先ほど、県議会総務企画委員会の県外視察から帰ってきました。
16日は、札幌芸術の森美術館を見学しました。
40㌶の広大な敷地に野外美術館や佐藤忠良記念子どもアトリエなどが配置されていました。
佐藤忠良記念子どもアトリエを見学しました
私が一番学んだのは、「ハローミュージアム事業」です。
札幌市内の小学校5年生(200校2万人)を2009年から年一回、美術館に招待する事業です。
昨年訪問した金沢市の21世紀美術館もそのような事業を行っていましたが、山口県でも二つの美術館に子どもたちを招待する事業を行うべきだと感じました。
17日は、午前中、小樽市の田中酒造を訪ねました。
田中酒造では、「食クラスター」事業として、地元の果樹を使ったリキュールを製造していました。
また、札幌市や小樽市周辺の各種酒造会社と連携して「パ酒ポート」と称する、観光客を呼び込む事業に取り組んでいました。
午後は、小樽市総合博物館を訪ねました。この博物館には、明治期のSLを始め50両の列車が設置されていました。
明治期に使われていたSLを見学しました。
博物館には、ボランティア制度があり、9分野で78名が登録されていました。
その後、北海道庁で、移住・交流促進事業について説明を受けました。
北海道では、市町村と民間団体と連携し、「ちょっと暮らし事業」という移住事業に取り組んでいました。
昨年度は、80市町村で2264名が利用したということでした。
また、道単独事業として「地域づくり総合交付金」を創設し、「ちょっと暮らし事業」のハード整備などに取り組む市町村を支援していました。
山口県としても、移住事業に対して、市町村や民間団体と連携した北海道の取組を大いに学ぶべきだと感じました。
3日間の北海道滞在で大いに学ぶことができました。学んだことを今後の議会に反映していきたいと思います。
引き続き、県政に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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