「寄生獣」で漫画家の岩明均さんを知り、今、近著の「ヒストリエ」を読んでいます。
物語は、古代オリエント世界を描いたものです。
主人公は、マケドニア王国のアレクサンドロス大王に仕えた書記官エウメネス。
私はこの時代に馴染みはありませんが、波瀾万丈なエウメネスの人生に目が離せません。
子どもたちにとっては、もっと馴染みがない時代の物語だと思うのですが、小学4年の長女もワクワクしながら読んでいます。
岩明さんは、漫画の世界を深めた人物だということが二つの作品を読んでわかります。
小説では伝わらない、漫画にしては奥深い世界を独自に描く岩明さんの世界に感銘しながら読んでいます。
漫画を再認識できる作品です。
原作は、雑誌で継続中のようです。現在までに単行本が8巻出ていますが、今5巻を読んでいます。
エウメネスが自由になり、故郷に帰った頃の物語です。
これからどのような道を辿ってアレクサンドロス大王の書記官となるのかワクワクします。
岩明ファンの皆さん感想をお聞かせ下さい。
県議会総務企画委員会が本日開かれました。
本委員会でも様々な問題を指摘しました。
第一は、女性の採用・登用問題です。
人事委員会の「平成26年職員の給与等に関する報告及び勧告」に「人事行政の運営についての報告」があります。その中に、女性の採用・登用として「本県においても、採用、登用及び人材育成に係る取組について、女性受験者の増加を図るとともに、女性職員が政策・方針決定過程へ参画する機会を拡大するなど、より一層の取組が必要」と指摘されています。
私は、この指摘も受けて県の女性の採用・登用の取組みを強化すべきと質しました。
市原人事課長は、「人事委員会の指摘を尊重して対応したい」と答えました。
次に、小瀬川第二期工業用水の未事業化に係る管理経費についてです。
企業局は37600?/日の工業用水の権利を弥栄ダムで保有しています。その内、工業用水として利用されているのが、5600?/日。事業化されていない水が32000?/日あります。2013年3月末に一般会計から155億余の補助を行い、事業化されていない工水部分の企業債残高を返済しました。
現在、工業用水は、企業局から県に移管され、一般会計から毎年ダムの管理経費約4000万円を払い続けています。また、一般会計から2016年度まで、残った企業債残高約4億余円の返済しています。
私は、32000?/日の使われていない資産を今後どうするのか質しました。
上野総合企画部長は「県民の貴重な財産だと考えている。活用方策について引き続き検討していきたい」と答えました。
次に「やまぐち産業戦略推進計画」で取組を進めている光市から下松市まで工業用水道管を36億円の事業費をかけて敷設する「島田川分水ルート」についてです。
平成31年度中を目標に、14100?/日を企業局に供給しようとするものです。
私は、帝人徳山事業所では、15600?/日の工業用水が企業局から提供されている。事業所の閉鎖と島田川分水ルートによって周南地域に29700?/日の水が供給できることになる。帝人の事業所閉鎖を受け、周南で工水のニーズ調査を行い、島田川分水ルートの事業規模を精査すべきではないかと質しました。
松田産業戦略部審議監は「企業局の検討状況を注視したい」と答えました。
次に、空母艦載機部隊の移駐問題についてです。
井原議員の一般質問に対し「普天間基地移設の見通しについて『少なくとも沖縄県知事が理解される方向性が出される必要がある』と答弁してきた。「昨年末に、当時の仲井真知事が公有水面埋立を承認されたということで、基本的には沖縄県知事の理解は得られたものと受けとめた。」と答弁しました。
私は、この答弁は、空母艦載機部隊の受け入れを認めたということかと質しました。
磯村基地対策室次長は「翁長知事就任後の状況を注視している。また『少なくとも』と答弁しているように、沖縄県知事の態度は、判断基準の一つの要素だ。よって空母艦載機部隊を受け入れた状況ではない」と答弁し「『普天間基地移設の見通しが立たないうちに、空母艦載機の移駐のみを切り離して進めることは認められない』との基本スタンスに変更はない」ことを強調しました。
総選挙、一般質問、委員会質疑とハードでしたが充実した日々でした。
議会閉会の木曜日まで緊張感を維持して頑張ってまいります。
引き続き、県政全般に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
本日、日本共産党宇部東部支部忘年会が行われました。
私と岡本宇部市議が挨拶を行いました。
宇部東部支部忘年会で挨拶する岡本市議
私が、総選挙に関わって挨拶した部分の主旨は以下の通りです。
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今回の総選挙は、10数年ぶりの本当に嬉しい結果でした。
何と言っても、中国ブロックから大平さんを国会に送ることができたことは、喜び一杯です。中国ブロック、定数11。前回は、16位で落選しましたが、今度は、8位で堂々と議席を獲得できました。
日本共産党は全体で8議席から21議席に躍進しました。オール沖縄で赤嶺さんが、沖縄1区の小選挙区で議席を獲得したことも快挙です。
日本共産党は、参議院で11議席ありますので、衆参で32議席になります。提案力が大きく伸びます。参議院に続いて衆議院でも議案提案権が獲得できました。そして、党首討論にも参加できることになります。
日本共産党が、選挙で訴えてきた増税反対、平和と暮らしの提案を大平さんに大いに行っていただきましょう。国政に関わる問題を大平さんに届け、身近な問題も解決していきましょう。
総選挙にいただいた皆さんのご支援に心から重ねて感謝いたします。
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引き続き、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
本日、午後1時から一般質問で登壇しました。
今日、一般質問で登壇した私
今議会も、様々な前進がありました。主なものを紹介します。
まず、県政の重要課題に対する対応として、男女共同参画問題を取り上げました。
知事から男女共同参画基本計画の次期計画の策定を検討するとの答弁がされました。
半田環境生活部長からは、女性管理職の登用目標を次期男女共同参画基本計画で設けるかどうか検討するとの答弁がされました。
雇用問題では、来年3月で解散するウベボードの問題を取り上げました。
私は、「宇部興産が責任を持ってウベボードの従業員全てを新会社と宇部興産グループで再雇用すべき」と質しました。
木村商工労働部長は「宇部興産はそのように努力したいと言っている。県としても関係機関と連携して再就職の確保を進めていきたい」と答えました。
農業・農村問題では、鳥獣保護管理計画について質問しました。
半田環境生活部長は、「来年度に、改正鳥獣保護管理計画に基づくニホンザルの管理計画を策定したい」と答えました。
ニホンザルの管理計画を山口県が策定すると中国四国地方で初めての計画となります。
次に、障害者問題では、山口県障害者福祉センターの体育館の改修について質問しました。
小松環境生活部長は、「今後、改修内容を検討する」と答えました。
私は、「コンクリート床の改修を検討するのか」とただし、小松部長は、「コンクリート床の改修を含めて、今後検討する」と答えました。
教育問題では、徳山高校、下関商業、山口高校の各定時制への養護教諭の配置問題を取り上げました。
浅原教育長は「指摘のあった各学校へ来年度から非常勤の養護教諭を配置する予定だ」と答えました。
業務時間が100時間を越える教員数について浅原教育長は、「今年の4月から8月の間に県立学校で月平均324、各市町立小学校で月平均21名、市町立中学校は月平均で390名。産業医による面接指導の実績は、平成25年度県立学校2件、小中学校11件だ。」と答えました。
引き続き、来週から行われる総務企画委員会の準備に取り掛かります。
県政全般に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。