本日、宇部青年会議所主催の「宇部市長選挙マニュフヘスト型公開討論会」が行われました。
市長選に出馬予定のごとうさん、久保田さん、中司さんがパネリストになり討論を行いました。
まず、このような討論会は、宇部市で初めてのことであり、開催を準備された方々に敬意を表します。
そして、我が候補のごとうさんは、健闘したのではないかと思います。個別の問題で数値が出せなかったことは課題として残るとしても、「福祉医療費無料制度の継続」「公立保育園をまもる」など、堂々とした主張だったと思います。
一方、久保田さんはどうでしょうか。数値目標などが明確にされた報告でした。しかし、行政改革で4年間で40億円の削減を行うという中身が不明確だった点が私の心に残りました。
人件費の削減とは具体的にどのように行うのか、行政事務事業の見直しと民間開放とは、何をどのように開放するのか具体的ではありませんでした。また、医療・福祉力アップの項目で「福祉医療費への助成」について、藤田市長が判断した県の一部負担金の半額助成の評価と、久保田さんの具体的な対応策が明らかにされないのは残念でした。
繰り返しになりますが、いずれにしても、選挙の政策を公開の場でたたきあわせる機会が持たれたことは、宇部市の民主主義の発展にとって有意義なものだと思います。
市長選挙に向けた日本共産党演説会開かれる
福祉医療制度一部負担金なくせ
ごとう市長予定候補決意語る
十三日、日本共産党演説会が行われました。
まず、吉田貞好衆議院中国ブロック比例代表候補が訴えました。
吉田氏は、「マツダは、山口労働局に是正指導を受けながらも、『法律違反はない』と居直っている。この問題を国会で小池議員が追及し、舛添大臣は、『法律違反』の疑いがあると答弁した」と報告しました。
続いて、藤本県議は、市長選挙への出馬を表明している「久保田元県議は何をやってきたか」という演題で発言しました。
藤本県議は、福祉医療費助成制度一部負担金導入の議案に賛成した点に触れ、「久保田元県議は、決定的な場面になると県いいなりになることが心配される」と述べました。
続いてごとう博市長予定候補は、「県が導入する福祉医療費助成制度の一部負担金について半額宇部市が助成するということであるが、全額無料になるように助成する。更に、子どもの医療費無料化の年齢を拡大したい」と訴えました。
参加者に決意を語るごとう博市長予定候補
福祉医療制度のセーフティーネット
宇部市は対象にしなと県が明言
十五日、「みんなの県政をつくる会」が、二井知事に対して福祉医療費助成制度への一部負担金導入の撤回を求める要望書を提出しました。
対応した平尾総合政策部長は、「見直し、負担金を撤回する考えはない」と答えました。
藤本県議は、「重度障害者の一部負担金の上限を二千円とし、超過分は県が負担する」としたセーフティーネット対策については見直すのか質しました。
この質問に大窪健康福祉部長は、「県と横並びで一部負担金を導入する市町に限って重度障害者の負担軽減策を検討していたので、宇部市についても、セーフティネットの対象とならない」ことを明らかにしました。
藤本県議は、「県として新たなセーフティネット対策は検討しないのか」と質しました。
大窪健康福祉部次長は、新しいセーフティネット対策を講じる考えがないことを明らかにしました。
仁比議員らが山口労働局にマツダへの再指導を要請
十六日、仁比参議院議員、中林元衆議院議員、吉田党県国会事務所長と藤本県議らは、山口労働局と懇談しました。
国会で小池議員の質問に対し舛添大臣は、「(マツダに対して)指導を再びやりたいと思っています」と答えました。
懇談では、山口労働局として、マツダにどのような再指導を行おうとしているのかが主要なテーマでした。
西方職業安定部長は、「大臣の答弁を重く受け止めている」と答えました。
一気
映画「ハゲタカ」を観ました。この映画の最後の場面で、主人公の鷲津が語るセリフが印象に残りました。「世の中には二つの悲劇がある。金のない悲劇と金のある悲劇。世の中金だ。金が悲劇を生む」この言葉に、映画の製作者の「資本主義はこのままでいいのか」という強いメッセージが込められていると感じました▼映画のパンフレットで大友監督が「戦後の日本人のバックボーンだった、アメリカという価値観が少なくとも経済的には崩れた。そういう動きの中でこの映画は、鷲津が自分に叩き込まれてきたアメリカのグローバリズムを捨てるドラマにもなっているんです」と語っています▼この映画は、これらの世界と日本の展望を示すことまでをテーマにしたものではありませんでしたが、今日の資本主義を徹底的にあぶり出したいという意欲は私の心に届きました。
今日、6月県議会に向けての議会運営委員会が開かれました。同時に、541億円という過去最高の補正予算の概要が発表されました。
8つの基金が新設され、6つの基金が拡充されました。これに関わる予算合計が290億円です。いくつかの感想や気づきを述べたいと思います。
この中には、生活福祉資金貸付事業費補助制度に無利子貸付の創設や、離職した人に対して住宅手当の創設など、私たちが求めていた問題での前進があります。また、高等学校授業料減免事業に関わる基金など、県民生活に取って必要なものが多数含まれています。しかし、全ての基金が、概ね3年の期限付きです。基金が無くなった時にこれら事業をどうするのかという疑問を強く感じました。
これら制度を一時のばらまきで終わらせてはならないと痛感しました。
その他の関連事業としては、経済危機対策臨時交付金の充当事業があります。規模は、61億円です。その中で驚いたのは、きらら浜に関わる事業に、その約半分の約30億円が使われようとしているということです。
内容は、きらら浜多目的グランド整備事業に約20億円。きらら浜駐車場整備事業に約10億円です。この事業費には、用地費が含まれます。これは、平成19年度末で178ヘクタール、簿価で211億円もの土地開発公社が所有する土地の内、約17ヘクタール、今度の補正予算で県が買い取るというものです。きらら浜は、県土地開発公社最大の塩漬土地となっています。民間活用が叫ばれていますが、全く処分は進まず、きらら博記念公園、同水泳プールなど次々と県が買い取っているの状況です。このままでは、「平成24年度末までに廃止の目途をつける」という公社改革の目標は、画餅に終わってしまいます。
今度のきらら浜への県費の30億円の支出を皆さんはどのようにお考えでしょうか。また、きらら浜で未処分の土地開発公社の土地をどのようにすればよいとお考えですか、ご意見をお聞かせください。
そもそも、経済危機対策臨時交付金は、「将来に向けて地域の実情に応じるきめ細かな事業」となっています。この観点から、きらら浜多目的整備事業と駐車場の確保に30億円の支出、山口県の将来に取って必要なのか県民的な議論を行わなければなりません。
県民の皆さんのご意見をお聞かせください。
今日の午後からは、6月県議会に向けて各種団体の方々と懇談会を行いました。
いよいよ6月県議会が始まります。皆さんの様々なご意見をお聞かせ下さい。
様々な切実な要望が数多く出されました。(奥が私)
今日、仁比参議院議員、中林元衆議院議員、吉田党県国会事務所長とともに、山口労働局と懇談しました。
6月4日に、山口労働局は、マツダに対して、労働者派遣で違法なクーリングを行って、派遣期間を越えて派遣を受け入れているという労働者の申告に基づいて是正指導を行いました。
この是正指導に対して、マツダは、「当社として、過去、法律違反はなかったと理解していますが、今回ご指導を受けたことは真摯に受け止めています」とのコメントを発表しました。
このマツダの姿勢について、6月9日の参議院厚生労働委員会で小池議員が、「労働局の指導内容をこんなふうにゆがめて発表するような企業に対しては、私は厳正に臨んでいただきたい」と舛添大臣に質問しました。
これに舛添大臣は、「労働局が厳正な指導をやる前提は法律違反でありますから、これは労働者派遣法違反が明確に行われているから指導に入ったわけでありますので、これは真摯に受け止めて改善してもらわないといけないのでありまして、もしそういうことがなければ更にこれは指導を再びやりたいと思っています」と答えました。
本日の懇談では、山口労働局として、マツダにどのような再指導を行おうとしているのかが主要なテーマでした。
最初に、西方職業安定部長は、「大臣の答弁を重く受け止めている」と答えました。
また、中村一徳需要調整事業室長は、「違反があることに対しては今度とも指導する。是正指導で改善されない場合は、勧告。その次は公表という手順となる」と答えました。
参加者からは、「小池議員は、『派遣元が、労働者派遣を行わない旨を派遣先及び派遣労働者に通知する』という派遣法35条の2項の通知がないことを理由に直接指導出来ないとするのは、派遣法が機能不全に陥ると指摘した。また、告発した労働者が職を失っている場合でも、その労働者の雇用が維持される方向で厳しく臨むよう指摘した。この二つの指摘に対して、舛添大臣は、『その方向で更に厳しく指導を行いたい』と答えている。山口県労働局もこの大臣答弁の立場にしっかりたって、マツダの法違反に対して厳正な再指導を行ってほしい。そして、告発した労働者が直接雇用できる状況を実現してほしい」との要望が出されました。
このことに対してて、西方部長は、「広島労働局とも連携して対処したい」と答えました。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
説明しているのが仁比参議院議員、前列右端が私
今日、「みんなの県政をつくる会」が、二井知事に対して福祉医療費助成制度への一部負担金導入の撤回を求める要望書を提出しました。
対応した平尾総合政策部長は、「持続可能な制度とするために、また、給付と負担のバランスを取るために、福祉医療費助成制度に一部負担金を導入した。見直し負担金を撤回する考えはない」と答えました。
私は、この回答を受けて、「重度障害者の一部負担金の上限を2000円とし、超過分は県が負担する」としたセーフティーネット対策については見直すのか質しました。
この質問に大窪健康福祉部長は、まず、「県と横並びで一部負担金を導入する市町に限って重度障害者の負担軽減策を検討していたので、宇部市についても、セーフティネットの対象とならない」ことを明らかにしました。
宇部市は、重度障害者の一部負担金を県が500円としてものを半額補助をして250円としようとしています。県は、この宇部市の対応を「県と横並びではない」と判断し、セーフティネットの対象としないというのです。
ならば、県のセーフティーネットの助成対象は、無くなりますので、私は、「県として福祉医療費助成制度一部負担金についての新たなセーフティネット対策は検討しなのか」と質しました。
これに、大窪健康福祉部次長は「県下19市町が完全無料に、宇部市が県より安い一部負担金にしている状況の中で、それ以上県として何らかの対応する必要性はない」と答え、新しいセーフティネット対策を講じる考えがないことを明らかにしました。
まさに、県のセーフティネット対策は幻と消えた訳です。私は、この状況を「知事の政治家としての資質が問われる事態だ」と発言しました。
県が実施しようとした福祉医療費助成制度に対する一部負担金導入に対して、3万人を超える請願署名が議会に提出されました。150団体を超える県内の団体が、県に反対を表明しました。
この事態に対して、知事は、厚生委員会に出席して、「セーフティネット対策の検討」を約束した訳です。
そして、先日、記者会見で、知事はその内容を明らかにしたばかりなのに、結局、セーフティネット対策を県として一切行わないということを県民が納得するでしょうか。
懇談の席上で、平尾総合政策部長は、「市町は上乗せ福祉をしている」と市町の対応を表現しましたが、福祉を引き下げた県の責任をまず猛省すべきです。
その上で、知事は政治家として公約は守るべきです。福祉医療費助成制度の一部負担金導入に対してセーフティネット対策は当然行うべきです。
今ままでの案が実施できないなら、新たな案を6月議会に提出すべきです。
全ての市町から受け入れられなかった県の福祉医療費助成制度の一部負担金の水準を撤回する検討を知事はやはり行うべきであると今日の懇談で痛感しました。
県民の皆さん、この問題でのご意見をお聞かせください。
セーフティネットを幻にするなと訴える私(右端)
昨日、長男と次男は、宇部少年少女発明クラブに朝から出かけていきました。
昨日は、模型飛行機を作ったそうです。
一日かかりで完成させた長男の飛行機
ご覧のように、本格的な模型飛行機です。
私が、仕事から帰った時は、ようやく完成し、外で試験飛行をしているところでした。
まず、次男。
下降に入った次男の飛行機。後ろで長女も応援
上手に飛びましたが、着地後、尾翼が壊れてしまいました。
次に長男。
長男の飛行機も下降に入りました。
みごと、無傷の着地でした。 私も子どもの頃、模型飛行機を作った時のことを思い出しました。
完成した飛行機には愛着が出てきて、飛行機が壊れるとショックを受けるんですよね。
それでも、何とか治して飛ばそうとすることがいい経験になるのでしょうね。
発明クラブのレジュメに、「飛行機が飛ぶわけ」が書いてありました。
「空中を飛行機が飛ぶとき、翼が前に進むと翼にそって空気が後ろに流れる。このとき、翼の上面の空気は薄くなり、反対に翼の下面の空気は濃くなる。この空気の濃さの差で翼は押し上げられて浮き上がります。これを揚力と言います」
小学生の頃からこのような理論に出会うことはとても価値あることだと思います。
これからも発明クラブで子どもたちには、科学を体験してほしいと思います。
発明クラブという場を準備して下さる方々に感謝申し上げます。
次男を夕方、空手教室に送っていく車の中で、今、何が楽しいか聞いたところ、「空手も発明クラブも楽しい」そうです。
子どもたちには、小さいうちに様々なことに出会い生きる力を育んでほしいと願っています。
親として子どもたちに出来ることは、このようなことでしょうか。
親も子どもを通じて様々な経験を積むことができます。それが、子育ての楽しいところでしょうね。
皆さんの子育て経験や体験をお教えください。