藤本かずのりサポーターズ はじめました

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かえる通信No.7(2015年11月1日)

宇部市内で大平衆議院議員の国会報告会行われる

 

日本共産党の躍進が国会をリード

 

戦争法廃止の国民連合政府実現訴える 

 

 十月十八日、中国比例日本共産党大平喜信衆議院議員の国会報告会が宇部市西岐波集会所で行われ約40名の市民が集いました。
 大平議員は最初に「日本共産党が衆議院で八議席から二十一議席に躍進した結果、国会で大きな役割を果たすことが出来た」と語りました。その上で、「憲法九条を破壊し、自衛隊員の命を奪う戦争法を必ず廃止しよう」と訴えました。
 大平議員は、日本共産党が提案している戦争法廃止の国民連合政府について、「何よりも、『戦争法は廃止を』という国民の声に応えたものであり、立憲主義が壊されている今の異常事態を一刻も猶予できないという二つの国民的大義がある」と述べました。
 大平議員は、最後に、「新しい国民連合政府を作るためにも日本共産党を大きくしなければならない。参議院選挙に向けて勇躍しよう」と訴えました。

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国会報告をする大平喜信衆議院議員(比例中国) 

 

県道小野田美東線の側溝改修を要望

 

 藤本前県議は、宇部市万倉国近周辺の県道小野田美東線の側溝改修を県宇部土木建築事務所担当者らに要望しました。具体的には、

ミハル美容室下の県道側溝の山側の斜面に擁壁を設置してほしいというものです。
 県担当者は、「来年度以降の予算で検討したい」と答えました。

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 擁壁設置について前向きの回答が行われた斜面

 

STOP!違憲の「安保法制」

 

憲法研究者による宇部出前講座

 

日時 11月22日(日)午後2時~4時
場所 宇部市男女共同参画センター 3階軽運動室
演題 「安保法制のどこが、憲法違反なのか」(仮)
講師 広島修道大学 高橋利安教授
入場 無料(カンパ歓迎します。)
高橋利安(たかはし・としやす)さんプロフィール
1954年、神奈川県川崎市生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士課程前期(公法学)。研究対象:イタリア憲法史。
主催 うべ憲法共同センター   
    山口民医連内 ℡ 0836-35-9355 
   藤本 携帯 090-3747-2855

 

一気

ルネサスリストラ問題で日本共産党川崎市議団と懇談しました▼宇部市万倉の山口工場は、前工程九〇〇名、後工程二五〇名の労働者がいました。前工程は、生産を縮小し、運営を継続していますが、譲渡が検討されています。後工程は、平成二十五年十二月に生産終了となり、大分工場へ設備が移転します。一二一九人いた労働者は、四一二人となり、前工程の工場で働いています。離職者八〇七人名、今年8月末時点の再就職者七〇六名で、未だに一〇一名の労働者の再就職が決まっていません▼柳井工場は、一六〇名が働いていましたが、今年六月末で閉鎖されました。八〇人の離職者のうち就職決定者は四十八名で、三十二人の再就職が決まっていません▼ルネサスをリストラされた一三〇名を超える労働者の再就職が未だに決まっていません。早急な対策が求められます。

第41回山口県赤旗まつり

 第41回山口県赤旗まつりが昨日、周南市で開かれました。

 晴天のもと約1600人が参加し、戦争法廃止の国民連合政府実現と来年の参議院選挙、地方選挙勝利への決意を固め合い交流を深めました。

 紙智子参議院議員が記念講演し、戦争法や環太平洋連携協定(TPP)の問題点、国民連合政府提案の中身を解説。「国会の開会から逃げる安倍政権に怒りの声をぶつけよう」「国民の切実な願いに応える国民連合政府を実現しよう」と呼びかけ、大きな拍手が湧きました。

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   記念講演を行う紙智子参議院議員

 春名なおあき参院比例候補は「山口は上関原発や米軍岩国基地など大きな課題が山積み。松田候補とともに必ず国会に駆け上がり、みなさんの声を届けたい」と訴えました。

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   挨拶を行う春名なおあき参院比例候補

 松田一志山口選挙区候補は「安倍首相や高村正彦副総裁の選挙区で勝利すれば、安倍政権を追い詰める大きな力になる」と決意を語りました。

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   挨拶を行う松田参院山口選挙区候補

 私は、紙参議院議員や春名比例候補などと一緒に、参加者と懇談しました。

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 左から私、春名比例候補、紙智子参議院議員

 私は、宇部市からの直行バスの責任者としても参加者の皆さんと大いに交流しました。

 参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

TPP「大筋合意」で被害額は1兆円

 先週金曜日の赤旗日刊紙に東京大学大学院教授の鈴木宣弘さんが「TPP『大筋合意』をどうみる」でインタビューに登場されていました。

 鈴木教授は、「今回の『大筋合意』は、決裂しなかったと装うため、なんとか形をつくろうという『見切り発車の合意』」と厳しく批判します。

 また、「日本はどんどん譲る草刈り場という状態でした。」とTPP交渉を振り返ります。

 国会決議では、農産物の重要5項目などは「聖域」として「除外または再協議」となっています。

 鈴木教授は「5項目の関税分類で586品目のうち174品目で関税を撤廃しました。3割で関税撤廃です。」「安倍政権は、まったく説明ができない状況に追い込まれているのです。」と語ります。

 鈴木教授は、「農林試算物の被害額を試算すると、直接分かるだけで1兆円を越えます。(コメは1100億円)関連産業を加えると、さらに被害は大きくなるでしょう。」と述べています。

 鈴木教授は、最後に「今回の『合意』の情報を公開させる必要があります。みんなで学習もし『だめなものはだめだ』と連携した力で運動を広げれば、TPPは阻止できる展望が生まれます。たたかいはこれからです。」と訴えます。

 臨時国会も開かずに、TPP合意を強行しようとする安倍政権に、「公約違反」の批判と情報公開を求めて行きましょう。

 今日は、第41回山口県赤旗まつりが10:30から周南総合スポーツセンター東第二グランドで行われます。

 記念講演は、日本共産党農漁民部長で参議院議員の紙智子さんです。

 戦争法、TPPなど平和とくらしの問題をわかりやすくお話しします。

 私も今から直行バスの責任者としてバスで現地に向かいます。

 皆さんに現地でお会いできることを楽しみにしています。

 

映画「ギャラクシー街道」

 三谷幸喜監督の映画「ギャラクシー街道」を娘と一緒に観てきました。

 三谷監督の映画は、映画館で直接かDVDなどで全て観ています。

 先日もテレビで「有頂天ホテル」を観ましたが、何度見ても面白いですね。

 本作「ギャラクシー街道」は、ドタバタラブコメディーといった感じの映画でしょうか。

 やはり、綾瀬はるかさん演技は自然でいいですね。

 話しが少し飛躍しますが、先日、五木寛之さんの「百寺巡礼 第一巻奈良」を読んでいました。

 「秋篠寺」の中で、堀辰雄が昭和16年に「大和路・信濃寺」というエッセイを書いていることが出てきます。

 堀辰雄はエッセイの中で、信濃寺の秋草に寝そべっていると書いています。

 五木寛之さんは、「あのころ、多くの詩人や作家たちが転向し、戦争に協力するような作品を書いた。そのなかで、堀辰雄は、大和の古寺の魅力や伎芸天の慕わしさについて書いていたのである。そこからは、見えざる『反戦』という彼の意思が伝わってくる。」

 私は、三谷幸喜監督の「ギャラクシー街道」に「見えざる『反戦』という彼の意思が伝わってくる。」とまでは言いません。

 しかし、娘とこの映画を見て平和を実感したのです。

 戦争法が国会で強行成立して1ケ月半たったころ、この映画を娘と一緒に見たことを10年後も思い出すでしょう。

 平和でこそ自由な文化が楽しめるのだと感じました。

 「今を戦前にしてはいけない」こんなことを考えてしまいます。

 とにかく、「ギャラクシー街道」は楽しい映画です。

 一人でも多くの方に観ていただきたいと思います。

いじめ問題で小森美登里さんのお話しを聞く

 10月30日に行われた県教育庁主催の人権教育研修会で、NPO法人ジェントルハートプロジェクト理事、小森美登里さんのお話しをお聞きしました。

 小森さんの娘の香澄さんは15才の時、いじめが原因で自殺してしまいます。

 この経験を元にお話しされました。

 小森さんは、講演で 「『いじめはだめだ、命は大切だ』は言わないようにしている。暗記ではなく、子どもたちに考えてもらう話をしている」と話されます。

 また、小森さんは、「『傍観者は加害者である』というのも違うと思う。むしろ被害者である。いじめに関わるみんなが被害者だと思う」と話されます。

 その上で、「いじめている子どもへの対応が一番大切だ」と話されました。

 自らの娘さんが自殺に至る話しは涙なしには聞くことが出来ませんでした。

 「娘の事を学校に相談し、カウンセラーに相談し、病院に相談したが、何も解決しなかった」

 「実際起きているいじめの行為をなくさなければ、子どもの命は守れないことが分かった」と話されました。

 この話からも、小森さんが言われる「いじめている子どもたちへの対応が一番大切」という話が身に染みて理解できました。

 会場で、小森さんが書かれた「遺書」と言う本を購入して読みました。

 本の中に、香澄さんが小学校4年の時に書いた「窓の外には」詩が載っていました。

・・・ 

「窓の外には」

 窓の外には夢がある

 夢の隣には自然がある

 自然の上には空がある

 空の上には星がある

 星の向こうに未来がある

 未来の向こうに愛がある

 愛の中には心がある

 ・・・

 私が、大森さんの講演で一番、心に届いたのは、「大人は、子どもたちに『やり返す連鎖』を促している」との話でした。

 大森さんの講演で、これまでの「いじめ」の概念を根本から見直さなければ子どもたちの命が守られないことを痛感しました。

 大人の「やられたらやり返せ」の理屈も見直さなければならないのではないかと考えさせられました。

 香澄さんの「愛の中には心がある」との遺言を大人たちみんなで噛みしめたと思います。

 昨日のブログに書いたように、調査の方法に変化があったにしても、子どもたちの周りにいじめがあります。

 子どもたち一人ひとりが未来を信じて生きていける環境を大人たちが作っていくことがいじめをなくす土壌になると思います。

 そして、何よりも大人の世界のいじめも無くさなければなりません。

 皆さん、いじめ問題に対するご意見をお聞かせ下さい。

昨年度の県内公立学校におけるいじめ認知件数は2170件

 私は、今年度から西宇部校区人権教育推進委員協議会の副会長を務めています。

 昨日、県教育庁主催の人権教育研修会に参加し「いじめ問題」について学びました。

 その中で、県教育庁学校安全・体育課から「山口県いじめ防止方針」について説明を受けました。

 その中で、今月27日に発表された「平成26年児童生徒の問題行動等指導上の諸問題におけるいじめの現状について(概要)」の結果について報告がありました。

 山口県内の公立小学校・中学校・高等学校・特別支援学校において、平成26年度のいじめ認知件数が、2170件でした。

 平成25年度が871件だったので、149%増となっています。

 県教育庁は今回の調査では一部見直しを行ったと説明し、見直しの背景として3点説明しました。

 ①岩手県で中学2年生が自殺した事案において、学校は児童生徒間トラブルと捉え、いじめとして捉えていなかったことを踏まえ、他にも同様の事案があることを懸念した国からの依頼に基づき行った措置である。

 ②児童生徒間トラブル等の再検証を含め、平成26年度間の見直しを各市町教委、学校に依頼した。

  ※見直しにより、認知件数は76%に増加。

 ③見直しの結果、認知件数が増加しているが、それは、今回の見直しに当たり児童生徒間トラブルを含め、いじめを幅広く捉えた認識がされたものと考える。

 県教庁は、昨年度いじめ認知件数が大幅に増えたのは、初期段階のいじめや、ごく短期間のうちに解決したいじめ事案についても遺漏なく認知件数に計上した結果だと説明しました。

 学年別の認知件数では、小学校での認知件数が大幅に増えているのが特徴です。

 子どもたちの周りでいじめが増えていることが明らかになる中、まず、担任の先生をはじめ学校側がじっくりそれら問題に向き合えるような体制が必要だと思います。

 また、スクールソーシャルワーカーなどの専門家が学校を支える体制を更に強める必要があると思います。

 更には、今回の結果を、子どもたちと競走に追い立てる「学力テスト」などを見直す機会にしてみてはどうかとも思います。

 県内の学校でいじめ認知件数が増加しています。皆さんはどのようにお考えですか。

 ご意見をお聞かせ下さい。