本日、宇部市東岐波花園の荒川市議自宅前で、荒川のりゆき市議の事務所びらきが行われました。
東岐波の各団体の方々の挨拶に続いて、日本共産党を代表して私が挨拶をしました。
私の挨拶の要旨は以下の通りです。
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荒川憲幸事務所びらきおめでとうございます。
さて、昨年末の総選挙で日本共産党は、8議席から21議席に躍進しました。念願の中国ブロックから36歳、大平よしのぶ議員を誕生させることができました。長門市では、年末に鳥インフルエンザが発生しました。1月4日に大平議員は長門市に入り養鶏農家の実情を聞きました。
また、獲得した議案提案権で、政党助成金廃止法案を国会に提出しました。20年間で6311億円、43党が助成金を受け取り33党が消滅しました。政治を堕落させる政党助成金をなくすために力を尽くします。
今年は、日本共産党を伸ばしてよかったと言っていただける活躍をしていきたいと思います。宇部市では、4月の県議選挙と市議選挙に勝利することが、皆さんの期待に応えていく道だと思います。頑張ります。
第三次安倍政権が誕生しました。安倍さんは、「この道しかない」と国民に背中を押していただいたとアベノミクスを更に進めています。
しかし、私が市内を回っていて聞かれるのは「年金が下がって大変」など、生活が苦しくなったとの声ばかりです。
1月25日投開票で行われた北九州市若松区の定数1を争う補欠選挙で、日本共産党の候補が自民公明が推す候補を破り勝利しました。
私は、国民が背中を押しているのは、安倍さんではなく、日本共産党ではないかと思います。この期待を受けて4月の選挙全力で頑張ります。
山口県が進めているのが「やまぐち産業戦略推進計画」。第一が、国際協力に打ち勝つ「瀬戸内産業再生戦略」。その第一が、物流拠点港湾の機能強化です。国際バルク戦略港湾と言って、宇部港に634億円。県全体で2521億円をつぎ込もうというのです。瀬戸内に巨額の税金をつぎ込めば、県民の暮らしがよくなる。これは、アベノミクスの山口版そのものです。
私は、アベノミクスにも、山口県が目指す方向にも先がないのではないかと思います。
私は、3つの点で、県政を転換してまいります。
第一は、格差拡大ではなく県民のくらしを守る政治です。国民健康保険料を1万円引き下げるために35億円必要ですが実行させます。子どもの医療費は中学校卒業まで無料にします。
第二は、憲法を守り、「戦争する国」への危険な動きをくいとめることです。
安倍政権は、集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行し、一斉地方選挙後の国会で、集団的自衛権を行使できるようにする法整備を進める考えです。参議院選挙後には、憲法改正の発議を行うということです。
私には、3人の息子がいます。息子が戦場に行く、なんでお父さんあの時反対してくれなかったのかということにならないよう父親の一人として全力でがんばります。
県議会でも昨年の7月議会に「憲法改正の実現に向けた議論を求める意見書」が、9月議会には、「『従軍慰安婦問題』に関する適切な対応を求める意見書」が自民公明の賛成で提出され、可決されました。
安倍暴走を県議会で支える状況にストップをかける藤本の議席を確保させてください。
最後は、原発ゼロの山口県を実現していくことです。
私は、昨年9月に、福島県を訪ねました。帰宅困難地域との境、富岡町夜ノ森地区に立ちました。
また、私は、2011年6月に岩手県宮古市を訪ねました。田老地区は、37メートルの津波が襲い、一面の荒野でした。しかし、復興に向けて頑張ろうとする人々の姿を見ることが出来ました。
夜ノ森の街は、東岐波と変わりありません。津波は来ていない、地震で家が崩れているところはありませんでした。
しかし、家に帰れない。私は、二つの地域に立ち、福島の被災地の深刻さを実感しました。原子力には異質の危険性があり、人類との共存ができないことを実感しました。
私は、村岡知事に、原発のための埋立免許の判断をする知事として、福島の実情を観るべきだと質問しました。知事は、「観る気はない」と答えました。
県議選挙後の5月に、知事が、引き伸ばしていた公有水面埋立免許を許可するのか不許可にするのかの判断を行います。
その時に、議場で私が知事としっかり対峙できるようにして下さい。
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挨拶の後、餅つきも行われ、私も久しぶりに杵を握りました。
久しぶりに餅つきの杵を握りました。
地元の方々も多く参加され和やかな事務所びらきとなりました。
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