月別アーカイブ:2012年12月

サンタが我が家にやって来た

 昨日は、クリスマスイブ。我が家では、手作りケーキと丸焼き(本当は蒸したものでしたが)でクリスマスを祝いました。

 

 一番上の写真は、長女と妻が作ったケーキ

 2番目の写真は、オーブンが壊れているので、蒸したチキン

 3番目の写真は、長女が飾り付けをした我が家のツリーと祭壇らしきもの

 ここに、今朝、サンタさんからのプレゼントが置かれました。

 今日は、子どもたとちの願いが叶い、我が家にサンタさんからのプレゼントが無事に届いていました。

 中三の長男には、図書券。中一の次男には、加藤和恵さんの漫画「青の祓魔詩(エクソシスト)」のコミック本。小五の三男には、ゆずのベストCD。

 長女は、まだ起きていませんが、何やら本のようです。

 それぞれ、欲しいものがサンタさんに伝わったようで、朝から我が家は大変なにぎわいです。

 このような光景も我が家では後何年続くのでしょうか。

 皆さんのご家庭でのクリスマスはいかがでしたか。

厚東川通信No340(2013年1月1日)

11月県議会報告シリーズ①教育問題について

 

残業100時間以上教員が1割

 

残業100時間以上最大は432人

 

 十二月二十日、藤本県議は、一般質問で登壇しました。本号から順次報告していきます。
 県立学校で一〇〇時間を越える残業を行っている教員の数について田辺教育長は、「昨年九月から今年八月までの平均で月三二〇人の教員が一〇〇時間以上の残業を行っている。その内、医師の面接指導を受けた教員は三人だった」と答えました。教員数は、三三五四人ですので、毎月約一割の教員が一〇〇時間以上の残業を行っていることになります。最大は、今年四月の四三二人でした。
 藤本県議は、県教育委員会が「面接指導実施要領」を設けているが、形骸化しているのではないかと指摘しました。田辺教育長は、「要領に基づく指導を徹底したい」と答えました。
 また、産休・病休の代替教員が、二週間以上未設置だった件数について、田辺教育長は「小学校で一〇件、最長が四八日。中学校で十一件、最長が七十日。高校が一件、一九日。特別支援学校が四件、最長が四一日」と答えました。

 

小瀬川第二期工水未事業化問題を

 

県議会地域商工委員会で質疑する

 

 十二月二十一日に、県議会地域商工委員会の審議が行われました。
 藤本県議は、小瀬川第二期工業用水の未事業化問題を取り上げました。
 藤本県議は、今議会で「年度内を目途に一般会計への振り替えを含めて方向性を検討する」との方針が出されたことについて「工業用水の未事業化に一般会計から貸付を行った宮城県では、九二億円が、高知県では二〇億円が、島根県では九八億五千万円が、返済されずに処理された」「県は多面的な活用方法を検討するというが、治水振替は困難だし、上水や工業用水として利用している関係機関が、水を新たに必要としている状況にない」ことなどを指摘した上で「そもそも三万二千トンの工業用水の未事業化を作り、県が貸付を行ったことを猛省すべき。改めて、国の責任を問い、負担を求めるべきだ」と述べました。
 西生地域政策課長は「今後のことについては、関係者が集まって協議していく」と答えました。

 

参議院選挙の結果について 日本共産党県委員長 佐藤文明

 
 わが党に寄せられた県民のみなさんのご支援に心から感謝します。民主党の大敗は政権交代にかけた国民の期待を裏切った結果の審判であり、自民党の議席増も小選挙区制度のゆがみが極端に現れた結果といえる。私たちが目標とした中国ブロックでの議席回復はならなかったが、富裕層や大企業の応分の負担で社会保障や財政再建に道をつけること、TPP反対、原発ゼロへの具体的な提案などはこれから国民が新しい政治を模索するうえで必ず生きてくると考える。

一気

アメリカのパネッタ国防長官は、昨日、ワシントンでの講演の中で、「二〇一七年にF三五戦闘機を海外の基地としては初めて岩国基地に配備する」と述べたとの報道がありました▼F三五は、レーダーに映りにくいステルス性能を備えた最新鋭戦闘機です。木佐木県議が、この問題を取り上げ、小松総務部理事は「米側からの説明はない。今、事実関係を国に照会している。今後の対応については、その結果を受けて、地元岩国市と協議して検討したい。」と答えました▼岩国基地は、空母艦載機部隊の移転をはじめ、、オスプレイの拠点基地の一つになる問題など問題が山積しています。その上、最新鋭のF三五が配備されることになると、益々、基地機能が強化され、米軍における極東最大の基地が形成されることになります。県は、F三五の配備撤回を国に求めるべきだと思います。

熱い空気

 先日放映された松本清張原作のドラマ「熱い空気」を観ました。

 市原悦子さんの「家政婦は見た」シリーズが有名ですが、シリーズ第1作は、「熱い空気」だった、と、この文庫版の解説にありました。

 ドラマでは、米倉涼子さんが家政婦の信子役を好演していました。

 米倉さんは、松本清張の別の原作ドラマにも出演していたと記憶してます。

 人間の裏側を描く清張作品に米倉さんはぴったりなのかも知れませんね。

 一般質問と委員会質疑が終わり、じっくり読書できる環境になりました。

 原作を古書店でみつけ、ここ数日で一気に読みました。

 ドラマは、米倉版「熱い空気」となっていたことに原作を読んで気付かされました。

 それにしても、松本清張は知れば知るほど巨人ですね。ありとあらゆるテーマがあり、今日的にも輝いています。

 

年賀状書き

 9月議会、決算特別委員会、総選挙、11月議会と、秋以降は多忙を極めました。

 11月県議会の一般質問と委員会審議が終わって、やっと一息ついています。

 気が付けば12月下旬。あと10日で正月です。

 年賀状書きをようやくはじめました。

 年賀状書きといっても、コンピュターのソフトにデータを入力したりする作業を行うことですが。

 一気に、気分は年末な今日この頃です。

地域商工委員会の審議終わる

 本日、県議会地域商工委員会の審議が行われました。

 午前中は、地域振興部の審議を行いました。

 地域振興部の審議の中で、私は、小瀬川第二期工業用水の未事業化問題を取り上げました。

 私は、今議会で「年度内を目途に一般会計への振り替えを含めて方向性を検討する」との方針が出されたことについて「工業用水の未事業化に一般会計から貸付を行った宮城県では、92億円が、高知県では20億円が、島根県では98億5千万円が、返済されずに処理された」「宮城県では、工業用水は、国に無償譲渡されたが、高知県や島根県では工業用水の名目のまま知事部局が保有することになった」

「県は多面的な活用方法を検討するというが、治水振替は困難だし、上水や工業用水として利用している関係機関が、水を新たに必要としている状況にない」ことなどを指摘した上で「多面的活用と言っても展望はなく、そもそも32000トンの工業用水の未事業化を作り、県が貸付を行ったことを猛省すべき。改めて、国の責任を問い、負担を求めるべきだ」と述べました。

 西生地域政策課長は「今後のことについては、関係者が集まって協議していく」と答えました。

 次に、私は、地域振興部所管の今年度で終期を迎える「観光基本構想」「国際化ビジョン」「情報化ビジョン」について、今後どのように更新していくのか質しました。

 西生課長は「これから策定される産業振興のための新たな指針づくりの動向を見て考えていくことになる」と答えました。

 次に私は、岩国錦帯橋空港開港後の、萩・石見空港や山口宇部空港の利用者の状況について質しました。

 工藤地域振興部審議監は「統計は1ヶ月ごとであり現在の状況は今後分かる。状況が分かり次第報告する」と答えました。

 午後は、商工労働部の審議を行いました。

 まず私は、山陽小野田市でのふるさと雇用賛成特別基金を活用して行った事業で、山陽小野田市で監査結果が出された問題について質疑を行いました。

 昨日の本会議で半田部長は「対象要件に当てはまらない方が1名あり、この点についての実績報告書の修正を山陽小野田市に求めた」と答えました。

 委員会の中で私は、「県としての調査はこれで終了となるのか」と質しました。

 山根労働政策課長は、「山陽小野田市に3回出向き詳細を確認し、報告書の修正を指示した」と述べ、当面、県としての調査は終了したと述べました。

 次に、私は、来年2月で閉店が決まった近鉄松下について①後継店舗は決まったのか②解雇される従業員への対応はどうかを質しました。

 後継店舗について福田商政課長は「現時点では決まっていない。店舗が決まるよう引き続き周南市に情報提供などを行いたい」と答えました。

 解雇される従業員への対応について山根課長は「県民局に相談窓口を設置し、従業員からの相談に対応するなどの対策を取っている」と答えました。

 次に、私は、ルネサスの支援策が発表された中で、5000人の新たなリストラが取りざたされている問題について質疑を行いました。

 この中で、半田部長は「11月15日に山根課長とともにルネサス本社に出向き、新たなリストラがあるのかどうか直接尋ねた」ことを明らかにしました。その上で、「今後も必要に応じて要請していく」と答えました。

 一般質問、委員会質疑が終わりました。27日の閉会までが議会です。

 引き続き、皆さんのお声をお待ちしています。

一般質問終わる

 本日、一般質問で登壇しました。今議会も多くの提案を行いいくつか明らかになったことや前進したことが生まれました。

 まず、県の総合計画をつくるべきであるという提案に対して、知事は、「産業戦略分野における取組をモデルとして、県全般にわたる運営指針の策定についても、今後、検討していく」と前向きな答弁を行いました。

 知事が、特定政党を支持しないといいながら、衆議院選挙で、自民・公明の候補に応援メッセージを送った問題に関して、知事は、「政務では、活動することがありうることの説明を失念していた」との趣旨を答えました。

 小瀬川第二期工業用水の未事業化分を一般会計に振り替えるかどうかの問題について秋本企業局長は、「今年内を目途に関係部局で検討を進めてまいりたい」と答えしました。

 私は、現時点で、153億円に及ぶ一般会計から企業局への貸付金を一般会計に振り替えると貸付金は返ってこないことを意味することを指摘しました。

 更に、事業化出来ずに、153億円もの税金を無駄にしてしまった企業局と県の責任は重大と指摘しました。

 2011年の山本繁太郎後援会の収支報告書に27万5900円のスナックなどの飲食代が含まれていると報道された問題に関して、私は、税金である政党助成金が、自民党支部を通じて、清和政策研究会を通じて、山本繁太郎後援会に流れていたことは明らかだと指摘しました。

 山本知事は、「政党支部において、政党助成金の取り扱いは、特別会計の様に厳密になっているので、山本繁太郎後援会に政党助成金が流れていたとはいえない」などと説明しました。

 ルネサスに対し産業革新機構などが支援して、再建策が出されるなかで、新たに5000人の人員削減がありうることが議論されている問題について、半田商工労働部長は、「この動きは、ルネサスの県内工場にも影響があるものと考えているので、情報収集に努めたい」と答えました。

 山陽小野田市で実施されたふるさと雇用再生特別基金の交付を受けた事業で、山陽小野田市議会が監査請求を行い、この程結果が出た問題について、半田商工労働部長は、「山陽小野田市に出向き調査を行った。一部、実績を修正するよう山陽小野田市に指示をしている」と答えました。

 宅地造成等規制法の改定を受けた大規模盛土造成地の変動予測調査(宅地ハザードマップの作成)の実施について小口土木建築部長は、「市町との協議会を立ち上げ、調査の実施を検討する」ことを明らかにしました。

 教育問題では、県立学校で100時間を越える残業を行っている教員の数について田辺教育長は、「昨年9月から今年8月までの平均で月320人の教員が100時間以上の残業を行っている。その内、医師の面接指導を受けた教員は2人だった」と答えました。

 私は、県教育委員会が「面接指導実施要領」を設けているが、形骸化しているのではないかと指摘しました。

 田辺教育長は、「要領に基づく指導を徹底したい」と答えました。

 また、産休・病休の代替教員が、2週間以上未設置だった件数について、田辺教育長は「小学校で10件、最長が48日。中学校で11件、最長が70日。高校が1件、19日。特別支援学校が4件、最長が41日」と答えました。

 明日は、地域商工委員会で質疑を行う予定です。委員会の中でもしっかり準備して質疑を行うつもりです。

 引き続き県政全般に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。