11日、中国電力が県に5度目の回答行う
村岡知事は、申請を不許可に
実行委員会は継続した運動を確認
中国電力が上関町で計画している上関原発の埋め立て免許の延長申請を巡り、中国電力は、十一日、県が求めていた補足説明の回答を文書で郵送しました。
山本前知事は、昨年二月県議会で、「重要電源開発地点に指定された上関原発の位置づけが実質的に何ら変わらないことについて証明がされれば、それを前提に正当な事由の有無を判断することになる」と答えました。
日本共産党山口県議団がこの問題で国とのヒヤリングを行った時、担当者は、「重要電源開発地点は、発電事業の必須条件ではない。」旨の回答を行いました。
十一年六月県議会で二井知事は「新たな安全基準等を満たす原子炉等施設の位置づけや規模などが決まらなければ、引き続き、土地利用計画は確定しないもの」と答えました。この立場から、村岡知事は、埋立免許延長申請に不許可の判断をすべきです。
十二日、第六回上関原発を建てさせない山口県民大集会実行委員会が行われ、「事務局体制を維持し、継続して上関原発を建てさせないよう働きかけを行う」ことなどが確認されました。
上関原発を建てさせない山口県民大集会を振り返る
豪雨災害対策で政府と交渉
外国人学校で神奈川県視察
二日、日本共産党島根・山口県委員会は、昨年夏の豪雨災害の復旧・復興に係る要望書を各所管大臣に提出し、担当者と交渉を行いました。
交渉には、山口県から藤本・木佐木県議らが、島根県から津和野町議らが、仁比参議院議員、石村中国ブロック国民運動委員長が参加しました。
山口県関係で前進した点を報告します。
早急に農地の作付が出来るようにするために、山口県と関係市が(仮称)連絡協議会を設置して取組を強化していることが明らかになりました。
須佐保育園の移転改築に対する国の財政支援については、通常の災害復旧として、国の二分の一補助が実施されることが明らかになりました。
三日は、日本共産党県議団として神奈川県で外国人学校への支援制度などについて行政視察しました。
神奈川県は、朝鮮学校について、昨年度の経常費補助の予算計上を見送りましたが、今年度は、「安定的に教育を受ける機会を確保する必要がある」として外国人学校の生徒等の学費を補助する制度を創設しました。
消費税8%に抗議する集会とデモ
一日、宇部市役所前で、消費税廃止宇部地域連絡会・消費税をなくす宇部の会主催で、消費税八%に抗議する集会とデモが行われました。
消費税8%引き上げに抗議してデモ行進を行う
一気
品川正治さんの「手記 反戦への道」を読みました。品川さんは、中国戦線に従軍し、復員船の中で、公表されたばかりの日本国憲法政府草案全文を読み、仲間の前で朗読します▼「読み進め、九条の部分を読み終わると、全員が泣き出していた。戦争放棄をうたい、陸海空軍は持たない、国の交戦権は認めない。こんなことを憲法に書けるだろうか、よく書いてくれた。これだったら亡くなった戦友も浮かばれる―私は、読みながら突き上げるような感動に震えた。(中略)この九条こそが、私の一生の原点中の原点になったのである。」当時の一人ひとりの国民の命をかけたたたかいが憲法九条となって実を結んだことをこの本を読んで学びました▼憲法九条の深さと重さをしっかり理解した上で、今日、議論されている「集団的自衛権」の問題に立ち向かいたいと思いました。
3月13日、藤本県議が3月議会の一般質問で登壇
第二関門橋は不必要
既存の橋、トンネルは安全
藤本県議は、「やまぐち産業戦略計画」にもとづき、新年度予算二四三億円が投じられる「瀬戸内産業再生戦略」の中に「地域高規格道路下関北九州道路」(第二関門橋)調査費用として五〇〇万円(今年度二〇〇万円)が計上されている問題を取り上げ、ムダな大型事業の中止を求めました。
これまで、県は、同道路を「災害時にも機能するネットワークを構築する道路として不可欠」と説明。しかし、今年2月の日本共産党の穀田恵二衆議院議員の質問に対し、大田国土交通大臣は、現在の関門橋や関門国道トンネルについて「災害時も含めて、安全にご利用できると考えている」と答弁しました。
藤本県議が、県の必要論は破たんしたと追及したのに対し、藤部副知事は「補修工事や災害、事故等による通行制限が行われたら、社会経済活動に大きな影響がある。同道路は必要不可欠だ」と強弁しました。
3月県議会で一般質問を行う私
日本共産党中国ブロック事務所
豪雨災害の被災地・萩を訪ねる
三月一九日、日本共産党中国ブロック事務所の石村智子さんと日本共産党山口県議団は、昨年七月に発生した豪雨災害の被災地・萩市を訪ねました。
まず、宮内きんじ市議と五十嵐ひとみ市議候補が参加し、松浦生活再建支援事業部長らから、現状報告を受けました。
萩市では、被災した二二〇㌶の農地の内、九〇㌶が今年の植え付けが出来ません。宮内萩市議は、「受益者が一戸でも補助できる制度にする必要がある。」と話ました。
続いて、川からの濁流が施設に入り込み、入所者と職員が救助された特別養護老人ホーム阿北苑を訪ねました。小河施設長は、「国が2分の1補助するところを3分の2にかさ上げする激甚災害に指定されるよう要望している」と話ました。
日本共産党中国ブロック事務所では、四月二日に、島根県・山口県合同で豪雨災害問題での省庁交渉を計画しています。
第41回公募全日展山口県知事賞は作家実在せず
県議会総務・企画委員会で、藤本県議は、第四一回公募全日展の山口県知事賞を三月十一日に取り消したことを主催者に通知した問題を質しました。
第四一回公募全日展の山口県知事賞は、作者が実在しないということが発覚し、このような対応を取ることを山口県が判断しました。
今後、公募全日展が行われ、山口県知事賞を交付してほしいとの要請があった場合の対応について、嘉村文化振興課長は、「他県の動向などを見て慎重に対応したい」と答えました。
一気
小三の長女と、日本共産党厚東川後援会お楽しみツアーに参加しました▼宇部市厚南を出発して、まず、向かったのは、宇部市来見の旧陸軍機墜落の碑です。私が、生まれた近くにある碑ですが、実際に見学したのは初めてでした。母も日本軍機が墜落したことを知っていました。当時、詳細は、地域住民には知らされていなかったようです▼昼食は、美祢市別府の弁天池で鱒定食を食べました。鱒尽くしの料理に舌鼓を打ちました。その後、秋吉台の長者が森を見学しました。秋吉台も実家の近くなのですが、長者が森の中に入ったのは初めてで、雪が少し残っていました。その後、長登の銅山を見学しました。長登は、「奈良登」が語源であることを学びました。長登周辺は初めて散策しました。とても勉強になりました▼生家の近所でしたが、新たな発見ばかりのツアーでした。
上関原発を建てさせない山口県民大集会
7000人が集う
藤本県議は脱原発川柳事務局務める
三月八日、山口市維新百年記念公園ちょるる広場で、「上関原発を建てさせない山口県民大集会」が行われ、県内外から、七〇〇〇人が参加しました。
参加者は、原発なくせを意味する「NON」と大きく書かれた紙を全員でかざしました。
そして、「この度の選挙で当選した村岡嗣政県知事は、山本繁太郎前知事の方針を受け継ぐことを表明していますが、上関原発の建設が予定されている田ノ浦の埋め立て免許延長を許可すべきではありません。」などとする集会宣言を参加者一同で採択しました。
藤本県議は、脱原発川柳事務局を務めました。
上位三賞と自句を檀上で発表しました。
○銅賞
山口の美しい街残したい宇部市 田村順子さん
○銀賞
原発は未来のために即中止
山陽小野田市 石井安子さん
○金賞
原発ですべての夢が灰となり
山口市 山﨑真理さん
○自句
福島の涙三年乾かない 一兎
上関原発建てさせないと7000人が集う
藤本県議が、13日(木)午後1時から登壇
藤本県議は、13日(木)午後1時から一般質問で登壇する予定です。
質問項目は、以下の通りです。
①山口県の諸計画について
・産業戦略計画・中期ビジョンなど
②大型公共事業について
・第二関門橋・平瀬ダムなど
③子どもを取り巻く諸問題への対応について
・乳幼児医療費助成制度・児童相談活動など
④教育問題について
・30人学級・私学助成の充実など
⑤地場産業の振興について
・建設産業の育成・伝統的工芸品の振興など
⑥その他
厚東川工水事務所下に雨水路新設
企業局厚東川工業用水道事務所からの雨水が周辺の民家に流れ込む被害が続いており、藤本県議は、改善を事務所に求めていました。雨水排水路の新設工事が今月から始まることになりました。
写真下の水路がから斜め上に水路が新設
一気
県議になって十五回目の参加となる高等学校の卒業式。三月一日宇部工業高等学校卒業式に出席しました。過去参加した中で、一番涙を流した卒業式といっていいと思います▼涙の訳は、卒業生が、私の子ども世代になっていることが最大の理由だと思います。卒業生みんながわが子のように思えるのです。卒業生の答辞を読んだ生徒は、サッカー部に在籍中に、病気を患い練習に参加できなかったけれど、その分、仲間の大切さを感じたと語りました。一番泣いたのは、卒業生が退場する際に、保護者席に向かってお礼の言葉を述べるところです。「反抗したこともあったけど、自分を産んでくれてありがとう。」などの言葉には涙しかありません▼卒業を迎えた全ての子どもたちの未来が開かれることを願います。若者にやさしい県政にしていきたいと決意を新たにしました。
県知事選挙の結果について(2014年2月25日)
日本共産党山口県委員会 委員長 佐藤文明
県知事選挙で日本共産党の藤井直子候補にご支持いただいた多くの県民のみなさん、寒さの中、大奮闘された支持者・後援会員・党員のみなさん、またご支持いただいたみんなの県政つくる会の構成員のみなさんに心から感謝申し上げます。県知事選挙で掲げた公約実現のためにこれからも全力を尽くす決意です。 藤井直子候補は、四万六千四百二票の得票、一〇.三三%の得票率を得ることができ、また、投票率が大幅に後退したなかで、昨年の参院比例票を五百六十七票上回ることもできました。全県一区の国政・知事選をたたかううえで三つどもえ、四つどもえなどいかなる組み合わせでも最低一〇%以上の得票を当面の目標にしている県党にとって今回の結果は一定評価できるものです。 公約違反を続けた山本前知事の県政「継承」をかかげた自民・公明推薦の候補者、これまでの態度を変え「上関原発反対」を言いながら県外の原発再稼働は事実上「容認」し、その他の政策は「保守候補と同じ」という元衆院議員を相手に、藤井候補は「原発ゼロ、基地拡大ノー、くらし一番のあったか県政」実現を訴え、文字通り自共対決の選挙戦をたたかい抜きました。 安倍内閣の改憲・戦争できる国への道、国民のくらし破壊の暴走政治が加速するなかで昨年の参院選に続いて、正面からたたかう日本共産党の姿を県民に示し、一定の評価できる結果を残した今度の県知事選を力に、来年の一斉地方選挙までの一連の選挙を必ず勝利するために全力を尽くす決意です。 県民のみなさんのいっそう大きなご支援とご協力を心からお願いいたします。
ルネサス山口工場新会社へ移行
新たな早期退職募集開始される
ルネサスエレクトロニクスは、二月十九日、「国内グループ(製造関連)再編(吸収分割および吸収合併)に関するお知らせ」を発表しました。
山口工場は、ルネサス関西セミコンダクタ株式会社に吸収合併された後、吸収合併存続会社「ルネサスセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社」の傘下に入ります。存続会社は、現那珂事業所内(茨城県ひたちなか市)に本拠地が置かれます。
「宇部日報」によると「山口工場は、引き続き合理化の対象として生産能力の縮小をしつつ、譲渡を検討していく」とされています。
同時にルネサスエレクトロニクスでは、二月二八日から三月七日まで新たな早期退職募集を行うことも発表しました。
山口工場の後工程は、昨年末に閉鎖されました。前工程ラインの労働者が、新会社に、何人雇用されるのか不明です。
ルネサスのリストラは、山口県経済に大きな影を落としています。
労働者の皆さんの声をお聞かせ下さい。
西宇部小学校通学路の歩道未設置個所に
車に徐行を知らせる道路標示が設置完了
西宇部小学校の通学路になっている市道松橋線の歩道がない箇所に、徐行走行を促す「速度30注意」とする路面表示がこの程、設置されました。 この箇所は、子どもたちの通学上危ないと保護者から要望が出され、藤本県議が宇部市に改善を求めていました。藤本県議は、引き続き、通学路の危険個所改善に取り組んでいくことにしています。 皆さんの要望を藤本県議までお伝え下さい。
市道松橋線に設置された徐行を促す道路標示
一気
二月十九日付東京新聞に「自民流ばらまき予算の地元」と題する記事が掲載されました▼安倍首相の地元山口県での大型公共事業の状況を追う記事の中で、下関市の沖合人工島(長州出島)が取り上げられました。この事業は、七五五億円を投じる事業で〇九年から部分供用がはじまりましたが、利用した船舶は、わずか七〇隻と報じています。この中で私の「過大な需要を見込んだ国と地元の責任は重大だ。『公共事業栄えて民滅ぶ』状況が加速することになりかねない」とのコメントが取り上げられました▼村岡新知事は、山本前県政が進めた産業戦略推進計画を充実させると公約し当選しました。山本県政が進めた産業戦略の第一は、瀬戸内産業再生戦略であり、その中心は、大型公共事業の促進です。私は、「公共事業栄えて民滅ぶ」事態にならない対応を村岡新知事に望みます。
長生炭鉱水没事故72周年犠牲者追悼式
韓国の遺族がチェサ捧げる
長生炭鉱の追悼碑とひろばが完成
二月八日、宇部市西岐波の長生炭鉱追悼ひろばで、「長生炭鉱水没事故七十二周年犠牲者追悼式」が行われました。 一九四二年二月三日早朝、宇部市西岐波の海岸にあった長生炭鉱で、水没事故が起き、一八三名もの人々が生きながら、坑道に封じ込められてしまいました。犠牲者のうち一三六名は、日本の植民地政策のためい、強制的に連行された朝鮮人の方々でした。 「長生炭鉱の『水非常』を歴史に刻む会」では、毎年追悼式を行うと同時に、慰霊碑と追悼ひろばの整備を進め、慰霊碑とひろばがこのほど完成しました。 今年の追悼式には、韓国在住の遺族十八名が参加されました。長生炭鉱犠牲者遺族会会長のキムフヒョンスさんは、「日本政府が一日も早く私たち犠牲者の遺体を捜し出してくださるよう切にお願い申し上げ」ると挨拶を締めくくりました。 遺族の方々は、慰霊碑に向かって、チェサ(祈り)を捧げました。 韓国の遺族の皆さんがチェサ(祈り)を捧げました
来年度の高校授業料の免除者
一部負担の前納避けよと要請
高校授業料無償化に国が来年度から所得制限を導入するもとで、学校や自治体によっては、免除対象者を含め新入生全員に年間授業料の前納を求める恐れがあることが、日本共産党の田村智子参議院議員の調査で明らかになりました。これは、国が所得制限導入し、これまで無徴収だった授業料を一度発生させた後に免除対象者に支援金を出す仕組みに変えたからです。 田村参議院議員の指摘を受けて、文部科学省は、五日、都道府県教育委員会に事務連絡を出しました。事務連絡で文部科学省高等就学支援室は、「授業料を徴収せず、就学支援金と相殺させることが望ましい」と、生徒・保護者の負担に留意した運用への協力を求めています。 藤本県議は、七日、県教育委員会に対し、文部科学省の事務連絡に基づき、県内の生徒・保護者に授業料の前納を求めないよう要請しました。県教育委員会の担当者は、「文部科学省の事務連絡の趣旨に添うよう検討する」と回答しました。
宇部市新春のつどい盛大に
二月二日、日本共産党宇部市後援会の新春のつどいが行われ二百名を超える市民が参加しました。 来賓として久保田市長から挨拶を受け、長州南蛮連の踊りが披露されました。藤本県議は、来年の一斉地方選挙に向けての決意表明を行いました。
長州南蛮連の皆さんがよさこい踊りを披露しました
一気
高野和明著「ジェノサイド」を読んでいます▼この本は「山田風太郎賞」「日本推理作家協会賞」「このミス二〇一二年版国内編第一位」「二〇一二年本屋大賞第二位」などを受賞しました。また、この作品で、高野さんが直木賞候補にもなりました▼文庫版の解説で瀧井朝世さんは「ただ楽しかった、面白かったというだけでなく、何か違う風景を見てしまった、すごい体験をしてしまった、という感覚にとらわれながら本を閉じる。心に残る娯楽小説とは、そういうものだ。そして本作はまさにそうした小説であり、著者のエンターテーメントに対する誠実さと、人間というものへの信頼と計り知れない労力があってこそ生まれたもの」と語っています。▼私の読書生活の中でも超弩級といっていいテーマと内容を秘めた小説です。今年は高野作品と向き合う年にしたいと思います。
23日投票の山口県知事選挙に日本共産党公認として
ふじい直子さんが立候補
みんなの県政をつくる会はふじい候補支援
日本共産党県委員会は、一月二十七日、県庁内で記者会見を行い、六日告示、二十三日投票で行われる知事選挙に党公認としてふじい直子さんを候補者に擁立すると発表しました。
佐藤県委員長は、「あらゆる面で暴走する安倍政治と真正面から対決し、県民の平和と暮らしを守ることが最大の争点となる。ふじいさんは、昨年夏の参議院選挙選挙区候補として安倍暴走ストップで大健闘し、十六.六%、党として過去最高の得票率を得た。知名度随一、論戦力抜群の試されずみの政治家だ」と強調しました。
ふじい候補は、「安倍首相『足下の県』でなく、県民に顔を向けた知事になり、県政の隅々に憲法を生かし、暮らし・平和を守る政治を行き渡らせたい」と決意を語りました。
「みんなの県政をつくる会」の福江代表世話人は、「会として候補者擁立に至らなかったが、会と政策協定を結んだふじい直子候補を支援してたたかう」との声明を発表しました。
記者会見で発言するふじい直子山口県知事候補
日本共産党県委員会・県議団
2014年度予算要望書提出
一月二十一日、日本共産党山口県委員会と同県議団は、二〇一四年度予算に関する要望書を藤部知事職務代理者に提出しました。 当面の重点要望は、十一分野三百八十一項目です。新規は五十八項目で、一部新規は十七項目です。
緊急重点要望五点について懇談しました。 緊急重点要望は、次の五点です。①岩国基地の際限ない拡大強化に反対し、県民の平和と安全をまもる②上関原発計画に伴う公有水面埋立免許は失効させ、新規建設は許さない③TPP(環太平洋経済連携協定)参加に反対し、県内産業をまもる④社会保障制度を解体する「プログラム法」の施行を許さず、県民のいのちと健康を守る⑤大企業に偏重した産業政策を見直し、地域の資源と人を生かした地域循環型の産業育成をすすめる 藤部知事職務代理者は、「提案いただいた内容は、予算編成に生かしていきたい」と答えました。
辰巳議員らが第二関門橋視察
一月二十三日、日本共産党の辰巳孝太郎参議院議員と、山口県議団、下関市議団、北九州市議団などが、復活の兆しを見せている第二関門橋を下関側から視察しました。
辰巳議員は、「国が緊急に取り組むべきことは、新規事業よりも老朽化している構造物の改修だ」と発言しました。
第二関門橋の計画地を視察する辰巳参議院議員
一気
一月二十六日、上宇部地域で活動された「吉見文博さんをしのぶ会」が行われました。吉見さんは、生前、私が選者をしている山口民報の川柳コーナーに多くの投句をいただいた方でした▼吉見さんの句の中で「ピカドンを知らずひたすら手を合わす」「八月の六、九、十五、忘れまじ」などは、七十五年の人生に裏打ちされた良句です▼私が好きな句は、吉見さんの人生を現した作品です。「喧嘩した二人の角を流す雨」。吉見さんの人生の中に、こんな一幕があったのでしょう。「まだ散れぬ大樹にすがる未練花」。吉見さんは、きっとこんな思いで天国に旅立たれたのでしょう。平和を求めた吉見さんの遺志を、しっかり引き継いでいこうと決意を新たにしました▼最後に吉見さんへの私の献句を紹介します。「温かな花を咲かせて逝った人」。吉見さん長い間ありがとうございました。