本日、宇部市上宇部に開設した私の選挙事務所開きが行われました。
会場いっぱいの参加者に今日も励まされました。
特に嬉しかったのは、事務所の近所に住んでおられる電動車いすで移動されているOさんが参加して下さったことです。
昨年5月にOさんから、「国道490号を横断するが、歩行者信号のボタンが押しにくい。また、歩道の段差を解消してほしい。」との要望を受けました。
道路に関しては、宇部土木建築事務所へ。歩行者信号のボタンについては、宇部警察署に要望を伝えました。
要望を届けて、数日の間に、歩道の段差解消と押しボタンの位置を押しやすい位置に変える対応を関係者にしていただきました。
その様子は、宇部日報にも報道されました。
Oさんから今日、改めてお礼を言っていただきました。
私は、Oさんの自立に少しでも貢献できて嬉しい気持ちで一杯になりました。
宇部市民の一人一人の声を大切にして県政に届けるために、引き続きがんばろうと決意を新たにしました。
事務所開きに参加された皆さんありがとうございました。
さて、東北地方で大規模な地震が発生しました。地震に対する皆さんの情報やご意見も私にお届け下さい。
選挙事務所開きであいさつを行う私
本日は、宇部市内で、中学校の卒業式が行われました。
私は、市内のある中学校の卒業式に参加しました。
その中学校では、数名の生徒が卒業式に参加できなかったようです。
先生方に事情をお聞きすると不登校が理由とのことでした。
あるPTA役員さんとお話すると、市内で、200名弱の児童生徒が不登校の状況にあるとのことでした。
私は、以前、議会で、現在1名のスクールソーシャルワーカーを増員すべきだと提案したことがあります。
不登校問題を学校まかせにするだけでは問題は解決しないのではないでしょうか。
社会問題として捉え、個々の子どもとその家族を支えるきめ細かな体制整備が求められていると思います。
そして、落ちこぼれをなくす競争教育の見直しや、就職支援などを行い、子どもたちが希望を持てるような未来を提示しなければならないと思います。
以前、ブログで取り上げた無縁社会の問題では、①家族のセーフティーネット②企業のセーフティーネット③公的なセーフティーネットが弱くなっていることが指摘されていました。
不登校問題では、①子どもたちと家族のセーフティーネット②学校と地域のセーフティーネット③教育や社会保障などの公的なセーフティーネットの弱さが原因なのかもしれません。
今日、卒業式に参加したかったけれど参加できなかった子どもたちの気持ちを考えながら、PTA役員を務める自分の立場から、議員を務める自分の立場から様々な事を考えさせられました。
この子らの声なき声に私たち大人はしっかり向き合いたいものだと感じました。まず、私も一人の親として、子どもたちにしっかり向き合いと思いました。
いろいろ考えさせられた卒業式でした。皆さんは不登校問題をどうお考えですか。
小学校5年生の次男が、図画工作の時間に作成した色紙絵を持って帰りました。
絵手紙風の絵に、メッセージが添えられています。
「亀のように 楽しく長生きする」
いい言葉です。次男は、自分で考えたそうです。マイペースの彼ならではの言葉だと思いました。
水仙の絵も上手に描かれています。皆は、落款印の色を赤にしたそうですが、次男は、あえて水色にしたそうです。
全体の配色とマッチしています。
次男の色紙絵は、居間に飾ろうと思います。
次男が老後を送る時代には、日本がヨーロッパ諸国のような「楽しく長生き」できる国になっていることを望みます。
そのためにも、私の役割を今、発揮していきたいと思います。私たち世代の「楽しく長生き」出来る老後のためにも。
亀といえば、実家の前にあった堤を思い出します。
夏は蛙の大合唱です。特に堤からは、食用ガエルの低い声が轟いていました。
堤から一か所、石が出っ張っていたところがありましたが、そこには、よく亀が甲羅干しをしている姿が見られました。
20年以上前に行われた圃場整備で、その堤は、今は無くなってしまいました。
今は、亀を眺める余裕もなく走りまわっていますが、選挙が終わったら、亀と語り合うような時間を持ちたいものです。
家に帰り、子どもたちの日々の出来事を聞いていると、明日への英気が養われます。
議会もあとは閉会を待つのみとなりました。今日は、熟睡できそうです。
子どもたちに日々励まされている私です。
皆さんはいかがですか。
次男が描いた色紙絵。黄色のラッパスイセン。
本日の総務政策委員会で二日目の審議が行われました。
私は、まず、基地問題でいくつかの質問を行いました。
基地問題での第一は、岡山県津山市で3月2日に低空飛行訓練により、民家が被害を受ける事件が発生した問題です。
低空飛行訓練直後に、津山市のIさん宅の土蔵が全壊する被害が発生しました。
岡山県平和委員会の分析によると、低空飛行訓練をしていた飛行機は、F/A18ホーネットと見られます。
ホーネットは、厚木基地と岩国基地に配備されており、被害を起こしたのは岩国基地所属機であることが濃厚です。
実際に、事故翌日、中国四国防衛局は、岩国基地に対し、津山市における低空飛行訓練の事実関係を照会しました。
米軍からの回答は未だに行われていません。
昨日は、中国四国防衛局業務課の職員が現地視察を行いました。
私は、岩国基地所属機であるなどの事実が明らかになった段階で、再発防止策などを県として岩国基地に求めるべきだと質しました。
小松基地対策室次長は、「岩国基地への対応は、岩国市と協議し検討したい」と答えました。
岩国基地問題の第二は、KC130空中給油機の機数増についてです。
昨日、田村岩国市議がアメリカ海軍のホームページに、KC130空中給油機の機数が15機になっていると指摘しました。
私は、この問題を取り上げ県の見解を質しました。
小松基地対策室次長は、「ホームページの原文を検証したい。その上で、必要な照会を国に行うことを検討したい」と答えました。
私は、その上で、「SACO合意には、岩国基地への移駐は、KC130空中給油機12機となっている。15機移駐となれば、基地機能強化になるのではないか」と質しました。
小松基地対策室次長は、「KC130空中給油機12機移駐が基地機能強化になるかどうかで、岩国市と協議し、認めた経緯がある。今後、15機になれば、機能強化になるかどうか改めて岩国市と改めて協議することになる」と答えました。
私は、次に国体問題について質しました。
県職員住宅に国体選手が特例措置で入居している問題です。
私は昨日、この問題を質問し、今日の中国新聞で報道されました。
私は、この住宅の家賃がどのような経費で支出されているのかを質しました。
議会閉会日までに、県体育協会に事情を聴き、家賃の支出先を明らかにしてほしいという私の要請に、吉岡総務企画課長は、「そのよのようにしたい」と答えました。
私は、外郭団体以外の団体トップへの県OBの就任状況について質しました。
人事課から示された資料は以下の通りです。( )は連続就任年数。
5代連続が、山口県信用保証協会(22年)。4代連続が山口県火災共済協同組合(22年)、㈱FM山口(18年)。
3代連続が、山口県社会福祉事業団(9年)。2代連続が、(財)山口県学校給食会(16年)
1代連続が、山口県立大学(5年)、山口宇部空港ビル(株)(4年)、(社)山口県動物保護管理協会(12年)、山口県産業技術センター(2年)、(財)山口県建築住宅センター(11年)
私は、①22年連続して県OBがトップを務めている②1代であっても12年連続して県OBがトップを務めている状況については、県民への十分な説明が必要だと指摘しました。
任期最後の委員会が終了しました。質疑した内容に対して、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
本日、総務政策委員会の一日目の審議が行われました。
私は、財政問題に関連して公社廃止問題などをテーマに審議に参加しました。
新年度の県財政のプライマリーバランス(公債費-県債)は、-117億円となっていますが、今年度が-228億円ですので好転しているようにも感じます。
しかし、現在、105億円となっている公社廃止のための第三セクター債の発行が今後どうなるか次第では、更なる財政悪化の可能性も広がります。
まず、105億円新年度発行予定の第三セクター債について池田財政課長は、「105億円は、総務省から許可を受ける最大の金額だ。新年度、土地売却などに努めて、実際に発行の手続きをするのは、2月補正予算(24年2月)の時期になるだろう」との見通しを述べました。
私は、住宅供給公社の損失補償などの状況について質問しました。
まず、愛宕山の損失補償ですが、263億円を県2岩国市1で負担する見込みです。
県の負担額が約180億円ですが、現在までに売却に至っているのは、社会福祉施設のみで、H24年3月の住宅供給公社廃止時に、4分の1の民間エリアをはじめ、国へ売却を求めている土地を含めて、土地が売却に至らない事態が有りうることを、小松基地対策室次長が認めました。
たとえ、近い将来、土地の売却が完了しても、当面、H24年3月の時点で、県の損失補償の責任額180億円を県財政で補う場合も出てくる可能性が明らかになりました。
住宅供給公社の住宅団地の未分譲区画の簿価は10億円です。
この処理も入れて、住宅供給公社の債務処理のための財源はどのように担保するのかと私は質しました。
池田財政課長は、「第三セクター債に頼ることも考えられないでもないが、法的な制限もあるようだ。詳細は新年度調整することになる。」と何を財源に住宅供給公社の債務処理をするのか明らかにしませんでした。
次に私は、国体問題を取り上げました。
土曜日の読売新聞に大きく国体参加資格問題が取り上げられていました。
「『地元が天皇杯を獲得してこそ国体は盛り上がり、成功する』という神話の継続を、県民も競技者も望んでいないだろう。」などの記事を私は委員会の場で紹介しました。
更に、日本体育協会第三者委員会の答申書に、「『開催地絶対優勝主義』(中略)が、山口県に生じた参加資格違反問題の一因となった可能性があることは否めない」という主旨の文章があることを私は紹介しました。
私は、以上の点から「それでも山口県は開催地Vを目指すのか」と質しました。
太田局長は「都道府県対抗方式の改革を日本体育協会に要請している」「総合優勝のみを目指しているのではなく、国体を通して様々な県民の取組みが広がるよう努めている」と答えながら、「あくまでも総合優勝を目標にする」ことに変更はないと答えました。
今日は、公社廃止と国体問題を中心に審議しました。これらの問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
総務政策委員会二日目も審議に参加します。今から準備を始めます。その他の問題でも皆さんのご意見をお聞かせください。
先日、自宅で風呂に入っていると、おもちゃの人形が目に入りました。
それは、私が、小学校低学年の時に、父から買ってもらったものです。
当時、流行していたタイガーマスクです。当時は、ビニールで出来たマスクもあったのですが、今はありません。
子どもが生まれ、実家にあった人形を持って帰りました。
子どもも大きくなり、忘れられたタイガーマスクでしたが、昨今の伊達直人ブームでふと人形の存在を思い出しました。
今のおもちゃと違い、手と足が動くだけの人形ですが、子どもの頃、よく遊んでいたことを思い出します。
伊達直人は、児童養護施設にランドセルをプレゼントすることで有名になりました。
我が家の末の子どもである長女が、この春、小学校に入ります。
彼女のランドセルは、保育園の仲間のお姉さんのおさがりです。
彼女は数日前から、そのランドセルを引っ張り出して、かばんの中をあれこれいじくっています。
彼女なりの、小学校への不安や期待の現れでしょう。
妻の弟、彼女の叔父さんからは、文房具が届きました。
私の母、彼女の祖母からは、筆箱を買ってもらうことになっています。
懐かしい、伊達直人の人形を見つめながら、全国の新入生に幸あれと願います。
私が小学校の時に父に買ってもらった伊達直人
この春、小学校に入学する娘のランドセル