長男が、「発明クラブ」に通いだして、我が家では、電子工作が流行りです。今日は、お年玉で、電子工作のキットを注文したいというので、インターネットで、宇部市内での取扱店を見つけ出し行ってみました。そこは、新川駅前の老舗店です。店に入ってみると、子ども向けの電子工作キットのコーナーがあり、なんと子どもたちが注文しよとしていた商品がありました。
早速、長男と二男は工作キットを購入して、昼過ぎから熱心に作り出しました。私は、用事で出ていましたが、夕方帰ってみると二人とも見事に完成させていました。
長男が作ったのは、ピンポン玉を空気の力で吸引したり、勢いよく押し出したりする車です。
長男が作った「エアシューター」
次男が作ったのは、太陽光エネルギーで動く舟です。光がソーラーパネルに当たると、自動的にオールが動きます。
二男が作った「ソーラーバイキング」
私は、理科が苦手の方だったのですが、子どもたちは、「発明クラブ」のおかげで理科好きに育っています。
「発明クラブ」に通っているのは、今は、長男だけですが、次男も興味津々のようです。
平成22年4月統合を目指して、厚狭高の北校舎と南校舎の統合が行われようとしています。それに向け今年度から特別教室棟の新築及び部室の解体がおこなれています。
私は厚狭高同窓生ですが、地元に住んでいないものですから、住民の声を十分聞くこともないまま、状況をただ見守るだけでした。
しかし、地元の党支部が北公舎と南公舎の統合の話を住民にしてみると、「知らなかった。」「駅から東に伸びる商店街がすたれるのが心配。」「南校舎の歴史の灯を消さないで。」など意見が相次ぎました。
ついに、山陽小野田市議会でもこの問題が話題になろうとしています。
厚狭高は、特異な歴史を持っています。南校舎の歴史は、明治6年にまで遡ります。毛利氏の末裔である毛利勅子さんが、船木に「船木女児小学」を興したのが厚狭高の南校舎の始まりです。明治41年に、現在の南校舎の場所に、改組された「県立徳基高等女学校」が移転され設置されました。大正12年には、更に改組され、県立厚狭高等女学校となりました。ですから南校舎は、136年を数える歴史があるのです。統合前に南校舎で学んだ卒業生は、4354人に及びます。
ちなみに北校舎は、昭和16年に県立厚狭中学校が創立してからの歴史です。そして、昭和24年に、南校舎と北校舎が統合して県立厚狭高になりました。
地元住民の方々が、「南校舎の歴史を守ってほしい。」と言われるのも頷けます。
今日、私は、山田山陽小野田市議と下瀬元山陽町議とともに、北校舎で建設中の特別教室棟の建設現場を見学に行きました。
現場は、下の写真のように幸い更地の状況でした。
私は、現地に立って以下の対応が緊急に必要だと思いました。
1、県教委は、長門地域で行ったような、地域住民を対象にした「意見を聴く会」を厚狭地区でも開催すべきではないか。
2、地元住民の合意が出来るまで、当面、北校舎への特別教室棟の建設工事は、延期するべきではないか。
県教委は、地元住民の方々の意見や山陽小野田市議会の意見を十二分に聞いて、厚狭高の北校舎と南校舎の統合を再検討すべきだと、私は、今日現地に立って感じました。
左の建物が武道場、右が教室棟。その間の部室が
解体されて、その後に、特別教室棟が建設されようと
しています。現在は、更地の状況でした。
先程、次男を空手教室に連れていきましたら、師範から、「藤本さん昇級試験を受けませんか。」と言われました。現在、私は、3級の緑帯の1本線です。選挙もあり、この2年位昇級試験は受けていません。
今年に入って最近少し練習に続けて参加できましたが、今日から、議会の準備もあり、私は休み、息子だけを送って行ったのでした。昇級試験は、4月5日の日曜日。議会が終わってから参加したら残り1ヶ月弱になります。
今でも昇級試験を受けようかどうか悩んでいます。と言うのは、型を覚えることと合わせて茶帯の試験から5人組手になるからです。
それでも、空手を続ける以上、避けてばかりもおられません。仕事は、いつでも忙しい訳ですから、思いきって試験を受けてみようかとも思っています。
茶帯への道が成就しますやら。今後のブログに注目下さい。
山口県は、平成20年度の第2次補正予算で、公用車を50台前倒しして購入する予定です。この50台は、「販売不振に陥っている(株)マツダから」購入する予定になっています。県の説明では、入札は行うが車種はマツダにするということでした。予算額は、8403万円の予定です。
一方、県は、財源確保対策として、公用車の売り払いをする予定です。本庁12台、出先機関71台、合計83台の公用車を1300万円で売却する計画です。
この二つの行動は、矛盾しているのではないでしょうか。私は、売れるような公用車が83台あって、50台もの公用車を新規購入する予定なら、売却予定の公用車を購入予定の部署に回せばいいのではないかと考えます。
財政的な観点からも、売却によって1300万円の歳入を増やすことより、8403万円の新車購入のための歳出を抑制した方が効果があることは明白です。
県は、地域経済活性化のために、マツダから公用車を前倒しして購入すると説明します。マツダ防府工場の労働者の雇い止めは、昨年までで500人、年度末までに340人、合計840人行われようとしています。当然、山口県の雇用確保のために、マツダの役割は重要です。私は、県が、地域活性化のため、雇用確保のためにすべきことは、車を50台買うことよりも、12月議会の追加補正予算の審議の中で求めたように、「労働者のこれ以上の雇い止めをやめよ」とマツダに再度、要請することではないかと思います。
また、今、マツダが行うべきことは、私も12月議会の追加予算の審議で指摘をしましたし、志位委員長が、2月の衆議院予算委員会で指摘しましたように、違法性が疑われる「クーリング」で派遣労働者を3年以上働かせて、正規雇用せずに、解雇している状況を改めることです。県は、この事をマツダに求め、国にマツダへの強力な指導を求めたることこそ必要ではないでしょうか。
県民の皆さんはこの問題をどのようにお考えでしょうか。ご意見をお聞かせください。
本日、新年度予算が発表されました。本日発表された「当初予算(案)の概要」を基に感想を述べていきます。小学校1・2年での35人学級の完全実施や妊婦健康審査に県が助成を新たに行うなど、私たちが要望してきたことが前進したことは一定評価できます。
一方、新年度予算の最大の争点であった福祉医療制度の現状維持は実現されませんでした。当初示された改悪案にあった償還払い制度への移行が撤回されたことはかつてなく広がった県民運動の成果と言えます。しかし、医療費助成制度の完全無料化は、3歳未満児にまで後退しました。3歳以上の子ども・ひとり親・重度障害者には、新たに自己負担金が増えることになりました。
本日は、社会保障推進協議会が、福祉医療制度の現状維持を求める議会請願署名を17359筆提出しました。先日は、県腎友会などが、そして、19日には、県保険医協会が、福祉医療制度の現行制度維持の署名を提出します。合計で、3万人を超える県民が、福祉医療制度の現状維持を望んでいるということになるのではないでしょうか。この県民世論が生きる予算になるように引き続き頑張ります。
更に、私学助成は、NHKの報道通り、高校の全日制で、前年度比単価で3500円、幼稚園で、2000円の減額となりました。山口県の私学助成の歴史の中で初めての改悪が、100年に1度の不況で県民が苦しんでいる時行われたことは重大問題です。それも、国が、予算を単価で5000円以上上げようとしている時に減額した訳ですから極めて問題です。更に、12月県議会では、山口県私立中学高等学校協会から提出された「私立学校運営費補助金について」という請願が採択されています。この請願書の中には、「平成21年度の予算編成においては、私学助成の充実、なかんずく、運営費補助金の増額について特段のご高配を賜りたい。」とされています。また、県ゆきとどいた教育をすすめる会が112073筆の署名を付けて「小・中・高校の30人学級実現、私学助成の大幅増額、教育費の父母負担軽減、障害児教育の拡充を求めることについて」とする議会請願を提出しました。その内、「私学助成の国庫補助制度を守り、私学助成を大幅に増額すること。」の項目は可決されました。
これらの請願が可決した事項を知事は無視したということは、議会軽視と言われてもしかたがありません。これらでも私学助成の補助単価引き下げは撤回すべきです。
その他、最近のブログで繰り返し訴えている県立病院地方独立行政法人化準備事業が、新年度予算に計上されている問題も重要です。「改革プラン骨子案」では、平成25年までに結論を出すと指摘されていましたが、それを2年早めて平成23年4月を目途に独立行政法人に移行することを目指すとされています。
更に私がこの問題で、疑問に思ったのが、この項の表題が「県立病院の機能強化」とされている点です。私は、市町村合併の事を思い出します。「サービスは高く」「負担は低く」地方自治の機能強化のために、市町村合併を行うと県は言いましたが、結果は逆でした。今日の中山間地域の疲弊を見ると一目瞭然です。
県立病院の独立行政法人化も県立病院の機能強化に私はならない、大阪府の例からすれば、県立病院の機能弱体化につながりかねないと思います。
県は、今回も県民をミスリードするのではなく、独立行政法人化して生まれる問題についても県民にきちんと説明すべきです。このことが欠落したままの議論は慎まなければなりません。
このように県民の暮らし・福祉・教育・医療が切り捨てられようとしている一方で、大型公共事業の行き過ぎに歯止めがかかっていません。特に目立つのは、国体に向けての施設整備と高規格道路の建設です。これら事業にメスを入れて、県民の暮らしを守る予算への組み替えを強く望みます。
17359筆の福祉医療制度守れの署名を提出
今日、大阪府立病院機構労働組合の日名さんから地方独立行政法人化した大阪府立病院のレポートが届きました。驚くのは、人件費の削減目標です。医療職で、5年間で20.5億円、10年間で55.4億円。現業職で、5年間で7.8億円、10年間で、26.8億円。行政職で、5年間で、17.8億円、10年間で47。3億円。合計で、5年間で46.1億円、10年間で129億円、人件費を削減する計画です。これで、将来にわたる良質な医療の提供は可能でしょうか。独立行政法人化して5病院の看護師退職は年間200名に登っているそうです。07年4月から採用年齢を40歳に拡大しましたが、職員は確保されず、毎月募集をしているのが現状のようです。山口県の改革プランでは、必要な人員確保のために、経営形態の見直しをすると書かれてありますが、独立行政法人化によって、むしろ職場の労働条件は悪くなり、多くの職員が退職し、人員が確保しずらいといのが、実態です。
次に、独立行政法人化されて以降の府立病院の患者負担増の実態です。セカンドオピニオンは、30分7400円だったものが、45分21000円になりました。非紹介患者初診療加算が、1701円から2625円になりました。その他、分娩料加算や多胎分娩加算が増えました。
更に、独立行政法人化移行後、運営負担金は、5億円カットされました。そうなると、益々、人件費を下げるか、患者負担を増やすか方向に向かいます。
大阪府立病院の独立行政法人化は、医療の質を高めるものではなく、ただただ効率化が最優先されたものと言えます。
結局、犠牲を受けたのは、職員と府民です。
山口県は、2月県議会に、「県立病院改革プラン」を提案し、2014年までに県立病院を独立行政法人化にしようとしています。ほとんどの県民には知らされず、このような重大な変更を性急に決めてしまっていいのでしょうか。県立病院をこのまま、独立行政法人にしていいのかどうかは、2月県議会の重要なテーマの一つです。