議員日誌

今中京大原子炉実験所助教最終講義

 今朝の毎日新聞。山田多孝男さんの「風知草」に脱原発の騎手、今中哲二・京大原子炉実験所助教による最終講義の様子が掲載されていました。

 今中助教は「原発は、安全か、危険かという問題ではない。原発は危険だ。原発がある限り、事故は起きる」と断言します。

 また、今中助教は「放射能汚染地域で暮らすなら、余計な被ばくはしないほうがいい。一方、汚染地域で暮らす以上、それなりの被ばくは避けられない。(何が最優先か、人の判断は異なるので)自分で考えて決めるしかない。学者は情報を出す」と述べたとあります。

 中国で、原発の建設が突出して進められていることについて、今中助教は「じつは、福島事故以前から中国が心配だった。新たなフクシマが起きるんだろうな、と思う。原子力をエネルギー源として利用するということは、同じような事故がまた起きると覚悟することですよ」と話しました。

 山田孝男さんは、「風知草」の最後に「原発輸出どころか、原発の世界規模の縮小・制御を主導することこそ、日本が担うべき歴史的役割であると私は思う。」と書いています。

 関西電力は21日、高浜原発4号機の原子炉補助建屋の床に放射能汚染水が漏れたため、同日に予定していた再稼働の準備を取りやめて、22日以降に延期することを明らかにしました。

 福島原発事故を経験した日本で、原発の再稼働を行うべきではありません。

 ましてや、山口県の上関に原発の新設を行うべいではありません。

 3月26日には、10時から山口市維新百年記念公園野外音楽堂(ビックシェル)で「上関原発を建てさせない山口県民大集会」が行われます。

 この集会成功のための宇部・小野田実行委員会のメンバーの一人として、力を尽くしていきたいと思っています。

 今集会成功に向けて賛同者を募集しています。

 賛同者を引き受けてもいいと思われる方は、私にご一報ください。

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