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総選挙勝利に向けての党と後援会総決起集会

 本日、宇部市シルバーふれあいセンターで、宇部市での総選挙勝利に向けての党と後援会の総決起集会が行われました。

 五十嵐ひとみ山口3区予定候補が決意表明を行いました。

 五十嵐候補の話に耳を傾ける参加者

 私は、ルネサスのリストラ問題を取り上げ訴えました。

 訴えの要旨は以下の通りです。

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総選挙勝利に向けての党と後援会総決起集会にお集まりの皆さん、只今ご紹介を受けた県議会議員の藤本です。
 私は、今度の選挙で、どうしても日本共産党が中国ブロックで議席を獲得したいと思います。それはルネサスのリストラの問題を通じて強く思います。万倉のルネサス山口工場では9月から、退職金を上乗せする早期退職募集が行われ、1219名の労働者の内711名が応じました。この中には、宇部市の方が361名、山陽小野田市が199名、美祢市27名、がおられます。早期退職募集に応じた711名の方は、10月末に職を追われました。その内、590名が、会社が委託した就職支援会社で再就職先を探しています。28日には、山口工場の離職者390人が、宇部市文化会館に集まって説明会が開かれました。しかし、これまでに再就職が決まったのは、わずか20名です。私の知人の中にも、ルネサスで早期退職募集に応じた方々が多数おられます。子どもさんが小学生、家もあるという方々ばかりです。失業者の中で、年内に再就職先が見つかり、明るい新年を迎えることが出来る方は何人いるのか大いに心配です。
県労連に早期退職募集に応じた方から退職金が3分割されるというメールが届きました。「今年11月に3割、来年3月に3割、来年9月に4割支払うというものです。ルネサスは、長年働いた従業員の職場を奪っておいて、渡すべき退職金を3分割するというのです。これは、労働者の身ぐるみを剥いで、この寒空の元、冷水を浴びせるような仕打ちです。
ルネサスには、2887億円の内部留保があります。親会社で合わせれば4兆円の内部留保があります。志位委員長は、内部留保を雇用確保に回すよう政府として企業に求めよと質問しましたが、野田首相は、「個別の企業や業界に私がとやかくいうことは妥当ではない」と述べました。
先日のシンポジウムで関野先生がフランスでは、工場の撤退には、3重のルールがあると話しをされました。先日発表された日本共産党の総選挙政策には、「大規模な人員削減計画に際しては、合意に達することを目的にした労働者との協議や、撤退する自治体への事前通告と再就職援助など雇用確保への努力を義務付ける」リストラ・アセスメント制度をつくるという提案がありました。私は、この提案を実現するために力を尽くします。