先日、宇部市内の整形外科医の先生から、「県内の血液供給体制が変更されようとしている。宇部市の供給体制に変更はあるのか」という主旨の質問を受けました。
今日、県薬務課から説明を受けましたので報告します。
これまで、山口県内での血液の供給体制は、日本赤十字社山口県赤十字血液センターを中心に、県内4市(岩国市、下松市、宇部市、下関市)に分室を設置し、運営を業者へ委託して行われてきました。
日本赤十字本社は、現在、直配による供給体制に一本化する方針を打ち出しました。
この方針により、県内では、分室を廃止し、新たに、供給出張所を設置することとしています。
県内での供給出張所は、東部、県央、西部に設置を検討中です。
西部供給出張所は、下関市内に今年6月に設置が完了しています。
東部供給出張所は、来年度中に設置予定としており、県央供給出張所は、東部出張所設置後に、設置していくとのことです。
以上の説明を受けて、私は、二つの再質問を薬務課に行いました。
①山口市内にある山口県赤十字血液センターで引き続き、血液の供給を行うのか。
②これまで血液を供給する分室のあった宇部市の医療関係者から、新たに設置される県央出張所の設置要望が出されているのか。
再質問に対する回答については、後日、報告します。
冒頭に紹介した整形外科医の先生は「仮に宇部市にあった血液供給拠点がなくなり、山口市に移動した場合、30分程度、血液供給が遅れることが懸念される」と話しておられました。
日赤が、血液供給を直営に変更することを受けて、これまでの供給体制が後退することがないように強く望みます。
医療関係者の皆さん、県内の血液供給体制の変更をどうお考えですか。
ご意見をお聞かせ下さい。
本日、日本共産党山口県委員会は、次期県議選で山口市区から河合市議を擁立すると発表しました。
左から佐藤県委員長、河合山口市義、私
河合市議は、現在53歳、山口市議4期目です。
日本共産党県委員会は、これまでに、次期の県議選において、宇部市区から現職の私を。下関市から現職の木佐木県議を。岩国市・玖珂郡区から松田一志さんを擁立することを発表しています。今日の河合市議擁立発表で、県議選4名を擁立することになります。
佐藤県委員長は「山口市区で議席を確保し、県議選で4議席を獲得したい。交渉会派として代表質問が行える会派にしたい」と決意を述べました。
河合市議は「山口市の国民健康保険料は大変高い。山口市が一般会計繰り入れを行っているが、限界がある。国の政治を変える必要があると同時に、県政を県民の暮らしを守る方向に転換する必要がある。必ず議席を確保したい」と決意表明を行いました。
山田洋次名作映画DVDマガジンVol.15「おとうと」を観ました。
山田監督はマガジンで「僕はかつて『愚兄賢妹』の物語、寅さん映画をつくっていたけれど、この『おとうと』は賢いお姉さんと愚かな弟を軸にしたホームドラマになると思いました。笑いと涙に溢れた『家族』というものがあぶり出されてくるだろう」と語っています。
姉は吉永小百合。弟は笑福亭鶴瓶。どちらもぴったりでした。
この作品は、2010年の作品で、今回、山田洋次名作マガジン収録作品の中でも最新の映画となります。
劇場でこの映画を見て、3年しか経っていないけれど、心に響くところが少しづつ変わってきます。
今回、涙が目に滲んだのは、娘の小春が、母吟子に再婚の意向を伝えるシーン。
私の娘は、まだ、9才ですが、娘の幸せを願う父としての自分がこの3年間で成長したからでしょうか。
娘役の蒼井優もいいですが、小春の再婚相手、亨役の加瀬亮の演技が特によかったですね。
吟子の弟、鉄郎の最期のシーンが見どころです。
鉄郎は、民間のホスピス「みどりのいえ」で息を引き取ります。
マガジンで、山田監督は、「身寄りのない人のための施設を国が主導してつくるべきです。公共事業に投入される予算や、戦闘機を購入するための防衛費に比べたら、こういう人たちを助けるためにかかる費用などほんのわずかでしょう。民間の努力だけに任せていい問題ではないのですから。」と語っています。
参議院選挙が終わった直後にこの映画を見て、この文章を読んで、とりわけ心に響きました。
参議院選挙後、「弱者切り捨ての政治をこれ以上台頭させてはならない」。
こんな気持ちにさせられた映画です。
そして、我が子らの幸せを願う気持ちで一杯になった映画でした。
次回は、「母べえ」。これも名作です。山田監督、いつもありがとうございます。「おとうと」もよかったです。
本日昼、NHKニュースは、オスプレイの追加配備をめぐり宜野湾市は、「基地負担は限界に達している」として、配備の撤回を求める抗議声明文をとりまとめ、アメリカ軍などに提出する予定と報道しました。
宜野湾市の佐喜真市長は、「日米両政府は基地負担を軽減するとしているが、オスプレイの追加配備などこれまでの対応は、それと逆行している」「市民は常に墜落の危険性や騒音などにさらされ、基地負担は限界に達している。宜野湾市民はこれ以上の負担を断固拒否する」と記者会見で述べたと報道されました。
私は、昨年秋、日本共産党県議団の視察で、宜野湾市を訪ねました。
市の資料を見て、普天間基地の早期返還が明確であることが分かりました。
オスプレイの追加配備は、市民の願いに逆行しているとの意思表示が宜野湾市からアメリカ軍に届けられました。
オスプレイ12機を載せた船は、日本時間で、17日の0時にアメリカ・サンディェゴ港を出港し、29日14時頃、米軍岩国基地の専用ふ頭に到着する予定です。
沖縄県や宜野湾市の意思は、オスプレイの配備反対で明確です。
山口県は、これからでも、オスプレイの追加配備に抗議すべきです。
オスプレイが岩国基地に到着する前日の28日には、オスプレイの追加配備に抗議する集会が岩国市で行われます。
私も参加する予定ですが、一人でも多くの県民が参加し、沖縄と連帯し、オスプレイ追加配備に抗議する声をあげていきましょう。
オスプレイの追加配備に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
参議院選挙で日本共産党は躍進することができました。
県委員長の談話が届きましたので紹介します。
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参議院選挙の結果について
日本共産党山口県委員会委員長 佐藤文明
わが党にご支持をいただいた多くの県民のみなさん、猛暑の中、大奮闘された支持者・後援会員・党員のみなさんに心から感謝申し上げます。
わが党は比例代表で目標とした5議席を獲得し、悲願であった仁比そうへいさんの議席奪還を遂げることができました。また選挙区でも東京、大阪、京都で議席を獲得し、山口選挙区でも過去最高の得票率を得ることができました。この結果について、みなさん方とともに心から喜び合いたいと思います。
今度の参議院選挙は、安倍内閣の暴走が加速する中で、日本の未来がかかった選挙戦になりました。憲法9条を変えて日本をアメリカとともに戦争のできる国に変えることを始め、消費税、原発、TPP、基地・オスプレイなど、「財界・大企業中心、アメリカ言いなり、歴史逆行」の安倍政権に多くの県民が「不安や危機感」を持ち、これからの日本を託せる政党を模索する中で、日本共産党を選択する県民が増えてきている状況が選挙結果に反映されていると感じています。民主党や「第三極」が自民党政治の応援団になったいま、文字通り「自共対決」の時代になり、わが党の責任はいっそう重いものになったことを痛感します。
仁比さんをふたたび国会に送れたことで、マツダ派遣切り訴訟など雇用をまもるたたかい、岩国基地・オスプレイや艦載機移駐問題、上関原発建設阻止など、これまでに仁比さんが大きな役割を果たしてきた県民運動に、日本共産党が果たす役割は格段に強まります。私たちは県民のみなさんから寄せられた大きな期待に応えられる強く大きな党をつくるためにこれからいっそうがんばりたいと決意を新たにしています。
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参議院選挙の結果について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
昨年度、公立高校の生徒のうち23都県4政令市の計2432人が授業料を徴収されていたことが、日本高等学校教職員組合(日高教)の調査で明らかになりました。
公立高校の授業料不徴収(実質無償化)は2010年4月から始まりました。ところが一定期間(全日制で3年)を越えたり、再入学したりした生徒の授業料徴収については、自治体の判断に任せられています。
山口県は、昨年度、15人の生徒が授業料を徴収されました。
山口県は、全日制で3年を越えた生徒は、原則授業料を徴収しています。
しかし、全国では、徴収が5、原則徴収が、5自治体のみで、完全不徴収は16自治体、原則不徴収が21自治体となっています。 調査の結果、山口県は留年生11名と既卒者の再入学者4名に対し授業料を徴収したとなっています。
山口県も完全不徴収とすべきです。
文科省は、2014年度から授業料の不徴収へ所得制限を設けようとしています。
このことについても調査が行われ、賛成が4県、反対が4県、3政令市、その他が36都道府県8政令市でした。
山口県は、その他と答え、その理由として「保護者の経済的状況等により教育の機会等が失われることのないよう慎重に検討すべきだ」としています。
日高教は、「授業料不徴収に所得制限を導入せず、留年も含めた授業料の完全不徴収を国の責任で実現する」よう求めています。
私も全く同感です。この立場で、山口県と国に働きかけていきたいと思っています。
県内で、授業料を取られている生徒がいることをどうお考えですか。
また、授業料不徴収に所得制限を設けようとすることをどうお考えですか。
ご意見をお聞かせ下さい。