説明の場を求めるべきではないかと質しました。

 藤部理事は、「新滑走路運用開始時に安全性が確保されるよう必要な確認は今後行っていく」ことを約束しました。

 自国の用地を使う時よりも厚顔で日本の用地を使う米軍の身勝手をこれ以上許してはなりません。県は、県民を代表して毅然とした対応を行うよう今後も要請していきます。

 この問題で、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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 県議団の交渉で発言をする私です(右から二人目)