今日、午前中は、年に1度の健診を受けました。健診は、先生の子どもさんと家の子が保育園で一緒だったYクリニックを数年前から受診しています。
胃カメラでは、先生から、「胃が少しただれていますね。ストレスでしょうか。」と言われました。2月議会の激闘の影響が胃に残っているのかも知れません。
その他は、来週結果が分かるそうです。可能な範囲で、報告したいと思います。
その後は、実家に帰って、今年の田植えに備えて第一回目の田起こしです。トラクターを動かしていると、爪が降りません。草刈機の調子も悪かったので、農協の方に来ていただきました。
トラクターは、爪が降りないようにバルブが締めてあったそうです。農業ビギナーの私は、失敗の繰り返しです。農協のメンテナンスの方は、爪の音を聞いただけで、「爪が一本ゆるんでいますね。」と言われて帰られたそうです。さすがプロ。これからも度々お世話になりそうです。
それからは、順調に作業が進みました。水はけの悪い一つの田を残して、二つの田を鋤き終わることが出来ました。
田を起こすと、まずカラスがやってきます。起こした土から出てきたみみずなどを食べるためです。
それから、冬眠していたカエルを数百匹起こしたことでしょう。びっくりしたカエルが西に東に移動します。
私は、中学時代の一時期、農業高校に進学しようと考えていました。農業で飯が食えたらなーと思ってました。
そして、今は、大失業時代を迎えて農業が注目されています。
農業が、注目されることはいいことだけれど、今の農業所得の水準のままだと、一過性のもので終わってしまうと思います。
先日、NHKラジオで、農業問題の専門家が、日本の食糧自給率を増やすためには、農地が足りないと解説していました。そして、日本の農地を増やす方法として戦前のように「他国を侵略することは当然出来ないのだから」と訴えていたのが新鮮でした。
日本の大地から国民の食糧を提供するために、食糧自給率を向上させなければならないことは自立した国として当然です。ならば、日本農業の再生のために、生産物の価格補償は避けて通れない道です。
トラクターに乗りながら、春風にゆられながら、そんなことを考えていました。
私が今日耕した田です。正面奥は荒滝山です。
小野田市焼野海岸にある「きらら交流館」でシルバー人材センター(以下シルバー)から派遣されていた10名の方が、指定管理者への移行に伴い、3月末で解雇されたという事案が発生しました。
今日は、シルバーから派遣されていた二人の方と山田山陽小野田市議と一緒に山口労働局を訪れ、西島高齢者対策担当官と懇談しました。
今日、ご一緒したAさんは、きらら交流館で6年間、Bさんは、7年間働いておられます。この度、事前の解雇予告もなしに、職場を追われました。
市は、シルバーと請負契約を行い、Aさんらは働いていました。しかし、Aさんらは「市の職員から様々な業務を直接指示されたこともある」と言います。
ならば、偽装請負の疑いがあります。そうなると働き方は、派遣となります。そして、Aさんらは、同じ業務を3年以上続けているので、市は直接雇用する責任が生まれてくるはずです。
今日の山口労働局との懇談の中で、西村担当官は、「そもそもAさんらは、シルバーの会員であり、雇用関係がなく、労働者とはみなされないという解釈もできる。ゆえに、解雇予告などという概念が適応できないという解釈もできる」と述べました。
私は、ここに法の抜け穴があると感じました。シルバーの仕事は、臨時的・短期的なものを会員が相互に行うことが前提になっているようです。その限り、法律的には、労働者とみなされないようです。
しかし、Aさんらは、6勤8休(6日勤務して8日休み)の勤務体制ではありますが、3年以上も同一の業務を継続して行っています。
そもそもシルバーが請負うべき業務の域を超えています。ならば、Aさんらを労働者として認め、労働法制に基づく対応を山陽小野田市などは行うべきです。
それが行われないのなら、Aさんは、非正規労働者よりも低い地位を強いられて、働かされ続け、都合良く使い捨てされたということになります。
私は、今回の問題で、高齢者の過酷な労働実態の一面を見ました。高齢労働者の権利擁護に更なる対応が必要だと感じました。
問題は、山陽小野田市だけではありません。
県労働政策課の調査で、シルバー人材センターにおける県事業の請負・委託の平成20年度の実績が分かりました。請負は、110件約955万円。委託は、10件で約269万円。
県事業を行ったシルバーの会員の方々の働き方について私は引き続き調査していきたいと思います。
この問題に関して皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
今日は、春季昇級審査会が私が通っている空手の道場で行われました。私は、2級(茶帯)の試験に挑戦しました。昇級試験に挑戦するのは、2年ぶりです。
実は、10日前位に、今日、初段(黒帯)の試験を受けた、高校生のM君の鋭いパンチを胸に受け、今日も胸がチクチク痛んでいました。
そして、今日、柔軟テストの時、頭を床に付けようとした時、左太もも付け根から「バキ」と音が出ました。隣で試験を受けている人から「大丈夫ですか」と言われる程の音でした。
歩けなくなるのかと思いましたが、そこまでのダメージは無くてすみましたが、まさに満身創痍の状況でした。
次の型でも一か所間違え、試練の試験となりました。
最後は、組手です。本当は、茶帯以上は5人連続組手ですが、私は、荘年ということで、3人連続組手で許していただきました。
一人目は、30代の男性との組手でした。この勝負は引き分け。二人目は、細身の中学生との組手。私の中段回し蹴りがきまり、優勢勝ちしました。
最後は、20代の青年。これも引き分けでした。何とか、3人連続組手を無事終えることが出来ました。
試験は、とても不十分な内容でしたが、とても清々しい気持ちが体に広がりました。
圧巻だったのは、M君の10人連続組手でした。黒帯の先輩の重いパンチやキックにもめげず、10人組手を成就したM君の顔は輝いていました。
やはり、スポーツはいいですね。試験の結果はどうであれ、私は、空手に本腰を入れて取り組んでいきたいと思いました。
午後からは。少年新人交流戦と型の試合が行われました。
次男が、3・4年の部で参加しました。1回戦は上段回し蹴り技ありで次男が勝ちました。2回戦は、優勝した4年生とあたり、今度は上段回し蹴り技ありで次男が負けてしまいました。
私にとっても次男にとっても今日は、忘れられない日になったようです。
徹底的に押して一回戦、次男は勝利しました。
本日、10時から4時まで、宇部市役所前で、「労働・生活相談会」が開催されました。
相談者は、午前中に、12名、午後に1名の合計13名の参加がありました。
労働問題から多重債務など、様々で切実な相談が相次いで寄せられたようです。
私は午後1時から参加しました。それからの相談者はありませんでした。
参加した相談員同士で「相談会は今後とも定期的に開催していこう」と話し合われました。
私が相談会用に調べたことを一部報告します。
離職に伴い住居を喪失した方への雇用促進住宅と県営住宅の提供についてです。
雇用促進住宅に関しては、①派遣契約の中途解雇等に伴い、社員寮等の退去を余儀なくされ住居を喪失した求職者②①に準じた求職者であって緊急的に住居を必要とする者と、公共職業安定所長が判断した者は、雇用促進住宅への迅速な入居が可能です。平均家賃が約2万5千円で、6ヶ月間入居出来ます。宇部市内では、宇部宿舎・小羽山・第二小羽山住宅への入居が可能です。詳しくは、お近くのハローワークにお問い合わせください。
次に、県営住宅です。派遣契約の停止等に伴い、社員寮等の退去を余儀なくされ住居を喪失した方でハローワークに登録している方等は、県営住宅への入居が可能です。入居出来る期間は6ヶ月です。宇部市では東岐波団地に空きがあります。詳しくは、各県の土木事務所及び土木建築事務所にお問い合わせください。
その他、様々な労働・生活に関する相談がありましたら私のブログのトップページ「意見・お問い合わせ」をクリックしていただいてお尋ねください。
宇部市役所前で行われた労働・生活相談会
子どもたちが保育園の学童合宿から帰って来ました。私も午後空いていましたので、子どもたちと映画「釣りキチ三平」を観に行きました。
監督は、「おくりびと」でアカデミー賞外国語映画賞を受賞した滝田洋二郎さんです。
最後に、全長1.5メートルの巨大岩魚を釣り上げるところは、映画にしても誇張しすぎの感がありますが、爽快感一杯の映画です。
秋田県の各種名所で撮影されたという風景が最高です。
原作者の矢口高雄さんの少年時代を題材にした「蛍雪時代」という作品が、平成3年8月から平成4年2月まで「赤旗」日曜版に掲載されました。
この本は、私の本棚にもあります。矢口さんは、私が、尊敬する漫画家の一人です。
矢口さんは、映画のパンフレットでのインタビューで「三平のバックボーンは何か」と問われ、「何も足さない。何も引かない。あるがままの自然」と答えています。
映画の中でも「あるがままの自然を残そうじゃないか」との矢口さんのメッセージが伝わって来ました。
帰りに本屋に立ち寄り矢口さんの「平成版釣りキチ三平」を買ってきました。矢口さんの作品にこれからも注目していきたいと思います。
そして、滝田洋二郎監督の作品にも注目していきたいと思います。
この映画を観ると、釣りに行きたくなります。帰りの車の中で、子どもたちと次回の釣りの計画を立てました。
親子で楽しめる作品です。釣りが好きな方もそうでない方も是非ご覧下さい。
大学の後輩の方の紹介で、下関市の肢体不自由の障がいを抱える小学校2年生のAさんとそのご家族から相談を受けました。
Aさんのお父さんが、「両手が自由に使え、正しい立位と歩行を可能にする」という新しいタイプの歩行器である「ハートウォーカー」を補装具として下関市に申請しました。
しかし、「支給非該当」とされました。今日は、この問題で、日本共産党の市議さん立ち会いの元、下関市の担当者の方と協議する場を持ちました。
「ハートウォーカー」は、そもそも、国の補装具の基準の中に入っていないことが、今日の問題を引き起こしています。
また、福岡県などでは、基準外ではありますが、「ハートウォーカー」が補装具として全額公費で支給されています。
一方、山口県身体障害者更生相談所では、「ハートウォーカー」を基準外としても、全面的に補装具としては認めていないようです。
しかし、山口県内でも宇部市などで、「ハートウォーカー」の一部を補装具として認め、公費が支給されています。
以上の状況を見ると、まず、国が早く「ハートウォーカー」を補装具として認めるようにすることが大前提です。次に山口県が「ハートウォーカー」を基準外としてでも補装具として認めることが必要です。
その上で、下関市は、宇部市では認めている「ハートウォーカー」の一部支給をAさんの場合行わなかったのか疑問が残ります。
今日は、午前中に下関市の担当者、午後からは県の担当者と懇談しました。
関係者の努力によって、Aさんに「ハートウォーカー」が公費で支給されるように私は、党下関市議の皆さんと一緒に働きかけを続けていこうと思います。
この問題についての皆さんのご意見をお聞かせください。