本日、山口県朝鮮初中級学校オモニ会(金鮮順会長)は、村岡知事に対し「学校法人 山口朝鮮学園への『私立外国人学校特別補助金』の予算計上・交付を求める要望」を村岡知事に行いました。
左奥が山口朝鮮初中級学校オモニの会の皆さん
要望には「昨年8月、国連人権差別撤廃条約委員会は日本政府に対し『朝鮮学校へ支給される地方政府による補助金の凍結もしくは継続的な縮減について懸念し・・・朝鮮学校への補助金支給を再開するか、もしくは維持するよう』との勧告を行いました。締約国である日本政府と、県はこの勧告を真摯に受け止め速やかに補助金を交付すべきです。」としています。
対応した木村学事文書課長は、「来年度予算編成の作業中である」として具体的な言及は避けました。
更に、参加者から、国連人権差別撤廃条約委員会の勧告を順守すべきと問われ、木村課長は「県として、本県の朝鮮学校への補助金は、県民との相互理解の増進を目的として交付したものであり、これを予算計上しないことが、教育を受ける権利について差別的取扱いに当たるとは考えていない。」と答えました。
参加者からは、「相互理解増進を目的とした補助金をカットした山口県が国連委員会の勧告に違反していないというのは詭弁だ」との指摘が相次いで出されました。
参加者から「次回の協議の場までに、山口県は補助金カットが勧告に違反してしていないとする見解が正しいのか勧告を出した国連の委員会に確認すべきだ」との要望が出され、県学事文書課は、国連の委員会に確認することを約束しました。
朝鮮学校への補助金カットを皆さんはどうお考えですか。ご意見をお聞かせ下さい。
直木賞作家・浅田次郎さんの「日本の『運命』について語ろう」を読んでいます。
浅田さんは、現代小説と同時に、近代史をテーマにした歴史・時代小説を多数書いています。
浅田さん曰く守備範囲は150年前から現在の日本や中国がテーマとのことです。
浅田さんは、「歴史とは何のために学ぶのか」といえば、「自分が今、こうしてある座標を学ぶ」ためと書いています。
この150年の歴史を学ぶなかで、浅田さんは戦争を重視します。
「日本はどんな戦争をしたのか、戦争で何を行ったかなどを次の世代に伝える、送ることは、私達の義務でもあると思います。」
「大きいものであれ小さいものであれ、戦争なんてものは二度と起こしてはならない。私たちは、そう心がけていなければなりません。歴史を知るのは、自分たちの立ち位置を知るためであって、正当性を声高に言いつのるためではないのです。」
戦後70年の今年。日本がこれからも平和でありつづけるために、歴史を学ばなければならなとこの本を通じて感じました。
そして、何よりも戦争について学ばなければならないと痛感しました。
その第一歩として浅田次郎さんの「終わらざる夏」を読み直そうと思いました。
この本は、私の座標となる一冊です。座右に置きたい一冊となりました。
浅田次郎さんや皆さんの歴史への思いをお聞かせ下さい。
NHKドラマ「限界集落株式会社」を観ています。
原作の黒野伸一さんの同名小説を読みながら観ています。
原作に増して、ドラマは、現実を真剣に描いているようで好感が持てます。
「同一のものを大量に」生産することを強いられる農業。
この流れに対抗していこうとする優の奮闘が続きます。
この小説やドラマは、限界集落に国民が目を向ける好機となっていると思います。
限界集落に携わる一人として、このドラマを通じて、更に国民の目が向けられることを期待します。
増田レポート以後、「地方消滅」論が跋扈してますが、今、岩波新書の小田切徳美著「農山村は消滅しない」を読んでいます。
この本のことは次回以降に譲りますが、農山村を消滅させない努力をこれからも続けていこうと思います。
農山村維持に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
2012年8月24日、日本共産党山口県委員会は、JR西日本広島支社と交渉を行いました。
宇部市関係では、JR宇部駅の問題を取り上げました。
具体的には、公共下水道敷設により駅の合併浄化槽が不必要なった場合、その用地を駐輪場用地として提供してほしいというものです。
JR西日本は、宇部駅の駐輪場の事は「前向きに考えたい」と答えました。
現在、宇部駅周辺で、公共下水道敷設工事が進められています。
本日、宇部市下水道局に確認したところ、公共下水道はJR宇部駅につなげられる状況にあるとのことでした。
現在、JR宇部駅の合併処理浄化槽施設はそのままの状況です。
JR宇部駅の合併浄化槽は未だに設置のまま。
日本共産党北南地区委員会は、近日、日本共産党中国ブロック事務所を通じて、JR西日本に要望書を提出する計画を立てています。
その中に、JR宇部駅を公共下水と繋ぎ、合併浄化槽を撤去して駐輪場にする要望を含めたいと思います。
宇部市のJRに関する皆さんの要望をお聞かせ下さい。
本日、宇部市東岐波花園の荒川市議自宅前で、荒川のりゆき市議の事務所びらきが行われました。
東岐波の各団体の方々の挨拶に続いて、日本共産党を代表して私が挨拶をしました。
私の挨拶の要旨は以下の通りです。
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荒川憲幸事務所びらきおめでとうございます。
さて、昨年末の総選挙で日本共産党は、8議席から21議席に躍進しました。念願の中国ブロックから36歳、大平よしのぶ議員を誕生させることができました。長門市では、年末に鳥インフルエンザが発生しました。1月4日に大平議員は長門市に入り養鶏農家の実情を聞きました。
また、獲得した議案提案権で、政党助成金廃止法案を国会に提出しました。20年間で6311億円、43党が助成金を受け取り33党が消滅しました。政治を堕落させる政党助成金をなくすために力を尽くします。
今年は、日本共産党を伸ばしてよかったと言っていただける活躍をしていきたいと思います。宇部市では、4月の県議選挙と市議選挙に勝利することが、皆さんの期待に応えていく道だと思います。頑張ります。
第三次安倍政権が誕生しました。安倍さんは、「この道しかない」と国民に背中を押していただいたとアベノミクスを更に進めています。
しかし、私が市内を回っていて聞かれるのは「年金が下がって大変」など、生活が苦しくなったとの声ばかりです。
1月25日投開票で行われた北九州市若松区の定数1を争う補欠選挙で、日本共産党の候補が自民公明が推す候補を破り勝利しました。
私は、国民が背中を押しているのは、安倍さんではなく、日本共産党ではないかと思います。この期待を受けて4月の選挙全力で頑張ります。
山口県が進めているのが「やまぐち産業戦略推進計画」。第一が、国際協力に打ち勝つ「瀬戸内産業再生戦略」。その第一が、物流拠点港湾の機能強化です。国際バルク戦略港湾と言って、宇部港に634億円。県全体で2521億円をつぎ込もうというのです。瀬戸内に巨額の税金をつぎ込めば、県民の暮らしがよくなる。これは、アベノミクスの山口版そのものです。
私は、アベノミクスにも、山口県が目指す方向にも先がないのではないかと思います。
私は、3つの点で、県政を転換してまいります。
第一は、格差拡大ではなく県民のくらしを守る政治です。国民健康保険料を1万円引き下げるために35億円必要ですが実行させます。子どもの医療費は中学校卒業まで無料にします。
第二は、憲法を守り、「戦争する国」への危険な動きをくいとめることです。
安倍政権は、集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行し、一斉地方選挙後の国会で、集団的自衛権を行使できるようにする法整備を進める考えです。参議院選挙後には、憲法改正の発議を行うということです。
私には、3人の息子がいます。息子が戦場に行く、なんでお父さんあの時反対してくれなかったのかということにならないよう父親の一人として全力でがんばります。
県議会でも昨年の7月議会に「憲法改正の実現に向けた議論を求める意見書」が、9月議会には、「『従軍慰安婦問題』に関する適切な対応を求める意見書」が自民公明の賛成で提出され、可決されました。
安倍暴走を県議会で支える状況にストップをかける藤本の議席を確保させてください。
最後は、原発ゼロの山口県を実現していくことです。
私は、昨年9月に、福島県を訪ねました。帰宅困難地域との境、富岡町夜ノ森地区に立ちました。
また、私は、2011年6月に岩手県宮古市を訪ねました。田老地区は、37メートルの津波が襲い、一面の荒野でした。しかし、復興に向けて頑張ろうとする人々の姿を見ることが出来ました。
夜ノ森の街は、東岐波と変わりありません。津波は来ていない、地震で家が崩れているところはありませんでした。
しかし、家に帰れない。私は、二つの地域に立ち、福島の被災地の深刻さを実感しました。原子力には異質の危険性があり、人類との共存ができないことを実感しました。
私は、村岡知事に、原発のための埋立免許の判断をする知事として、福島の実情を観るべきだと質問しました。知事は、「観る気はない」と答えました。
県議選挙後の5月に、知事が、引き伸ばしていた公有水面埋立免許を許可するのか不許可にするのかの判断を行います。
その時に、議場で私が知事としっかり対峙できるようにして下さい。
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挨拶の後、餅つきも行われ、私も久しぶりに杵を握りました。
久しぶりに餅つきの杵を握りました。
地元の方々も多く参加され和やかな事務所びらきとなりました。
本日、山口市の山口県立図書館レクチャールームにおいて、「3.21上関原発を建てさせない山口県民大集会賛同者集会」が行われました。
記念講演を行った反原発・かごしまネット事務局長の向原祥隆さんは、「川内原発の温排水の影響で、サメやウミガメが多数死亡している事例が生まれている」「川内原発近くの羽島付近の漁獲量が激減している」などの例を挙げ「これらは「原発の温排水の①温度②放射能③金気④塩素などの影響が考えられる」と指摘しました。
記念講演を行う向原反原発・かごしまネット事務局長
また、向原さんは、「川内原発再稼働に向けては、活断層の影響や噴火の影響が十分検討されていない。現時点での再稼働は行うべきではない」と語りました。
集会の後半で、集会に参加している県議3名(木佐木議員、佐々木議員、私)が訴えました。
私は、「昨年9月に福島原発被災地を訪ねた経験から山口県に原発はいらないことを実感した」と語りました。
また「4月の県議選挙直後に、公有水面埋立に関し村岡知事が判断を下すことになる。そのために、一人でも多くの反原発の議員を県議会に送ってほしい」と訴えました。
最後に、参加者一同で、3月21日、山口市の野外音楽堂で行われる「上関原発を建てさせない山口県民大集会」を成功させることを確認し合いました。
3月21日の集会に一人でも多くの方の参加を私からもお願いいたします。
集会に関する問い合せもお待ちしています。