月別アーカイブ:2007年12月

ひとがた流し

 NHKのドラマ「ひとかた流し」の最終回を観ました。沢口靖子演じる千波が乳がんとなり、再発したあとに、結婚ます。千波が最期を迎える中での、40代の女性の友情を丁寧に描いた作品です。思わず涙がにじみました。

  新婦人しんぶんに、この作品の出演者のエンタビューが掲載されていました。助演の松田美由紀さんは、「40代って、山で言うと、人生の中で一番頂上に向かって坂にさしかかったところって感じですね。40代、50代を楽しく生きるには、これまでどんなふうに生きてきたかということが一番見えてきる年代かな。」「40代に入って友だちの存在はすごく貴重だなと感じます。40代まで無事に生きてきたごほうびを与えられたような感じかな。」と話します。

 私も同世代を生きるものとしてとても松田さんの話しにとても、共感できます。

 私にも、小・中、高校、大学とそれぞれ、かけがいのない友人がいます。また、仕事でお世話になった様々な方々との出会いがあります。年末には、小・中学校の友人に会います。1月末には、大学時代のサークルの同窓会があります。また、1月早々、以前山口県庁付け記者だったある新聞社の方と、久しぶりに小倉で、お会いする予定です。

 私も、これまで「無事に生きてきたごほうび」に、年末・年始、それぞれの出会いを大切にしつつ、楽しみたいと思います。

クリスマス親子料理教室

 今日、午前中に、小学校で、クリスマス親子料理教室が行われ、親子で参加しました。大人の男性の参加は、教師陣も含めて私一人でした。メニューは、以下の通りです。

 前 菜 たらもスティック

 スープ 豆乳ほっとパイ

 サラダ にんじんサラダ~バケットをそえて~

 メイン スタッフドチキン

 デザート もっちもち蒸しパン

 各料理を班に分かれてつくりました。私たちの班は、豆乳ほっとパイ。

 ベーコン・にんにく・たまねぎ・ローリエ・かぼちゃ・しめじ・エリンギ・マッシュルーム・ニンジン・ブロッコリーを豆乳ベースのスープにするものです。

 最後に、スープの上に、パイを乗せるのがみそです。カップの上のパイが丸くふくれ上がり、それを破ってスープを飲むのがイメージですが、中々そうはいきません。

 現実は、この通り。

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でも自分が作った料理は、みんなで、おいしくいただきました。

途中でサンタさん(校長先生が扮する)も登場して、楽しい料理教室になりました。

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最後まで後片付けをみんなでして、子どもも親も笑顔でわかれました。

一般質問が終わりました。

 今日、私の一般質問が終わりました。今回は、宇部湾岸道路の宇部興産道路買収問題、産業技術センターの独立行政法人化の問題、警察の入札問題に力が入りました。

 少し、力み過ぎたかなあ、など、反省点もありますが、ひとまずは、一般質問を終えたことにほっとしています。

 その中でも、次期産業振興ビジョン改定に向けて、中小企業者へのアンケートの実施や地域勉強会の開催を検討していくことが明らかになったり、入札改革では、最低制限価格制度の導入を検討するという前向きな答弁もありました。

 更に、ウイニィーによる情報漏えい問題の解決や、教育委員会における障害者雇用の拡大に向けても真摯な答弁がなされました。

 さあ、来週から委員会です。今日から、しっかり準備をして、委員会でもしっかり議論をしていきたいと思います。

太極拳教室の生徒さん大募集中です

 来年から、宇部市野球場で始める太極拳教室の生徒さんを大募集しています。現在、申し込みは11名です。

 昨日夕方、岳先生と野球場でお会いし簡単な打ち合わせをしました。岳先生は、30代の女性の先生で、やる気満々です。萩市でも山口市でも教室を持っておられるベテランです。先生から「宇部教室は、何歳位の生徒さんが申し込まれていますか。」と聞かれたので、「4才から60才位です。」と答えると、「山口の教室では、80代の方もおられます。」とのこと。宇部教室でもどうぞご年配の方も安心しお申し込みください。先生は、1月に中国に帰省される予定だったそうです。しかし、宇部教室開設のために帰省を延期されるそうです。

 1月分の会場は、入口入って左手奥のトレーニングルームです。早速、見学しましたが、岳先生も大満足。しっかりした板張りでまさに、小さな体育館です。30人~40人位の生徒さんにも対応できる広さがあります。駐車場も野球場ですから十二分にあります。

 19日には、宇部日報を訪れて取材をお願いしようと思います。最低、20名程度でスタートできたらと思っています。申し込もうかどうかと悩んでおられる方は、是非、お早めにお申し込みいただきたいと思います。詳しくは、本ブログのインフォメーションを参照してください。

 さて、いよいよ明後日が質問です。第一質問がほぼ完成し、今晩と明日で再質問を考えます。与えられた時間は、30分ですが、今議会もその権利をフルに発揮し、県民の立場で精進します。

 今、「精進」という言葉を使いました。

 今日帰りの車の中で聴いていたNHKラジオに今度、林家三平を襲名する林家一平さんが出演しておられました。「自分は、頑を張るという頑張るという言葉は好きではない。精進という言葉が好きだ。」と話しておられました。私も頑張るという言葉は好きではなく、何か違う言葉はないかなと常日頃思っていました。この話に感化されて、今日は、「精進」という言葉を使ってみましたがどうでしょうか。結構、感化されやす私です。

 

後期高齢者医療制度への県の助成

 今日の一般質問で、わが党の水野県議が、後期高齢者医療制度の検診事業に対する県の補助を求める質問を行ないました。今村部長は、「広域連合から要請がないので補助しない」と答弁しました。

 11月27日、広域連合に検診の補助を行うよう県知事は県市長会からの要望決議を受けています。県が、「広域連合から補助の要請がない」ことを理由に補助を行わないという答弁には納得できません。

 先日、傍聴を行った山口県後期高齢者広域連合は、新年度以降の収入に「健康審査に対する国庫補助金」1億8千万円を計上しています。岡山県の広域連合の新年度以降の収入には、国の補助金と同額の「健康診査に対する県補助金」が計上されています。岡山県の後期高齢者医療制度は県の補助金分が、保険料が低く設定できたことは明らかです。山口県の後期高齢者医療制度の保険料は、全国で、9番目に高いものです。それは、高齢化率が高いだけではなく、県の補助金が計上されていないからです。県は、山口県市長会の要望決議を受けて、健康診査への県補助金を広域連合に支出すべきです。

 私は、来週からの厚生委員会で、この問題を更に追及していきます。

厚東川通信No219(2007年12月15日)

岩国市錦帯橋河原で「国の仕打ちに怒りの1万人集会」

 

1万1千人の「怒」の文字

 

山陽小野田・宇部地域からバス4台で参加

 

  十二月一日、岩国市錦帯河原で「国の仕打ちに怒りの一万人集会」が開かれ、地元岩国はもちろん県内各地、近県や全国各地から一万一千人が参加しました。
 井原市長は、「納得できなければ前にはすすまない。市民を守る立場をつらぬいてがんばりたい。」「今日が、日本の民主主義の輝かしい第一歩になると感じる。」と発言し、参加者から大きな拍手が沸き起こりました。
 この集会には、国会議員も多数参加しました。日本共産党からは、穀田恵二衆議院議員、仁比聡平参議院議員があいさつをしました。
  岩国市民の代表が発言したあと、参加者全員が掛け声にあわせて、「怒」と書いた紙をいっせいに掲げ、国への怒りを爆発させました。
 最後に参加者で「故郷」の歌を歌って集会は終了しました。この集会には、山陽小野田・宇部地域で貸切バス四台を運行して参加しました。

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      会場を埋めた「怒」の文字

 

植松川土手の舗装スタート


 藤本県議と荒川宇部市議が、地元の要望を受けて、改善を求めていた宇部市東岐波地域の植松川の土手の舗装が宇部市の生活道路整備事業により、この程スタートしました。藤本県議や荒川市議が、議会でこの問題を取り上げる中で、県と市と地元の話し合いがまとまり、今度の事業スタートとなりました。

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     舗装が始まった植松川の土手

 

12月県議会藤本県議一般質問項目

 

  藤本県議は、十四日に一般質問で登壇します。
1、大型開発の見直しについて
①地域高規格道路整備
②企業局に関わる問題
2、行政改革にかかわる諸問題
①県産業技術センターの独立行政法人化に関わる問題
②県立病院の給食の民間委託に関わる問題
③ウイニィーを通じての県民情報漏えいに関わる問題
3、入札制度について
①県警の入札に関わる問題
②入札制度改善に向けての提言
4、中小企業振興について
①中小企業振興条例の制定について
②大規模店対策について
③責任共有制度導入後の中小企業金融対策
5、教育問題について
①県教育委員会の障害者法定雇用率未達成問題
②小中学校の敷地内禁煙の拡大について 

 

一気

 

「障害者と戦争」をテーマにした学習会に参加しました。Yさんの話は衝撃的でした▼Yさんは、下肢の障害が重く、生まれた頃から箱の中で暮らしてきました。空襲の度にYさんは、自分が入った箱を大人に運んでもらって防空壕まで行きます。Yさんは、栄養失調で亡くなった弟の遺骨を運ぶ役割を負います。その日は、Yさんが入った箱が大きく揺れて遺骨の箱が飛びました。その晩、Yさんはお父さんに「何も出ないおまえが、遺骨まで無くして」と怒られます。Yさんは、翌日「私を、防空壕に運んでくれなくてもいい。」と大人に告げます。次の空襲の時は、Yさんは、自分を入れた箱を庭のくぼみに沈めてもらいます。一番近くに落下した爆弾は、Yさんから五メートルでした▼Yさんは、、「戦争は、障害者をつくる」と参加者に力強く訴えました。