藤本かずのりサポーターズ はじめました

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フラワーカンパニーズ

 約1ケ月前でしょうか、NHKラジオの音楽紹介コーナーでフラワーカンパニーズが紹介されていました。

 メンバー全員が1969年生まれ。愛知県で活動してきたバンドです。

 私も大学が愛知県でしたが、5才下ですから、私が山口に帰った後に彼らは活動を開始したのです。

 今まで、私の記憶に残らなったバンドがフラワーカンパニーズでした。

 まず、フラワーカンパニーズ「消えぞこない」という本を読みました。

 「メンバーチェンジなし!活動休止なし!ヒット曲なし!のバンドが結成26年で日本武道館ワンマンライブにたどりつく話」と副題があります。

 彼らは、メジャーデビューした後、インディーズ活動を開始し、最近、メジャー復活を果たしました。

 彼らは、ワゴン車に機材を積み、メンバーが乗り、全国各地でコンサート活動を展開していきます。

 このような活動が「深夜高速」などの名曲を生む舞台となります。

 「生きててよかった そんな夜を探している」

 このフレーズがラジオから流れ、一気にファンになりました。

 本の副題の通り、この冬、結成26年で、武道館ワンマンライブに挑戦します。

 武道館ライブについて、ボーカルの鈴木圭介さんがこう語っています。

 「もし武道館で1000人しかお客さんがいなくても、屁でもない。むしろ、それを売りにできる。」「コケたらコケでそれを武器にできるっていうのは、得なバンドだよね。」

 メンバーチェンジなし!活動休止なし!結成26年のフラワーカンパニーズだからこその言葉だと思いました。

 最新ミニアルバム「夢のおかわり」を聴いています。

 インパクトがあるのは本の表題と同じ「消えぞこない」という曲です。

 「消えぞこないでも立っている」「一生花が咲かなくても 根っこを張って倒れるな 折れるな」

 心に沁みる歌詞と曲です。

 そして、今、15枚目のアルバム「Stayin‘Alive」を聴いています。

 「星に見離された男」がいいです。

 「ここ一番ダッシュの時に ガス欠で肘を突く夜さ」「何回死んでも行き返るよ しぶとさが売りだもの」

 本の中で、取材した兵庫慎司さんがあとがきに書いています。

 「いずれにせよ、生きていくこと、続いていくこと、終わらないこと、いやいつか必ず終わりが来るんだけど、それまでは終わらないし、終われないし、終わってはいけないこと―それを鈴木圭介は何度も歌にしてきた。」

 フラワーカンパニーズとしての活動そのものが強いメッセージになっています。

 「”消えぞこない”たちがどこまでしぶとく転がっていくのか、ぜひこの先も見守っていただければと思う。」の兵庫さんの言葉通り、私もフラワーカンパニーズとともにしぶとく転がっていきたいと思う今日この頃です。

 フラカンファンの皆さん、お勧めの一曲をお教え下さい。

 

美祢市秋芳町広谷中島家に遺る木喰の書軸

 21日、美祢市秋芳町広谷の中島家に残されている木喰が書いた書軸を見学しました。

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 木喰が広谷の中島家に送った書軸

 昭和56年7月に秋芳町有形文化財に指定されています。秋芳町史には、「『南無阿弥陀仏』の六文字をくずしたものと思われる図柄を地とし、その上に五万五千仏・仏師伝道・六万六千仏・八万八千仏・突風火水地遍照金剛・三界万霊無縁などの語句や梵字を配し、つぎの道歌が全体にち密に書かれてある。
 なむあみみだみなすくわるるうをさかな
  なまぐさいともおもハざりけり
 むかしよりむりよくどふのしゃばにきて
  むなしくなるをさとらざりけり
 阿字をみてあじにみだるるわが心
  あじが心か心があじか
 みらひまでとどかぬとてもわが心
  心にとへばなむあみだ仏
 だま須のもだましだまされよくどふも
  ただひのひぬとおもはざりけり
 仏法もねこもしゃくしもなむあみだ
  仏法僧のひかりなりけり
 『寛政九巳年七月廿三日コレヲカク」とあり、「日本廻刻八宗一見、日州児湯郡府中五智山国分寺インキョ 中興開山天一自在法門 木食五行菩薩八十才花押』の自署がある。」とあります。

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 南無阿弥陀仏の「南」の字の中に和歌などがある

 「山口県下の木喰仏」には、「この署名の中で五智山とあるのは、上人が九州を遍歴中に滞在し、住職をつとめた日向の国分寺で、のちこの寺を焼き、再建して、九州をあとにしている。」とあります。
 「防長の微笑仏」には、「この幅は広谷に着いてわりと早く、書かれたことがわかる。木喰は中島某の倉を仕事場にして仏像を彫ったと伝えられるが、おそらくこの幅を所有する中島家の祖先が、木喰の御宿帳にみえる佐兵衛、中島佐兵衛であったと思われる。」とあります。
 お会いした中島家の末裔の方は「中島家は、江戸時代初期から続く大きな農家だった。過去帳が残っているが、木喰の過去帳にある佐兵衛が中島家のものだったかどうかは定かではない。」「現在の稲荷神社の付近に花屋敷という建物があり、そこで木喰が彫刻をしていたという言い伝えは残っている。現在、木喰仏が安置されている毘沙門堂はその後出来たものだ。」と話されていました。
 いずれにしても、木喰が広谷に滞在する上で中島家が深く援助したことは確かのようです。そのお礼として木喰が中島家に書軸を送ったことが推察されます。
 実際に書軸を見ると木喰の文字のち密さに圧倒されます。
 木喰の花押などははっきり読み取れます。

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 写真から朱印は読めないが、花押などは読める

 また、3か所、それぞれ違う烙印があることが分かります。
 200年を超える時を経てた木喰の文字は、仏像と同様に訴えかけるものがあります。
 書幅を見せていただいた中島家末裔の方に感謝申し上げます。

宇部市万倉の県道小野田美東線側溝改修を要望

 昨日、宇部市万倉国近周辺の県道小野田美東線の側溝改修を県宇部土木建築事務所担当者らに要望しました。

 要望の第一は、ミハル美容室下の県道側溝の山側の斜面に擁壁を設置してほしいというものです。

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 写真奥の電柱より手前山側にコンクリート擁壁を

 県担当者は、「来年度以降の予算で検討したい」と答えました。

 要望の第二は、道路を横断する水路周辺の改修についてです。

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 写真中央の県道を横断する水路が詰まり冠水した

 台風が襲来した8月25日、現地では、道路を横断する水路が詰まり県道が一時冠水しました。

 山側からの水路と県道の側溝が合流し県道を横断する水路が詰まったためです。

 当該水路周辺は何の造作もされていません。桝を作るなどの対策が求められます。

 県担当者は、「何が出来るか持ち帰って検討したい」と答えました。

 要望の第三は、アグリ楠のライスセンター付近の側溝の改修についてです。

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 写真左が県道、側溝の右側の擁壁が崩壊している

 数年前から約7メートルに渡って施設側の側溝の擁壁が崩壊したままになっています。

 早急な改修が求められます。

 県担当者は、「何が出来るか持ち帰って検討したい」と答えました。

 引き続き、県土木業に関する要望をお寄せ下さい。

空母艦載機が69機に

 19日の赤旗日刊紙は「在日米海軍司令部は18日までに、厚木基地を拠点とする米空母艦載機部隊の機数は10月時点で69機であることを、本紙取材に明らかにしました。」と報じました。

 私の手元に防衛省が平成19年1月に作成した「岩国飛行場に係る日米軍の兵力態勢の再編について」があります。

 この資料に厚木から岩国に移駐するのは「F/A-18×49、EA-6B×4、E-2C×4、C-2×2:計59機」とあります。

 赤旗には、「FA18Eが44機、EA18Gが5機、E2Cが4機、MH60Rヘリが14機、C2が2機」合計69機とあります。

 それぞれの機種が変更されていますが、大きな違いは、空母艦載機部隊にMH60Rヘリ(S汎用ヘリ)2個飛行隊14機が含まれたいることです。

 横須賀に新しいR・レーガン原子力空母が着任したことを受けてのことだと思います。以前にも新たな原子力空母着任を受けてイージス艦などが増えているとの指摘を紹介しました。

 これらの結果、いずれにしても空母艦載舞台に新たにヘリ部隊14機が編成された事実は重いと思います。

 赤旗は更に日米両政府は2006年5月の在日米軍再編合意に基づいて岩国基地に艦載機59移転させる方針について「防衛省は、『この方針に変更はない』と説明していることから、岩国移駐後も10機程度、厚木基地に残ることになります。」と報じています。

 私は、本当にこうなるのか、岩国基地に69機ということにならないか、防衛省は地元自治体(山口県や岩国市)に説明すべきだと思います。

 もし、69機丸ごと岩国基地にということには断固、山口県と岩国市は抗議すべきです。山口県と岩国市は国に説明を求めるべきだと思います。

 総じて、艦載機部隊について当初の説明と現在の機種や機数に変更が生じていることは事実です。

 機種の変更等で騒音などの住民の生活に影響を及ぼす事態がないのかどうかの説明も山口県や岩国市として国に説明を求めるべきだと思います。

 志位委員長は、外国特派員協会での講演会後の質疑で普天間基地について問われ「普天間基地が『世界一危険』というならば、政府は、その無条件撤去を求めて対米交渉を行うべきです。沖縄県民に押し付けるのではなくて、アメリカに『返せ』と言うべきです。」

 アメリカが在日米軍の機能を増強しています。そして、沖縄や厚木や岩国の危険性が増強されようとしています。

 アメリカが起こす危険を在日米軍基地周辺住民が負うのではなく、危険の除去をアメリカに行ってもらうことが重要ではないでしょうか。

 横須賀の米原子力空母の母校化の解消を政府はアメリカに求める時ではないでしょうか。

 空母艦載機部隊の機数が59機から69機になっていることが明らかになりました。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

ルネサスリストラ問題で日本共産党川崎市議団と懇談

 昨日、日本共産党川崎市議団(11名)が来宇し、ルネサスリストラへの宇部市の対応を視察しました。

 その後、日本共産党宇部市議団と私が参加し懇談しました。

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写真奥左から真鍋市議、荒川市議、私、藤井市議

 懇談の冒頭、私が発言した趣旨は以下の通りです。

・・・

 日本共産党川崎市議団の皆さんこんにちは、前県議の藤本です。「ルネサスリストラかながわ」が結成され活発な活動を行われていることに敬意を表します。
 今日は、二つの資料を用意しました。一つは、「議会と自治体」の私のレポート。もう一つは、県が作成した資料です。
 まず、山口県内のリストラの状況ですが、その後も続いています。宇部市内の宇部興産の子会社であるウベボードが昨年度末で解散しました。223名労働者の雇用不安が起きています。帝人の徳山営業所が2017年度末で閉鎖、岩国事業所の工業繊維の生産を2018年度末で停止。140名の労働者の雇用不安が起きます。ここ数年で山口県下の大企業で3000人のリストラによる雇用不安が広がっています。
 さて、県内のルネサスの状況です。県内には、宇部市内に山口工場があり、柳井市に柳井工場があります。県の資料の通り、山口工場は、茨城県ひたちなか市のルネサスセミコンダクタマニュファクチャリング(株)に、柳井工場は、群馬県高崎市のルネサスセミコンダクタパッケージ&テストソリューションズ(株)の所属になりました。
 山口工場は、マイコンシステムLSI(大規模集積回路)の製造を行っていました。前工程900人、後肯定250名おりました。前工程は、生産を縮小し、運営を継続していますが、譲渡が検討されています。後工程は、平成15年12月に生産終了となり、大分工場へ設備が移転しました。
 1219人いた労働者は、412人となり、前工程の工場で働いているものと思います。807人が離職し、今年8月末時点の再就職は706人で、未だに101名の労働者の再就職が決まっていません。
 柳井工場は、半導体製品の製造を行っており、160人が働いていましたが、今年6月末で閉鎖されました。
 80人の離職者のうち就職決定者は48名で、32人の再就職が決まっていません。
 次に県の対応ですが、景気・雇用対策本部「対策検討チーム」会議を開催して対応を行ってきました。
 更に、議会と自治体のレポートにあるように、私が2012年6月県議会で質問を行い、7月5日に、二井知事(当時)と工場が立地する宇部市長と柳井副市長がルネサス本社に出向き、「事業継続と従業員の雇用維持」を要請しました。
 これまでは、リストラ計画を是とした上での「再就職のあっせん」などを会社に求めるのが、行政の態度でしたが、県や地元自治体が「事業継続と従業員の雇用維持」を求めたことは大きかったと思います。
 次に、「議会と自治体」で触れた緊急雇用創出事業臨時特例基金についてです。2012年山口県は、3億300万円の予算を計上しました。2014年は、161億円の基金を基に13億の事業費で起業支援型地域雇用創造事業を行い、310事業所で570人の雇用を創出する事業を行いました。今年度は、1億5千万円の事業費で地域人づくり事業を行い、32事業所で29人の雇用を創出する事業を行っています。基金事業は継続され雇用創出事業は行われていますが、大企業のリストラ規模が大きく上回っています。やはり、大企業のリストラを規制する施策が必要です。
 市民運動として、「ルネサスリストラ対策実行委員会」を2012年7月に結成し、労働者へのアンケートを実施したり、シンポジウムを開催したり、関係機関へ要請を行うなど活発に活動しましたが、2013年5月の第7回の会議以降は会議が開催されていない状況です。
 最近の資料でもルネサスエレクトロニクスには658億円の内部留保があります。また、桜美林大学の藤田実教授は、しんぶん赤旗に「ルネサスは、14年上半期は、490億円の黒字で、営業利益は12.1%に達するなど優良企業なみの決算を記録しています。現在の人員でこれだけ経常利益を出しているのですから、常識的に考えれば、もうリストラをする必要はないということができます。にもかかわず、ルネサスは15年1月末までに1800人の人員削減を目標とするリストラを行っています。このリストラは、14年だけで3度目となるもので、リストラ請負会社ともいうべき人材サービス会社を利用して、ターゲットとなった労働者に退職を勧奨しています。」と書いています。
 地域経済を守るために、大企業の身勝手なリストラを許さない仕組みづくりが必要だと思います。戦争法廃止の国民連合政府を実現し、身勝手リストラを規制するルールが新しい政府で出来ることを望みます。 

・・・

 川崎市では2000人を超えるルネサスの事業所が閉鎖されるなど、リストラの影響が大きく、今回の視察となりました。

 山口県知事と宇部市長らが、事業の継続をルネサス本社に求めてことを日本共産党川崎市議団に評価していただきました。

 また、国、県、市の関係機関が連携して会議を開き、就職説明会を行うなどの取り組みも評価していただきました。

 それほど、山口県内でルネサスのリストラの影響が大きなものだったことを今更ながら考えさせられました。

 未だにルネサスを離職した方で再就職が決まっていない方が100名以上おられます。

 これらの労働者への対応を引き続き国、県、市に求めたいと思います。

 また、残っているルネサス山口工場でこれ以上リストラがされないよう、また事業が現地で継続することを強く望みます。

 そして、私も川崎市議団の皆さんの前で重ねて訴えましたが、大企業の身勝手なリストラを規制するルールを国として確立することを強く求めたいと思います。

 私が川崎市議団の皆さんに冒頭報告したように、県内では半導体企業以外で、最近ではウベボード、帝人など製造業の大企業で事業の廃止や縮小でリストラが強行され、またされようとしています。

 安倍政権は、地方創生や1億総活躍社会などといいますが、地方経済は衰退の一途です。

 地方の雇用と経済の底上げが行われる政策の転換こそが強く求められていると痛感します。

 山口県内での大企業のリストラについて皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

大平衆議院議員が国会報告

 昨日、中国比例日本共産党大平喜信衆議院議員の国会報告会が宇部市西岐波集会所で行われ約40名の市民が集いました。

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 大平衆議院議員の国会報告を聴き入る聴衆

 大平議員は最初に「日本共産党が衆議院で8議席から21議席に躍進した結果、国会で大きな役割を果たすことが出来た」と語りました。その上で、「憲法9条を破壊し、自衛隊員の命を奪う戦争法を必ず廃止しよう」と訴えました。

 大平議員は、日本共産党が提案している戦争法廃止の国民連合政府について、「何よりも、『戦争法は廃止を』という国民の声に応えたものであり、立憲主義が壊されている今の異常事態を一刻も猶予できないという二つの国民的大義がある」と述べました。

 大平議員は、最後に、「新しい国民連合政府を作るためにも日本共産党を大きくしなければならない。参議院選挙に向けて勇躍しよう」と訴えました。

 参加者からは、「靖国派が内閣を独占する政治状況をどう思うか」「憲法違反の法律は認められない」「憲法改悪への動きは」「小選挙区制をなくし、民意が正確に反映される選挙制度にしてほしい」などの質問が相次いで出され、それぞれの問題に大平議員が丁寧に答えました。

 私は、国会報告会ど同時に、報告会前後に行った街頭演説会にも街頭演説にも同行しました。

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 大平衆議院議員と宣伝する私(右)

 街頭からも多くの激励をいただきました。

 戦争法や国民連合政府の訴えについて皆さんのご意見をお聞かせ下さい。