厚南校区旭ヶ丘で地すべり被害発生
地すべり防止区域の指定を
地すべり防止工事を急げ
十一日、藤本県議と真鍋市議は、旭ヶ丘の地すべりの現場を視察しました。視察では、農業用ため池に面した住宅が池に向って傾いている様子がよく分かりました。 また、池と住宅との間の道路が、十数センチ沈下している様子も分かりました。
この地域は、「土砂災害防止法」に基づく調査は、行われているようですが、「地すべり等防止法」に基づく対策事業は行われていません。
藤本県議らは、この地域が「地すべり等防止法」に基づく、「地すべり防止区域」に指定され、地すべり防止工事が実施されるよう県や市に働きかけています。近く、この問題で、県と市の担当者による協議が行われることになりました。
十数センチの段差がついた地すべり地域
吉部小松小野の県道崩落、年度中に改修
藤本県議は、宇部市北部地域の要望を県に伝えました。まず、厚東川の浚渫です。宇部市吉部荒滝から小野来見への沈下橋がありますが、その南側に、中州が出来ています。 河川浚渫の要望に対して県担当者は、来年度予算に計上されるよう要望したいとの回答でした。
次に、県道美祢小郡線の改修についてです。宇部市吉部小松小野から犬が迫に行く間の県道が昨年来の豪雨で路肩が崩落したままになっています。 県担当者は、今年度中には改修工事を行いたいとの回答でした。
今年度中に改修される見通しの県道美祢小郡線
11月県議会報告シリーズ③
自主防災組織に県の助成を
藤本県議は、十一月県議会で、消防力の強化について質問しました。県は、現在、自主防災組織率は、六九.三%を二〇一二年度末までに、自主防災組織率を八〇%に引き上げようとしています。西日本地方では、三県が、自主防災組織に対する補助を行っています。藤本県議は県として自主防災組織を援助する制度を作れと質問しました。
宇部市と山陽小野田市は、二〇一二年に両市の消防本部を一本化する見通しです。全国では、七県が消防広域化に対する経費を県が補助しています。藤本県議は、県が、宇部市と山陽小野田市の消防広域に補助をすべきと求めました。
一気
二〇一一年旗びらきで志位委員長は、「国民のあらゆる『大義あるたたかい』に連帯し、たたかいで展望を開こう」と語り、たたかいの第一に「人間らしい雇用を求めるたたかい」を上げ、昨年十一月、連合主催の会合で、富士総研のエコノミストが「来年の春闘は四%の賃上げを目指せ」と題して講演を行ったことを紹介しました▼講演は、「一〇年以上も賃金が下がり続ける国は先進国の中で唯一日本だけである。その結果は内需の低迷、勤労者の労働意欲の低下など経営側にとっても好ましいものではない。企業は二〇〇兆円もの現金をためこみながら、成長のための投資や、適切な分配は忘れられている」とズバリ指摘しています▼週刊プレーボーイの新年号に、「『デフレ撲滅』は二〇代の給料を上げろ!」の記事が掲載されています。実際に労働者の賃金が増える新年を望みます。
本日、日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と同県議団(水野純次団長)は、二井知事に対し、2011年度山口県の施策並びに予算編成に関する申し入れを行いました。
緊急重点要望の第一は、福祉、医療、介護の負担軽減のため、市町への財政支援をです。
小項目の一つに、「福祉医療費助成制度の『一部負担金徴収』はやめ、乳幼児医療費助成制度は対象年齢を小学校卒業まで広げ、所得制限を緩和する」があります。
私は、知事が「子ども手当」支給などを理由に、子どもの医療費助成制度そのものを「ゼロベースで見直す」と発言していたことに触れ、「これ以上の制度後退はないものと考えるが」と質しました。
二井知事は、「制度の後退は考えていない」と答えました。
第二は、公共事業は、地元経済の活性化につながるものに厳選するです。
小項目の一つに、「高い経済波及効果が実証されている『住宅リフォーム助成制度』を創設する」があります。
知事は、「県産材利用など県の政策と結びついたものでなければならない」と述べました。
私たちは、県産材利用住宅の助成制度は新築に限られていることなどを示し、現行制度をリフォーム可能なものにするなどの改善も図るべきだと提案しました。
第三は、県民の安心、安全の確保に万全をつくすです。
小項目に、「児童虐待防止のため、児童相談所の体制を強化する」があります。
私は、新年度から宇部地域に児童福祉司を常駐させるよう求めました。
知事は、「そう方向になるように担当部局に指示している」と述べました。
第四は、米軍基地の拡大強化許さず、縮小撤去をめざすです。
小項目に、「愛宕山開発用地の『米軍再編関連施設用地』としての売却は拒否し、地元住民の合意と納得が得られる米軍家族住宅以外の利用計画を策定する」があります。
久米議員の「最終判断をする時に議会をどう尊重するのか」の質問に、知事は、「少なくとも総務政策委員会にお図りすることにはなるだろう」と答えました。
緊急重点要望の他、当面の重点事項284項目(うち新規・一部新規53項目)についても申し入れを行いました。
新年度予算に関する要望をお聞かせください。
申し入れの様子(左端が私、右端が二井知事)
心が乾いてくると、重松清さんの作品が読みたくなります。
本屋で重松清の「青い鳥」を手に取り、読んでいます。
主人公は、中学校の国語の非常勤講師の村内先生。
村内先生は、吃音で言葉がつっかえてうまく話せません。
村内先生が教壇に立つクラスには、様々な問題を抱えた生徒がいます。
第一話は、場面緘黙症で苦しむ真澄美と村内先生との話です。
卒業式で自分の名前を読まれた時、真澄美は、返事をする自身がありません。
しかし、真澄美は、村内先生に励まされて、卒業式に出席します。
ついに、村内先生が名前を読み上げた時、返事をすることが出来ました。
第二話は、担任の真田先生を刺してしまった義男と村内先生との話です。
義男に、草野心平の詩を紹介する村内先生。
草野心平の詩を胸に、義男は、真田先生が帰ってきた教室で、「すみませんでした」が言えました。
こう書いてみると、村内先生のマジックが上手く子どもたちに届いた話ばかりなのですが、その届く過程が泣かせます。
子どもたちの心の闇に、村内先生だからこそ寄り添える。だからマジックが起こる物語です。
あとがきで、重松清さんが、「初めてヒーローの登場する物語を書きました。」と書いています。
重松さんが「村内先生も、僕とは違う人生を生きている僕なのかもしれない」と、こう告白しています。
「教員免許を取得しながら、じつを言うと吃音のコンプレックスに押しつぶされた格好で教員になることをあきらめた僕の、ありえたかもしれないもう一つの人生を、村内先生に託したかった。」
重松さんが書く村内先生だからリアルで暖かいのだとあとがきを読んで分かりました。
重松さんは、あとがきで、こうも書いています。「僕は村内先生に憧れてはいない。けれど、少年時代の自分が村内先生に出会ったらどうなっていただろうとなと想像すると、自然と頬がゆるんでくる。」
この小説は、全部で8編。残りの6編で村内先生はどんなマジックを起こすのか読み進めることにします。
また、自分の子どもたちやPTA会長をしている西宇部小学校の子どもたちにとって、少しでも村内先生のようになれるよう、村内マジックを勉強したいと思いました。
一人一人の子どもたちの心にそっと寄り添う大切さを学び、すこしづつ実践したいと思える作品です。
重松さんが描いた吃音の子どもが主人公の「きよしこ」を次は読んでみようかな。
心が乾きそうになったら、やっぱり重松清さんの作品は効果てき面です。
重松清ファンの皆さん、感想をお聞かせください。
本日、真鍋市議と私は、旭ヶ丘の地すべりの現場を視察しました。
池に面した住宅が池に向って傾いている様子がよく分かりました。
住宅の窓が傾いているのがよく分かります。
また、池と住宅との間の道路が、数十センチ沈下している様子も分かりました。
側溝の下が沈下しているのがよく分かります。
私は、この地域が地すべり防止区域に指定され、地すべり防止工事が実施されるよう県や市に働きかけています。
近く、県と市の担当者が現地視察を行うとのことです。
引き続き、この地域の問題解決のために力を尽くそうと思います。
いよいよ明日から3学期です。
我が家の中1、小5、小3の子どもたちも新学期の準備の真っ最中です。
長男は、通知表を眺めています。三男は、ぞうきんを自分で縫っています。
忘れ物がないように、明日はスタートがきれるでしょうか。
この冬は、私が忙しかったので、子どもたちとの時間をつくることが出来ませんでしたが、次男と友だちを映画に連れていきました。
小学校5年の子どもたちの会話を車の中で聞くのがとても楽しかったです。
親の私たちも正月気分を払拭して、明日から気合を入れ直すことにいたしましょう。
新学期を迎えるお父さんお母さんご苦労様です。
皆さんのご家庭の様子をお教えください。
今日、地すべり対策の要望がある旭ヶ丘自治会の新年会であいさつすることになっています。
現在、旭ヶ丘の現地は、「土砂災害防止法」に基づく、土砂災害警戒区域に指定されているようです。災害を予知し、災害を減らすための対応としては必要なことと思います。
しかし、住民の皆さんは、具体的な対応を求めておられます。「地すべり」そのものの被害を除去し、軽減する「地すべり等防止法」という法律があります。
この法律も「地すべり防止区域」などを指定するもののようですが、具体的に地すべりを防止するための対策事業に補助が出るもののようです。
地すべり等防止法に基づいて、県内で、どの程度の地域が指定され、どの程度の対策事業が行われているのかについて、今後調査して行きたいと思います。
そして、旭ヶ丘地域が、この地すべり防止区域となり、対策事業を施すことができないのかについても今後、調査して行きたいと思っています。
新年から住民の要求実現のために力を尽くしたいと思います。