九州電力は、23日、玄海原発3号機を再稼働させました。
現在、再稼働している原発は、高浜3号機、4号機。川内1号機、2号機。大飯原発3号機。玄海3号機。
以上の6機となります。
関西電力は、5月には、大飯原発4号機を、九州電力は、5月には玄海4号機を再稼働しようとしています。
5月には、8機の原発が再稼働する見込みです。
安倍政権は、2030年度の原電の20%から22%を原発でまななうと言っています。
現在の原発の比率は2%です。これを10倍にしようといっています。
安倍政権30機もの原発を稼働しようとしています。
更に、安倍政権は、今年中にもエネルギー基本計画の見直しの中で、原発を30機程度再稼働させるために、原発の建て替えや新増設を盛り込もうとしています。
原発の火山リスクをめぐって、昨年12月の広島高裁は、阿蘇カルデラの巨大噴火の可能性を考慮し、約130キロ離れた四国電力伊方原発3号機の運転差し止めを命じました。
玄海原発も阿蘇カルデラから、ほぼ同じ距離にあり影響が懸念されます。
日本共産党など野党4党は、「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」の原発ゼロ基本法案をベースにした原発ゼロ基本法案を国会に提出しました。
この法案を国会で通して、「運転している原発は直ちに停止する」「原発の再稼働は一切認めない」原発ゼロの日本を実現させましょう。
今日、私は、宇部市からバスで、上関原発を建てさせない山口県民集会に参加します。
上関原発の新設を許さず、原発ゼロの山口県と日本を実現しようと参加者と一緒に訴えたいと思います。
原発政策に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
テーマの大きな物語を読みたくなり、今、北方謙三さんの「水滸伝」を読んでいます。
「水滸伝」だけで19巻。続・北方水滸伝として「楊令伝」15巻、続々北方水滸伝として、「岳飛伝」17巻と続きます。
北方水滸伝累計1000万部突破のベストセラーです。
入口に入ったばかりですが、魅力に打ちひしがれています。
北方謙三さんの文庫版「水滸伝」の一巻の裏表紙にはこう書かれています。
「十二世紀の中国、北宋末期。重税と暴政のために国は乱れ、民は困窮していた。その腐敗した政府を倒そうと立ち上がった者たちがいた—。世直しへの強い志を胸に、漢(おとこ)たちは圧倒的な官軍へ挑んでいく。地位を捨て、愛するものを失い、そして自らの命を懸けて闘う。彼らの熱き生きざまを刻む壮大な物語が、いま幕を開ける。」
北方水滸伝読本「替天行道」の冒頭に、北方謙三さんによる「著者からのメッセージ」が掲載されています。
北方謙三さんは、自らの水滸伝について次のように書いています。
「私の中で『水滸伝』は変質し、別の創造物としての再生の時を待っていたのだ、という気がする。私は、自分自身の『水滸伝』を、作者という創造物の矜持をかけて書いてみようと思った。」
書評家の北上次郎さんは、「北方謙三が本書で試みたのは、不可解な『水滸伝』を徹底的に解体し、現代の物語として再度構築する作業であり、その本質である『義に生きる好漢たちの物語』を現代に蘇らせる壮大な実験なのである。」と書いています。
北方さんは、キューバ革命と水滸伝について「梁山泊をキューバ島に見立てたわけです。ます、梁山泊に男たちが寄ってきて、それから宋王朝(アメリカ)と対決していうという構図を描いて、同時にもっとも違う物語もいろいろ作り上げていく男たちのドラマに仕上げていく。」と書いています。
「重税と暴政のために国は乱れ、民は困窮していた。」とされている宋王朝の時代と今の時代は類似しているのではないでしょうか。
世直しの物語を今の政治に置き換えて、じっくり読んでいきたいと思います。
北方「水滸伝」ファンの皆さん。好きな登場人物や逸話をお教え下さい。
20日付毎日新聞山口版の「長州飛耳長目」を興味深く読みました。
板野記者は「萩市で印鑑証明の性別欄削除」への経過を追っています。
「萩市議会は16日の定例会議最終日、削除に必要な関連条例案を可決した。だが、同じ議場では、昨年2月、執行部と議会の間でこんなやり取りがあった。『(性的少数者は)人口の7.6%という調査結果がある。萩市に置き換えると約3800人ぐらい。実態をどう把握し、どのような配慮を考えているのか』。一般質問でこう問いかけた宮内欣二市議(共産)に対し、野村興児市長(当時)は答弁した。「私にはほとんど認識がない。萩においてそういった問題は、一種のタブーのような感じを受けており、十分なお答えができない』。担当部長が『性区分など社会生活上の制約などの解消に向けた取り組みが必要と認識している』とフォローしたが、当時執行部は、早急に対応すべき課題と捉えていなかったことがうかがえる。昨年夏、事態が動く。各種証明書のコンビニ交付システム構築の準備を進めていた頃、既に印鑑証明から性別欄をなくすと決めていた下関市から、萩市の状況について問い合わせがあった。この時、萩市では性別欄の削除は考えておらず、市民課の広石康則課長は『ちょうどいいタイミングで話をもらった』と振り返る。総務省は2016年末、印鑑証明の性別欄を省略可能とする通知を全国に出していた。市は通知も念頭に、4月1日の新システム導入に合わせて欄を削除し、印鑑登録段階でも申請者の性別記載をなくすと決めた。」
県内では、昨年7月の下関市に続き、萩市が4月から印鑑証明の性別欄を削除します。
毎日新聞の調査では、山口市、宇部市、長門市、柳井市、周南市、山陽小野田市で印鑑証明の性別削除を検討しているとのことです。
県内全ての自治体で、印鑑証明の性別削除が進み、性的少数者への更なる配慮が進むことを願っています。
山口県の諸制度の改善も求めていきたいと思います。
日本共産党の性的マイノリティーの方々に対する政策(昨年衆議院選挙時)を以下紹介します。
日本共産党は、民進党など当時の野党4党共同で、「性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案」を2016年5月27日、衆議院に提出しました。同法案は、性的指向(恋愛対象)や性自認(心の性)を理由とする差別について、行政機関や事業者における「差別的取扱いの禁止」を定め、職場や学校などでの差別を解消する方策を盛り込み、実効性確保のために主務大臣が指導や勧告などをおこなうとしています。
上記の法案は、衆院解散で廃案となってしまいました。日本共産党は新しい国会で、与野党を問わず他の政党と協力し、法案提出・成立のために全力を尽くします。
また、日本共産党は、性的マイノリティの一人ひとりが、社会や地域、企業、学校のなかで自然な存在として溶け込み、そうしたなかで「ありのままの自分」を肯定できるようになるため、当面、次のような施策を推進することを求めていきます。
➣公的書類における不必要な性別欄を撤廃する
➣すべての自治体で、東京都渋谷区や三重県伊賀市などで導入したような、同性カップルを「結婚に相当する関係」と認定する条例や施策を実現する
➣それぞれ企業が、規模に応じて、相談窓口の設置や福利厚生、社内研修など適切なSOGI、LGBT対策を実施する
➣国、自治体としてSOGI、LGBT対策に積極的にとりくむ企業の顕彰をおこなう
➣現行の「性同一性障害特例法」第3条について、未成年の子どもがいても性別の変更を可能にするとともに、性別変更の他の要件についても見直しを検討する
➣保険適用に性同一性障害をくわえ、治療のできるクリニックを拡充する
性的マイノリティの方々の人権が尊重される施策の拡充を私も一人の政治家として引き続き求めていきたいと思います。
性的マイノリティの方々の人権擁護に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
19日月曜日の朝日新聞「政治断簡」高橋順子編集委員のコラムは胸がスカッとました。
「デモで社会は変わるのか?今の投げかけられる冷笑まじりの問い。哲学者の柄谷行人氏はかつてこう答えている。『デモで社会は変わる。なぜなら、デモをすることで『人がデモをする社会に変わるからだ』そう。この7年で確かに変わった。安倍政権下、特定秘密保護法、安全保障法制への反対をくぐって、社会にデモという回路が組み込まれた。『こんな人たちの』の怒りの可視化。それが、デモだ。」
「『いつも怒っているんですね』。政治部に配属されてほどなく、国会内の食堂でテレビ局の記者にさげすみの視線を送られたことを、私は今も忘れていない。権力に怒るのは記者として当然と思っていたから、いたく心外だった。」
「現下の日本では、怒りは忌避され、抑圧される。だけど怒りは、喜や哀や楽と同時に自己を成り立たせている勘定だから、たしなめられたり嗤われたりすると傷つき、だからといって抑え込むと『私』が霧散して、いずれにしても、生きる気力がなえる。それを熟知しているのか、現政権は怒りや異論に耳を貸さず、時には嘲笑し、圧倒的な数を力にねじふせ、国会を、議論の場ではなく表決の場におとしめてきた。陰に陽に発せられるメッセージは『抵抗しても無駄ですよ』。公文書を改ざんし、国会にうそをつくという未曽有の事態はその延長にある。『国会に対する冒涜だ』と憤ってみせている与党だが、国会の権威をコツコツと掘り崩してきたのはいったい誰なのか。政治の罪は深い。なのに責任をとろうとせず、居直り居座る政治家たち。なんとまあ美しい国の見事な1億総活躍であろうか。」
「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対に腐敗する。ゆえに権力に対しては、怒るべき時にきっちり怒らなければならない。公文書が改ざんされる国に成り下がったのだからなおさら、自分の身体をさらし、声を張って、この時代を歴史に刻むしかない。」
日本共産党の志位和夫委員長は、市民連合と総がかり行動実行委員会主催で行われた大街頭演説で「安倍政権下で、政府は危機的な状況です。南スーダンPKOの日報を隠ぺいした防衛省、裁量労働制に関わるデータをねつ造した厚労省、森友公文書改ざんした財務省、前川氏の授業に無法な圧力をくわえた文科省―役所がみんな危機的です。安倍政権の強権政治の『毒』が、政府全体に回っている。日本の民主主義の危機に陥っています。」と訴えました。
総がかり行動うべ実行委員会は、戦争法採決強行を忘れない行動として毎月市役所前で集会を行いデモ行進を続けています。
3月19日には、雨の中でしたが、多くの市民が集い、第30回の忘れない行動を行いました。
「デモで社会は変わる」「権力に対しては、怒るべき時にきっちり怒らなければならない。」の高橋順子編集委員のコラムに励まされ、宇部市で元気いっぱい集会とデモ行進を行いました。
「安倍内閣は総辞職を!」の横断幕を掲げ行進
国会では、27日に佐川前理財局長の証人喚問が行われることが決まりました。
国民の「怒り」の声を挙げて、安倍内閣の総辞職を実現させましょう。
「森友公文書改ざん問題」を始め、安倍政権の政策について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
17日、「イージス・アショア」配備計画の撤回を求める住民の会主催の学習会に参加しました。
「イージス・アショア」に関する様々な最新情報が紹介されました。
ランダムに紹介していきます。
3月10日の朝日新聞は、国際情勢の激変(南北会談、日朝会談)により「北朝鮮脅威」論の破綻について、次のように報じています。
「陸上配備型ミサイルシステム『イージス・アショア』の配備計画など北朝鮮の軍事的脅威を前提にしてきた安倍政権の安全保障政策が問われかねない恐れも出ている。」
イージス・アショアに巡航ミサイルを装填して、900メートルの射程で考えると、萩から900キロは、朝鮮半島全体に届句距離ですし、秋田から900キロはロシアのウラジオストックに至る郷里です。
「イージス・アショア」ミサイル基地建設は、拉致問題や領土交渉にも悪影響が及んでくると思います。
日本と近隣諸国との緊張を高める「イージス・アショア」の導入そのものを撤回させるべきだと思います。
イージス・アショアは、様々な住民被害・生活破壊をもたらします。
昨年12月23日のNHK WEB NEWSは次のように報じました。
「イージス・アショアを設置する際には地元との調整が課題になるが、レーダーから出される強い電磁波が、健康面のほかテレビや携帯電話など日常生活に影響を与える強い電磁波が、健康面のほかテレビや携帯電話など日常生活に影響を与えることがないか懸念されている。防衛省によると、『サイドローブ』と呼ばれる、脇に漏れる電磁波による影響が考えられる。上空を飛行する航空機の計器への影響も考えられ、配備場所の上空では一定の範囲で飛行できない区域が設定される可能性もある。導入にあたって課題は少なくない。ミサイル防衛予算はさらに膨らんでいる。海上自衛隊の元海将は、イージス・アショアについて、防衛省には電磁波の影響や、高額な経費に見合うだけの効果が得られるかなどについて、丁寧に説明していくことが求められると指摘している。弾道ミサイルを追尾するためのレーダーについて『宇宙空間まで届く強力な電磁波を出すため、周囲に影響を与えることは否めない。どこに配備するかが大きな問題で、地元に対するしっかりとした説明と、電磁波が何かに干渉するのであれば、それを防ぐための対策も必要となる』と話している。」
陸上自衛隊むつみ演習場付近には多くの民家があり、約2キロのところに、阿武町立福賀小学校があります。
絵因習場の周辺には、畜産団地があり、千石台の一大大根産地があります。
千石台では、1億円以上かけてコンピューターで大根の大小を選別する機械を導入しました。
子どもちや住民、そして農業生産に「イージスアショア」からの電磁波の影響を心配する声は大きいものがあります。
日本の「イージス・アショア」の候補地は面積が狭いとの指摘が、「軍事研究2018年3月号」で福好昌治さんが指摘しています。
「防衛省が衆議院予算委員会に提出している資料によると、新屋演習場の面積は107万平方メートルで、むつみ演習場の面積は198万平方メートル。小演習場では中隊以下の演習が可能とされる。どちらの演習場も狭い。」
「世界の艦船」2018年3月号で井上孝司さんは、(むつみ演習場)について「山間部に引っ込んだ位置にあり、これでレーダー視野を確保せきるかどうかが気になる。」と述べています。
専門家も自衛隊新屋演習場・むつみ演習場が敵地とはいいがたいことを指摘しています。
様々な点から考えて、学習会では、「イージス・アショア導入そのものの撤回を」求めていこうと話し合われました。
「イージス・アショア」について皆さんはどうお考えですか。ご意見をお聞かせ下さい。
私の故郷=宇部市楠地域を中心に行われる「第14回くすのきカントリーマラソン」に妻と一緒に参加しました。
ゴール後にスタッフの方に撮影していただきました。
フルマラソン、10キロ、2キロの種目に、1865名のランナーが挑戦しました。
私は、10キロ、妻はフルマラソンです。
妻のスタートを見送って私もスタート。
万倉ふれあいセンターをスタートし、宗方まで下り、今富ダムの手前まで行き、万倉ふれあいセンターに戻るコースです。
晴天の下、宗方までは順調にペースを上げていきました。
県道に出て北上してしばらくして右足の膝あたりがチクチク痛み始めました。
練習不足を痛感しました。
何度もあるこうかと考えましたが、何とか走り続けることができました。
記録は、1時間9分16秒。10キロ一般男子の部358人中263位でした。
チクチク足は痛みますが、走った後の爽快感は最高です。
スタッフや沿道の応援の皆さんに感謝いたします。
走っている最中に、恩師の先生を始め、様々な皆さんにお会いすることができました。
これも故郷の大会ならではのことだと思います。
ちなみに妻は、制限時間ぎりぎりでしたがフルマラソンを完走しました。
今後もチャンスがあれば、マラソン大会に出場したいと思います。
いい汗をかくことができ幸せな昨日でした。
さあ、今日から諸活動に力を尽くします。
昨日のカントリーマラソンに選手やスタッフとして参加された皆さん感想をお聞かせ下さい。